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あられもない祈り
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あられもない祈りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 41~50 3/3ページ
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なにが祈りなのかよくわからず、主人公にも魅力を感じませんでした・・・。 島本さんの本はナラタージュは楽しんで読んでいましたが、最近はどうしちゃったのかと悲しいです。 幸せになりたいのか、自己憐憫に浸りたいのか、なんだかよくわからなくて・・・。 結局それぞれの人物が自分のことしか考えず、悲劇のヒロイン的な自分の世界に閉じこもっているようで、 小説を読んだ後はいつも本の中の世界観が頭から離れないのですが、何も残らなかったのは初めてです。 そういう話だと言われたら、そうなのかもしれませんが。 学生ではなくなって、社会に出てみて、ナラタージュを読んでみて、「先生」に重みを感じなかったのですが、 それと同じようなリアリティのなさを感じました。 「あなた」の奥さんが電話かけてきたことに、「あなた」が動揺するとことか、好きなとこもあるんですが…。 うーーん。 | ||||
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絶賛されていたから期待が大きかったのもありますけど裏切られた気分です。 生活力のない母に金銭面で苦労をさせられるヒロインには同情するものの、なにかしら救いが欲しかったです。 家族愛もだめ、恋愛においても一方は心中をせまる男、もう片方は不倫で行き詰っている。ヒロインも意思の強さがなくどっちつかずでぶらぶらしている。それら登場人物達にリアリティがあるかというと無いですし、始終夢の中にいる感じがしました。 | ||||
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あまり楽しめないお話でした…。 楽しめないというのは“暗い雰囲気を醸し出す作品”だから、という訳ではなく単純に 話しとして駄目でした私は…。 リストカットの場面がすごく違和感を感じましたし、そこらへんをもう少し 客観的に見て直せなかったのだろうかと思ってしまい…、それを思わせる時点で 駄目だよなぁと。 「あなた」と「私」。二人の名前を出さない、という試みは大胆で素敵だと思いましたが、 それが逆に作品の不自然な部分をさらに浮き彫りにさせたような気がしました。 本を選ぶ上で繊細な表現を大切にされる方には素敵な作品だと思います。 | ||||
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この作者は、早くにデビューして、おそらく社会経験が薄いのだろう。 年齢の割に、ものを見る目が未熟に思える。 人間の内面を見る力は、鋭敏に感じた。 だから、心情描写は生々しいのに、目で見えるものにはリアリティがないという、 ひどくいびつな色合いをしているせいか、 主人公の足取りや、ひとつひとつのエピソードが、 その場の思いつきで継ぎ足されていったように、継ぎ接ぎだらけのように感じた。 作者曰く「名前すら必要としない二人」の物語らしいので、 目で見えるものの描写が弱いのは、あるいは狙いなのかもしれない。 人物をシルエットにして、内面だけ描こうとしたのであれば… でも視覚描写が弱いんじゃ、読み物としては致命的だし、普通は入り込めないよなぁ。 読者の評価は低いみたいですね。 各所のコメント等見てみると、絶賛してるのは作家と書店員ばかりで、 一般の方々のレビューは結構散々です。 | ||||
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美しい文章であり描写も素晴らしいのに、いかんせんストーりーの流れが悪く、 読者を置き去りにしている。 作品として一貫して流れるのは暗いテーマであり、最後まで「祈り」らしきものが見当たらない。 全体的に上滑りしている感じが強くて残念。 | ||||
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僕は、某新聞社のインタビュー記事を読んで、買って読みました。・・・で、感想ですが、ご自身の気持ちも織り交ぜて書いていらっしゃるような気がしました。ご自身も「書きたいことを書いた」と記事の中で、おっしゃていました。が故なんでしょうね、あまり共感が得られなかったのは。でも、「私」の”病んでいる”感は、伝わりましたよ。リストカットの用い方は、(仮に事実だとしても)巷に溢れる安っぽい”不幸の記号化”に思えましたけどね。部分、部分で良い箇所も見受けられたのですが絶賛する程では、ありませんでした。でもアベレージで星が1つなのも低過ぎると思うので、レビューを書かせて頂きました。ただし、僕が書いたレビューは、読了した方に宛てた物であって、これから読もうと思う方は、それなりの読書量を要求されます。初心者の方などは、読んでも「何のコッチャ。」となる可能性は、大です。個人的に興味があるのは、「心の病」を抱えていらっしゃる方、もしくは、近しい人にそういう方がいらっしゃる方に、読んで頂いて、レビュー(賛否どちらでも構わないので)を書いて欲しいな、と思います。 | ||||
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主人公が繊細なのか勝手なのか最後までよくわからなかったがとことん共感できない内容だった。 主人公の面倒くささが終始イライラさせる感じで最後まで読むのがしんどかった。 疲れてるときにはあまり読まない方がいいです。 | ||||
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ナラタージュに出会って以来、島本さんのファンです。情景が自然と目に浮かぶ、細かな描写が好きです。 でも、最近の作品はあまり好きでありません。この本もまったく感情移入できず、正直がっかりしました。あえて狙っているのだとは思いますが、筆足らずというか、わかりづらい表現にいらいら。 あと、リストカットはやめてほしかった…これでは安直な携帯小説と同じ。 以前のように、切なさの中にも救いや温かさのある物語をつむいでほしい、と心から思います。 | ||||
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終始イライラする話で終わった。最近、このパターンの話しか書かれてませんよね。ところどころにある、はっとするような描写がもったいないです。 | ||||
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あいわからず主人公の若い女性以外のキャラクターが弱く、説明・説明だけの文章でどうにも共感できない「作品」だ。 大ファンの方からすればいつもの「透明感あふれる」「せつない」「もどかしい人間関係」・・・などと納得して安心するのだろうけれど もういい加減「底の浅い」作品を書くのはやめたほうがいいのではないか。 10年後この人は「作家」として残っていられるのだろうか? | ||||
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