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Red
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Redの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 21~40 2/3ページ
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よい | ||||
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不倫している主人公は、途中 「罪悪感ではなく、倫理観でもなく、自分自身が混乱せずに生きていくために」 別れるべき、と常に揺れ動く。 これが不倫をしている人の率直な考えなのではないだろうか? 良くも悪くも全体的に綺麗にまとまっている小説だった。 | ||||
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途中途中の情景の描写は好みがあると思いますが、人の気持ちの描写がとても引き込まれました。 言葉にならない感情が腑に落ちる言葉でした。一部の方だけが共感できるわけではなく、登場人物ごとに思い入れやすいと思います。主人公の目線で話が展開していますが、他の人の心情も見て取れるようでした。 | ||||
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イケメンの夫と可愛い娘をもつ主人公が、元恋人、それも大学生のときの歳上の男性と再会して、官能小説の世界に踏み入る物語。妻であり、女性であり、元彼女である主人公は、踏み入れたらいけないのを承知で、いとも簡単にエロティックな欲望の世界に踏み込む。主人公を擁護し応援したくなるほど魅力的にみえてきます。とびきりの美人ではないが、男性受けする主人公の恋は、官能愛から純愛に変わるようにエンディングを迎える。直木賞を獲りそうな小説でした。 | ||||
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読み進みたいのだけれども、とても一息に読み通すことは出来なかった。これまでの人生を振り返り重ね合わせてしまう。濃淡の違いこそあれ、それなりの年齢であるならば、少なからぬ人々にとって、何かしら思い当たるところも有るのではないか。無傷で生きることは難しい。遠い記憶の淵に沈んでいたはずものが抉り出され、ヒリヒリとする胸の痛みを、息苦しさを、忍びながら、休み休み、幾度もページを後戻りさせながら、行きつ戻りつ、何とかやっとの思いで読み終えることが出来た。煩悩も生きていればこそということか。今ここに生きて在ることの、根源的な果無さと其れゆえの狂おしいまでの愛おしさを描き切った傑作と読み取った。 島本理生さんの作品はこれが初めてだが、この小説がわずか31歳のときに書かれたことに只々驚嘆する。天に与えられた才能とはこういうことを言うのか。 | ||||
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読み手の立場の違いによって印象が別れる作品はないと思う。不倫にばかり目がいくひともいるが、 現代の母親がもつ問題をこれほど盛り込み問題ごとの母親の素直な気持ちを描けた作品はない。不倫は主人公が日常を見つめ直すきっかけにすぎない。働く、働きたい母親が理解のない中で懸命もがいている姿に感動する。 | ||||
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内容としては、少しガッカリしています。もう少しセックスが綺麗に、心に残るような蕩けるぐらいの表現が有っても 良いのではないか。 | ||||
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直木賞作家・島本理生さんが大人の男女の愛の形を描いた秀作官能恋愛小説ですね。帯に映画化!2020年2月全国ロードショーと書かれているのを見てきっと多くの人々が官能シーンに期待して観に行くのだろうなと思いますが、何か私にはそれが少し悲しく思えますね。でもそれは自然な人間の営みには違いないのですが。題名「Red」は著者の感性による表現なのでしょうし読者も文句を言わずに受け入れるでしょうね。娘・翠の将来を考えた上でのヒロイン塔子の決断はベストだったと思いますし、翠ちゃんママの気持ちが解る時が何時かきっと来るよ。 | ||||
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ただの不倫のエロ話かと思っていましたが、とてもストーリーに引き込まれる、印象に残る小説でした。一気に読める!島本先生のファンになってしまった❗️ | ||||
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40代の主婦です。引き込まれて一気に読みました。主人公は確かに流されやすい所はあると思う。せめて小鷹くんからは迫られても断ろうよ、とは思いました。でも、好きな人と肌を重ねるって、人として生まれた醍醐味だと私は思う。夫婦間のセックスレスがどれだけ深刻か、単なる男の人の放出メインじゃない、時間をかけた深いセックスをしたことがある人なら、鞍田との関係がなぜ切りたくても切れないのか、あんなにも惹かれるのか理解できると思う。それくらいセックスが大事なものだと、この年になって気付いた。私もきっと、若い頃に読んでも全然分からなかったと思う。今は激しく共感。これを30代で書いてしまった著者って、単純に凄いなと。 | ||||
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読んでて引き込まれました。初めて島本理生さんの作品を読みましたが、とても読みやすい文体でした。実は私も塔子と同じ境遇です。義両親と同居ではないけど、あまり、主人とはうまくいっておらず、子供の事を考えると離れることは出来ない…。 塔子に感情移入してしまい、最後のエピローグでは涙ぐんでしまいました。なんて切ないんでしょう。だけど、翠の言葉や態度で、きっと塔子は気づいたんでしょうね。 ある意味現実的で切なく、ずっと心に残る、そんな小説でした。 | ||||
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この本の本質的なテーマは「既婚者のセックス」ではなく、「異性への承認欲」です。 島本理生さんが直木賞を受賞したファーストラヴの中でも「孤独と性欲と恋を見分けるのは難しい」と述べているように、異性への情動は単純に一言で言い切れるものでは無いのでしょう。全ての女性が「娘」であり、「恋人」であり、「妻」であり、「母」であり、そして「人間」である | ||||
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官能小説と知らずに買ったのですごくよかった。 エロい不倫の話かと思ったら、割と家族の話だったりする。 どうしても鞍田さんが「女子大生に手を出したおっさん」の像が強くて、女子大生のわたしは最後まで不快感が拭えなかったけど。 | ||||
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なぜ島本さんの作品はこうも切ないのか...毎回結末の切なさに涙です。 でも共感出来ない方もいるとは思いますよ。 状況に重なるところがある人は読み入ってしまうと思います。 | ||||
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読んでいくうちに、どんどんひきこまれていく内容です! | ||||
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島本理生さんが書いた官能小説、という煽り文句に惹かれて買いました。 と言っても「ナラタージュ」しか読んでいません。 塔子と鞍本さんの、追いつ追われつするセックスは素敵でした。 男性レビュアーさんの中には、女性がイクってことが、とても大切なことって知らない方がいらっしゃるようですね。 “童貞マインド”(笑) きっと貴方のパートナーさんは、貴方とのセッ………(笑) 愛されること、ずっとずっと愛されること、主人公は自分自身の“正解”を手に入れたんだと思いました。 なかなか、お腹にズッシリくる小説でした。 | ||||
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どんな物語もそうでしょうけど、この本は男性か女性か、未婚か既婚か、満たされてるか満たされてないかで受け止め方が大いに変わる作品に思えます。 私は既婚女性、優しい夫ではあるけれども塔子と近い環境に置かれていて、それを幸せだと思い込んでる時期があったので、主人公にはとても感情移入してしまいました。 この物語が安っぽくて見てられないとしたら、現実だって案外安っぽくて容易いもんな気がします。 | ||||
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暑い夏 エアコンの中で 一気に読みました。面白い!! | ||||
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夫婦と言う他人と言う新書も有ります 今の時代夫婦とは何か を改めて考えさせられる作品と思います | ||||
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たぶん初めてだと思います、女性作家の執筆した官能小説を読むのは。 表紙に圧倒されました、女性の後ろ姿。 ”ジャケ買い”する人ですが、第一印象で負けました。 女の人は自分の両親と同居はイヤなのだな~と思いました。 また、何もしない夫の不満についても書かれています。 | ||||
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