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真贋
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真贋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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イギリス帰りのキュレーターという舎人刑事は、陶磁器が鑑定できるってことは、東洋美術を研究していたってことでしょう。ご都合設定には目をつぶるとしても、まったく説明が足りていません。それから、全体的にシナリオが練れていない。市井の骨董屋の店主が声高に叫んだって、誰も相手にしないだろう。ラストのどんでん返しも、種明かしが雑過ぎます。一方で、警察関係の出来事が緻密に描写されているものだから、手を抜いたところが余計に目立ちます。きわめて2星に近い3星です。 | ||||
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原則を頑なに守り、合理性を重視した捜査に拘るキャリアエリートを主人公とした著者の代表作である隠蔽捜査シリーズとは180度異なる本シリーズはウェットな人情の機微に焦点を当てている点が特徴であり、その中でも本作は警察本部対所轄署間のみならず、新米警察官対格下の先輩、警察官対犯罪者間の心の交流までをも暖かく描いている。複雑な事件の真相を最後まで明かさずに読者の興味を繋ぐ推理小説としても楽しめる傑作だと思います。 | ||||
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秋穂と萩尾警部補のコンビは私達サラリーマンにも勉強になることが色々あると思わされます。 | ||||
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今野敏の小説が読みたかったので購入させていただきました。やっぱり面白かったです。 | ||||
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穏やかにストーリーが展開するこの萩尾警部補シリーズは最初は少しもの足りない感じもしたけど、これかこれで味があって面白いと思うようになりました。 | ||||
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今野敏氏の作品には外れがありません | ||||
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今目の前にある出来事に、人間の心を観る! | ||||
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絶対プロになる、必ず成長するという覚悟がなければ、変態は望めない。 よく「きっかけ」さえあれば、人は変われるといい勝ちだが、活かす気がなければ、如何なるチャンスが眼前に現れても掴むことはできない。 起訴されたなら有罪率99.9%という中、刑事の勘というエビデンス(科学的根拠)のなき見込み捜査で、安直に捜査方針を決定しての、グダグダからのどんでん返し? う~ん。 | ||||
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今回は古いドロボウ達の引退と継承を巡るお話。 誰がダケ松の弟子かという最後までおもしろい展開。 | ||||
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隠蔽捜査で今野敏さんを知った者からすると、寝る間も惜しんでと言うには程遠い作品ですが、登場人物のキャラはさすが。 隠蔽捜査が素晴らしすぎましたね。 | ||||
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渋谷のデパートで焼き物展で国宝の曜変天目が展示されることに。盗難を扱う捜査第三課のベテラン刑事萩尾と相棒秋穂、詐欺を扱う捜査二課の杉田、常習犯でダケ松こと松井栄太郎、そして故買屋の八つ屋長治との駆け引きが始まる⁉️ このシリーズはおもろいなぁ(  ̄▽ ̄) | ||||
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刑事、盗人、古物商、この登場人物の思惑と駆け引きが面白い。犯罪も犯人も判明しているが確証がない。 | ||||
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どんでん返しや読み応えはないかもしれないが、イメージが湧きやすく、読み易さがいい。 難しい本が殆ど頭に残らない私にとっては、印象に残った一冊。 | ||||
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今野敏の著書をほぼ全て読んでいる自分としては、納得の内容。 色々なジャンルを手がける今野氏の作品群の中で、警察モノは「ドラマなどでは〇〇だが、実際は、、、」と言うセリフが頻繁に出てくる。例えば、捜査車両が少ないので、基本移動は電車やバスを利用するなど。 本作でも、この様なセリフが何回か出てきており、TVドラマ化を意識した様な作品が続いた後だけに、本来の今野作品が戻ってきて安心して読めた。 しかし、内容はお粗末の一言。 本作は、西村京太郎氏の十津川警部シリーズの様な、主人公(本作の場合は萩尾氏)が最初から事件の筋立てをし、その通りに物語が進んでいく手法。なので、会話によって、または聞き込みなどによってヒントを得て物語が進んでいく手法の従来の今野氏作品と比べ、物語に深みや展開が全く無い。 また、曜変天目は別の今野氏の作品でも出てきたし、べらんめい口調の警察官も多々出てきている。ある人物に同じセリフを何度も言わせるのも、他作品で良く散見される。 更に今野氏の作品に驚きのトリックを期待している訳では無いが、読んだ瞬間に入れ替えのトリックがわかるというのも、流石にちょっとと感じる。 そして、警察の行動に関してはドラマの様では無く実際に即して書いているにも関わらず、キュレーターの資格を持つ警察官や泥棒と接点を持つ美術館員など、この2人の人物像が描ききれていない為に、妙に非現実感が浮き出てしまっている。 | ||||
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今野氏の作品は、ほとんで読んでいます。一番いいなと思う作品は、「ビート」でしたが、「真贋」に変更しようかな、と思っています。好きな作品は、「奏者水滸伝シリーズ」。 「ビート」や「奏者水滸伝シリーズ」がお好きな方に、この「真贋」はおすすめです。 「現実にはありえない」とか、「話がよめてしまう」とか・・、こういった観点ではハカレナイ「もの」をいただきました。感謝 | ||||
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資格だけあって実地経験のない「キュレイター」刑事が変目茶碗の真贋の鑑定ができることはありえない。 ストーリーも単純で辟易した。 | ||||
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前作「検証」からかなり時間が過ぎてからの第2作目。 読み終えて感じたのは、主人公が捜査に違和感を感じ、なぜだろう・なぜだろう?と考えていく延長線通りの結果に進んでいくストーリーが誘導されていくことである。うんざりした。 もともと力量がある作家なのに…こういうパターンは本当に残念である。 簡単に言えば、ストーリーが読めているということである。 かなり残念である。 | ||||
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萩尾警部補シリーズは「確証」に続き、盗犯ものとして、隠蔽捜査シリーズ、安積班シリーズとは違った味わいがあります。 すぐれわざがひかる。 いぶし銀の世界が展開していきます。 明快で読みやすい流れ。 人情味があふれていて、ちょっとくだけた物言いもあって、おもしろい。 繰り返し出てくる「先輩を呼び捨てにするのはやめろと言っているだろう」の定番セリフ。 追いつ追われつのどちら側も職人肌であるほど、こだわりが強くなるようです。 いぶし銀のわざ師ならではの、あ・うんの呼吸と人情味も増してきます。 “経験と勘”により、仮説を立て推論を導いていく、泥臭い職人わざの世界。 それと、ベテランと新人との師弟関係がOJTしながら、連携しつながっていくことを力説しています。 事件の真相を追っていく姿を結末までユニークな展開で存分に味わえます。 | ||||
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目利きの窃盗犯,ダケ松が逮捕された.主人公の萩尾警部補は弟子の秋穂と捜査に当たる.そこでダケ松の窃盗は弟子をかばうためと気付く.ダケ松の取り調べでデパートの陶磁器展で国宝の耀変天目茶碗が盗まれるという情報を手に入れ,質屋の八つ屋長吉が関与するという情報を入手する.知能犯係の刑事,舎人の参入もあって,美術館の音川キュレーターへ真偽問題を持ち込む.デパートの展示が開始されて,長吉が展示されている耀変天目が偽物と言い出す.舎人の真偽眼も保証されているのだが,美術館では音川と舎人が本物と確認したのになぜ偽物と言い出したのか. 相変わらずのセリフが多いとんとんと進む内容で,弟子をどのように育てるのか,というテーマに対し,刑事,窃盗犯,知能犯係などの各種プロにおける様々な人間模様を描き出している.最近の今野敏の作品には,昔からの時代劇における捕物帖をネタにしていることが多いような印象がある.潜入捜査は水戸黄門,マル暴総監は暴れん坊将軍,そしてこの萩野・秋穂シリーズは鬼平犯科帳である.昔からの時代劇捕物帖には,今の警察モノに共通する何かがあるかもしれない. | ||||
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