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ドリームバスター
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ドリームバスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
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SFファンタジーの『ここはボツコリアン』を読んだ後だけにまた似たような作品で苦痛な読書を強いられると思いきや裏切られた。 結構まともなファンタジーで今後もある程度期待できそう。 一般文学通算2369作品目の感想。2020/01/04 14:50 | ||||
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現代の日本人が見る夢のなかに別の世界の犯罪者が入り込んでくる、そいつらを捕まえる賞金稼ぎの話。 設定がしっかり作り込まれていて説明も細かく丁寧に書かれてるので読みやすいです。 ファンタジー物ですが、被害者の抱えるトラウマやそれを現す悪夢がなかなかエグいです。結構恐いシーンもあり、リアルな描写も多いので大人でも楽しめると思います。 この本はまだまだ序章ですので物語の触りの部分しか収録されていません。これからどんどん風呂敷が広がっていき面白くなっていきます。 | ||||
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男の子の言葉ではない。おしゃべりの女の子の退屈な話を聞かされてる感じがする。 宮部みゆきはこの手の作品を書く能力はないのだろうか。 | ||||
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想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。 | ||||
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少し軽めの、微笑ましいお話。 アニメ的タッチの表紙の絵が、この小説のやはりアニメ的イメージをそのまま表してます。 後味の悪い小説の後で、軽いお口直しに最適 ってところでしょうか。 | ||||
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1〜2巻は小造りな内容で、「このまま読み進めるのもなぁ」と思っていたが、3巻あたりから、本来のストーリが展開し惹き込まれていく。登場人物も少しづつ増えいていき、主人公としっかりと絡み、それぞれの魅力を増していく。マトリックス的な近未来的な舞台設定や凶悪な犯罪者との対峙というと、殺伐とした作品となりがちですが、読み手をほっとさせるのは「心」や「愛」を尊重した原作の賜物でしょう。 | ||||
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子供向けファンタジーと評した方がいましたが、大きな間違いです。宮部みゆきさんの多くの作品を読んできたアラフォー世代の私が家事や仕事も手につかないほど引き込まれました。登場人物のキャラクターが目に見えるように活き活きと書けています。悪夢にうなされる人を救い、悪夢の中の逃走犯を仕留める時や‘時間鉱山’での出来事はジェットコースターに乗っているような感覚になりますが、主人公シェンの母親への憎悪と恋慕の葛藤はフロイトの精神分析学にも勝るとも劣らない筆致で描かれています。物語のワクワク感やドキドキ感が私の頭の中で、若返り効果を生んでくれたようで、更年期的症状が治まってしまいました。その事実に自分でもビックリしています。40代・50代の方にも活力剤となる本書です。ぜひ! | ||||
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子供向けファンタジーと評した方がいましたが、 世代を超えて十分読み応えがあると思います。 家事や仕事で読むのを中断するのが惜しいほど引き込まれました。 登場人物のキャラクターが目に見えるように活き活きと書けています。 悪夢にうなされる人を救い、悪夢の中の逃走犯を仕留める時や ‘時間鉱山’での出来事はジェットコースターに乗っているような 臨場感があります。 何よりも主人公シェンの母親への憎悪と恋慕の葛藤は フロイトの精神分析学にも勝るとも劣らない筆致で描かれていて、 作品に深みと奥行きを与えています。 物語のワクワク感やドキドキ感が私の脳を活性化させてくれたようで 不調だった体を回復させてもらいました。 その事実に自分でもビックリしています。 長編なのに、作者の狂いのない構成には脱帽! SFとミステリとファンタジーが見事に融合している作品です。 | ||||
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これは冒険ストーリーなんだから、もうちょっとすっきりさせた方がいいんではないでしょうか…。このテの話だったら細かいことはいいのに、こう…詳しく書かれすぎてて、逆に混乱します…。これを読んでいて、気持ちが高ぶることは、一度もありませんでした。とにかく早く終わってほしいと。とても続きを読む気にはなれませんでした。 | ||||
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ハードカバーで読むのがあまり好きじゃない私は、でも耐えきれず でかいドリームバスターを学校の図書館でちょっと読んで 「あっ、やっぱ宮部みゆき楽しい!」 って思って、パタン!と本を閉じました。 それから2年くらい待ったかな…? ついに持ち運びサイズで、しかもイラストがリニューアルで出てくれました! 買いました!読みました!! 私はホラーとかの「なんかコワイもの」が苦手です。 木目がオバケに見えるだとか、そういうのが本当に怖くてしかたないんです。 その怖さが、夢にも当てはまります。 普通の人にはこわくないモノでも 自分の心の奥の方にある「何か」がソレをこわくさせるんです。 そのこわいものと向き合うのは、凄く勇気がいることです。 なにしろトラウマであったりコンプレックスであったりするわけですから…。 そういう、何のきっかけもなければ素通りしてしまうことに 向き合わせてくれるのがドリームバスター。 この本であり、シェンと師匠であり、DPなのかなー。 まだまだスタートの1巻ですが スピード感と怖いもの見たさ、 個性的な登場人物と、舞台が現実であるせいで いきなりグイグイこの世界に引き込まれちゃって もう現実と物語の境目が消えかけているのでww、 深イイはなs…★★★★★で! | ||||
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最初読んだ時はイマイチだったんですが読んでるウチにだんだんと引き込まれていきました。 そのまま最新刊まで読み、今ではお気に入り作品です。 個々の地球人のドラマのリアルさと、SFファンタジーが上手く一緒になっていてイイ。 後、主人公の少年シェンと師匠のマエストロのコンビもまたイイです。 物語的に軽いわけじゃないですが、だからと言って重すぎもしないのでほぼ誰にでも楽しめる作品になってると思います。 | ||||
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人間の悪夢を舞台に異世界の犯罪者と賞金稼ぎが戦う、なかなか面白い設定ではありました。また特別重たいテーマや要素を持ち込んでいないのでサクサク読めました。しかし軽く読めるという反面、読後にあまり得るものがないというのが正直なところです。あっさりしすぎてるんですよね。中高生なら純粋に楽しめるんでしょうが、私の場合は何か一癖あるようなものを期待してしまうのです。それにここで出てくるテーラの設定や各キャラの人となりがどこかの漫画やアニメで見たような感じがするのも気になりました。 | ||||
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内容はネタばれにな繋がるので深く触れませんが、かなり世界観が綿密に練られているので読み応えというか考え応えのある作品だと思う。主旨も深いし、そこら辺のファンタジー小説と比べ物にならない程面白い!ただ深すぎる故に読者に多少の理解力と物事を寛容に捉える能力(事)が必要ではあると思う。さらに言うならば未完であるので一気に読破したい人にはお勧めできない。 | ||||
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人々の悪夢の中に入り込んだ凶悪犯を捕まえる、ドリームバスターの少年シェンとその師匠マエストロの物語。 悪夢を見てしまう人々が生きる現実世界のリアルさと、夢の中やシェンたちの世界での活劇のバランスがよくて、リアルとファンタジーの両方を楽しませてくれる。 主人公の少年シェンが、読んでいて小気味よくなるキャラクターで、それを取り巻く人々もそれぞれ個性的。 伏線がいくつも張られていて先がとても気になるので、続編が次々でてくれることを願う。 | ||||
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ゆゆゆゆゆゆゆゆん、と ものすごくでっかいブリキのバケツを逆さまにしたような船、 バレンシップが飛んでくる。 乗っているのは、ドリームバスターのマエストロとシェン。 彼らは、悪夢からあなたを救い出してくれるヒーロー。 なのですが実際は・・・ 彼らの故郷テーラで12年前まで行われていた、 「人間の不死化」研究実験中に事故が起こり、 人体実験に使われていた凶悪犯が逃げ出した。 凶悪犯達は、事故で出来た抜け穴を通って、地球へ渡り、 さらに地球人の夢の中へ逃げ込んだ。 彼らを追い、捕まえる賞金稼ぎ、それがドリームバスターなのです。 ファンタジーと、夢の世界はとなり合わせ。 日常と夢。過去と夢。心と夢。 あなたの悪夢も、「凶悪犯」が原因かも知れません。 とはいえ、完結しない長編ファンタジーは、 次に読む時細かい設定や内容を忘れてしまうのが難点です。 | ||||
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悪い夢から日本人を守ってくれるヒーローもの。 そう言ってしまうと浅薄なイメージですが、 その辺はさすが一流作家。 設定には論理的整合性があるし、 (科学的整合性については私がわからない) 悪夢へのアプローチが面白い。 何より登場人物達がとっても魅力的。 人の夢のなかで戦うヒーローなので、 夢を見ている人が悪夢に負けてしまうと一蓮托生。 大変リスキー。 『ああ、みんなの元気をわけてもらうドラゴンボールとか、 子どもに信じてもらわなきゃいけないティンカーベルね』 などと侮ってはなりません。 人の心の葛藤、恐怖、(夢の中だからね) そして世知辛い現実を織り交ぜて展開していくので 子どもはもちろん、大人でも十分に楽しめます。 | ||||
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この物語は、日本人と、テーラという別世界に住む「シェン」という少年と、「マエストロ」というDB(ドリームバスター)のお話です。ある日、日本に住む一人の女の人と、その子供が、一緒に見た夢から、この物語は始まります。突然夢の中にあらわれた踊る黒い影。そして、それを退治しに来たのだと、シェンとマエストロは言います。黒い影の正体は、テーラにもともといた極悪犯罪者の神経と魂。人間の心の弱さにつけこんで、脳に入り込み、挙句の果てに、体をのっとるというのです。彼らがこうなったのにはわけがあり、それにテーラの政府の研究組織が絡んできます。政府は、人間を不老不死に出来ないかと、研究をしてきました。そして、人間を精神と魂の状態にすればいいと、思いついたのです。そこで、「プロジェクト・ナイトメア」という企画を立ち上げて、実験に実験を重ね、とうとう、人間を精神と魂だけにする、ある機械を発明しました。その最初の実験に、極悪犯罪者を約四十名使ったのです。その結果、機械は暴走し、二人死亡、後のものは運よく精神と魂だけの状態となって、生き延びました。さらに、機械が暴走して作られた「0地点」は、「地球」とつながっており、その穴を使って、極悪犯罪者の精神と魂が、「地球」に住んでいる人間の脳の中に入り込んでいるというわけです。それらを退治するため、シェンとマエストロは、「ゼロ地点」に飛び込み、自らも電子信号となって、脳の中に入っていくのです。 〜これを呼んだ感想〜、最初手にとって読んだとき、「この話の流れが見えてこない」と思いました。しかし、それを追い求め、さらに読んでいくうちに、おのずと内容がわかるようになり、楽しくなって来ました。 どこがどう楽しいのかは、読んでみてからのお楽しみです。ぜひとも、読んでみてください! | ||||
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アクションファンタジーの、シリーズものの第1弾ということでかなり期待して読んだが、期待はずれだった。ミステリーのようなハラハラドキドキ感もないし、かといって冒険もののようなワクワク感もなく、中途半端な印象だ。なぜ邪悪なるものが生まれたか、なぜドリームバスターが生まれたか、第1弾ということで詳しく書かれていたが、読んでいる途中で退屈してしまった。ラストはさまざまな謎を含んで終わっているが、続きが読みたいとはあまり思わなかった。 | ||||
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夢の中の『怪物』と戦うドリームバスターとD・P(ドリームパーソン)たちの物語である。SF好きの人間から見たら、それほど奇抜な物語ではない。語り手が時にはドリームバスターだったり、D・Pだったり、他の人だったり、いつもの宮部特有の『しかけ』があるわけではない、とそう思っていた。しかし、さすが語りのうまさもあって、ぐいぐいと最後まで読ませる、人の心の中にあるトラウマと戦う物語なのかな、とそう思っていた。最後の1行までは。 なんだか一筋縄では行きそうに無い。もしかしたら、第一巻は大長編の序章に過ぎないのではないか、そんなことも思わせる本であった。 | ||||
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夢の中に侵入して悪夢を見せやがて本人の意識を乗っ取ってしまうという逃亡犯罪者たちを追い、異世界からやってきた賞金稼ぎ「ドリームバスター」(表紙になっている二人組)を中心に描いたSF連作短編集。犯罪者たちは、人のこころの弱みをネタに人間の心に侵入し、乗っ取ってしまおうとする。作品は、夢を見ている本人を主人公に、夢の中に現れたドリームバスターと協同して、犯罪者に対抗する様子が描かれる。犯罪者たちがネタにする心の弱みは、幼少時の記憶だったり、気づかずに抱えるトラウマだったりする。というわけで、夢の中で、ドリームバスターたちと犯罪者が拠り所とした心の弱みを探すのがメインストーリーとなる・・。心の弱みの原因となるエピソードについては著者らしい展開を見せるが、いかんせん、夢の中での冒険シーンや、そもそもの「ドリームバスター」や犯罪者たちの設定の説明がすんなりいかない印象を受けた。「蒲生邸事件」でも感じたが、SF的な設定描写になるともたつく。もっともこれは雑誌掲載の連作短編を収録した事情のため、毎回同じような説明が入るためかもしれない。夢の中の冒険、というありそうでないストーリーアイディアや、著者らしさを見せる人間描写など魅力的な要素は多い。今後の展開に期待したい。余談ですが、表紙に描かれているのは少年です(最初、女性かと思いました)。 | ||||
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