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ドリームバスター
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ドリームバスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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SFファンタジーの『ここはボツコリアン』を読んだ後だけにまた似たような作品で苦痛な読書を強いられると思いきや裏切られた。 結構まともなファンタジーで今後もある程度期待できそう。 一般文学通算2369作品目の感想。2020/01/04 14:50 | ||||
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想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。 | ||||
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少し軽めの、微笑ましいお話。 アニメ的タッチの表紙の絵が、この小説のやはりアニメ的イメージをそのまま表してます。 後味の悪い小説の後で、軽いお口直しに最適 ってところでしょうか。 | ||||
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人間の悪夢を舞台に異世界の犯罪者と賞金稼ぎが戦う、なかなか面白い設定ではありました。また特別重たいテーマや要素を持ち込んでいないのでサクサク読めました。しかし軽く読めるという反面、読後にあまり得るものがないというのが正直なところです。あっさりしすぎてるんですよね。中高生なら純粋に楽しめるんでしょうが、私の場合は何か一癖あるようなものを期待してしまうのです。それにここで出てくるテーラの設定や各キャラの人となりがどこかの漫画やアニメで見たような感じがするのも気になりました。 | ||||
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悪い夢から日本人を守ってくれるヒーローもの。 そう言ってしまうと浅薄なイメージですが、 その辺はさすが一流作家。 設定には論理的整合性があるし、 (科学的整合性については私がわからない) 悪夢へのアプローチが面白い。 何より登場人物達がとっても魅力的。 人の夢のなかで戦うヒーローなので、 夢を見ている人が悪夢に負けてしまうと一蓮托生。 大変リスキー。 『ああ、みんなの元気をわけてもらうドラゴンボールとか、 子どもに信じてもらわなきゃいけないティンカーベルね』 などと侮ってはなりません。 人の心の葛藤、恐怖、(夢の中だからね) そして世知辛い現実を織り交ぜて展開していくので 子どもはもちろん、大人でも十分に楽しめます。 | ||||
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夢の中に侵入して悪夢を見せやがて本人の意識を乗っ取ってしまうという逃亡犯罪者たちを追い、異世界からやってきた賞金稼ぎ「ドリームバスター」(表紙になっている二人組)を中心に描いたSF連作短編集。犯罪者たちは、人のこころの弱みをネタに人間の心に侵入し、乗っ取ってしまおうとする。作品は、夢を見ている本人を主人公に、夢の中に現れたドリームバスターと協同して、犯罪者に対抗する様子が描かれる。犯罪者たちがネタにする心の弱みは、幼少時の記憶だったり、気づかずに抱えるトラウマだったりする。というわけで、夢の中で、ドリームバスターたちと犯罪者が拠り所とした心の弱みを探すのがメインストーリーとなる・・。心の弱みの原因となるエピソードについては著者らしい展開を見せるが、いかんせん、夢の中での冒険シーンや、そもそもの「ドリームバスター」や犯罪者たちの設定の説明がすんなりいかない印象を受けた。「蒲生邸事件」でも感じたが、SF的な設定描写になるともたつく。もっともこれは雑誌掲載の連作短編を収録した事情のため、毎回同じような説明が入るためかもしれない。夢の中の冒険、というありそうでないストーリーアイディアや、著者らしさを見せる人間描写など魅力的な要素は多い。今後の展開に期待したい。余談ですが、表紙に描かれているのは少年です(最初、女性かと思いました)。 | ||||
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まず、宮部みゆき独特の世界が印象的。夢の世界と繋がっている世界、『テーラ』とか、D.Bとかね。ただ、その世界が独特な分、理解に苦しむ点も幾つかありました。決して作品自体が悪いワケではないのですが……ちょっとゴチャゴチャしちゃってましたね。宮部の推理小説が好きな人には、あまりお勧め出来ないかもしれません。私は『R.P.G』から宮部にはまったのですが、最後の最後で予想を覆された時のあの「え!そんな結末なの!?」っていう、思いっきりなどんでん返しが好きな人はちょっとつまらなく感じてしまうかも? | ||||
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推理と江戸の宮部みゆきと思っていたけど、こういうジャンルも書けるなんて、まったくスゴイ人。一言でいうとしたら、冒険SFファンタジー?人に悪夢を見させて、やがてその人を支配してしまおうとする悪人たちを退治する賞金稼ぎの少年の話。何を書いてもそれなりのレベルを保っている人なので、もちろんこの本も読ませてくれる。でも、その安定感がつまらなく感じなくもない。 | ||||
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「夢」、特に「悪夢」は現実にはありえないほど理不尽かつ非条理なくせに、夢であると気付かないことが多い。たまに「これは夢だ」と思うことがあっても悪夢に限って気付いた時点で目覚めることができない。ようやく目が覚めてもまだ夢の現実感(という言葉も変だが)が残っていて、怖くて怖くてどうしようもない。このまま夢の続きを見てしまったらどうしようと思うと眠りにつくことも出来ない。悪夢のこんな不安な感じがなかなかに巧く描かれていて、気持ちよく共感。今後の展開次第では4つ星、5つ星にランクアップする可能性ありです。 | ||||
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宮部みゆきがシリーズ物を出すと言うこと自体にまづひきつけられました。本書に登場する「ドリームバスター」は悪夢に苦しむ人々の夢の中でその悪と戦う物語。一見すると悪を退治して人を救う人たちだと想像してしまうが、そうではなく実際に悪と立ち向かうのが自分自身であること、人間を救う理由、彼らはどこからどのようにしてやってくるのか、想像以上の奥深さに驚かされました。 「模倣犯」・「RPG」に続く発刊だけに内容の重いものかと思っていましたが、SFということもあってか実際は楽に読める本でした。そんな中にも宮部みゆきらしさは随所に現れ、次回作がとっても楽しみかつ、期待できる作品だと思います。 | ||||
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