何者

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評判

何者の評価:

3.95/5点 レビュー 390件。 C ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全763件 601〜620 31/39ページ
No.163
(4pt)

今後の朝井 リョウに期待したい!

自分も就職活動をしたが、感情移入できる箇所は多数ありのめり込むことが出来た。 また、現在のIT社会が抱える闇も見えたりと、読み応えのある内容。 ただ、もう少し奥深さがあると良かったかも。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.162
(5pt)

朝井リョウという作家がこの時代にいたことは幸いだった

この作品はこの2010年代初頭でなければ書けない作品である。

就職氷河期の最中の就活という不安感。
ロスジェネ世代の苦境を目の当たりにした、後の世代の焦燥感。
誰ともつながることのできる、あるいは、つながってしまう時代の生きづらさ。

さまざまな要素が折り重なった社会の中で生きる大学生を研究者的に客観的に分析するのでなく、朝井リョウはその若者たちに寄り添った描写を重ね、彼らが「なぜそう振る舞わざるを得ないのか?」に迫っていく。

登場人物たちの生きる社会の困難さを当事者性を持って書くことのできる朝井リョウという作家がこの時代にいたことは幸いだった。

リアルとバーチャルをつないでしまうソーシャルメディアが登場してそれほどの時を経っていない時代に若者たちは手さぐりの中、どう生きていたのか。

それを示す一級の歴史資料として、本作品は記録されることだろう。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.161
(4pt)

今後の朝井 リョウに期待したい!

自分も就職活動をしたが、感情移入できる箇所は多数ありのめり込むことが出来た。 また、現在のIT社会が抱える闇も見えたりと、読み応えのある内容。 ただ、もう少し奥深さがあると良かったかも。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.160
(3pt)

最後に仕掛けられた読者への罠

ちょっと痛々しい人たちを
俯瞰して冷静、なつもりで分析しているシャープな自分。

現実世界ではフラットな関係をキープしているけれど
仮想世界では少しでも「上から目線」をキープしていたい。
自分の存在感を証明するため。

心地よくその上から目線に乗って
読み進めていると最後の最後で
作者の仕掛けた罠に、一気に冷や水を浴びせられる。

自分は一歩手前でぎりぎり気づけてよかった、
と思うことでまた「上から目線」を
キープしていたい自分に気づくんだけど(笑)

こ、これがデビュー作なら手放しで賞賛なんだけど。
もう「何者」かになっている「今、注目の新進作家」が書いた作品かと思うと
常に「上から目線」で観察されている居心地の悪さを感じてしまうのは
また作品とはぜっんぜん別なお話なのですが。

就職活動や同じ職場で作者と一緒になるほど
優秀でも若くもないことに感謝!?(笑)
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.159
(3pt)

最後に仕掛けられた読者への罠

ちょっと痛々しい人たちを
俯瞰して冷静、なつもりで分析しているシャープな自分。

現実世界ではフラットな関係をキープしているけれど
仮想世界では少しでも「上から目線」をキープしていたい。
自分の存在感を証明するため。

心地よくその上から目線に乗って
読み進めていると最後の最後で
作者の仕掛けた罠に、一気に冷や水を浴びせられる。

自分は一歩手前でぎりぎり気づけてよかった、
と思うことでまた「上から目線」を
キープしていたい自分に気づくんだけど(笑)

こ、これがデビュー作なら手放しで賞賛なんだけど。
もう「何者」かになっている「今、注目の新進作家」が書いた作品かと思うと
常に「上から目線」で観察されている居心地の悪さを感じてしまうのは
また作品とはぜっんぜん別なお話なのですが。

就職活動や同じ職場で作者と一緒になるほど
優秀でも若くもないことに感謝!?(笑)
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.158
(4pt)

未知の世界

現代の若者にとっては当たり前の就職活動やSNSだろうが、私にはどれも縁遠いものであった。 この年代の人間性はいまいち解らなくて困っていたが、本作品から一部をかいま見れた気がした。 到底共感はできないが役にたちそう。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.157
(4pt)

初めてよみました

50代のおっさんですが、子供と同世代が登場人物で、少しだけほんの少しだけ子供の気持ちに触れたような気がします。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.156
(4pt)

未知の世界

現代の若者にとっては当たり前の就職活動やSNSだろうが、私にはどれも縁遠いものであった。 この年代の人間性はいまいち解らなくて困っていたが、本作品から一部をかいま見れた気がした。 到底共感はできないが役にたちそう。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.155
(4pt)

初めてよみました

50代のおっさんですが、子供と同世代が登場人物で、少しだけほんの少しだけ子供の気持ちに触れたような気がします。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.154
(1pt)

面白くありませんでした

最後の数ページは勢いがあってよかったものの、 全体的にとても読みづらく、ただの大学生の日常を 描写しているだけで面白くありませんでした。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.153
(1pt)

面白くありませんでした

最後の数ページは勢いがあってよかったものの、 全体的にとても読みづらく、ただの大学生の日常を 描写しているだけで面白くありませんでした。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.152
(5pt)

過度な関心に対するカウンター これは今の朝井リョウにしか書けない

自分はこれまでエッセイも含め朝井リョウの作品に全て触れ、ネット上でのインタビューなども見かければクリックするほど朝井リョウへの関心が強い人間です。それは彼が同世代の平成生まれでありながら大学生作家として華々しくデビューし、社会人と小説家の二足のわらじをしっかりはいているという憧れと嫉妬が混ざった結果だと思います。そしてこの「何者」に対する印象はこれまでの作品とは全く異なり、かなり穿った見方になりますがこんな印象を持ちました。

自分がこの「何者」をつきつけられて思ったことは、主人公の拓人は朝井リョウが自分の作品に対する批評以上に就活前と後で「なぜ小説家として食べられるのに働くのか」「就職活動を本当にしたのか」という誹謗・中傷に対して溜まったものをぶつけたキャラなのだなぁと感じます。
そのため、拓人という人間は事あるごとに就職活動を機に自分を必死にアピールできる女性、イケメンで自分の言えないことをさらっといえる同居人、自分と同じ穴のムジナでありながら彼女がいるサブカル男子に対する嫉妬や憤懣をぶつけます。

おそらく作者はアンチ朝井リョウを拓人というキャラに込めて描き、それを後半叩かせて「僕という人間に価値基準をおかずにこの世の中で自分の居場所を見つけなよ」と諭すような構造です。クライマックスで女性二人が想いのたけをぶつけるシーンに関して作者は筆が勝手に動いたことを打ち明けましたが、それは作者の深層心理が書かせたものではないでしょうか。

私は掲示板やSNSで人格否定は行いませんが確かに拓人のように自分の感性を愛しすぎて読んだ作品をレビューしないと気が済まない一種の病にかかっているのかもしれません。この作品を読んだ後にすぐに現在発売されている「世界地図の下書き」を買ってレビューしてしまうようでは、朝井リョウへの憧れや嫉妬を捨てきれず、変わらないのかもしれません。

そういった構造を浮き彫りにさせられただけでこの「何者」は表現や情景描写抜きにして芯に迫るような作品で、良い面でも悪い面でも朝井リョウに対する想いが強すぎるほどそのカウンターを食らうようなよくできた構造の作品だと思います。

他にも作者得意の感性豊かなモノローグをうまく後半のツイッターにつなげる仕組みなどは見事だと思います。

今回の「何者」を通して私は朝井リョウという価値観から離れるべきかと考えましたが、そういうことを見透かす彼の能力に対してより感心させられたので次作の「世界地図の下書き」にも触れたいと思います。これでいいのだろうか・・・(笑)
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.151
(5pt)

過度な関心に対するカウンター これは今の朝井リョウにしか書けない

自分はこれまでエッセイも含め朝井リョウの作品に全て触れ、ネット上でのインタビューなども見かければクリックするほど朝井リョウへの関心が強い人間です。それは彼が同世代の平成生まれでありながら大学生作家として華々しくデビューし、社会人と小説家の二足のわらじをしっかりはいているという憧れと嫉妬が混ざった結果だと思います。そしてこの「何者」に対する印象はこれまでの作品とは全く異なり、かなり穿った見方になりますがこんな印象を持ちました。

自分がこの「何者」をつきつけられて思ったことは、主人公の拓人は朝井リョウが自分の作品に対する批評以上に就活前と後で「なぜ小説家として食べられるのに働くのか」「就職活動を本当にしたのか」という誹謗・中傷に対して溜まったものをぶつけたキャラなのだなぁと感じます。
そのため、拓人という人間は事あるごとに就職活動を機に自分を必死にアピールできる女性、イケメンで自分の言えないことをさらっといえる同居人、自分と同じ穴のムジナでありながら彼女がいるサブカル男子に対する嫉妬や憤懣をぶつけます。

おそらく作者はアンチ朝井リョウを拓人というキャラに込めて描き、それを後半叩かせて「僕という人間に価値基準をおかずにこの世の中で自分の居場所を見つけなよ」と諭すような構造です。クライマックスで女性二人が想いのたけをぶつけるシーンに関して作者は筆が勝手に動いたことを打ち明けましたが、それは作者の深層心理が書かせたものではないでしょうか。

私は掲示板やSNSで人格否定は行いませんが確かに拓人のように自分の感性を愛しすぎて読んだ作品をレビューしないと気が済まない一種の病にかかっているのかもしれません。この作品を読んだ後にすぐに現在発売されている「世界地図の下書き」を買ってレビューしてしまうようでは、朝井リョウへの憧れや嫉妬を捨てきれず、変わらないのかもしれません。

そういった構造を浮き彫りにさせられただけでこの「何者」は表現や情景描写抜きにして芯に迫るような作品で、良い面でも悪い面でも朝井リョウに対する想いが強すぎるほどそのカウンターを食らうようなよくできた構造の作品だと思います。

他にも作者得意の感性豊かなモノローグをうまく後半のツイッターにつなげる仕組みなどは見事だと思います。

今回の「何者」を通して私は朝井リョウという価値観から離れるべきかと考えましたが、そういうことを見透かす彼の能力に対してより感心させられたので次作の「世界地図の下書き」にも触れたいと思います。これでいいのだろうか・・・(笑)
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.150
(5pt)

とても良かった

ギスギスといった音が聞こえる様な良書でした。 そしてそれが大学生の痴話のように軽い感じで書かれているからこそ良書だと思った。 人全体の内部を突いている。 この本を理解する為にツイッターを初めてみてよかった。 これでもうツイッターには用もないので消しますが、そこまでした甲斐がある作品で安心。 桐島の数段上をいく作品でした。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.149
(5pt)

とても良かった

ギスギスといった音が聞こえる様な良書でした。 そしてそれが大学生の痴話のように軽い感じで書かれているからこそ良書だと思った。 人全体の内部を突いている。 この本を理解する為にツイッターを初めてみてよかった。 これでもうツイッターには用もないので消しますが、そこまでした甲斐がある作品で安心。 桐島の数段上をいく作品でした。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.148
(5pt)

大学生必読の本ですね。大学進学を目指す高校生も読んで欲しい。

大学生・就活の真実ですねぇ。 これから就職活動をする学生は、読んで損はないと思う。 憂鬱な気分になってしまう人もいるだろうから ハートが弱い人は、読むべきじゃないかな。 印象としては、 部活やめるってよ の朝井リョウさんの上手な群像劇の雰囲気に、 古市憲寿さんの、真実をグイグイ攻める表現の強烈さ(皮肉っぽい感じ)が加わったような 素晴らしい作品です。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.147
(5pt)

大学生必読の本ですね。大学進学を目指す高校生も読んで欲しい。

大学生・就活の真実ですねぇ。 これから就職活動をする学生は、読んで損はないと思う。 憂鬱な気分になってしまう人もいるだろうから ハートが弱い人は、読むべきじゃないかな。 印象としては、 部活やめるってよ の朝井リョウさんの上手な群像劇の雰囲気に、 古市憲寿さんの、真実をグイグイ攻める表現の強烈さ(皮肉っぽい感じ)が加わったような 素晴らしい作品です。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.146
(5pt)

自分の就活を振り返りながら読めた

非常に面白く読んだ。

読みながら、自分の就活を
振り返りながら読み進められたからだろう。

読み終えてから、先に読み終えていた妻と
本書について話し合えた。

たくとの面接の受け答えはないわーとか
コータローみたいな就活得意な奴いるーとか。

読んだ友人・知人がいたら、長く話し込めるだろう。
本書を媒介にして、話し合うことのできる
きわめて優れた本であるように感じた。

「想像力が足りない人ほど、他人に想像力を求める」

「ツイッターもフェイスブックもメールも何も無ければ、
 隠されていたような気持ちはしなかったかもしれない。
 ただ話すタイミングが無かったんだ、と、思えたかもしれない。
 だけど、日常的に光太郎のことを補完してしれるものが
 たくさん存在してしまうから、
 意図的に隠されていたような気持ちになってしまう。
 (略)
 ほんとうのことが、埋もれていく。
 手軽に、気軽に伝えられることが増えた分、
 ほんとうに伝えたいことを、伝えられなくなっていく」

「むりやりクールを装おうとすると、間違った方向に
 進んでしまうことになる。
 説明会で自分だけ私服だったことをアピールしてみたり、
 就活という制度そのものを批判することで、
 個性とか、夢とか、そういう大きな話への転換を試みてみたり」

といった箇所に横線を入れた。
小説で横線を入れることなんて、ほとんどないのに。

私の生活の延長線上のことを
より深く考えて、小説という形で表現しているからこそ
私は横線を入れたのだろう。

本書のような、自分の経験を思い返しながら読める本に
もっと出会えたらいいなと思った。

但し、就活自体の進め方に関しては
自分を見つめる作業以上に、企業研究しろよ
と、たくと君に言いたい。
面接のやりとり、あれはないわー。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.145
(5pt)

生々しい現状をよくとらえている…

先日友人から借りたこの本を読み終わりましたので少し書きます。(また、私は大学4年生なのでその視点からです。)
ネタバレは避けるため抽象的になります、あしからず。

まず、就職活動を始める大学生のお話になります。そして時代がSNSの流行する現代になります。
(この時点で昔に就職活動した大人の方は理解できなところがあるかも知れません)

作者自身が就職活動をなさっていたときに書いていたものと言われていますので21歳程度で書かれたという所もポイントです。

そして、本作は就活を体験した私から見ても就職活動の全貌・様々なタイプの就活生を見事に描き切っています。

当時こんな悩みをしたなぁとかツイッターの状況だったり・大学生活であったり若者ならリアルに感じられる場面が沢山あると思います。

大人の方でも現状の就職活動のことやSNS文化であったり知らなかったではいられない内容が多くあるので是非読んでください。

最後に「拓人君に幸あれ。」これは本作を読めば意味がわかります。

若者としてとても印象残るタイトルとなりましたので、今更ですが少し書かせていただきました。

失礼します。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.144
(5pt)

自分の就活を振り返りながら読めた

非常に面白く読んだ。

読みながら、自分の就活を
振り返りながら読み進められたからだろう。

読み終えてから、先に読み終えていた妻と
本書について話し合えた。

たくとの面接の受け答えはないわーとか
コータローみたいな就活得意な奴いるーとか。

読んだ友人・知人がいたら、長く話し込めるだろう。
本書を媒介にして、話し合うことのできる
きわめて優れた本であるように感じた。

「想像力が足りない人ほど、他人に想像力を求める」

「ツイッターもフェイスブックもメールも何も無ければ、
 隠されていたような気持ちはしなかったかもしれない。
 ただ話すタイミングが無かったんだ、と、思えたかもしれない。
 だけど、日常的に光太郎のことを補完してしれるものが
 たくさん存在してしまうから、
 意図的に隠されていたような気持ちになってしまう。
 (略)
 ほんとうのことが、埋もれていく。
 手軽に、気軽に伝えられることが増えた分、
 ほんとうに伝えたいことを、伝えられなくなっていく」

「むりやりクールを装おうとすると、間違った方向に
 進んでしまうことになる。
 説明会で自分だけ私服だったことをアピールしてみたり、
 就活という制度そのものを批判することで、
 個性とか、夢とか、そういう大きな話への転換を試みてみたり」

といった箇所に横線を入れた。
小説で横線を入れることなんて、ほとんどないのに。

私の生活の延長線上のことを
より深く考えて、小説という形で表現しているからこそ
私は横線を入れたのだろう。

本書のような、自分の経験を思い返しながら読める本に
もっと出会えたらいいなと思った。

但し、就活自体の進め方に関しては
自分を見つめる作業以上に、企業研究しろよ
と、たくと君に言いたい。
面接のやりとり、あれはないわー。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319