何者

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評判

何者の評価:

3.95/5点 レビュー 390件。 C ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全763件 741〜760 38/39ページ
No.23
(5pt)

就活とSNSといった点からも、現代の若者がよく描かれている

祝直木賞、ということで手に取ったが、 今日の自分、今の自分にぴったりという本だった。 自分の弱い部分が、そのまま、まな板の上に載せられて見せられているような。 就活に悩む学生たち、企業で働くことを避けるように自分のつながりや行動をSNSで表現する者たち。 就活でも、SNSで見せる面という点でも、現代の若者がよく描かれていて、 痛々しくもなったし、新鮮さもあった。 “ほんとうにたいせつなことは、ツイッターにもフェイスブックにもメールにも、どこにも書かない。 ほんとうに訴えたいことは、そんなところで発信して返信をもらって、それで満足するようなことではない。 ”
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.22
(2pt)

痛い

一気読みできた。 この作家には才能があると感じた。 ただし主人公が痛すぎる。 観察者ぶってる暇があるなら真面目に就活しろよと思った。 ツィッターやスマホなどが出てきて、デジタルに疎い自分にはあまりピンと来なかったが、若い世代にはどストライクな内容なのかなとは思った。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.21
(4pt)

もう一つのアカウント

直木賞受賞作品ということで手に取りました。
 昨今の就活事情がよくわかる本です。
 ES(エントリーシート)?就職サイト?WEBテスト?知らない言葉ばかり。
 面接まで行き着くのがこんなに難しいことになっているなんて初めて知りました。
 ブログ、フェイスブック、ツイッター短い言葉で自分を表現しなければならない現代。
 特に、就活の面接で、自分が「何者」であるかを語るとき、限られた時間で、どんな言葉を取捨選択するのか本当にすごく難しいと思います。
 自分が「何者」であるかを端的に話せる人などいるのでしょうか。
 友人の子どもたちの何人かが、就活真っ只中。
 話を聞くと、その厳しさ、辛さが垣間見えてきます。
 「落ちる度に、自分が全否定されたような気持ちになり、落ち込む」と口々に言います。
 高校や大学を出た若者が彷徨い、漂流しなければならない。彼らを受け入れることのできる社会が構築されていないということに、じくじたる思いでいっぱいです。
 若い人たちが、職業に就ける。家庭を持つ。子どもをつくる。等々、普通の暮らしが当たり前にできる世の中になってほしいと切に思いました。
 後半は、かなりイタく、えぐられるような気持でした。
 もう一つのアカウント。匿名社会の象徴ですね。
 人間不信になりそうです。

 

 
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.20
(5pt)

書くという麻薬を捨て、カッコ悪い姿を晒せ

どうも今回は芥川賞のほうに食指が伸びないので、直木賞のほうを読むことにしてみた。個人的には読んでみて正解。朝井リョウという才能を十分に味わうことができた。他の作品も読むつもり。
 ただ、読むのに結構疲れた。青春の苦さを感じさせる作品というか、自分の性格の悪さを見せ付けられてしまうというか。

***************以下、ネタばれありで***************

 登場人物は6人。就職活動に悪戦苦闘する若者を描いた群像劇、というのとはちょっと違って、就活開始時期に出会った(再会した)、主人公の拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良、ギンジ(+拓人の先輩)の織り成すドラマといったところ。スポコン的な展開はなく、他人や自分に対する向き合い方、といった部分がテーマになってちょっと湿っぽい。
 時間軸としては就活生の11月〜5月くらい。演劇っぽいというか、会話主体で物語が進むのでわりと演劇にできそうとも思った。
 
 作者の意図としては、ちょっと内向的な主人公の「俺」に共感させて、最後にどんでん返しということだろうか。主人公の「俺」はわりとシニカルに周りを観察していて、会話をゲームのように見たりと冷めている。前半〜中盤は、ルームメイト光太郎の、元彼女の瑞月に対する淡い恋心が物語を引っ張る。切ないです。

 後半(3月くらい)からは、内定が出る出ないで人間ドラマが出てくる。瑞月から隆良に対する、生き方というかその人間性に対する批判(説教)があり、そこで「ざまーみろ」なんて考えて主人公にシンクロしていた読者は、最後に手痛くしっぺ返しを食らう。なんと主人公はミステリーで言う「信用できない語り手」で、叙述トリックが待っているのだ。他人を「痛い」「お前は何者にもなれない」と論評していた主人公こそが、何者にもなれないという苦悩を抱えていた、と。

******************************

 受賞会見で、「ニートの方に応援メッセージを」というニコニコ動画からの問いに「上から目線になると思いますので、何も言えません。」と著者は答えていた。ニートと言っても色々だが、自分を安全地帯に置いて、他人を論評する「批評家」であることに対して作者は厳しい。(そして、少し優しい)
 それは、自分に自信を持てないがゆえの行為だろう、と。

 就活というライフイベントにだけありうる話でもない。また、対象が身近な人間か、有名人や小説か、という違いがあるだけで、ネットで「書く」というのは麻薬性がある。誰もが評論家になれる、そんな現代社会に対する批評性を持った一冊であるとともに、カッコ悪い姿を晒す「クリエーター」なり、人と違った何かをして「何者」かであることを目指す人、あるいはそういった道を諦めたにしろ、何とか自分の道を見つけて生きようとしている人への応援歌となっている一冊だ。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.19
(5pt)

何者でない「何者」

Facebookで自分の学生団体を宣伝するあの娘を、twitterで今度のライブ日程を報告するあいつを、どこか見えない画面の前で嘲笑する私がいる。 カッコ悪くてもあがいてあがいて何者かになろうとする人間をそれら自体をイタイことにして自分を正当化し守ることで「何者」かになろうとする人間がいる。 23歳で何者かになってしまった作者による何者にもなれない人間の物語。 ゼロ年代に童貞を非童貞の銀杏BOYZが救済したように、『何者』はテン年代の何物にもなれない人間を何者かである作者が救済しようとする物語なのかもしれない。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.18
(4pt)

若者向け

・現代の就職活動がテーマである ・主人公が就活生達である ・Twitterが重要な要素として使われる ということで,まさに就活まっただ中の私には読みやすかったです。 就活というより,就活生の心理などがテーマであり,大学生の心理や行動の描写が細かくされています。 登場人物が限られており,世界観と価値観は狭く,若干内容が薄いとは言えます。 成熟された精神を持つ人には物足りない内容かもしれませんが,私のような未熟者は読んで損は無いと思いました。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.17
(1pt)

自己啓発書か。

かなり読みにくい、というのは私がおじさんだからということもあろう。 なんかいきなり複数の若者が出てきて、だいたい若者というのはさほど特徴があるわけではない。 しかし私の感覚では若者というのはもっと愚かなもので、ここでは妙にお行儀がいいように見える。  で、最後まで行くと、まるで自己啓発書みたいな、お説教みたいな結末を迎えるので、これはたまらんのである。 文学というのはお説教をする場所ではないのである。 つまり「国語」の教科書ではなくて「道徳」の教科書に載っていそうな感じがする。 まあしかし既成作家でも、お説教を始めてしまう人というのはいるので、気にしなくていいのかもしれない。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.16
(4pt)

直木賞受賞作

直木賞を受賞した作品ということで購入しました。 物語は就活を通して若者5人の心の葛藤を緻密に描き展開していきます。 就活を体験した人ならば共感出来る部分も多くあったと思いますが、中高年の方が読んだ場合、正直「?」の部分も多くあったと思います。 しかし、それくらい今を生きる若者のリアルな雰囲気が伝わってきます。 小説を読んで、仕事でも日常生活でもどこか他人を上から目線で見て、優越感に浸りたい『観察者』になっている自分がいるなと反省しました。 何もスキルを持たない若者が、『がむしゃら』に取り組むことの大切さ、『行動』することの大切さを教えてくれました。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.15
(5pt)

やった~!

何軒か本屋を回りましたが、在庫がありませんでした。 そうなると余計欲しくなるもの。 注文したら、2日後には届き最初からそうすればよかったと思いました。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.14
(3pt)

時代を切り取っている

新卒でなければ人生どん底に突き落とされる就活と、TwitterやFacebookなどのツールが現れた、という現代を見事に切りとっていると思う。 文章もたまにクサイけどうまい。 若いのに。 ただ、若者の就活を通したアイデンティティの見直しというテーマに終始しているのが、世界を狭くしていて惜しい気がする。 っていうか、どんなに自己を肯定しても、痛々しい姿勢は痛々しいまんまでしょー。 と思うけどな。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.13
(5pt)

就活とSNSといった点からも、現代の若者がよく描かれている

祝直木賞、ということで手に取ったが、 今日の自分、今の自分にぴったりという本だった。 自分の弱い部分が、そのまま、まな板の上に載せられて見せられているような。 就活に悩む学生たち、企業で働くことを避けるように自分のつながりや行動をSNSで表現する者たち。 就活でも、SNSで見せる面という点でも、現代の若者がよく描かれていて、 痛々しくもなったし、新鮮さもあった。 “ほんとうにたいせつなことは、ツイッターにもフェイスブックにもメールにも、どこにも書かない。 ほんとうに訴えたいことは、そんなところで発信して返信をもらって、それで満足するようなことではない。 ”
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.12
(4pt)

就活に恋愛に自意識に人間関係に、若者は忙しい

大学生男女5人の就活をベースに、人間関係が描かれています。
拓人という男子学生の一人称でストーリーは進んでいくので、
彼の主観からみた周辺の登場人物の諸々が描かれます。その人間関係の描かれ方が多面的!
彼の主観からしか見てないのに、どうして多面的といえるのか、それは読んでからの(特に終盤残り30ページくらいからの)お楽しみです。
別の言い方をすると、拓人は信頼できない語り手なのか?
いや、無数に出版されている他の小説の一人称の主人公たちと比較して、彼が格別信頼できない、というわけではないと思います。
だからこそ、終盤残り30ページくらいからの展開にずどーんとやられてしまうのです。

就活の描写が軽妙かつユニークで、数年前の自分が就活していたころの記憶を引っ張りだしながら読み進めました。
こんな会話しないよな、という小説が多いなか、会話だけ読んでいてもリアリティがあり、会話文以外にも、
地の文とツイッター上の文が絶妙に組み合わさっていて、読んでいて飽きません。

作者の作品を読むのは『桐島、部活やめるってよ』『少女は卒業しない』に続いて3作目です。
上記2作に比べて、本作は作者の主張というか、日々考えていることがよりダイレクトにあらわれているかなと感じました。
もちろん、作品はあくまで作品で、そこに作者の主張なんてない、すべては読者の解釈、という考えもありですが。

本作で直木賞を受賞。現在は会社員生活1年目ということなので、会社員生活5年目の私にとっては、会社が舞台&20代会社員が主人公の本を
ぜひ書いてほしいです。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.11
(3pt)

すぐ読んだ

羽田圭介さんも自身の就活体験を元に本を書いていますが 共通するのは「企業に就職することで何か今までと違う自分になれるかもしれない」と思っていること。 そして主人公の周りに同じような大学生しか出て来ず、違う視点を持った大人もいない、とても小さな世界で生きていること。 就職することは変身ベルトで変身するのとは違うと思う。 何故そんな妙な考え方をするのかと言えば他人を見ているようでよく見ていないから。 SNSで本心を別アカでさらけ出す描写は、あぁこういう人いる、と思った。 作者自身もついこの間まで大学生だったからか、大学の雰囲気がとてもリアルに感じられる。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.10
(4pt)

就活に恋愛に自意識に人間関係に、若者は忙しい

大学生男女5人の就活をベースに、人間関係が描かれています。
拓人という男子学生の一人称でストーリーは進んでいくので、
彼の主観からみた周辺の登場人物の諸々が描かれます。その人間関係の描かれ方が多面的!
彼の主観からしか見てないのに、どうして多面的といえるのか、それは読んでからの(特に終盤残り30ページくらいからの)お楽しみです。
別の言い方をすると、拓人は信頼できない語り手なのか?
いや、無数に出版されている他の小説の一人称の主人公たちと比較して、彼が格別信頼できない、というわけではないと思います。
だからこそ、終盤残り30ページくらいからの展開にずどーんとやられてしまうのです。

就活の描写が軽妙かつユニークで、数年前の自分が就活していたころの記憶を引っ張りだしながら読み進めました。
こんな会話しないよな、という小説が多いなか、会話だけ読んでいてもリアリティがあり、会話文以外にも、
地の文とツイッター上の文が絶妙に組み合わさっていて、読んでいて飽きません。

作者の作品を読むのは『桐島、部活やめるってよ』『少女は卒業しない』に続いて3作目です。
上記2作に比べて、本作は作者の主張というか、日々考えていることがよりダイレクトにあらわれているかなと感じました。
もちろん、作品はあくまで作品で、そこに作者の主張なんてない、すべては読者の解釈、という考えもありですが。

本作で直木賞を受賞。現在は会社員生活1年目ということなので、会社員生活5年目の私にとっては、会社が舞台&20代会社員が主人公の本を
ぜひ書いてほしいです。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.9
(3pt)

すぐ読んだ

羽田圭介さんも自身の就活体験を元に本を書いていますが 共通するのは「企業に就職することで何か今までと違う自分になれるかもしれない」と思っていること。 そして主人公の周りに同じような大学生しか出て来ず、違う視点を持った大人もいない、とても小さな世界で生きていること。 就職することは変身ベルトで変身するのとは違うと思う。 何故そんな妙な考え方をするのかと言えば他人を見ているようでよく見ていないから。 SNSで本心を別アカでさらけ出す描写は、あぁこういう人いる、と思った。 作者自身もついこの間まで大学生だったからか、大学の雰囲気がとてもリアルに感じられる。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.8
(5pt)

自分の胸が締め付けられる

大学2年生ももう終わりそうにある今日このごろ。何やら就職活動についての面白い本が新刊にあると聞き、就職活動に備える身として、早速一読してみました。正直、読んだ後、胸が締め付けられるようで、熱くなってしまいました。本書を読む前、「何者」というタイトルからは、あまりにも漠然としたイメージしか浮かばず、疑問符を頭に残したまま読み始めることになりました。しかし、本を読み終えた今、「何者」という言葉が頭の中で残響のように響き渡っています。ここでは「何者」そのものについては書きません。しかし、あなたがこれから就職活動を通して「何者」かになろうとしつつも不安を抱えているのなら、本書は今の自分を見つめ直す力強い助けとなってくれると思います。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.7
(5pt)

自分の胸が締め付けられる

大学2年生ももう終わりそうにある今日このごろ。何やら就職活動についての面白い本が新刊にあると聞き、就職活動に備える身として、早速一読してみました。正直、読んだ後、胸が締め付けられるようで、熱くなってしまいました。本書を読む前、「何者」というタイトルからは、あまりにも漠然としたイメージしか浮かばず、疑問符を頭に残したまま読み始めることになりました。しかし、本を読み終えた今、「何者」という言葉が頭の中で残響のように響き渡っています。ここでは「何者」そのものについては書きません。しかし、あなたがこれから就職活動を通して「何者」かになろうとしつつも不安を抱えているのなら、本書は今の自分を見つめ直す力強い助けとなってくれると思います。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.6
(5pt)

1ツイートたりとも見逃せない

『桐島、部活やめるってよ』ならぬ『みんな。 就活はじめるってよ』。 Twitter、スマホ、Facebook・・・物語中に登場するアイテムや描写が紡ぎだす「リアルさ」「現代感」がたまらなく好きです。 まさに等身大の青春。 爽やかなだけじゃない、それがステキ。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.5
(3pt)

『桐島』は超えられず…

『桐島、部活やめるってよ』を読んだとき、僕は高校生でした。そして『何者』を読んだ今は就活生。89年生まれの朝井さんと、91年生まれの僕。新刊小説の登場人物が自分と同じ学年、同じ境遇というのは、それだけで幸せなのかもしれません。
朝井リョウによる就活小説です。待ちに待った、といった感じです。就活に関する記述は『星やどりの声』や『学生時代に〜』にも少し登場します。いつか就活生の話を書くのだろうなと思っていました。でも『桐島』のときほど共感はできず、星三つです。
共感ができないのは多分制度的な部分の影響でしょう。高校のときはなんだかんだで「みんな一緒」だったのに対し、就活は個人によって動きが異なり、感じることも違います。もちろん共感するだけが小説ではありませんが、僕と朝井さんは同世代で、どうしても朝井さんには共感を求めてしまいます。『桐島』読んだときは、綿矢りささんの『インストール』『蹴りたい背中』読んだときの共感を軽く超えてしまって、それに比べるとインパクトは弱かったです。
「共感」以外のことについて。
作中のインターネットの使い方は、平野啓一郎さんの「分人主義」を思い出しました。ネット上での〈多重人格〉。
それに伴って登場人物の悪意が前に出るようになりました。朝井さんの小説は比較的善人が出てくることが多いので(悪い意味ではなく)、それについては新たな兆しかなと思いました。
あと、個人的にはラストシーンが今ひとつでした。そのラストシーンに行くまでが良かったので、最後にも何か刺さるものが欲しかったです。
いろいろ書きましたが、就活生は(暇があれば)読んでおいて損はないと思います。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.4
(5pt)

1ツイートたりとも見逃せない

『桐島、部活やめるってよ』ならぬ『みんな。 就活はじめるってよ』。 Twitter、スマホ、Facebook・・・物語中に登場するアイテムや描写が紡ぎだす「リアルさ」「現代感」がたまらなく好きです。 まさに等身大の青春。 爽やかなだけじゃない、それがステキ。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319