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301号室の聖者



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【この小説が収録されている参考書籍】
301号室の聖者
301号室の聖者 (双葉文庫)

301号室の聖者の評価: 5.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

心のひだ、感情の動き、流れが丁寧に描かれていた。

新人弁護士の木村龍一が任された医療過誤訴訟の、病院側の主任。
高齢者の誤嚥(、昏睡)から死というのは、現代の日本には珍ししことではない。
誤嚥が起こってしまう機序、高齢者と延命、その家族の葛藤等を、
被告側の病院の実情、原告側の心理を、時系列を使って、
若い木村が気づいて行く流れで、ゆっくり、淡々と書かれている。

読後に、延命と生きること、選択すること、考えなければならないことを思わせる。
「黒野葉月は鳥籠で眠らない」は未読だが、まったく問題なく、単体で読んで、満足感を得られる。

「講談社文芸書新刊ご案内」の、お問い合わせ先が、講談社文芸第二出版部
小節現代
とあるが、…。
301号室の聖者Amazon書評・レビュー:301号室の聖者より
4062199505
No.1:
(5pt)

これが涙? 泣いているのは私。

「黒野葉月は鳥籠で眠らない」を読んだ者です。
本作も前作同様(以上)に「さすが弁護士」という流れを
随所に感じました。

高齢化社会,長生きすることが本人にとっても家族にとっても
幸せなのか考えさせられました。

ラストは不覚にも涙が。。。
やはり生きようとする意識は何よりも強いのでしょうね。
「運命は決まっていても人生は決められる」と考え少し真面目に
生きようと思いました。

次も期待しています(お値段にも!)
301号室の聖者Amazon書評・レビュー:301号室の聖者より
4062199505

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