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ブレイブ・ストーリー
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【この小説が収録されている参考書籍】
ブレイブ・ストーリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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まあ、正直「宮部みゆき」の書いたファンタジーと言うものがどういったものなのだろうか? という、興味本位で読んだのですが、この作品の何が面白いのだろうか? と思ってしまった。 展開は、なんのヒネリもないし、昔の初期のRPGをやっている感じでした。決められたルートをただ歩くだけのストーリー。 ひねりも、どんでん返しもなく、宮部みゆきの作品として見る限り、凡作ではないでしょうか? 厳しい評価かもしれませんが、ハリーポッターなどが受け入れられているのは、子ども向けでも、「あ、最後はこうなるんだ?」とか、「ええ、この人が?」という驚きなど、展開の楽しさがあります。 宮部さんの小説は、こういった楽しみがあるはずなのに、これにはまったくありません。ターゲットが子供であるなら、両親の離婚話うんぬんは、重すぎると思いますしね。 宮部さんファンとしても、ファンタジーファンとしても駄作とはいわないまでも凡作でしょう。 | ||||
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映画化すると聞いて期待して読んだけど残念な内容でした。 特にファンタジーらしいファンタジーを望んでいる人にはオススメしません。 ストーリーは主人公の少年ワタルが、 離婚や父の別居など、悲しい現実世界を変えるため 「幻界(ビジョン)」と呼ばれる世界に旅立ち、 願いを叶えてくれる女神様に会うため運命の塔を目指す。というもの。 主人公ワタルの成長を描いた物語です。 さて、 個人的に評価できない点は下記3つ。 1.展開の遅さ ⇒ 主人公がファンタジーの世界に旅立つまでなんと350ページ(全体の25%)。しかも、父親が離婚して家を出て行った事実以外の意味をなさない。 2.驚きのない展開&ストーリー ⇒ 剣が出て、魔法が出て、竜が出て。世の中のファンタジーのイメージをそのまま書いただけの内容。ピンチになったら新しい必殺技が現れるご都合主義。 3.世界観が出来ていない ⇒ ファンタジーでもっとも大事な世界観の構築が出来ていない。伏線を張りすぎてご都合主義で解決した部分が多すぎた。 というわけで全1200ページを読み終えるのは、若干苦痛でした。 1200ページ読んで得た結論が「自分が変わらなければ世界が変わらない」なんて、ありふれたメッセージだけなんてちょっと辛すぎます。 もうちょっと世の中のライトノベルでも読んでファンタジーを勉強して欲しいと思いました。 ところどころの表現は文学作家らしい、気持ちよい部分もあるので。。。 | ||||
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映画化されるということで、原作をよんで見たのですが・・・。 3巻読むには、かなりの忍耐と根性が必要です。 まず、上巻の3分の2を読むことができるかどうかが一つの壁になります。ここを、クリアできれば後はなんとか読めると思いますが、本当にこの物語に3巻も必要だったのか、作者の意図が理解できません。 この方は、状況描写や気持ちの表現がとてもうまい。しかし、それが、物語全般に及ぶとなると必要の無い描写や説明が多すぎて話が中々進まない。 皆さんの評価があまりに高いのが不思議です。 | ||||
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僕は正直言ってあまり好きではないなと思いました。 序盤のシリアスな現実の展開は僕の好きな宮部みゆきさんの良い所が良く出ていてのめりこみましたが、ファンタジーの世界に入ってからは気が抜けたような、そんな気分になりました。 「火車」や「理由」などの推理ものが好きな人にはどうかと思われます。 | ||||
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宮部みゆきさんの作品・・・。なんですが、初めて挫折。読んでいるのが辛くなり、最後まで読むことが出来ず、上巻の途中で放棄してしまいました。 最後まで読んだら、少年のけなげな頑張りと、両親への思いと…って繋がって行くのは目に見えていたんですが…。 宮部さんの作風と、ファンタジーが一致して無い様に思えたり、RPGの世界の説明がたどたどしすぎたり…。 宮部さん自身はどれほどRPGのゲームの経験があるのでしょうか?何だかゲームをしてなくて、何だか良く分からない世界を何だか良く分からないまま蛇足的に説明している箇所が多く見受けられるように思いました。 私は、兄や父と、男の子ゲームの中で育ったので、RPGのゲームの世界は説明されなくても分かる感じで読んでいたので余計に、蛇足と思われました。 また、文字でファンタジーの世界のモンスターやキャラクターを表現するとどうしても、遠まわしっぽくなるのかもしれませんが…。 ファンタジーも宮部さんも好きなだけに、残念でしたー。私には合わない。 | ||||
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「クロスファイア」が「ファイアスターター」のように「ブレイブストーリー」は、「タリスマン」の宮部みゆき版ってところですね。宮部さんが好きな<S キング>を現代日本に置き換えて書いてみましたって感じです。私的には、どちらも宮部さんよりは、キングの方が好きですね。主人公が子供から少年に移り変わる歳で母を救うためにファンタジーの世界と現代を行ったり来たりするという話ですが、終わった後の主人公の成長感がよく書かれているのは、やっぱキングの「タリスマン」でした。この本が、子供っぽいと思われた方は、「タリスマン」(護符って意味らしいです。ウルトラの星とかは関係ありません)も一読してみてださい。 | ||||
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宮部作品は全部読んでいますが、これはつまらない。上巻でやめてしまった。下巻の終わりを読んでそれでもう十分でした。毎度おなじみの思春期の少年の心、身勝手な大人との齟齬、それにRPGが加わったお話。「模倣犯」でも感じたが、心の動きをこまこま書きすぎのような気がします。「火車」「理由」などの緻密な取材に基づいた宮部作品が好きなので、最近の宮部作品の子供っぽさにはちょっとついていけなくなりました。 | ||||
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こういう話は、もうちっとも驚かない。四半世紀前だったら斬新だったろうが、キャラクターやプロットも同様、いまさら…という感じ。上下刊を読み終え残ったのは作者への悲しみだけ。宮部みゆきは一体どうしたんだろう。どこへ行くんだ?今までの宮部作品が好きだからという理由で、本書を読むのはどうかと思う。対象年齢は11~13歳限定か? | ||||
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