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ダブル・スター
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ダブル・スターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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ハインラインの社会政治系を読んだのは初めて。SF主体ばかりだったので… 目から鱗が落ちました… また、お酒を呑みながら、じっくりと読味わいたい。 | ||||
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ハインラインの傑作です。 巻き込まれた感のある主人公が、その徹底したプロ技法で揺るがない・・ 読んでいて、痛快さがあります。 読み終わって、思わずもう一度はじめから読み直し・・ また別の楽しさを味わいました。 もちろん、☆5つ。 これはぜひ、お勧めです。 | ||||
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人はその時、その場所でやらなければ成らない事をやれば良い、好きですねこの映画 この作品もその感覚が有る、他のハインラインの作品でもこれが最大のエッセンスだが さすが元海軍士官よく心得ている。 | ||||
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まだ途中までしか読んでないんだけど・・・このハインライン作品は 彼がわりと絶頂期に近かった頃に書かれたのだろうと思いました。 ストーリーの展開も面白いし政治が何故必要なのかが素人にも 分かりやすく説明されているところがいいと思います。 | ||||
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巨匠56年度の作品だ。 失業中の俳優ロレンゾは、酒場でスカウトされた。その仕事とは、なんと太陽系帝国首相ボンフォートの「代役」だった。 いやあ、これは凄い。未來史シリーズに見事な経済SFが出てきて感心したことがあるが、本作はいわば政治SFだ。 政治のリアルをSFで描くなんて、他の誰にできるというのか。ミスターSFの名は、伊達ではない。 ボンフォートが属する「拡大党」は、人類の銀河進出を訴える。 火星人や金星人に地球人と同等の権利を認めよというリベラルな政党でもある。 敵対する「人類党」は、地球と地球人を貴ぶ保守派だ。SFファンなら誰しも拡大党に投票したくなるだろう。 青二才が重要人物の替え玉になるというのは、伝統的な娯楽作品のパターンである。 本作は王道を踏まえつつ斬新なアイデアを投入し、見事なSF作品になっている。 象徴としての皇帝の描写は見事だ。貴族は皇帝の前で膝まづくが、爵位の無い平民は立ったままでいい。 なぜなら、平民は主権を分け合うという意味で、皇帝と同格だから。なんと見事な解釈であることか。 意味も分からず封建制度を描いている三文作家は、本書で主権の意味を学習すべきだ。 ロレンゾの火星人嫌いが催眠術で処理されるのは、残念。自発的に偏見が除かれる展開なら、もっと良かったのだが。 洗脳を「共産主義者が使う汚い手口」と決めつけるのは、この時代なら当然か。本当はCIAだってやってたけどね。 不満は上記二点くらいで、ひたすらストーリーテリングの力量に圧倒された。 完成度といいビジョンの高さと言い、巨匠ハインラインの作品群の中でも際立っている。 知名度は低いが、「夏への扉」や「人形使い」より重要なのではないか。 | ||||
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ハインライン作品は結構読んでいるのですが、読んでいて主役に引きこまれたのは唯一本作だけです。 ハインラインの話は、主人公よりも脇役が魅力的な事が多いのですが、これはとても主人公が魅力的です。 彼がこの話の『面白さ』を作っていると言っても過言じゃありません(特に前半のどんな人物かのくだりが最高です)。 内容的には、 今の人の火星のイメージからすると『はぁ?』と思う様な世界観かもしれませんが、 まぁドラえもんのもしもボックス的な物だと思って下さい。 そこさえ引っかからなければ、最高です。 | ||||
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ロバート・A・ハインライの夏への扉がとても面白かったので購入しました。 ある俳優が主人公で、彼は酒場で出会った宇宙飛行士に「ある人物を演じる」仕事を頼まれます。 その仕事を主人公は引き受けるのですが、そのせいで彼はとんでもない事件に巻き込まれていくのです! 物語での主人公の演技に対する熱意やこだわり、予想外のラストがとても印象に残る作品でした。 本当に面白かったです。 | ||||
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仕事と金はないが職業意識は筋金入りの俳優が、バーで見知らぬ男からある男を演じて欲しいと持ちかけられる。 。 。 。 しょっぱなからあっという間に物語に引きずり込まれる喜びと言ったらない。 仕掛けタップリの物語にドキドキハラハラしながら、「政治」というものが本来持つべき芸術性というか気高さというか、そんなものがいまこの世にあるか、と言ったら首をひねるけど信じてみたい、と思わされる。 何言ってるかよくわかんないと思うけど読んだらわかるさ。 いやホント傑作です。 | ||||
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これは、感動しました。 売れない俳優が、ひょんなことから、政治家の代役を演じることになり、《政治》という仕事の大切さに気付く。 という、いかにもハインラインらしい、《教養小説》&《啓蒙小説》。 政治に対する関心が、極端に低い私としては、大変、勉強になりました。 | ||||
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政治なんかにこれっぽっちも関心の無かった落ちぶれた俳優が、金ほしさにある大物政治家の影武者を引き受けたことから、段々と政治に目覚めていくお話。 「魔法株式会社」では地方政治の舞台裏を描いたが、こちらでは国家レベルの政治を描いている。 政治に無頓着だった主人公は、関税その他の自分たちの普段の生活を政治がコントロールしていることを知り、影武者を演じている間に本人も意識しないうちに政治家としての意識が自然と芽生えて行く。それも、現実に妥協して利権を漁る政治屋としてではなく、リベラルな理念を追求する本当の政治家として。 政治がどうして重要なのかを知る為に小学校中学校の社会科の副読本にしても良いと思います。 これを書いたときハインラインはSFファンの政治音痴ぶりに腹が立っていたんじゃないかな? | ||||
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影武者が本人になってしまう物語です。 役者が政治家に向いているコトが よくわかります。 レーガンしかり ヒトラーしかり 役者のイメージを活かす シュワちゃんしかり いい気も 悪い気も 人気ですね。 | ||||
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この本は当初「太陽帝国の危機」という題名で売られていました。 私はどちらの本も持っています。 もう10回以上読み直したかな。 内容はFS版影武者ですね。 売れない俳優のロレンゾは、ひょんな事から影武者の仕事を引き受けるハメになります。 最初はみっともない行動ばかりのロレンゾですが、事情がわかる様になって本気でがんばっている姿は男を感じさせます。 最初から最後まで一気に読ませてくれるストーリーは、さすがハインラインですね。 私はロレンゾが影武者として初めて皇帝に会うシーンが一番好きです。 | ||||
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