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(短編集)
ころころろ
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ころころろの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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「ほねぬすびと」からはじまる長編が良かったです。人外と人の時間感覚の違いを事由にとった結末がほろ苦いですね。惜しむらくは、前半部分で妖しが(普通の)人間には見えないという基本設定がぞんざいに扱われている箇所があることです。捕獲ができたとしても、”見えない”妖しを出し物に見世物小屋に掛けることはできませんよ。 | ||||
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どこから読んでも、面白い。 どんどん引き込まれて気がついたら、読み終わっている、お気に入りの小説です。 | ||||
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第一弾から今は 第13弾読み終わり 面白くて その後も読み続けたいと思っています。 | ||||
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シリーズ第8弾。 1冊1章形式。シリーズが続くと、こういうパターンが増えるね。 若旦那が視力を無くし、それを取り戻すまでを5つの短編で綴った1冊。 若旦那は目が見えないので、その切っ掛けとなった最初の1話以外ほとんど動かない。 今回は全体的に少し寂しい話しが多く、それはそれで良いのだけれど、楽しい話しが好きなものでちょっと不満かな。人情物はどうしても心にくるものがメインとなるから、致し方ないのだろうけど、賑やかな作品なだけに毎回そういう話しを期待してしまう。 星が1つ減の理由は、若旦那の目を取った理由がハッキリしないこと。人でないものは、時として理不尽に感じる行動をとるものとしても、関わった人間は他にもいるのだし、妖に対して行動をとってもよかったはずだが、それもない。ちょっと納得しかねたので。 巻末の漫画家・萩尾望都先生との対談はうれしいおまけ。萩尾先生は歴史は苦手なようですね、しかし何か可愛い感じを受ける対談。読んで損なし。 | ||||
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しゃべけシリーズ第8弾。 若旦那の目が見えなくなって、光をとりもどすというテーマの元、短編だが連作でつなかっている。 【はじめての】 若旦那が12の時。初恋!?目の神様・生目神への7つの玉の奉納がキーポイント。 【ほねぬすびと】 若旦那の目が急に見えなくなる。大騒ぎの中、さる藩が幕僚への贈り物に、自藩の名物の一夜干しを届けたいが、何度も失敗して腐らせてしまうので、長崎屋の船に乗せてほしいと頼むが。。。目が見えなくても推理は出来る若旦那。 【ころころろ】 昔、生目神へ奉納したはずの玉が堀へ落ち、河童が持っているという噂を元に、仁吉が河童をさがすが、途中人形に魂が入った少女や、見世物小屋の妖と騒動に巻き込まれる。 【けじあり】 佐助が嫁を貰い、小さな小間物屋を開いていた。だが、影に鬼がちらつく。佐助のやさしさがいい。 【物語のつづき】 生目神が物語の続きを当てれば、目の光を戻してやると言う。昔、神と恋に落ちた娘が、留守中に結婚に反対していた親ともどもいなくなった。どこを探してもいない。その後は… これは、せつなかったです。 | ||||
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今頃知ってガッカリの様な一揆に読めて楽しさ十倍ですが、 でも次が有るのかないのか出ないと寂しいと心配です。 皆さんにもよんで欲しい、寝る前に読むとホットして安らいで 良い夢と心地よい眠りにつけます。 「しゃばけい」グッツも出ていて使って楽しい作りもチャトしてて 使い心地もバツグンです。 | ||||
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読み始めてほどなく 物語の世界に 自然な息遣いのまま連れて行ってもらえます。 骨太の構成力。 異次元のような、それでいてやわらかい空気に包まれます。 | ||||
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状態の良い品を送っていただきました。 梱包も丁寧でした。 ありがとうございました。 | ||||
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光を失った若旦那の目を元に戻すべく、妖たちが奔走する連作短編集。 シリーズのはじめから読んでいる人はもちろん、ここから読んでも違和感はないでしょう。 若旦那の素直さはいつものことながら、兄やたちの”甘やかしぶり”がおもしろい。 特に、目が見えなくなった手がかりを追っていた仁吉が妖怪たちとのトラブルに巻き込まれる表題作『ころころろ』が一番気に入っています。 一にも二にも、若旦那のことしか考えていない仁吉が思うようにことが進まず若旦那の元に帰れない。鳴家たちが持ってきた若旦那の文を食い入るように読んで、大事に懐にしまうシーンがとても好き。仁吉の、若旦那に対する深い思いが伝わって来るシーンです。 子どもの頃の若旦那の初恋話や佐助に女房!?という話もあり、今回もバラエティに富んでいて面白かったです。 それでいて、若旦那の目の光を取り戻す、というテーマがあるのでバラバラ感がなく長編を読んでいる感覚で読みすすめられました。 早く次作が読みたいです。 | ||||
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若だんなが突然、失明。 長崎屋は深刻なピンチです。 よって普段はものぐさな兄や達がアクティブです。 「若だんなさえ無事ならば、ほかのことはどうでもいい」というスタンスはいつもどおり。 しかし肝心の若だんなが健やかでないため、よく動きます。 面倒事に突っ込むこと厭わない。 清々しいまでの優先順位。 それで最近ちょっと不足していた物語のスピード感が復活です。 立ち回りも派手。 ああ、面白い。 と思っていたのですが、解決編はちょっとなぁ。 この神さま、どうしちゃったんだろう? みんなちょっと変じゃない? 貧乏神は結局なんの役にもたっていないじゃないか。 ところで、今回長崎屋に厄介ごとを持ち込んだお武家さま「仁吉と競うほど見目の良い」岩崎。 その息子で親から見ても「嫌みなほどに目端が利」くと言う藤九郎。 なぜこれほどまでにキャラがたっているのかしら? また会えるのかしら? きっと良くないことが起こるに違いない・・・ | ||||
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期待通りよい状態の本でした。 以前読んだ事のある本ですが、手許においておきたかったので、中古で購入しました。 | ||||
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しゃばけシリーズ第八段。 若旦那、今度は目が見えなくなってしまう.... ラスト数ページ、『えっ?この問題どうやって着地するの?』 『ショボイ締めかたせんといてや...(^^ゞ』といらない汗もかきそう^_^; でもそこは、さすがの畠中恵先生!『そうきたか〜〜〜^^』と納得のラスト! シリーズで1、2を争う面白さかも? 私は佐助の夢の中(?)の謎解きが感動しました。 | ||||
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さまざまな目に合いながら成長している若だんな。 若だんなを一番大事に思う家族や妖たちの絆。 笑って泣けるしゃばけシリーズは2011年のような年には心の栄養になってくれた気がする。 特に今作は佐助が主人公の話もあって面白かった。 ずっと読み続けたいシリーズ。 | ||||
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柴田ゆう氏の絵がなければここまで人気は出なかった。 | ||||
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「しゃばけ」シリーズの第8弾。 最近のシリーズはキャラクターに頼った話が多くなってきていたので少し飽き気味だったが、本作は原点に戻って神や妖とは何かを探る旅のような構成になっている短編連作。 若旦那の目の光を取り戻すための顛末を面白く、可愛らしく描いている。 「桃太郎」と「浦島太郎」のその後の話は面白く、考えさせられた。 | ||||
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「しゃばけシリーズ」第8弾です。 いつも通りの短編集ですが,各作品に通底するなぞが最後で解けるようになっており,連作集でもあります。 シリーズを重ねるのはたいへんなことだとは思いますが,前作あたりで少々中だるみをしてきたかなと感じていただけに,今回の作品はよい意味で期待を裏切られました。 難を言えば,シリーズの読者には冒頭話に違和感があることでしょうか。 今よりさらに若いころの「若だんな」の話ですが,そのことの前置きや説明なしに書かれているので,「あれ?」と思いながら読み進めなければならないからです。 また,「若だんなの目から光りがうばわれた」という因縁の設定に,やや無理がある気がします。 とはいえ,シリーズ中でも1,2を争う面白さであると思います。 | ||||
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畠中氏の作品自体全く初めてで、いきなりこちらを手に取ってしまったのですが、シリーズ8作目だったんですね(汗) ただ、そんな私でもすんなり話に入っていくことができました。 「江戸の町が舞台の摩訶不思議なお話」というだけで、かなり興味を持ったのですが、何より若だんな・一太郎と、彼を取り巻く妖(あやかし)達のキャラクターがものすごくいいですね。 若だんなの世話を焼く兄やの仁吉と佐助、そして「鳴家」と呼ばれる身の丈数寸の小鬼達、「屏風のぞき」と呼ばれている妖(あやかし)など、摩訶不思議だけど憎めないキャラクターばかりです。 そして内容は、連作短編が5作収録されており、ある日突然目が見えなくなってしまった若だんなの目に光を取り戻すべく、妖達が奮闘するお話です。特に「ころころろ」のラストがちょっと切なくなり、続く「けじあり」のあたりから、特に話にのめりこんでいきました。 「けじあり」は、お江戸版「世にも奇妙な物語」のよう。そして「物語の続き」は、登場人物達のやりとりが特に面白い一話です。 ぜひこれを機会に、同シリーズの他の作品も読んでみたいと思います。 | ||||
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ころころろと転がされるところなんかそっくりだと思うんですが・・・体の弱い若だんな、あいかわらず頭は切れます。 いい推理してます。 佐助と仁吉は本当に献身的だと思います。 何をおいても若だんな、若だんな幸せだねー若だんな。 ちんぷんかん (新潮文庫) | ||||
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「しゃばけ」シリーズは楽しく読ませていただいています。前にテレビで放送されたのを見てからしゃばけファンの仲間入りをしたのでまだ日も浅いんですが・・・。今回の「ころころろ」も今までのお話同様楽しく読ませていただいたのですが、「はじめての」でちょっと頭がこんがらがってしまいました。前作などでは「若旦那」と手代の兄やたちから呼ばれていたはずなのに、「はじめての」を読み始まったら「ぼっちゃん」呼び!!できれば、冒頭に「今から数年前の・・・」とか「まだぼっちゃんと呼ばれていた頃の・・」とか入れてくれたらなぁ〜としばし困惑しながら読み進めてました。のでお話はおもしろかったのですが、★★★★にさせていただきました。 | ||||
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目が見えなくなった若だんなに、光を取り戻すまでの短編連作。 ここ数作、話そのものより妖し達の魅力に頼ったような表現が多くて ちょっと飽き気味だったのですが、 今回は面白いしゃばけシリーズが読めました。 1つ1つの話の設定にひねりがあって、飽きません。 ほとんどの話が、うっすらと恋心を感じさせるものだったのも新鮮。 ほのぼのさせていただきました。 | ||||
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