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(短編集)

ねこのばば



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ねこのばばの評価: 4.34/5点 レビュー 35件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.34pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全35件 1~20 1/2ページ
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No.35:
(3pt)

めりはり少な目

今回は、めりはり少な目でしたが、伏線を感じさせる「花かんざし」、おさななじみのエピソード「たまやたまや」が良かったです。
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No.34:
(4pt)

面白い

面白くシリーズを読み進めています。
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No.33:
(5pt)

面白かった。

面白かった。
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No.32:
(4pt)

5つの話を収めた魅力的な短編集

第1作の「しゃばけ」がとても魅力的なキャラクター構成で、ストーリーの運びも軽妙だったので、本作も読んでみました。
 本作もあいかわらず、登場人物がそれぞれの輝きを放っており、しゃばけシリーズの世界観を楽しめます。読んでいて、上手だなあと思います。たまたま、コロナウイルスのときに読んだので、暗い世相をいっとき忘れて、心から楽しめました。

 5つの話を収めた短編集であり、それぞれ独立した推理劇の話なので、それぞれの話を個別に楽しめます。また、その中にも登場人物の境遇が少しずつ歩みを進めるのを味わう楽しみもあります。
 どの話も楽しめる粒ぞろいの短編集ですが、私の場合は、佐助をメインに据えた、4話目の「産土」がたいへん印象に残り、ぜひ多くの人に読んでいただきたい話と思います。あと、登場人物の境遇が進むという面では、5話目の「たまやたまや」も読むべき話と思います。

 著者の筆力を感じる良い本であり、お薦めできる本と思います。
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No.31:
(5pt)

殺人事件が続くかなと思ったら、そうでない話もあり、だんだんと話しにも深みが増してきたと思います。

しゃばけシリーズ第3弾。
殺人事件が続くかなと思ったら、そうでない話もあり、だんだんと話しにも深みが増してきたと思います。

【茶巾たまご】
最近の若旦那はすこぶる体の調子がよく、店は商売繁盛。茶巾卵を食べれば金の粒が出てくる。最近変わった事と言えば、金次を拾ったことくらいで…
松之助の縁談話の相手、海苔問屋の大むら屋の娘が殺され、松之助が疑われる…

【花かんざし】
迷子の於りんを拾うが、於りんは家に帰ると殺されると言う。深川の材木問屋中屋の娘だと分かるが、乳母のおさいの遺体がお堀であがる…

【ねこのばば】
猫又になりかけの小丸が妖封じで有名な広徳寺に預けられてしまった。助けに行くと、僧が殺されていて、寄進した金が千両消えていた。小丸の為に、謎解きをする事に。

【産土】
佐助はお店で手代として働いている。取引のある店がつぶれてお店も何かと苦しいが、若旦那の為に、妖達に頼み川や海に落ちている金を集めてもらう。だが、金箱に句と一緒に金が入っていた。

【たまやたまや】
幼なじみの栄吉の妹・お春に縁談が来るが、一太郎から貰った煙管を無くしてしまった。見つけたら嫁に行くという。

一太郎は身体が弱くて、優しいですがちょっと情けない部分もあり、もどかしい時もありますが、事件を通して少しずつ成長していくのも見どころかなと思います。
最後のたまやたまやは、お春の結婚がからみ切なくもいい話だったと思います。
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No.30:
(4pt)

表紙が…

表紙の角全て塗装が剥げていたのが残念だったが、中はとても綺麗でした
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No.29:
(3pt)

ほとんど読んでいます。

妖しシリーズのほとんどを読んでいます。 軽く読めるし、疲れないし、いいですよ。
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No.28:
(4pt)

シリーズ

全部読んでいるので、これからもどんどん、読んでいきたい本です。
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No.27:
(5pt)

時代小説が苦手な私でも面白かった!

時代小説はどうも苦手なのですが、このシリーズは若旦那や妖(あやかし)たちのキャラクターが魅力的だし、事件解決の推理小説的要素もあるので、とても面白く読めました。
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No.26:
(5pt)

しゃばけシリーズ第3弾!さらに面白く

畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズ第3弾。 各登場人物がさらに生き生きと描かれ、若旦那を取りまくしゃばけワールドも一層深みが増してきました。 主人公一太郎と妖達の繰り広げる短編が全部で5つ。 途中で読むのを止めるなら死んでもいいと思うくらい、どの話も面白くてついつい小説の世界に引きずりこまれてしまいます。
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No.25:
(5pt)

産土はまりました

しゃばけシリーズ三作目。 5編の短編どれもおもしろかったですが、一番は「産土」。 違和感を感じつつも、みごとに引っ掛かりました。 仁吉に続き佐助が主人公の話よかったです。
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No.24:
(5pt)

今回は佐助の過去が

ここまで読んでる方に余計なレビューは必要ないでしょう。 この作品の中ではやはり佐助の過去(千年も生きてる妖だけに一部ですが)が明かされ、若だんなを失いたく ない必死さが伝わり、ホロリとさせられます。 僕は注意して読んでなかったので、最後までハラハラドキドキ でこのシリーズが終わってしまうのか・・・と勘違いしてしまったほどでした。 また、今回は今までよりもちょっとミステリーっぽさが強くなっており、若だんなが名探偵のように思えてき ます。 こんなに安心して読める、ほのぼのミステリーって他にないですね。
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No.23:
(3pt)

一太郎はコンサルタント向き!?

しゃばけシリーズ第3弾。 相変わらず一太郎の周りで起きる様々な事件を妖(あやかし)の手を借りながら解決していく。 ちなみに、一太郎の問題解決手法は、コンサルなどでも使われる。 ・FACT(事実)を列挙する。 ・仮説を立てて、それが矛盾が無いかを他のFACTを元に検証する。 現世に生まれていたら、良いコンサルタントになれたかもしれませんね。
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No.22:
(4pt)

ミステリ的色彩がより濃厚に

「しゃばけ」シリーズ第三作。初作に比べ精神的に逞しくなった若旦那と"妖"達の楽しい掛け合いを通して、人生の機微を木目細やかに描いた快作。短編ミステリ集の趣きが色濃くなった。

「茶巾たまご」は海苔屋の娘の殺人事件を、料理書「卵百珍」、栄吉が用いる分量書からの巧みな連鎖で解決する展開が秀逸。若旦那が拾って来た金次なる男の正体は、読者にとって自明だが、ご愛嬌か。「花かんざし」は可愛い迷子を発端にした悲劇だが、結末が安易に過ぎる。"人は外見よりも内面"と言うサブ・テーマが良いだけに、一捻り欲しかった。タイトル作「ねこのばば」は若旦那の遊び道具"桃色の雲"の紛失、猫又になりかかった古猫の幽閉、広徳寺での僧侶殺人事件を巧みな構成で一点に収斂させた秀作。"覆水盆に帰らず"の教訓も舞台に相応しい。「産土」は犬神こと佐助の生い立ちから始まる問わず語り。「産土の犬神」とは"その土地で産まれた人間を死ぬまで見守り、守護する神"の意味なので、若旦那の守り役としては"うってつけ"。話は木偶との悪夢のような闘いだが、落とし所が上手い。「たまやたまや」はお春の婚礼を背景に、窮地に陥った若旦那が幼い日の思い出を甦らせると言うメルヘンティックな物語。

若旦那と"妖"達もすっかり御馴染みとなって安心して楽しめるシリーズとなった。ミステリ的技巧が段々巧みになっている気がする。これからも先が楽しみなシリーズ。
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No.21:
(5pt)

現代に通じるもの

一番印象に残っている巻ですね。 現代をうつすかのような、そんな感じです。 楽しいだけじゃなく、人とは悲しく、さびしく、愛しいものであるのだなあと思います。
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No.20:
(5pt)

それぞれの「居場所」

「しゃばけ」シリーズの第3弾。今回も前作に続き短編集です。

 本作は前作に比べ,趣向の異なる点が見られます。

 第一に,本格的ミステリーとよべる作品が収録されていることです(『ねこのばば』『たまやたまや』)。
 第二に,「あやかし」のまさに‘妖しさ’を中心に据えた作品が登場したことです(『産土』)。個人的には,このようなテイストの作品は大好きなのですが,従来の「しゃばけ」シリーズの中ではむしろ異彩を放っているといえましょう。といっても,最後は,きちんと‘一太郎たちの日常’に戻ってくるように設定されています。
 第三に,人の暗部に焦点を当てた重いテーマを扱っていることです(『花かんざし』『ねこのばば』)。
 第四に,江戸の風物がかなり描写され出したことです。もちろん,これらの風物に通じていなくても作品は楽しめますし,畠中さんも文中でさりげなく説明をしてくれています。しかし,知っているほうがよりイマジネーションが広がることも確かです。

 本作は,‘居場所探し’というテーマが濃厚に表れている印象を受けます。もっとも,シリーズの最初から主人公「一太郎」の‘居場所探し’は続いているのかもしれませんが。

 型にはまりきってしまうことなく作品を物する畠中さんに,今後も期待します。
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No.19:
(4pt)

すっかりおなじみになりました

しゃばけシリーズも第三作目。 今回も短編集で、短編五作いりです。 「産土」。 定番の登場人物にすっかり親しみを感じ、 慣れてきたところに、ひやりときました。 妖怪であり、若旦那につかえる手代でもある佐助のお話です。 若旦那の幼馴染、お春ちゃんにも縁談が持ち上がります。 若旦那の異母兄も、すっかりお店になじんでいます。 少しずつ変化しているお話の時間の中で 若旦那も事件を解決しながら、成長しているよう。 今作もよかったです。
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No.18:
(4pt)

江戸の事件

2004年に出た単行本の文庫化。  「しゃばけ」シリーズの第3弾。 5つの短篇が収められている。  この巻も短篇集。 相変わらずミステリとしてはいまいち。 謎のつくりかたが上手くないように思う。 キャラクターも固まってきたところで、今後、どう展開していくのか楽しみ。
ねこのばば (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ねこのばば (新潮文庫)より
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No.17:
(5pt)

悲しいお話も・・

前作の「仁吉の想い人」に続いて、
今回は手代のもう1人、佐助の昔の物語「産土」。
何より驚いたのが、つぶれそうな店(長崎屋じゃないですよ)の為に、
川の底に眠る金子を佐助が夜な夜なもぐって取ってくる、という場面です。
ここまでするのか・・となぜだか悲しくなってしまいました。
何より、その時の若旦那を路頭に迷わせるわけにはいかない、
そして、自分の居場所を失いたくないという気持ちもあったのかもしれません。
けれど、やはり亡くしてしまったその時の彼への思いが、
今の若旦那への過保護っぷりに少なからず反映しているのかなと。
今まで笑えていたそれがなぜだか悲しみを帯びて見えてきました。

お春の縁談のお話「たまやたまや」は、
一太郎の律儀な心が優しくもあり苦くもあり・・
寂しくなってしまいますね。

2つ以外の作品も感慨深いものが多かったように思います。
この作品とはこれからも長いお付き合いになりそうです。
ねこのばば (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ねこのばば (新潮文庫)より
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No.16:
(3pt)

ほのぼの推理帖

寝付いてばかりのはずの若だんなが丈夫になった!?長崎屋は商売も絶好調。幸運を呼んだ『福の神』とは?「茶巾たまご」、若だんなが見つけた迷子は、家に帰ったら殺されるというが...「花かんざし」、知り合いの妖に頼まれた若だんなは、寺に送られたもうすぐ猫又になりかけの猫を取り返しに行くが...「ねこのばば」、信じると、金が沸く?「産土」、若だんなが放蕩息子に?「たまやたまや」

若だんなと妖怪たちのほのぼの推理帖。今回も独特の世界が広がり、楽しんで読めます。第三弾ですが、この本から読んでも大丈夫。ですが、最初から読んだほうがより楽しめます。「産土」が少し怖いですが、妖たちにも情があって、大切なものを守りたいと頑張ったり、悲しんだり。ちょっと変わったものが読みたいな、というときにぴったりです。
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