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さよなら、コンスタンス
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さよなら、コンスタンスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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冒頭、ヒロインが真夜中ずぶ濡れになって主人公を訪ねるシーン。「波に遊ぶ褐色のアシカ」と、出だしの文章から詩的で美しいです。 ミステリーとして読むと正直、期待外れになります。ブラッドベリは想像力に任せて一気に筆を走らせるタイプのようで、理路整然さが必要なミステリーは形式として合ってないのかもしれません。 しかしブラッドベリらしい詩的な比喩、心地よい死の気配(メランコリー)は全ページに散りばめられています。例えば最初の証言者クラレンス・ラディガンの「新聞の迷宮」の描写は必見。犯人の動機もリアリティーには欠けるにせよ、ブラッドベリの文章では美しく、壮大な情念として納得させてくれます。 3部作のようなので、あと2冊も機会があれば読んでみようと思います。 | ||||
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