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(短編集)
これはペンです
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これはペンですの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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SF、伊藤計劃との共著、芥川賞、という著者に関するキーワード、および文書自動生成というキーワードから試しに手に取ってみた。 「良い夜を待っている」内の主人公の言葉、「体を変えれば本の読み方だって変化していく。体の方をつくり変えねば消して読めない本もある。」というのがそのままこの本の感想に当てはまる感じ。私がこの本を真に読もうとするには、色々とまだ足りていないのだろう。今の私の読後の感想としては★2つだが、10年前、10年後に読んでいれば、また印象も、評価も、変わっているだろう一冊。 手に取ったのが単行本のため中身が文字だけだが、例えばタイプボール等もうあまり一般的ではないものに関してもう少し図とかでの説明があると少しは分かりやすくなるのかもしれない。(だから単行本の表紙に描かれているのかもしれない。)まぁ、途中にそういうのがあると文章のリズム、魅力が失われるのかもしれないが。 | ||||
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内容のレビューではないんですが、 kindle版だと『良い夜を持っている』の最終部に出てくる重要な文章が、 kindleのフォーマットでは再現できておらず、数行の文章を一枚の画像にして無理やり表示させています。 PCでもスマホでもkindleでもその部分になると急に画面いっぱいに拡大された画像が出てきて、 めちゃくちゃ興を削がれます。 そもそも文庫本が出てるのに、kindle版が単行本準拠で値段が高いままなのが意味不明。 私はこの小説が大好きで新潮文庫の紙のカバーでは読んでいるとすぐにボロボロになるため、 すでに何冊も買いなおしていたのだが、意を決してkindle版を買ってみたらこの有様だった。 出版社はもうちょっとまともな対応をしてほしい。 もしこの小説が気になっている方はkindle版ではなく紙の本を読んでいただきたいです。 | ||||
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どうにも弱った作品です。一文読んでは意味を考えるため読み直す。そして十分理解しないまま先へ読み進める。その繰り返しが続くのですが、かといって文章がへたなわけもなく、また読みごたえもあるのでなかなかやめられない。結局理解できたのは、これはただ物理用語を並べただけの中身のない作品ではないのかということでした。 さて、この作品はかつて村上龍さんが科学的な誤りと指摘し物議をかもしました。いまさら蒸し返すのも野暮な話ですが、その箇所は作品中准教授が言った「100パーセントDNAだけでできたウィルスはというのはちょっと聞かないかな。……」という記述ではないでしょうか。ウィルスは核酸(DNAおよびRNA)とタンパク質の殻とで構成されており、実際DNAだけのウィルスが存在しております。よって科学的誤りがあるという村上氏の指摘はあながちまちがいではないと思います。(ただし殻の存在をどう取り扱うかによって意見はわかれそうです) さらに、冒頭に磁石を中華鍋で炒めて磁力をなくするという行為があります。たしかに熱を加えれば磁力は低下しますが、鍋で炒める程度(200〜300度)では磁力がなくなるはずもなく、よって砂鉄が取り除けるとは到底思えません。また、加熱によって磁力が急速に失われる、水と氷のように変転途中の中間状態は存在しないといった記述がありますが、これは明らかに科学的な誤りです。磁力は加熱により徐々に低下していきますので。たしかに磁力が一気に消失する温度はあります。しかしその温度に達した磁石は常温に戻しても磁力は消失したままとなります。作品中には炒め終わった磁石に対して「磁力が少し弱まっており」との記載があるため、よってこの消失温度には達していなかったことになります。つまり矛盾です。そもそも玄関で磁石を落っことしただけで大量の砂鉄がくっつくことはないと思うのですが……。 とはいえ、叔父と姪と語り手との関係が明らかになっていく構成はすばらしいですし、さらに現代における論文や思想書の悪文ぶりを皮肉っている点は痛快です。また冒頭で私はこの作品には中身がないと申しましたが、それはおそらく著者がこの作品の特殊性を考慮し意図しておこなったことなのだろうと読後に納得させられました。その無謀ともいえる挑戦には感心しましたが、いかんせん中身がないのは事実なので、この評価にとどまりました | ||||
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SF?ファンタジー? 期待していたお話しでは無かったです。 素人には理解出来ない文体でした。 誰かに感情移入したり出来るお話しでは無いデス。ハラハラもしません。 泣ける事も笑う事も怒る事も無いデス。 ただ、文字です。 「これはペンです」 では無く 「これは文字です」 | ||||
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有名なので買ってみました。 なんだか分かりません。 途中で読むのを諦めました。 時間を置いて再度チャレンジしたいと思います。 | ||||
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何が何だか理解出来ない、というのが正直な感想です。 この本をスラスラ読める人は頭が良いんだろうなぁ、とだけは何となく感じました。 大学の難しい英字論文を日本語に翻訳した感じです。 途中からは意味を理解するよりも ただ惰性で字面を辿るだけになってしまいました…。 | ||||
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この小説の文体は、私のような60歳以上のジジイには読むのがツライ。 もちろんツラくない高齢者もいるだろうが、私にはツライ。 SFなのかミステリなのか、そんな事ばかりが気になって、 頭に文字は届くものの、意味が届かない。 世界観が伝わらない。 理解出来ない。 加齢と、私の個人的能力が低さのせいのだろう。 わからないことを狙っているわけではないだろうし… | ||||
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