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カエルの楽園
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カエルの楽園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1072件 361~380 19/54ページ
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読みやすく、最後まで一気読みできました。今の日本の状況を背景にしたお話しなので、現実の世界と重ね合わせて読めたのも面白かったです。主人公のソクラテスがダルマガエルに侵略された祖国を捨て、危険な旅路の末にたどり着いたツチガエルの国、楽園ナパージュ。世界は危険に満ちているのに、どうしてナパージュだけが平和なのか・・・、いろんな人?(カエルや鷲)に話を聞きながら、ナパージュの真実を知っていくストーリー展開で、最後に楽園ナパージュの行く末が描かれています。 本を読み進めていくと、どうしても自分をツチガエルに置き換えて読まざるを得ません(笑)。自分はナパージュにおけるどんなツチガエルに当てはまるのか・・・。たぶん、盲目的に三戒を守ろうとする大勢に疑問を持ちながら何もできないツチガエルかな。実際、どうすればその時に最も良い判断を下せるかなんてすごく難しいような気がします。難しいから、三戒みたいなものに頼っちゃうのかな~。 読み終えた後に、ひとまず日本、平和でありがたい!、でもこの先どうなるの!?と思わずにはいられないでしょう。 | ||||
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かえるを主人公にした童話という形態をとり、現状の日本の安全保障を風刺した小説。朝日新聞をデイブレイク(夜明け)、アメリカをスチームボート(蒸気船)などわかりやすい名前に置き換えている。 文学というより、現在の日本における安全保障について、小中学生にもわかりやすく説明した本と思ってよい。 「ぼくは戦争に行きたくない」と声高に叫んだ若者たちや、集団的自衛権について盲目に反対を唱える方は、一度まじめに読んだ方がいいだろう。 誰しもが戦争で死にたくない。しかし、盲目に戦争反対を唱えると、却って、争いが起きる可能性が高い。本当に戦争に巻き込まれたくないのであらば、どのような手段が最も戦争抑止に寄与するか考えなければならない。 作者が一番批判しているのは、明らかに大手新聞だろう。 かつて戦争を礼賛して、戦争悪化に加担した大手新聞社が、今やみくもに戦争反対を唱えることによって、戦争の火種を蒔いている状況がある。 国の安全保障を支えるのは、軍隊やシステムや条約ではあるが、何より一人一人の国民の思想が重要であることを訴えた小説でもある。 | ||||
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一気に読めました。話はとても分かりやすいですが、これはある皮肉を孕んでいますね。今読むのが丁度いいです。 | ||||
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まず、この本の内容は、現在の国際社会の一面を切り取っただけであることを理解しましょう。 でないと、丸だって四角になることを理解できませんよ(例、円柱) でないと、読者の方々も百田尚樹というディブレイクに踊らされる大衆となります。 私自身は、憲法9条が平和を守るわけでもないが、闇雲な軍事化が平和を守るわけでもないと考えており、上手く利害関係を一致させることが平和を守ることになると思います。 例えば、貿易関係でwinwinになるなど。 尖閣諸島が誰のものよりも、尖閣諸島で得る利益以上の利益を互いの関係から作り上げれれば、その関係をわざと壊す必要はないでしょう。 星2つにした理由は、話としては面白いけど、単純化した自己の主張に都合の良い寓話を最高傑作と言う百田さんに反省してもらいたい点もあるため。 自分に都合の良い作品を最高傑作と言わず、もっと苦悩した作品を最高傑作と言って欲しいから。 | ||||
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風刺というものを初めて読んでみた。 良くバナー広告に出てくるし、 何かと話題を提供している百田尚樹だし、 ソクラテスとか、ダルマガエルとか、アシュケナージとか もしかして趣味がかぶってるかな?なんて思った。 プラトンや仏典を読んで、モーツァルトを聴いている? 本書は昨年の安保法制の喧噪に対する風刺だ。 著者が、いったいどんな問題意識を持っていて どんな回答を用意しているのかに関心があった。 具体的な配役は、 ナパージュ・・・日本 エンエン・・・韓国 スチームボート・・・アメリカ ツチガエル・・・日本人 ウシガエル・・・中国人 ヌマガエル・・・韓国人 元老院・・・国会 デイブレイク・・・朝日新聞 ハンニバル兄弟・・・自衛隊 プロメテウス・・・自民党党首 ガルディアン・・・共産党党首 フラワーズ・・・シールズ ハンドレッド・・・百田尚樹 三戒・・・憲法9条 謝りソング・・・謝罪 なかなか面白い配役ではないだろうか? 現実がうまく反映されていて思わず笑ってしまう。 スチームボートは黒船?だからアメリカ。 スチームボートは大きな鷲だ。ハクトウワシ。 岩山に巣を作りナパージュを外敵から守ってきた。 三戒は、第一条 カエルを信じよ。 第二条 カエルと争うな。 第三条 争うための力を持つな。 なのだが、著者はスチームボートの口を通して、 三戒はスチームボートがツチガエルに与えたもので 本来はカエルを信じよではなくスチームボートを信じよ だったと言わせている。すると、憲法9条は、 第一条 スチームボート(アメリカ)を信じよ。 第二条 スチームボート(アメリカ)と争うな。 第三条 争うための力を持つな。 これはなんとも、百田一流のアイロニーなのだろう。 ツチガエル達は三戒があったから ずうっと平和だったと信じて疑わない。そして、 著者は主人公のアマガエルのソクラテスを通じて 「三戒があったから平和が続いた」 というツチガエル達の主張に疑問を呈する。 わざわざ主人公をギリシャ哲学者のソクラテスという 名前にしたのは、読者に対して、 ソクラテスのように考えてみよ、 と挑んでいるということなのだろう。何とも。 デイブレイクは謝りソングを歌い、三戒の保持を訴える。 ある日、ウシガエルがサラミスライス戦略よろしく、 少しずつまさに一歩ずつツチガエルの反応を見ながら ナパージュに侵攻してくる。 するとツチガエルは戦うことをせず議論に明け暮れ、 ・・・ 一応、結末がどうなるかは、それは読んでのお楽しみ。 結果が分からないから面白いのだろうな。 普通の人は。是非ご一読を。 「三戒があったから平和が続いた」に対する 本当か?という百田の疑問については、 是非、寓意の意味する所を読み解かれよ。 私的には、ノーであるがイエスだと思う。 | ||||
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あまりに単純素朴で何のヒネリもない寓話だ。結末は読み始めから見えている。 寓話の価値は、単純な例え話を使って分かりにくい真実に気付かせてくれること。 この本の寓意はあまりに当たり前過ぎて、私に何の新しい気付きも与えてくれない。 多くの大人の読者に共通の感想だろう。 一方、いわゆる第9条信者にとって、百田尚樹の本など目にするだに汚らわしいだろうから、彼らが読んで何かに気付くことなどあり得ない。 多くの小学生か中学生に読んでもらいたい本だ。 現代日本という特異な言論世界以外では童話としてしか成立しない本だ。 | ||||
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『平和』とは何か、疑い考えることで本当の平和を享受できる、この本を読んで思わされました。 素晴らしい本を有難うございます! | ||||
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戦後日本を的確に捉えた百田氏の自信作。 国を侵略され破滅に至っても、扇動家は反省せず、民衆は自覚ないまま破滅に向かって行く、当にカルト宗教。 いかにもありそうで怖い話である。 百田氏は実に良いタイミングで警世の書を出してくれたが、果たしてどれだけの国民が理解できることか。 追記: この話の結末は、このままで行くと最悪の結果を招くとの警鐘であるが、今の日本の現状では侵略が始まっても、はたして防衛に立ち上がることが出来るのかという重大な問題提起をしている。また米軍の出動に関しても楽観はできない。 | ||||
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「カエルの楽園」を読んで、平和主義者を侮辱する内容だと思う人は、断じて平和主義者では無い。 変な事を言っているんだと自覚しなければならない側だという事だ。 本当の平和主義者は、この本が示唆していることを教訓にする筈だ。 良心的な愚か者が一番の悲劇を招くという皮肉。 現実を振り返れば、いくら左翼が否定しようが、中国の脅威は今そこに迫った危機であり現実である。 憲法9条は国を守ってくれない。 | ||||
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楽園と呼ばれる国家のモデルは日本、そのほかにも、自衛隊、アメリカ軍、中国、韓国問題、そして憲法9条の問題、全てが作者による皮肉の物語でした。最後の方は、現実にあった部分ではなく、作者の妄想の一部なのでしょうけれども、こうした結果が今後本当に起きないという保証はなく、最後の方は身震いをしてしまいました。 現実にこうした事態が発生した場合、総理大臣はじめ、国会議員は憲法の解釈の仕方を変えて集団的自衛権を認めるのか、それとも煮え切らず、他国につけ入られてしまうのか、見た目はファンシーなカエルの物語ですが、現代の日本の余りの危機感のなさに作者が大きく警鐘をならした良作だと思います。 | ||||
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昨今の情勢に多少知識のある方にとっては間違いなく「国民を馬鹿にした」物語に感じると思います。そしてこの本は警鐘してるだけで、作者の考えが見えません。それが意図なのだとは思いますが、本当に救いのない物語です。職業柄かなりイライラさせられましたが、せめてこの本を多くの方が読んで、多くの方に「この国をどうしたいのか」について、真剣に考えていただければと思います。個人的には今まで読んできたどの本よりも身にならない最低な物語でしたが。 私はハンニバル兄弟のようにはなりたくないですね笑 | ||||
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ここのところ尖閣沖に押し寄せてきているようですね。漁船が沈没して海保が救助したようですが、これがいいきっかけになれば。しかし、果たして明治時代に日本が戦艦を救助したことをいまだに感謝してくれるトルコのように感謝してくれることはあるのでしょうか? ナパージュですら、崖にウシガエルがあらわれると、大騒ぎになって元老会議が開かれたのに。現実の日本では漁船が押し寄せても、ミサイルが飛んできても、あまりマスコミは騒がず、芸能ニュースやオリンピックのほうが扱いが大きかったり。やっはりマスコミ界にはたくさんのデイブレイクがいるのでしょうか。 先の参議院選の某野党議員の自衛隊に対する発言や、都知事選の某候補の集団的自衛権に対する発言などを聞くに、この本は予言の書のようです。 世界の色々な場所で扇動家、独裁者が力を握り、テロもおきています。いつなにがあるかわからない。平和ボケせず、子供達と国を守るためにしっかりと国の将来を考えていきたいですね。 | ||||
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童話みたいに子供でも読みやすい内容です。 登場人物を現実と当てはめると、現在進行形な感じがします。 カエルの楽園のように成らない様にするには・・・。 | ||||
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なるほど、面白い。届いてから一気に読みきりました。 いまの日本の状況をわかりやすく説明してくれたな、って感じでした。 寓話形式なので、小学生の高学年の子でも読めるし理解出来そうです。 ツチガエルのお花畑な頭の中、権威や流行に左右されやすく、騙されやすいところ。 ウシガエルのずる賢く押し切り侵略してくるところ。 ヌマガエルの、ツチガエルの中に住みながらツチガエルを陥れようとするところ。 これは…朝日新聞的に「アマゾンで売れ行きNo.1」は認めるわけにいかないだろうなと読み終わって笑ってしまいました。 ぜひ小学生や中学生に読んでもらいたい。 | ||||
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平和を愛するカエルの国を描いた寓話。 その国の状況は現代日本にマッチしている。 平和を愛していれば他国は攻めてこない、とか他国が攻めてきても(領土に侵入しても)話合いで必ず解決すると思っている平和ボケしたカエルの国の末路は想像通り。 平和を愛し願う事は美しいことであるが、みんなで平和を愛しその願いを切望し続けさえすれば、他国もこちらの気持ち(願い)を理解してくれるはずといった思想は笑ってしまうほど日本人らしい発想である。 全体として、内容が中学生でも理解できるレベルでもあり、平和ボケした日本国民全てに読んで欲しい一冊である(さらに噛み砕いた内容の絵本を出版してもいいと思う)。 | ||||
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面白く読めました。 まさにウシガエルに攻め込まれないとわたしたち日本人はわからないと思います。 70年以上前あんなに酷い目にあったのに・・・正しく伝えられていません。 まさにもう世代が入れ代わったので痛い目をみないとわかりません。 残念だけどもうそれはしょうがないことだと思います。 | ||||
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著名な方の評価が高かったので買ってみた。読みやすくて奥が深い小説です。百田直樹のファンにはたまらないと思います。 | ||||
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私が小さいころは、TVのアニメは必ず正義が勝ってハッピーエンド。 正義感って親の躾もありましたが、TVでも大いに培われました。 最近のTVではその正反対のものが少なからずあるように感じ、意図的な物のように思えてなりません。 カエルの楽園は百田尚樹さんが書かれているので、小さい頃のようなストーリー展開だと思っていましたが、 最後は大変ショックでした。 私は右でも左でもありませんが、左翼と称する方たちの考え方がどうしても理解できないので この本を読んでいくうちに少しでも理解できるかと期待していました。 でも逆に極左の方の考え方に拒否反応するようになりました。 かなり現実的で、百田氏が「自分の最高傑作」言わしめる作品。 なるほどな、と思いました。 素晴らしい作品で皆さんも是非読まれることをお勧めします。 | ||||
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とある方の動画サイトの動画でこの本が紹介されているのをたまたま見て、気になったので購入しました。 面白い一冊です。いまの日本が抱える国際問題や憲法に対する考え方、とある新聞社や学生団体などモデルとなった媒体名がなんとなく浮かんでくるところが面白いです(笑) これから日本の未来を担う学生さんにオススメだし、カエルが主人公のファンタジーっぽい作品なので政治や法律に疎い子供でも読みやすいかもしれません。 学校の図書館とかに置いてもらいたい本だと思いました。 | ||||
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私のような者が書いても、他の方の解説はかないませんので、一言だけ! 「憲法9条を守れ!」「戦争法案反対!」などと、国会周辺で、ほざいている、 そこのSEALDsは全員読みなさい! あなた達にこの本を捧げます!! | ||||
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