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美の神たちの叛乱
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美の神たちの叛乱の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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『牡牛の柔らかな肉』の尼に勝るとも劣らない、82歳になるのに10代にさえ化けてしまう化け物女優が主人公。『黄昏のベルリン』よろしくパリ、ベネツィア、香港、東京を舞台に大犯罪を企むクライム・ノベルです。 とはいってもそこは連城三紀彦、ただの犯罪小説を書くわけがありません。 基本的なストーリーは『牡牛の柔らかな肉』と同じくなかなか見えてきません。 そこまで叙述トリック的な作者が読者を騙すことまで含めてあらゆる登場人物が騙し、騙り、偽物を演じます。そのプロットは数え上げるとのも恐ろしい。 本格ミステリは殺人事件なんかの中心があるものですが、連城ミステリはどんでん返し自体がストーリーを進める歯車になっているのですから恐るべし。 どんでん返しの連続の500ページ。力作! | ||||
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