(短編集)
萩の雨
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萩や柳川などの、それぞれ風情ある各地方都市を舞台に展開される、大人の男女の心の襞を描いた作品。文章表現の美しさも、印象的。 しかし「萩の雨」の母娘は、ミステリアス過ぎて、よくわからない印象の方が強かったです。 「会津の雪」は、一緒にいた時には、それ熱程烈に愛していたと思えなかった女性なのに、 別れてから、なぜか彼女の事が思い出されてしかたがないという、繊細微妙な大人の男女の気持ちが 描かれています。 受験に失敗し、鬱屈気味の男子高校生と偶然旅の途中で知り合った、昔の初恋の人に会いにいくのだというお婆さんとの道行きものの「みちのくの月」は、何かほのぼのとしていて、そんな中に、 どこかしんみりとした感じも漂い、良かったです。長年の間、亡き夫に対しては、 むしろ忍耐ばかりの事が多かったというのに、ただ昔の初恋の人に、思いきって一度会いに行っただけで、最後まで死んだ夫に申し訳ないような気兼ねが捨てられない、慎ましやかなお婆さんの性格も、 何か微笑ましい感じで。 | ||||
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