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アンデッドガール・マーダーファルス 1
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アンデッドガール・マーダーファルス 1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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女性書店員の本紹介 you tubeでおすすめランキングに入っており、本書を読んで みた。まず、設定が抜群に面白い。あらゆるモンスター、有名キャラクター総出演 その中で難解事件を解き明かす鳥籠チームの活躍。 今回は、ドラキュラとフランケンのバージョン。 また、輪堂鴉夜が失った体の一部を探し求めて、奪回、回収してゆく展開は、 手塚治虫先生の「どろろ」パターンか? シリーズを読了していないので、今度の成り行きは分からぬが、、、 | ||||
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鳥かごに入った生首が絶妙。物語の設定はヨーロッパの各国でヒーローに対抗する敵役と悪役がたくさん生まれた時代。その敵役悪役が、そのイメージを生かしながらうまく絡み合っている。 | ||||
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良かった | ||||
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『吸血鬼』は思想形成という一点を無視すれば読めます。 しかし、 「思想や信念というものは他者の影響で植えつけられるモノであり」 まちがっても 「自発的かつ自由な意志力によって形成構築されることはありえない」 という 思想や信仰や心情に対する基本認識が著者にはないのかもしれません。 他者の拒絶から他者の否定になり、 他者の殺害に至るまでの過程を推理の対象にすると「心理的推理小説」になりますが、 もし、 他者が人類でない場合は、読者(人類)には理解できないので小説になりえません。 そこのところを上手に処理しないとファンタジーや怪奇モノは小説になりません。 この小説は、読者に理解できないはず、という怪物を登場させているわけですから、 理解できない前提で書くか、理解できる人類を前提で書くか、 を 最初に選択する必要があったのですが、どうもボヤけているようです。 ファンタジーやSFでは、大前提を決めてからタイトな感覚で書かれた小説が名作になています。 この前提を崩すほどの筆力を持った作家は、世界的にも存在しません。 つまり、 この千年ほどのあいだ、小説の限界点は、今のところ破られていないようです。 著者の今後に期待したいと考えます。 『人造人間』のはなしは、設定があまりにも安易で借り物だらけです。 フランケンシュタイン、ポワロ、ホームズの登場人物が、かなり不自然に配置されています。 こちらの方向性では、複数の手法を模倣することになりますので、小説の個性を殺します。 なぜなら、クリスティもドイルも個性の強い作家であり、小説家ですから。 カクテルは困難なのです。 これでいいと考えているとすれば、著者は作家として読者を甘く見すぎています。 | ||||
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アニメから入って読み始めましたがめちゃくちゃ面白い アニメの出来が良かったと思えるし小説自体も言い回し物語自体とても面白くてすぐ読んでしまった 津軽がとても好き 3人の掛け合いがとても面白くて津軽とあや様の2人しか笑えない不謹慎トークがめちゃくちゃ好き | ||||
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届いた本が初版とは違う表紙だったので 一瞬誤配送かと思いましたがまさかのカバーと同サイズの帯?でした しかも普通の本の帯とは違いしっかり表カバーと同じ材質と品質のもの しっかりとバーコードやら中には作者紹介なども印字されているので 帯というよりダブルカバー化、ファンとしてはちょっと得した気分です | ||||
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アニメがとっても面白くて原作もと読んでみたらこちらもとっても面白い。 1つだけ文句を言うなら鳥籠の中身について知らずに読めたらもっと楽しかったかもという後悔です。 冴え渡るあやのジョークと津軽の不謹慎ジョークがとっても好きです。 続きも楽しみ。 | ||||
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鴉夜と津軽の出会いと、ヨーロッパに渡った探偵“鳥籠使い”の2つの事件譚を描く。 吸血鬼や人造人間の、人間とは異なるそれらの特徴を前提条件としてきっちり把握し、理詰めで推理して意外な犯人(犯化物)を指摘する。それが本シリーズの基本スタイルで3巻の長編(人狼編)にもつながるプロローグとなっています。 | ||||
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山田風太郎に泉鏡花をまぶして、現代の漫画のノリで書かれたような幻想文学です。私の私見ですが、山田風太郎も泉鏡花も目指しているところは面白そうなのに期待ほど面白くない、と思っていました。この「アンデッドガール・マーダーファルス」はとにかく面白い!最強のエンターテイメント! 原作よりもアニメを先に見ましたが、アニメでは説明が足りていない部分も多い(それはそれで楽しめますが)ので、アニメを見た後でも原作は十分楽しめます。 設定はありそうな過去(と未来?)を基にしたSFファンタジーですが、緻密な推理が展開されて、推理小説としても楽しめます。ただし、どこまでがあり得て、どこからあり得ない世界なのか(魔術みたいなのがどこまでありなのか)はっきり分からないので、自力で推理は難しい部分もあります。 | ||||
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意外な掘り出し物のシリーズを見つけた気分。読みながら、ほくほくしちゃいました。 〈鳥籠(とりかご)使い〉のトリオ、真打津軽(しんうち つがる)、輪堂鴉夜(りんどう あや)、馳井静句(はせい しずく)のふざけたやり取り、とぼけた掛け合いが楽しいっすね。あちこちで、くすりとしちゃったな。 グランギニョールの舞台劇を眺めてるみたいな異形のものたち、彼らの仰天かつ破天荒、荒唐無稽な活躍も痛快至極なら、怪物専門の探偵・輪堂鴉夜のロジカルな推理もイケてて、その混ざり具合がなんとも乙な味わいで良かったっすね。 本巻の幕切れがまた、いかしてます。 〈鳥籠使い〉トリオに対抗するだろう〈教授一派〉のカルテットの面々の魅力的なことったら! いや、ほんと、おもしれぇシリーズを見つけましたわ。次巻に走るっきゃありません。 | ||||
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ドラキュラや、フランケンシュタイン等の怪物が普通に出てくる、現実離れした話だが、理論的な推理はとてもスマートでしっかりとした本格物。 二つの話が収められているが、大きな謎は未解決のまま、次の巻へ。 | ||||
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やはり19世紀ヴィクトリア朝小説は面白い。まあ、ポアロもいるので20世紀のキャラもいるが、「ドラキュラ起源」などのパスティーシュの後継者として正しい。ミステリとして読まなければ、気軽に読める。 | ||||
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2冊で終わりかと思っていましたが、今年(2021年)に3冊目が出るそうです。 物語の舞台は、良くあるといえば良くある設定のドラキュラ、ホームズその他19世紀フィクションの有名どころがてんこ盛りの世界です。本書には、その世界を舞台にした中編ミステリ二編が収録されています。 ビジュアル描写への力の入れ具合、うまくいけば人気の出そうな定番的なやり取りなど、アニメ化を意図しているのかなぁという感じが色濃いですが、軽く読めるエンターテイメントとして、お勧めできると思います。 | ||||
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著者は『体育館の殺人』などで知られるミステリ作家。 本書は、ミステリとライトノベルの中間的な作品。どちらかというとミステリ寄りか? 吸血鬼と人造人間をテーマとした2話が収められている。 いずれも、ならではのトリックが仕掛けられており、新境地を開いている。まさか人造人間だからといって、こんな真相が潜んでいるなんて……。 また、ポワロやモリアーティ(っぽいキャラクター)も登場しており、いろいろと楽しい一冊であった。 | ||||
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怪奇モノが好きな方、探偵推理モノが好きな方から見たら物足りないかも知れませんが、私は十分面白かったです。 次の巻も購入します。 | ||||
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1898年フランス東部。資産家で、人の血を吸わないことを誓った「親和派」の吸血鬼ゴダール卿は、地方都市ジーヴルの街外れで廃墟同然の城に、妻と二人の息子・末娘と暮らしていた。ある冬、銀の杭を持ったヴァンパイアハンターに襲われ返り討ちにしたが、その数日後、妻が殺害された。杭で胸を穿たれた挙句聖水を蒔かれていたことから、ハンターの犯行かと思われたが、警察の捜査に不満な彼は、新聞に探偵募集の広告を出し、「怪物専門の探偵」に依頼することにする。 姿の見えぬ声の主輪堂鴉夜とレースの覆いをした鳥籠を持つ真打津軽、使用人の馳井静句が、怪物がらみの事件を解決していくミステリー。 この「吸血鬼」の他に「人造人間」を掲載。 残虐な場面から始まるこの物語に最初は退きましたが、そこを差し引けば、中身はファンタジーを下敷きにしたミステリーで、自虐的だったり寒かったりするジョークもあり、娯楽としての読書が楽しめます。 ファンタジーの世界もしっかり作られているので、安心して浸ることができるし、そこにアガサ・クリスティのポアロと思しき人物等、他の小説からの借り物もちょこちょこ登場して、ちょっと笑えます。 普段は中学生からヤングアダルト向けの真面目な本を手にすることが多いのですが、ご縁をいただいてこれを読みました。 この作者さんの作品は初めてで、正直期待していなかったのですが、ただただ純粋に楽しみました(残虐シーンは苦手ですが……)。 探偵としての彼らの活躍については、今後も完璧なことが予想されますが、彼らの今後とライバルの出現が気になるので、続きを読もうと思っています。 | ||||
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裏染天馬シリーズとは違い、謎解き云々よりも登場人物の言動や行動が気になるこの作品。 それから翻訳ミステリ、ゴシックホラー、古典落語に精通していると、より一層楽しめる。もちろん、知らなくても面白い。 (裏染天馬シリーズではマンガ、アニメネタだった) 一八九八年(日本は明治時代)のヨーロッパ。 頭脳担当の輪堂鴉夜、ズレたムードメーカーでバトル担当の真打津軽、鴉夜に仕え、能力が未知数の馳井静句。 『怪物専門の探偵』と言われるだけあって、この世界には吸血鬼や人魚、人造人間などが存在する一方で、 グリ(あだ名)警部や教授など、ミステリ界で有名人も登場する。 津軽が噺家か講釈師か、というような口の達者な男なので、会話も軽快で小ネタもツボにハマった(源氏物語「雲隠」やコーンポタージュ味のアイスなど)。 古典落語の「転失気」「時そば」「黄金餅」もうまい使い方をしている(真打という単語も落語や講釈師に関係しているし)。 こういうノリは大好きなので、本当は☆五つにしたいところだけど、会話の数人同時、同言葉発言時に使われる 「「 」」 がどうも苦手なので。すみません。 教授一派も錚々たるメンバーだし、どう進めていくのか青崎さんの腕の見せ所ですね。 そういえば。エポック紙の特派員アニーの上司、ルールタビーユはおそらくガストン・ルルー(オペラ座の怪人の原作者)の「黄色い部屋の謎」の彼ですね。 二巻はまだ読んでいないけど、あらすじを読むとさらなる展開が待っているようで、楽しみです。 | ||||
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西欧本格推理黄金期の探偵たちとモンスターを共演させる趣向。トリック自体は単純で特筆すべきものではないので、主人公たちの冒険譚として読むべきなのだろう。個人的にはハマれなかった。 | ||||
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思いのほか面白かった。予想していた内容と違っていて、 怪物専門の探偵が存在している状況に納得。 途中からは二人と一緒に「ふふふ」と笑いそうになった。 | ||||
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吸血鬼やフランケンシュタインなどが出て来て、ファンタジーでありながら、しっかり本格ミステリーでもある。 さすがは青崎有悟、次巻が楽しみ。 | ||||
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