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アンデッドガール・マーダーファルス 1
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アンデッドガール・マーダーファルス 1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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『吸血鬼』は思想形成という一点を無視すれば読めます。 しかし、 「思想や信念というものは他者の影響で植えつけられるモノであり」 まちがっても 「自発的かつ自由な意志力によって形成構築されることはありえない」 という 思想や信仰や心情に対する基本認識が著者にはないのかもしれません。 他者の拒絶から他者の否定になり、 他者の殺害に至るまでの過程を推理の対象にすると「心理的推理小説」になりますが、 もし、 他者が人類でない場合は、読者(人類)には理解できないので小説になりえません。 そこのところを上手に処理しないとファンタジーや怪奇モノは小説になりません。 この小説は、読者に理解できないはず、という怪物を登場させているわけですから、 理解できない前提で書くか、理解できる人類を前提で書くか、 を 最初に選択する必要があったのですが、どうもボヤけているようです。 ファンタジーやSFでは、大前提を決めてからタイトな感覚で書かれた小説が名作になています。 この前提を崩すほどの筆力を持った作家は、世界的にも存在しません。 つまり、 この千年ほどのあいだ、小説の限界点は、今のところ破られていないようです。 著者の今後に期待したいと考えます。 『人造人間』のはなしは、設定があまりにも安易で借り物だらけです。 フランケンシュタイン、ポワロ、ホームズの登場人物が、かなり不自然に配置されています。 こちらの方向性では、複数の手法を模倣することになりますので、小説の個性を殺します。 なぜなら、クリスティもドイルも個性の強い作家であり、小説家ですから。 カクテルは困難なのです。 これでいいと考えているとすれば、著者は作家として読者を甘く見すぎています。 | ||||
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2冊で終わりかと思っていましたが、今年(2021年)に3冊目が出るそうです。 物語の舞台は、良くあるといえば良くある設定のドラキュラ、ホームズその他19世紀フィクションの有名どころがてんこ盛りの世界です。本書には、その世界を舞台にした中編ミステリ二編が収録されています。 ビジュアル描写への力の入れ具合、うまくいけば人気の出そうな定番的なやり取りなど、アニメ化を意図しているのかなぁという感じが色濃いですが、軽く読めるエンターテイメントとして、お勧めできると思います。 | ||||
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西欧本格推理黄金期の探偵たちとモンスターを共演させる趣向。トリック自体は単純で特筆すべきものではないので、主人公たちの冒険譚として読むべきなのだろう。個人的にはハマれなかった。 | ||||
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