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ブルーアウト
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ブルーアウトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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125年前に串本沖で難破した実在のトルコ軍艦エルトゥールル号。その乗員であった二人の青年「アフメット」と「ムスタファ」が辿る過去の物語。 現在、串本住民である女性ダイビングインストラクター「水輝」と、トルコからある物を探しに来日した「ギュスカン」との物語。 この二つの局面が交互で展開されていく。筆者お得意の、一見無関係な小編を積重ねつつ、最終章で実は意外な部分で繋がっていた、という往年来の鈴木節が拝める。前作「樹海」では、各編毎で前章とは全く無関係な新局面が設定され、その度に新人物を増やし、結果、登場人物が多過ぎて読者は混乱してしまったが、今回は2パターンの局面に絞られており主要な登場人物も数人程度であることから状況が把握し易く大変読みやすかった。また、片方にスリリングな展開が起こると、章を切ってもう片方が平凡な身の上話で息抜きしたりと緩急を付けて話が進行していったので、適度な緊張感を持ちつつまた通読の疲れも感じること無く読破できた。 最終章まで読み進めてみると、アッと驚くような落ちではなかったが、「生きよう」という強い切望が道を切り開くこと、そして時空を超えた生命の繋がりと運命の大車輪みたいなものを感じる事が出来た。海やヨットの話が多い鈴木光司らしい纏め方。ファンなら読んで損はない1品。 | ||||
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和歌山県が舞台になっており、なじみがある場所が登場し、楽しく読むことができました。 | ||||
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圧倒的な筆力でぐいぐいと物語に引き込まれていきました。 自然描写、人物描写を通じて一流作家の力をまじまじと見せつけられます。 オススメ! | ||||
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この小説の中には、 親が子供に伝えるべきことが、この一冊に 沢山沢山、詰まっていて、 僭越ながらですが。 私は、この小説を読んで 鈴木光司さんと、「生きていく上で、大切にしている哲学」が、 同じところにあるのだと、しみじみ感じました。 子どもを持つ方々には、特に読んで頂きたい小説です! | ||||
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