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蛮政の秋
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蛮政の秋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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怖かったです。 人の人生が組織によって踏み潰されていく… その組織自体も、何か巨大な力に踏み潰されてしまうのかもしれない… 堂場氏の作品の堅実な描写とストーリーが、その怖さを際立たせているんだと思います。 怖いです… | ||||
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堂場瞬一氏のメディア三部作の「秋」。 記者・南康祐が本社での活躍ぶりが、新聞社内部の暗闘と共に微細にわたり記述されていて興味は尽きない。 「警察回りの夏」「社長室の冬」と同書の三部作。 全巻を読むことで新聞社と記者について蘊蓄が語れるようになること間違いなし。 | ||||
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特になし。 | ||||
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政治家が権力を手に入れるために他人を貶めてもなんとも思わない、フィクションとは言え今の日本にも言えるのではないだろうか。また、メディアのトップも手に入れた権力を社員に向け、人事権を使って煙たい存在を押さえ込もうとする。今の日本の行く末が心配でならない。 | ||||
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新聞社にお勤めして新聞記者としてお仕事するってのがどんなものか、リアルに描かれていて割と面白かったです。 登場人物が、どの人も本当にそのへんに居そうな、情けないリアリティがあるのも〇。 ただ、階段の踊り場ってのは、上とか下の階にすごくよく声が通ってしまうので、密談には適さないんじゃないかなあ、ってことが気になりました。 | ||||
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メディア三部作の2作目。甲府支局で誤報を飛ばした後、本社の遊軍へと異動になった日本新報の南は、魑魅魍魎とした議員関係とメディアの在り方に翻弄されていく... う~ん、これは中々渋いなぁ( ̄▽ ̄;) | ||||
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文庫化を機に初読。 エンタメ小説として魅力が足りず、文章も読みにくい。 1 登場人物はセリフを回しているだけ。ト書きで役割を説明してはいるが、 感情や性格が頭に浮かんでこない。 2 場面転換が分かりにくいときがある。大きく転換するときは、場所や時間を 説明してもらったほうがありがたい。 3 そのためもあって、何度も戻って読み返さないとストーリーがつかめない。 4 新聞社や政界の内幕について、インサイダー的な発見があるのかと思ったが とりたてて新たな発見はなかった。 読むのに労力を要するわりに、読後に得られるものは少ない。 エンタメ小説だとしたら爽快感や人物の魅力が足りない。 分量も無駄に長く、途中で投げ出したくなりました。 お勧めしません。 | ||||
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もしかしたら、次の章で驚きの新展開が、と堂場氏に期待しつつ、とうとう最終ページまで繰ってしまいました。この3年間で最大の時間の無駄使いでした。 今何もしたくない、やる気ゼロ、人生とことんくだらない、と言う気分のときに、本書は絶対お勧めですね。 | ||||
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軽く転がる展開ながらラストが不完全燃焼。 既存メディアとネットの対立をもう少し際立てて書いて欲しかった。 | ||||
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著者の作品は初めて読んだが、本作はラストがなんともすっきりせず、モヤモヤ感が残ったままで終わった。最後の最後で逆転満塁ホームランのような終わらせ方にすれば、面白い作品になったと思うのに・・・。非常に残念だ | ||||
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ガセネタをつかんで誤報を書いた新聞記者・南は会社でも白い目で見られ、 「飛ばし屋」とまで、囁かれていた。 しかし、メゲずに密かに挽回の時を狙っていた南に届いた一通の暴露メール。 それは、政権与党の複数の代議士への違法献金リストだった。 飛びつきたい半面、またガセネタではないかと怖れる気持ちの狭間に揺れる 南は、次第に政治の深い闇に呑み込まれてゆく インターネットに押され斜陽になりつつある新聞、そこで働くのは昔のドラマ 「事件記者」そのままの記者魂を持つ記者たち、変化する時代と変わらない 人間とのギャップが、まるで不条理劇のような不思議な感覚を醸し出している 要因だろうか。 紙媒体としての新聞の未来をも暗示する一冊だが、結末がやや不満。 | ||||
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が、「オチ」的なモノがないのが物足りなかった。 多分、全員がじたばたおたおたとする様の描写自体を楽しむ種類の話しだと思う。 | ||||
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私は、よほど不出来でも極力1☆という評価は避けている。 なので、本作については、何故1☆なのかという理由を明確に示したい。 1.第1作を読んでいると完全にネタバレ 本作は、「警察回りの夏」という作品と同じ主人公で、彼が勤める大手新聞社の幹部達は前作にも登場し、キーとなる動きもしている。 私自身、本作を読むために、わざわざ1作目も買って読んだわけだが、1作目で書かれているストーリーが、そのまま本作終盤のネタバレになっている。何のひねりもない使い方に唖然とさせられた。 2.頭の悪過ぎる登場人物達 1作目のレビューで私は「実はリアリズム小説?」という評価をした。主人公がミステリーの主役としてあまりにバカだからだ。そして、第2作では、主人公と絡む政治家もまた同レベルのバカだった。これは、社会を表すリアリズムではなく、著者がリアルでバカだということなのだろう。 本作でカギを握る録音された会談があるのだが、中盤を過ぎるまで合成録音では?という疑問を誰も抱かない・・・まずそれを疑えよである。 3.何も広げず何も畳まず 本作は、メディアと政治の関係を問うているようなのだが、作品の中では、著者の月並みなメディアや政治への感想が主人公らを通じて語られるばかりで、エンタテイメントならではの広がりは全くない。実際、本作の中ではメディアと政治の企ては何も結実しないし、権力の怖さなんてものも示されない。そして、伏線っぽい描写はそのまま放置され、一方で、終盤の強引な幕引きのために、手法も目的も不明な罠が炸裂しまくる(しかも、それが罠で、それが炸裂することがバレバレ) 4.え、この人新聞記者だったの! 池井戸潤が、出身である銀行での経験・見分を下地にして、見事にエンタテイメントとして「半沢直樹」シリーズを描いたことは有名な話だが、この著者は20年も勤めた読売新聞での経験を実にチンケにしか活かせていない。自分の職場すらキチンと描けない作家に明日はないだろう。 | ||||
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私は、よほど不出来でも極力1☆という評価は避けている。 なので、本作については、何故1☆なのかという理由を明確に示したい。 1.第1作を読んでいると完全にネタバレ 本作は、「警察回りの夏」という作品と同じ主人公で、彼が勤める大手新聞社の幹部達は前作にも登場し、キーとなる動きもしている。 私自身、本作を読むために、わざわざ1作目も買って読んだわけだが、1作目で書かれているストーリーが、そのまま本作終盤のネタバレになっている。何のひねりもない使い方に唖然とさせられた。 2.頭の悪過ぎる登場人物達 1作目のレビューで私は「実はリアリズム小説?」という評価をした。主人公がミステリーの主役としてあまりにバカだからだ。そして、第2作では、主人公と絡む政治家もまた同レベルのバカだった。これは、社会を表すリアリズムではなく、著者がリアルでバカだということなのだろう。 本作でカギを握る録音された会談があるのだが、中盤を過ぎるまで合成録音では?という疑問を誰も抱かない・・・まずそれを疑えよである。 3.何も広げず何も畳まず 本作は、メディアと政治の関係を問うているようなのだが、作品の中では、著者の月並みなメディアや政治への感想が主人公らを通じて語られるばかりで、エンタテイメントならではの広がりは全くない。実際、本作の中ではメディアと政治の企ては何も結実しないし、権力の怖さなんてものも示されない。そして、伏線っぽい描写はそのまま放置され、一方で、終盤の強引な幕引きのために、手法も目的も不明な罠が炸裂しまくる(しかも、それが罠で、それが炸裂することがバレバレ) 4.え、この人新聞記者だったの! 池井戸潤が、出身である銀行での経験・見分を下地にして、見事にエンタテイメントとして「半沢直樹」シリーズを描いたことは有名な話だが、この著者は20年も勤めた読売新聞での経験を実にチンケにしか活かせていない。自分の職場すらキチンと描けない作家に明日はないだろう。 | ||||
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