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彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?
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彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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面白い。こんなに面白い作品を今まで知らなかったとは。 登場人物が魅力的だし、生命とは何かというテーマがとてもいい。まるでアンドロイドのようなウグイには不思議な魅力がある。続きを読むのが楽しみ。 | ||||
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アンドロイド(AI)と人間の境目が曖昧な世界で繰り広げられるミステリー。電気羊や攻殻機動隊などに通じるSF。 始まったばかりだが広がりがありそうな世界観でこれからの展開が楽しみ。 | ||||
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読みやすくスイスイ読めました。ウグイには幸せになってほしいです。 | ||||
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森作品に出会ったのは大学生の頃、すべてがFになる、という表紙のジャケ買いでした。 先生が書くこの現実味を帯びた未来感がとても好きです。 | ||||
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百年シリーズ関連のWシリーズ第一作。 前作にも登場した人工生命体であるウォーカロンと、人間を識別する研究の第一人者であるハギリは、爆破事件を皮切りに命を狙われる。研究分野こそ違えど、ある一点において意見の一致をみた識者達との出会いが、核心へと導く。 人とウォーカロンを識別する術の研究が進められる中、体組織構成、あり方からして、両者の差異は小さく、単に人か人ならざるものかでしかない様子。それは利益や感情、人である事、あろうとする事への固執がかえって社会の不安定さを生んでさえいるよう。 人より機能的、身体的に優秀で、安定した人格、感情を持ち安全にデザインされた人工生命体の誕生により、人が人である事の優位性が、消失する未来。唯一の拠り所は創造者である立場と、インスピレーションの発揮。 これはやがて来る未来に対して、今から整えるべき制度と体制、人の心のあり方を問う、警鐘なのかもしれない。 ◼️オススメしたい人 森博嗣氏ファン(天才同士の会話スキーにも)、人類劣勢モノ好き、そして何よりSFファンで、人とウォーカロンの識別、人とそうでないものの境界を問う辺りに、ブレードランナーを連想する方に特にオススメしたい一作。 | ||||
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サイエンスやテクノロジーといった分野に明るい筆者だからこそ書ける、近未来の物語だと思った。 小説という形を取りながらも、本屋で平積みされている「未来」という冠に据えた2流ビジネス書よりも、よっぽど鋭さを持って未来を描いている。 鋭さとはすなわち、筆者の視点の角度と強度だ。 本作では、技術の進化によって変わった世界の一歩先、その時代を生きる人々の価値観倫理観を丁寧に描いている。 それが、AIやロボティクスというワードが一般に普及し始めたわたしたちにとても深く刺さる。 そんな印象を受けた。 本書で描かれていた考え方の一つも、とても興味深かった。 /// 「ごく初期のウォーカロンは、知能が高すぎた」僕は彼女に説明をした。「電子頭脳を受け継いだものだったから当然だ。知識量も計算速度も三桁違っている。それをカバーするために、遅延回路が組み込まれていて、適度に遅れ、適度に迷うようになっていたし、確立的に間違えたり、軽微な失敗をするようにプログラムされていた。それでも、正解を知っていて間違える、わかっているのに抑制して馬鹿な振りをするわけだから、それが余計なデータとなって蓄積するんだ。ようするに、人間のストレスみたいなものだね。で、この余分なデータを除去するためのソフトがまた組み込まれることになる」 「そんなことをしていたのですが・・・。なんか合理的では有りませんね。なぜ人間に近づけなければならなかったのですか?」マナミは質問した。当然の疑問だろう。「どうしてだろうね・・・。それは、今でも解決を見ない問題の一つだ。人間以上のものは存在してはならない、という簡単な言葉に集約される。しかし、そんな話をしたら、人間よりも力の強いもの、正確に早く計算をするもの、人間よりも有効的で、悪事を働かないもの、人間よりもエネルギィ効率が良くて、社会に対する貢献度の高いもの、いくらでも存在するんだ。ただ、それがコンパクトにまとまって、見た目が人間に近づくほど、抵抗する人たちが増える。宗教的な問題だと言い出す連中が今でもいる。髪に対する冒涜だとかね・・・。今まで冒涜の限りを尽くしてきたのに、今更だよね。」 /// 人間と人工生命体。 そこにはやはり上下関係があるのか? 「人間以上のものは、存在してはならない」とわたしたちはどこかで思っているのだろうか? 非常に重要な示唆だと思う。 事前情報無しで読み始めたWシリーズだが、森博嗣と言えばな彼女も登場してくることを知り、ますます続きを読むのが楽しみになった。 | ||||
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久しぶりに森さんの本を読みました。途中からあの人ってもしかしてと思っていたら案の定でした。嬉しくなりました。 | ||||
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主人公の大学教授の研究室が爆破される場面で物語は始まる。そこで、情報機関の女性エージェントと出会い、お互いのバックグラウンドや彼らが暮らす世界のことが語られていく。彼らの世界では、人類は人口減少と生殖不能に苦しんでおり、それを補完する存在として、人間と見分けのつかない人工生命体ウォーカロンと共生している。なぜ、命を狙われることになったのか。そして、彼女はウォーカロンなのか、人間なのか。境界線は非常に曖昧で区別は簡単にはできない。そこから転じて「人間とは何なのか」という問いが生まれる、その思考の過程が本書の最大の魅力ではないかと思う。 | ||||
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これをベースとなる長編があるならば是非読んでみたい。心地よい世界観に浸りました。 | ||||
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Wシリーズ1巻目、このシリーズは10巻で完結。で、次のWWシリーズが始まり、2020年2月現在その3巻目が出る予定。22世紀の話。死ななくなった人類、人間、子供を産めなくなった。ウォーカロンは何をもたらすのか。walk-alone。M&R series 百年シリーズにウォーカロンは登場するので、参考になる。作者の日記「森心地の日々」2019年2月17日分から数日、作者自身が読者からのWシリーズ関連の質問に答えてます。Wってwalk-aloneのこと? 森博嗣の以前の作品、特にV series 瀬在丸紅子シリーズの登場人物の名前が日本名の変テコな感じがして読みづらかった、小鳥遊練無(たかなし ねりな)とか。この本の登場人物は全て、カタカナの名前で、読みやすい。文章もすっきりして、洗練された文章、どんどん読みやすくなっていて、それは高度化した文章・作品だと思う。 読書は森博嗣が言うように読んでいる時、こう読もうとか、次の本をどれにしようとか、他人に言わず、楽しむことが楽しい。だから、僕は今、とても楽しい。まだ10冊、そしてWWシリーズへ。森博嗣、ありがとう。 | ||||
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このシリーズの読者は、2019年秋から放映されている『仮面ライダーゼロワン』も観ると楽しめると思います。ヒューマノイド増加社会…というよりリアルなウグイ(本書の主要キャラクター) が登場して楽しい。 | ||||
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エッセイから入って、初めて作者の小説を読んだところ、テンポよく新しい謎、アクシデントが発生し一気に読めた。 これなら最初から10巻セットを買うべきだったかな。 まだ先は長く、楽しめそうだ。 最後まで飽きなかったら星5。 | ||||
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死ななくなったらどうなるのか? 死にたくないと考えた事があっても、もしみんな死ななかったらどんな世界になるのか、考えた事もなかった。 これは、森博嗣が描く未来地図だ。 そして、森博嗣が生み出した天才「真賀田四季」が作り出すだろう世界だ。 有益な情報が書かれているわけではない。ただ、見た事のない世界が書かれてる。 それが少しだけ今の見え方を変えてくれるかもしれない。 でわでわ。 | ||||
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はじめて読んだ作家さんです。 表紙とタイトルに惹かれて購入しましたが、40ページ程で話に入り込めず挫折。もったいない精神により、再び手に取り、なんとか読みきりました。 今の時代ではなく、未来の時代であることや、専門用語?のようなものが多く理解が追い付きませんでした。また言葉の言い回しも変わっていて、読みにくい部分もあり。。理系なんだなぁという感じ。笑 典型的な文系の私には不向きな作家さんのようです。 ストーリーに入り込めないのがなんとも。。 読後の感想としては、あまりすっきりせず、謎が多いなぁと思いましたが、調べていると続編があるのですね。 でも読みませんおそらく。。笑 小難しい哲学的な作品。 | ||||
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タイトルの「Walk Alone」から、森先生のファンからみれば「女王の百年密室」の"ウォーカロン(アンドロイドのこと)" と同じ世界観なのだろうかと容易に想像できるわけですが・・ 実際に読んでみると・・・、予想はまったく的外れというわけではないとしても・・・予想を超えた、物語世界がそこにあった。 | ||||
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未完のシリーズに対して評価をするのは難しいことと感じながら、感想を記します。 私は長年の森博嗣ファンですが、新しく"タイガ"から出版されるということもありこのシリーズから初めて森博嗣を読むという方もいるのではないでしょうか。森博嗣の作品は森ワールドともいえる共通の世界上で構築されているので、Fから読むべきか?などと迷う方もいると思います。 しかし筆者曰く、 "どこから読み始めても構わない" とのことです。 もちろんs&mやv,g,四季シリーズ等との人物的な関連はあります。しかしその背景を知っていないからといって作品の魅力が減るかといえば、そうではないと断言できます。それほどまでにこの本が、あるいはそこに描かれている世界が魅力的だということです。 この本に引用されているのはフィリップKディックの"アンドロイドは電気羊の夢を見るか?"であり、この本も同様に "人間と非人間の閾とは?" ということを主題としています。 ただ世の中の多くのSFがディストピア的な世界の描写に重きを置いているのに対し、この本では世界は乾燥した内部の視点から語られます。つまりそこに筆者の価値判断はなく極めて淡々と、無関心に環境として存在しているのです。 また多くのSFとは異なり、サイバーパンク的な要素は少なく感じられます。 作中では工学はかなり前にその役目を終え、研究者の関心は生理学に移ったという記述があります。よってSFにありがちな未来的な乗り物や荒廃した都市の記述は読者が容易に想像できるくらいローテクに描かれています。この"抑制されたSF感"も本書、本シリーズの特徴であると思います。 私は同氏のスカイクロラシリーズやフォグハイダシリーズの "世界の設定は斬新だが、重要なのはそこではない" という抑制された表現との共通点を感じました。 森博嗣の著作を読んだことのない方にははじめの一冊として非常にオススメできる一冊です。 | ||||
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森博嗣ファンとしては、「マガタ博士」の登場ほど胸が躍るものはない! | ||||
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最後まで楽しく読めました 続きが気になります 人間とは何か、が大きなテーマです | ||||
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wシリーズは、未来の話となっています。 森博嗣先生のシリーズを読まれている方にはおすすめです。 真賀田四季博士も登場するこのシリーズ、必読ですよ! | ||||
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生命が生まれなくなるのは、ある微生物などが危機的状況で生殖能力が強まる反対としてありそう。ただ感染症が未来だとなくなるとは思えないかな。どんな未来にしたいか考えるためによい話だと思います。 | ||||
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