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スパイ学校の新任教官
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スパイ学校の新任教官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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シリーズ全部購入。表紙に似合わず中身は楽しめます。 | ||||
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スーザン・イーリア・マクニールのスパイ小説『チャーチル閣下の秘書』『エリザベス王女の家庭教師』 『国王陛下の新人スパイ』に続く、シリーズ第4弾の最新刊である『スパイ学校の新任教官』 (創元推理文庫)。いずれも面白い。 今回は、真珠湾奇襲直前の英国を舞台にして始まる。有名な二重スパイのポポフ(本書ではドュシャン・ポポヴと表記)も出てくる。真珠湾が危ないとFBIのフーヴァー長官にも進言するが無視(?)されてしまうシーンも本書に出てくる。このあたりは、彼の自叙伝でも書かれていたかと(ドゥシュコ・ポポフの『ナチスの懐深く 二重スパイの回想』ハヤカワ文庫・参照)。 そのほか、007の原作者で、実際にスパイ機関にいたイアン・フレミングも登場。 山本五十六や野村吉三郎やハル国務長官も実名で出てくる。事実上の対日最後通牒ともいわれる「ハル・ノート」を書いた男、ソ連のスパイ、ハリー・デクスター・ホワイトはまだ出てこないが‥? このあたりは、須藤真志氏の『ハル・ノートを書いた男 日米開戦外交と「雪」作戦』 (文春新書)を参照。ジョン・アール・ヘインズ&ハーヴェイ・クレアの『ヴェノナ』 (PHP研究所)で、このホワイトがスパイであるのは明々白々となっている。 ともあれ、内容紹介にあるように、エディンバラで殺人事件が発生し、友人が容疑者になってしまい、そこに地元警察を越えてMI5が関与してくる……。 訳者あとがきによると、さらに「第五列」ならぬ「第五作」も刊行予定とのこと(2016・11・19に配本開始のようだ)。日本にもこんな女スパイがいれば‥‥と、想像力が刺激されてしまう‥‥。 英国も、この小説をドラマ化すればいいのでは。スペインの美女スパイ・シーラが活躍する『情熱のシーラ 上中下』 (NHK出版)は、スペインで映像化され、NHKが原作を訳出し放送もされた。が、日本ではあまりヒットしなかった? やはり舞台が欧州に限定されていたからか。こちらは、日本も第四巻からは出てくるようだから‥‥。ドンパチもあるし。 | ||||
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フラットな視点で当時の日本の緊迫した状況を描いていて、興味深かったです。 ただ、スパイ学校の生徒たちが後半全く絡んでこないのが物足りなかったです。 SD長官ハインドリヒ暗殺計画のことにチラっと触れていました。 これで終わりなのでしょうか。 この暗殺を描いた映画「暁の7人」を思い出しましたので、気になります。 それにしても母ネタ、引っ張るなぁ(汗 | ||||
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表紙の絵からは想像できないハードな物語。 主人公の強さと弱さのぎりぎり線が浮き彫りになります。 次回作も必ず買います。 | ||||
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