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(短編集)

ラヴクラフト全集2



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【この小説が収録されている参考書籍】
ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))

ラヴクラフト全集2の評価: 4.30/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.30pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21~27 2/2ページ
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No.7:
(4pt)

チャールズ・ウォードの奇妙な事件でしょう

クトゥルー神話の原典は、あまり面白いとは思いません。 でも、「チャールズ・ウォードの奇妙な事件」はとても面白いと思います。
ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))Amazon書評・レビュー:ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))より
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No.6:
(4pt)

惜しむらくは誤訳が…

H.P.L.を読むならまずこれからでしょう。 この時代のH.P.L.はまだゴチック的雰囲気を残しているので、多くの怪奇小説ファンにとってはむしろ取っ付きやすいと思います。 翻訳者がベテランなので、訳文が少し古くて、これがまた良い雰囲気です。 ただ、誤訳が散見されるのが残念です。 意味の通らない部分が数カ所ありますが、そこが誤訳の箇所です。 今では原文に容易にあたれますから、H.P.L.の世界に惹かれた方は、是非原語で読んでみて下さい。 不思議な角のある古きものどもの世界に行ったまま帰ってこられなくなっても当局は一切関知しませんが…
ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))Amazon書評・レビュー:ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))より
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No.5:
(4pt)

想像力が必要な「静かな恐怖」は好み次第。

ラヴクラフト作品を理解するのは以外と難しい。...
作者は病弱で繊細な人物でした。文体は詩的で女性的で静か、作品は映画に出来るような分かり易い恐怖でなく「想像するとぞっとする」類いのものです。ホラー映画のようなスリリングでショッキングな、つまりインパクトのある激しい恐怖を期待していた人なら、ガッカリすると思います。
そして彼をリスペクトする作家達はその魅力を理解しているものの、上手く模倣出来ていない事が多いのです。その結果、クトゥルー神話は「ラヴクラフトのモチーフを拝借した、只のホラー小説」になりやすいのです。(上手く書けている作家も沢山います。)

この為、他の作家のクトゥルー神話からラヴクラフトに辿り着いた人の中には、肩透かしを食らった人もいるようです。逆に私のようなファンには、他のクトゥルー神話の方が物足りないのですが。コアなファン専用かと思いましたが、初めてでも相性の合う人には好評のようです。
つまり、ラヴクラフト作品は読者を選び、相性によって評価が大きく変わるのです。スティーブン キング風の作風を期待してはいけません。私も含めた好きな人には「星5つ」、合わない人には「星1つ」でしょう。(ラヴクラフトの一般的な評価から「星4つ」としました。) 他のクトゥルー神話とは違うのです。あなたに合うかどうかは、買ってみるしかないのかな?

「ラヴクラフト全集 (2)」についてですが、どの巻も魅力的な作品が記載されているのですが、クトゥルー神話の原点である「クトゥルフの呼び声」が載っているこの巻が、最初に読む1冊としてお薦めです。
ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))Amazon書評・レビュー:ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))より
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No.4:
(5pt)

引きこまれる面白さ

「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」が非常に面白く, 何度も読み返してしまう不思議な魅力がありました。 「怪奇・ホラー」といっても,残虐シーンが登場するわけではなく, もっとミステリアスな魅力というか,うまい説明ができませんが・・・。 最初はとっつきにくいかもしれませんが,読み進むうちにいつの まにかひきこまれていることでしょう。 そして,読み終えると様々な要素がつながり,とりこになって 抜け出せなくなるほどの魅力があります。 そうなってくると「推理文庫」というのもかなりうなづけること かと思いますので,ミステリーが好きな人にはかなりお奨めです。
ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))Amazon書評・レビュー:ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))より
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No.3:
(5pt)

クトゥルフの呼び声・・・

アルジャーノン・ブラックウッドの言葉の引用から始まる文庫版ラブクラフト全集の第2巻。 ↑の人が実在する人なのかはよく知らないのだけれども、クトゥルフ神話を簡潔に示している。 っと慣れない文調はやめにして、感想を書きますね。 自分的には「エーリッヒ・ツァンの音楽」がお気に入りなんですけども、正直一冊丸々おもしろくてゾワッとする話ばかりです(3編しか無いけど)。 メインは作者三大長編の一つである「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」です。 展開なんかも複雑怪奇なんですけども、如何にもラブクラフト的!で素敵です
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No.2:
(4pt)

とりあえずコレから読んでみては?

クトゥルー神話なるものは聞いた事が無かったが、興味が出てきたので文庫版であるこの作品を4巻まで購入した。この「神話」についての知識は全く無く、実際に神話が書かれているものだと思っていたが正確にいうと主人公(短編集なので1人ではない)から見た怪異という風に書かれている。神話の全貌が事細かに書かれているわけでなく、読者がある程度繋げて行く事になる。身近な事に例えれば「ビックリマンチョコ」のシール裏の断片的なストーリー、と言った方がよいのか(実際はもっと複雑)・・。1巻収録「インスマウスを覆う影」は調べてみると結構後期の作品なのでチョット分かり辛かったが2巻に収録されている「クトゥルフ(クトゥルー)の呼び声」はこの神話の全貌を解き明かそうとする一人の男の話(この作品も中期のものなのだが)なので初心者にオススメできる話だと思う。クトゥルー神話を知らなかった男がが、やがてその全貌に・・。という話が初心者の自分と重なって非常に分かりやすかった(この作品では完全に全貌が出ないけど話を大まかに掴むにはいい)。ラヴクラフトのクトゥルーってどんなの?と思っている方はこの2巻から読んではどうだろうか。
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No.1:
(4pt)

クトゥルー神話体系

この全集は、好作品が各巻にばらけているので、全部読むことをお勧めします。 文庫で気楽にクトゥルー神話体系を読むことができてしまうお得な全集。 文学にも映画にも、この神話に自分なりの新しい一ページを加えようとするクリエーターはたくさんいる。 そのような作品に対する理解度を高めるためにも、まずは原典を読んでおきましょう。
ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))Amazon書評・レビュー:ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))より
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