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旅のおわりは



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【この小説が収録されている参考書籍】
旅のおわりは (集英社文庫)

旅のおわりはの評価: 5.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

カンカイってなんだよ!

レビューを見て「まさかぁ?言い過ぎだろ」と思っていた。アマゾンアウトレットで特価過ぎる価格であったので「あー、これって売れないんだろな、試しに買ってみるか」と手を伸ばしてみた。

いまは平成で21世紀、この時代にジュブナイルな青春小説があるなんて!
なんという疾走感!

ボクは道東出身なので、この小説の舞台がよく分かる。あー、あそこかー、ふんふん。
農業関連の仕事もしていたのでホクレンがどーのこーのとかもビシビシわかる!そうだよな!
おうおう、飼料はそうだよ!

終わりの方はちと、できすぎかな?と思いつつもこれは甘い青春の思い出なのだからいいかも。ジブリ風味を感じた。

あ!カンカイがわからない自分にショック。コマイのことをカンカイと言うことを知りました。
旅のおわりは (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:旅のおわりは (集英社文庫)より
4087450740
No.2:
(5pt)

旅のおわりは

読み始めると、特に引き込まれるでもなく、なんなのこの本?とか思いましたが・・中盤、泣いていました。その後は笑える場面やハラハラドキドキあり渡辺淳一風になりで、最後はまた泣いていました・・。父の仕事の関係上仕方なく虐められっこでいる徹平、しかし、であるが故に大切な愛犬を保健所送りにされてしまい、そこから幸せの歯車が徐々に狂いだしすべてが嫌になり北の大地へ旅する事に・・色々な出会いがあり少しずつ大人になっていく・・礼文島に渡りひょんな事から一人の大人の女性ルイと出会い心ひかれていくのだが、今は漁師のルイにもまた凄い過去が・・16才の徹平と25才のルイ・・嵐の夜の離島、漁師小屋でのシーンは息をのんで読ませて貰いました・・徹平が20才で普通の旅人ならずっと礼文島で二人幸せに暮らせるのにと思いました。とてもいい本でした・・また表紙のイラストがいいですね!
旅のおわりは (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:旅のおわりは (集英社文庫)より
4087450740
No.1:
(5pt)

素晴らしい青春小説

このような素晴らしい青春小説を読んだのは久しぶりである。家出して北海道に渡った16歳の徹平が様々な人びととの出会いを通じて成長して行く。

『光る牙』で吉村龍一を知り、『焔火』を読んだが、文章から溢れ出る迫力に息を呑みながらページをめくった。この作品でも、登場人物の苦悩や過去が文章から迫力をもって強く伝わって来る。

旅のおわりは…

若者が成長する過程を目にすること、これ程清々しいものは無い。
旅のおわりは (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:旅のおわりは (集英社文庫)より
4087450740

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