真夏のバディ
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よくある青春モノ なのだが、主人公である二人の子供に全く共感できない。 厄介な背景を持っている という設定ではあるが、あまりにも「自分たち」以外の人間や物事に対するまともな思いやり、認知能力というものを持っておらず、現実にいたら極めて迷惑なお子ちゃまたち、という印象である。 特に、「直次郎」の終盤での言動は本当にひどい。不法行為を行い警察官に事情を聞かれながら、筋の通らない屁理屈を抜かし、相手の多忙に付け入り逃げる。会場に至る道中、人にぶつかり迷惑をかけても開き直っている。 この手の良くある青春モノにはどうしても、このような「自分のことしか見えない、考えない迷惑なお子ちゃま」と、「当たり前のことをいい、正当性があるのに何故か著者によって悪役とされてしまう大人」という存在が登場する。このようなお決まりのパターンから全く抜け出さない、悪い意味で枠に収まってしまっている、読む価値の無い駄本であった。 | ||||
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『旅のおわりは』に次いで描かれた書き下ろし青春小説。青春時代の苦悩と成長の過程が、200ページあまりの中に凝縮された、爽やかな作品であった。 驚いた事に主な舞台は岩手県である。主人公の塊太の実家の牧場の所在地は旧山形村であろう。作品の中には、盛岡駅のさわや書店と思われる書店が登場したり、実際の北上市のアメリカンワールド、みちのくラーメン、東日本大震災の被災地の宮古市、田瀬湖、奥州市、一関市などが描かれる。きっと、岩手県民や岩手県に所縁のある方々が読めば、臨場感が増すに違いない。 夏休みに牧場の息子の塊太は一人旅を続ける直次郎と出会う。ある事件をきっかけに人前で自分を表現出来なくなった塊太と両親の不和から家出して一人旅を続ける直次郎。二人の高校生がふとした事から岩手県内を旅しながら、徐々に友情を深め、成長していく… | ||||
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