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スザンヌの日記
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スザンヌの日記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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冒頭、Katieの飼い猫の名前がグウィネヴィアだったり、犬の名前がマーリンだったりして、アーサー王物語ファンとしては、いきなり引き込まれる感じがしたが、延々愛の言葉が連なり、死があり、さらに衝撃的な事実があり、どう見てもお涙頂戴を意識して書いているとしか思えない筋書きに、結果としては退屈した。結局、アメリカ人が好きそうな「ちょっといい話」だったわけだ。 | ||||
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ミステリーのプロットに関してはPattersonは独創的である。簡単な単語を使い、短文を多用する彼の文体が読みやすいリズムを作り、それにプロットの面白さが加わり、読者が思わず引き込まれる作品を書き続けている。 これは彼がラブストーリーとミステリーを合体させようと試みた作品だ。ラブストーリーであるからには「こころのヒダ」を表現し、ミステリーであるからには「プロットの妙味」を表現しなければならない。Pattersonは前半については失敗している。後半についても彼の普段のレベルではない。特に前半については彼の文章はラブストーリーを書くには、荒削りすぎな文章が多すぎる点はどうしようもないくらいだ。 ラブストーリーとミステリーを合体させる試みは面白い。Pattersonの作品は全部読みたいと考えている人には、少し面白い「異形」としての価値はある。しかし彼の作品をあまり読んでいない人はこれを読むことから彼の作品に親しむことは、やめておくほうがよい。 | ||||
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