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リバース



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【この小説が収録されている参考書籍】
リバース
リバース (講談社文庫)

リバースの評価: 3.85/5点 レビュー 233件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全159件 121~140 7/8ページ
No.39:
(5pt)

最後の1ページで体がゾワゾワし始めます

湊さんの作品はほぼ読んでいます。
感想は人それぞれ違って当たり前なので、良くないと言ってる人がいるのも分かりますが、私はかなり好きです。
湊かなえ作品の、あの独特な毒が好きな人にはオススメ。
湊さんに限らず、ハッピーエンドの作品より読了後にゾワッと寒気がするような終わり方をする作品が好きなので…笑
読み出すと続きが気になり、一気に読んでしまいました。
最後の1ページを読んでる時に体がゾワゾワしだして、最後の1行で鳥肌が立ちました。
やっぱり湊かなえは、こうでなくっちゃ。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.38:
(5pt)

ぞっとしました

最後の最後の最後の最後の最後のところでリバースします。
いろんなリバースが隠されています。
個人的には、イニシエーションラブを超えている気がします。
そろそろ直木賞を! (こっちが候補作になればよかったのに)
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.37:
(4pt)

大円団のはずが・・・「えー!!」で終わります。

ストーリーとしては、主人公が、交通事故で亡くなった親友が本当はどんな人間だったのかを知るために、親友と関わりのある人達に話を聞きに行く・・・という、本当によくあるパターンです。そこに、ミステリーの素材として、実は親友の交通事故は殺人だったのでは・・・?とか、事故の原因を作ったかもしれない主人公を含む大学のサークルメンバーに脅迫状を送ってきた犯人探しとかが絡んできますが・・・。
もう、そんなことが何だったの!?と思うくらいに、最後の最後にひっくり返ります。
このラストのびっくり感は、作者の出世作である「告白」に似た感じがしますが、こちらのほうは静かにジワジワ効いてくるラストになりました。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.36:
(4pt)

リバース

主人公の深瀬の劣等感、卑屈さがリアルに伝わってきた。自分もこういう感情を抱いていたなと、過去の自分を色々思い出してみたり・・・

という風に思わせてくれるような良い本でした。

個人的には、深瀬くんを最後にどん底に落とす必要はないんじゃ?と思っちゃいました。
もし落とすなら、その後どうなったか、深瀬くんがどのような事を考え、行動したかが見たかったです。わたし、性格悪いですね(汗)
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.35:
(5pt)

参りました

初めて読む小説然とした湊作品。
ですが、段落分けもなく過去と現在が混じったり、読みにくいこと限りなし。
これは”味”なのかも知れませんが、個人的には「下手だなぁ」と。
ウジウジしてる主人公に、着地点が予想出来ない物語りの行方と胸躍らない展開・・・
”一気読み”と書かれてる方が何名かいらしてましたが、自分としては対極にある作品でした。
しんどくてなかなか進める気にならない・・・。
対人関係のモヤモヤとか、何年も作家やってて、まだ昇華出来んのかこの人は!とか文句しか浮かばない。

しかし、最後の一文で、その辺が全てどうでも良くなった。
これが「十角館」や「イニシエーションラブ」の様な、最後で全部ひっくり返す作品とは思ってなかった事もあって
そのインパクトは物凄かった。
最後のアレは、内省的な主人公だからこそ最も活きるのだし、ここまで全部計算か!!くそうやられた!!!
”最後で台無し”って感想はおかしいですよね。あの一文の為の作品なのだから。

コーヒー好きなこともあって、コーヒー絡みの場面だけはそこそこ気分良く読めてきました。
”くどいよ”レビューがいくつかありますが、そんなにアレですかな?
これで文句言ってたら、衒学系のヤツは手に出来ないと思うのだけど・・・。
蜂蜜に至っては、もっと控えめだし、キーアイテムなんだからそれなりに触れていかないと・・・。
必要最低限の分量だと思うし、文句言われるとしたら、珈琲のとばっちりかね。

”嫌がらせの犯人(その2)”だけは、いまだにちょっと解せません。
○手にしてはやり過ぎだし、”今の彼女は○○の昔の知人”は『往復書簡』で使った手だし、
ご丁寧に苗字まで変える必要性もあまり感じないですし・・・。
まぁでも、こっちは脇道の話ですしね。

カバーは光にかざすと、反射の仕方が違う部分があるのですが、何か隠されてます?
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4062194864
No.34:
(5pt)

毎回裏切らない裏切り

湊かなえさんの小説は自分なりに推理しながら読んでいくのですが、毎回はっとさせられます。今回は思ったほど驚かなかったな、とラスト2ページの衝撃。さすが湊かなえさん。何回よんでも面白いです。
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4062194864
No.33:
(4pt)

やっぱりの結末

最後の一行で主人公の気持ちが救われない位ひっくり返りますね。
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4062194864
No.32:
(4pt)

カバーの大胆さに拍手

過去にいじめで
たかだか無視をしただけじゃない。
と思っている人は読んでほしい。

どれだけ傷つくのか。
何ともないふりをするのがどういう事なのか。

人の評価を気にしないで生きられたら
相手の心の内まで理解できたなら

どれだけいいんだろう。

そう思った一冊でした。

カバーの大胆さには参りました。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.31:
(4pt)

最後は「ずどーん」

最後の1ページを読むまでは 「あぁ 面白かったなー」と思っていたのに 全て読み終えると、 「ずどーん」ときます。 広沢という人間が深瀬の旅の中で 立体的になっていきます。 この辺のせまり方はさすが湊さんで面白いです。 そして、だんだんと、死んでしまった広沢に 会いたくなってしまいます。 今更ながら 「おまえ なんで死んだんだよぉ」 「湊さーん、何とかならないかなぁ」 とか思ってしまいました。 しかし、当然のごとく何ともならない現実を 主人公深瀬とともに読者もつきつけられるのです。 いっき読み間違いなしのミステリーだと思います。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.30:
(5pt)

いろんな方向でおもしろかった。

今の時代、どんな人とつきあっているかによってその人の評価って決まるんだあ。 大変だね。 若い人って。 そういえば、学校の中でもカースト制ってあるらしいし、、、。 物語の形は、主人公の深瀬すら客観視させられる前半。 主人公の友人を主人公と一緒にどんな人だったんだろうと考えていく後半。 すいすい読みつつ、人殺しの重みをちょっと感じながら、フィクションだからと最後自分に言い聞かせながら読みました。 湊かなえさんの普段思っていることも、感じてることも、あちこちちりばめられ楽しかったです。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.29:
(5pt)

ネタバレあり。後半必ず、くぁーーっと思います。

初の著者です。 犯人?があの人かなこの人かな?と思いつつの後半のトントン拍子。 読んだ後に、くぁーーーー!となります。
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4062194864
No.28:
(4pt)

面白かった!!

湊さんの本は好きで何冊か読んでいますが、この「リバース」が一番好きかも。 ベースとして、ダークな音がずっとしているような、影がある物語。 広沢という人物像が、色々な人の視点で浮かびあがってくるのも秀逸で、最後まで気が抜けないです。 ストーリーも、流石湊さん。 細部まで計算されつくしています。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.27:
(4pt)

ミステリーならばしょうがないか…

なんとも悲しい結末だった
・・・
ゼミ仲間との卒業旅行中
仲間の一人が事故死するという過去を持つ主人公
親友でもあった彼の死を悲しみながらも
不幸な「事故」として想いだすこともまれになったある日
いきなり主人公は「人殺し」告発を受ける
その告発文は事故の際一緒にいた自分以外の仲間3人にも届いていた
人生の負け組である自分とは違い
勝ち組みである仲間たち
もう会うこともないと思っていたが
この一件から久しぶりに4人が集まることになる
昔話を始める仲間たちから
初めて聞く親友のエピソードが次々と語られ
自分は本当に彼の「親友」だったのか?
というより彼は一体何者だったのか?
「自分に犯人を捜させてほしい」と仲間に承諾を求めながらも
友人の実態を探す旅を始める主人公
・・・
主人公は責任回避の強い内省的な性格のため
読者が共感し応援できるタイプではない
それでも友人を「探す」旅の中で
少しずつだが 今までにはなかった自分
足りない自分をつくりだし
かけがえのなかった人を大切に見つめ直すことを始められるようになった
これから主人公は思ったことややりたいことを行動に移すことを
始められるはずだった
・・・
ショットガン的なお話として読めば
この結末は面白いのかもしれないけれど
人間が生きていく話と読んでいた身としては
何ともやるせないラストだった
・・・
しかしラストの一文は本当にそうなのか
善意の無過失は「無過失」でしょう?
しかし旅を終えた主人公が
すでにそうは思わないということまで
わからせてのラストなのだろう
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.26:
(4pt)

どんでん返しで衝撃です

簡単に読め、最後まで一気に読み切れました 面白かったです でも、湊さんらしく心をえぐるような醜い感情も垣間見て いつも通り読後感はあまりよくなかったです でも、一気読み確実の面白かった1冊です
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.25:
(4pt)

湊かなえさん、待ちに待った待望のミステリ!

ここしばらくノンミステリの作品が続いていた湊かなえさん。今、もっとも直木賞に近い作家であり、近い将来、確実に受賞するだろう湊さんの、最新作品です。
もちろん、人間のドラマとしてもよい仕上がりです。
飲酒運転死亡事故の真相解明と、脅迫文の差出人の2つの謎解きが、ストーリーのカギとなっているミステリ小説です。
友情や優しさといった、生きる上で大切なことを、読者の心にそっと残してくれる心温まる内容です。
人との絆が作品のテーマとなっています。
大切な人を突然失った時に、読むとすごく共感ができると思います。また、誰しもいつ亡くなるのか分からないので、普段の接し方を大事にしようと思わせてくれたすばらしい作品です。
個人的には、最後の一行で、この作品の価値が台無しになってしまったので、評価が4になっています。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.24:
(5pt)

ブラックかなえ蜂蜜割り

ほんと、秀逸な作品。 ここ何作は穏やかだったけど、今作はブラックかなえ蜂蜜割り。 ふぁぁぁ…っと、思わず奇声をあげてしまったラスト。 最終章は声が出てもいいところでどうぞ。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.23:
(5pt)

湊かなえさんの才能を再認識させられる一冊

主人公「深瀬和久」があるきっかけから、過去に体験した事件を遡っていくという内容。

登場人物の背景の作り込み方や、それぞれの感情の動きの表現などは、さすが湊かなえさんだなと思いました。

物語を読み進めていくなかで事件の結末が予想できてしまい、傲慢ながらも「ミステリーの女王湊かなえ、こんなもんなのか」と思ってしまいました。それでも物語を最後までのんびりと読めたのは、キーとなっているコーヒーの描写が豊かで、コーヒー好きとしては惹かれるものがあったからです。

最後の1ページを読み終えて、鳥肌と共に思わず「さすがだわ」と呟いてしまいました。
途中で侮ってしまったことを心から詫びたいです。そして、最高の娯楽をありがとうございます。
今後も湊かなえファンとして、楽しく本を読んでいきたいです。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.22:
(4pt)

この表紙は、もしかして?

タイトルや作者よりも、コーヒーの装丁に惹かれて購入しました。ジャケ買いですね。
主人公・深瀬和久は、コーヒーが趣味の会社員。平凡な日々を送っていますが、恋人のもとに届いた、彼を人殺しと糾弾する手紙をきっかけに、過去の事実が明らかになっていきます。
過去の記憶を辿るくだりは個人的にはやや冗長かなと思ってしまいましたが、それより何より、最後のどんでん返しは圧巻です。でも、振り返ってみるとちゃんと伏線は何重にも張られているんですよね。鳥肌が立ちました。
で、読み終わって表紙を改めて見てみると…別のものに見えてくる、というのは、さすがにこじつけすぎでしょうか…?
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.21:
(4pt)

コーヒー片手に読みたい!

「告白」をみて、他の作品にも興味がでたので買いました。
読書苦手でも、イッキにみました。
仲間なら言いにくいことも話し合うべきなんだと思いました。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.20:
(5pt)

さすがです

最初に結末を想像して、でも、読み始めると、あっ、違うんだな、と思い、さまざまな人を疑い、
最後に、めでたしめでたし!!と思ってページをめくると
あれ?まだ最終章が!!となり、最終章を読んで「...ひえーーー!!」となりました。
さすが湊先生、裏切りません。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864

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