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使命と魂のリミット
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使命と魂のリミットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全245件 101~120 6/13ページ
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う〜ん、ちょっと辛口になるけど、いかにも「箱庭」的な作品やなあ。物語としての伏線を詰め込みすぎて、ご都合主義になってない?例えば、橋の真ん中で自動車が故障で止まって道路をふさいだから、救急車が通れなくなったって言われても…いまどき東京の街中で、1車線だけの橋があって、故障車の立ち往生で道路が遮断されて迂回もできず、ってどう考えてもありえんやろ。「片側1車線で故障車が横向きにふさいだんだろ」って?それでもすぐ迂回できるやろ?何?患者が重体で一秒を争ってたから迂回できんかったって?…おいおい、キリないやんけ。それに、登場人物がたばこを吸うシーンがやたら多いのも気になった。作者が愛煙家で気持ちを落ち着けるのには煙草が一番なんやろな、というのはわかるよ。でも煙草を持たさんと人物の行動や心理描写ができんのかって、変な勘ぐりすら入れたくなるよ。あと、何ちゅうか、人物のキャラクター描写の幅が狭いよ。直井穣治と七尾と、しゃべり方一緒やん。二人の会話の場面、どっちがどっちか区別つかんわ。そこを微妙に書き分けて、それぞれの人物がもつ背景の違いを浮かび上がらせるのが、作家の本分とちゃうの?セリフやト書きでクドクドと説明せな人物描写ができんから、文庫本で450ページ以上にもなるんやろ。この内容やったら300ページで十分やで。…って友達に言ったら「ヘリクツ男!(-_-メ)」だって.. | ||||
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重なり合う様々な思惑と運命的な出会いにより、翻弄される人々の結末が 最後まで息を付かせぬ展開で、一級のエンターテイメント作品となっている。 読んで深く考えたり、人生に多大な影響を受けるような類の小説ではないが、 どっぷりと東野ワールドに浸り、ひとときの楽しい読書の時間を過ごすには 最適。 大人たちの秘めた過去と、その過去に触れ、子供から真の大人へと成長を 遂げる女の子の姿にも好感が持てた。 | ||||
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重なり合う様々な思惑と運命的な出会いにより、翻弄される人々の結末が最後まで息を付かせぬ展開で、一級のエンターテイメント作品となっている。読んで深く考えたり、人生に多大な影響を受けるような類の小説ではないが、どっぷりと東野ワールドに浸り、ひとときの楽しい読書の時間を過ごすには最適。大人たちの秘めた過去と、その過去に触れ、子供から真の大人へと成長を遂げる女の子の姿にも好感が持てた。 | ||||
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東野圭吾の作品を多く読んでいれば、途中から話の展開は読めるだろう。 話の結末も予想できていながら、後半部分では涙が溢れそうになる。 それがこの作品の素晴らしいところであると思う。 現実的に考えて主人公と父になるであろう医師との関係性がハッピー エンディングで終えられているところにはあまり納得はいかなかったが 全体としては良い作品だと思った。 | ||||
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東野圭吾の作品を多く読んでいれば、途中から話の展開は読めるだろう。 話の結末も予想できていながら、後半部分では涙が溢れそうになる。 それがこの作品の素晴らしいところであると思う。 現実的に考えて主人公と父になるであろう医師との関係性がハッピー エンディングで終えられているところにはあまり納得はいかなかったが 全体としては良い作品だと思った。 | ||||
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相変わらず面白くて、最初の方は、いつものように一体どんな内容かいまいち分からない、読んで行ってのお楽しみ的な感じで、どんどん読めました。登場人物にはそれぞれ何かしらの事情があり、それを考えながら犯人と結びつけたり、想像したりして読むのもおもしろかったです。ただ、ラストが残念な気がしました。犯人が彼なのは変えようがないですが、もうひとつサプライズがほしかったかなぁ・・・と思いました。東野さんらしく、最後はちょっとだけコミカル?な感じでこれもありかなと思いましたが、もうひとつ、もうひとつだけほしかった感が残りました。しかしやはり全体的にはとても面白かったです。 | ||||
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相変わらず面白くて、最初の方は、いつものように一体どんな内容かいまいち分からない、読んで行ってのお楽しみ的な感じで、どんどん読めました。登場人物にはそれぞれ何かしらの事情があり、それを考えながら犯人と結びつけたり、想像したりして読むのもおもしろかったです。ただ、ラストが残念な気がしました。犯人が彼なのは変えようがないですが、もうひとつサプライズがほしかったかなぁ・・・と思いました。東野さんらしく、最後はちょっとだけコミカル?な感じでこれもありかなと思いましたが、もうひとつ、もうひとつだけほしかった感が残りました。しかしやはり全体的にはとても面白かったです。 | ||||
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読み始めは難しそうな印象でした。医療の専門用語だらけで最後まで読めるか自信がなかったのですが、読み進めていくうちにのめり込み、医者になった気分で最後まで一気に読み終えました。 | ||||
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読み始めは難しそうな印象でした。医療の専門用語だらけで最後まで読めるか自信がなかったのですが、読み進めていくうちにのめり込み、医者になった気分で最後まで一気に読み終えました。 | ||||
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とにかく様々な伏線が確実に絡み合って行き、最後はちゃんと収束する。 並行して起こる事が必ず意味を持って結末に進んで行く。 著者の伏線の多さと張り方は、ミステリー作家としての使命を果たしていると言えよう。 そして必ず存在する、読者に対するメッセージ性、裏テーマ。 某有名賞に何回か落選する中で、着実にその腕に磨きをかけているように思う。 うまい。 しかも、一定のテーマにこだわらず、絶えず新しい題材、テーマに挑戦し続ける様は、 正に作家としての使命に突き動かされているようだ。 ミステリー小説という媒体で社会や他と係り合い続ける覚悟が伝わってくる。 父を殺したのかもしれない上司、その上司と結ばれようとしている母、恋人を殺されたと思い恨みを持つ男、 その男の深部に気付かずに幸せを感じるナース、命に関わる重大な局面で医師を信じて前向きな老婆、 その老婆を厄介に感じている家族、などなど、登場人物が皆何かを抱える中でキャラクターが明快に描かれている。 それらの広げた風呂敷がちゃんと畳み終えられている。 著者の力量と才能を感じずにはいられない。 | ||||
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とにかく様々な伏線が確実に絡み合って行き、最後はちゃんと収束する。 並行して起こる事が必ず意味を持って結末に進んで行く。 著者の伏線の多さと張り方は、ミステリー作家としての使命を果たしていると言えよう。 そして必ず存在する、読者に対するメッセージ性、裏テーマ。 某有名賞に何回か落選する中で、着実にその腕に磨きをかけているように思う。 うまい。 しかも、一定のテーマにこだわらず、絶えず新しい題材、テーマに挑戦し続ける様は、 正に作家としての使命に突き動かされているようだ。 ミステリー小説という媒体で社会や他と係り合い続ける覚悟が伝わってくる。 父を殺したのかもしれない上司、その上司と結ばれようとしている母、恋人を殺されたと思い恨みを持つ男、 その男の深部に気付かずに幸せを感じるナース、命に関わる重大な局面で医師を信じて前向きな老婆、 その老婆を厄介に感じている家族、などなど、登場人物が皆何かを抱える中でキャラクターが明快に描かれている。 それらの広げた風呂敷がちゃんと畳み終えられている。 著者の力量と才能を感じずにはいられない。 | ||||
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病院を舞台にして、命に向き合う姿勢を問う物語です。 私の父も実際に8年ほど前に、大動脈瘤の手術をうけ、 どんなことをするのか、担当医から話を聞きました。 ICUでの、姿を見ており、読んでいたら、生々しく蘇って きました。 | ||||
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病院を舞台にして、命に向き合う姿勢を問う物語です。 私の父も実際に8年ほど前に、大動脈瘤の手術をうけ、 どんなことをするのか、担当医から話を聞きました。 ICUでの、姿を見ており、読んでいたら、生々しく蘇って きました。 | ||||
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おもしろいです。一挙に読めました。 でも物足りなさが残る作品です。 すべてが予定調和的にハッピーエンドで終わる。 登場人物の怨念や愛憎はこんなものだったのでしょうか? あっさり納得してしまうほど、 みな「賢い」人間なのでしょうか。 リアルな人間が描かれているというより、 理想的な人間が出演した美しい作り物の物語、 という感じも否めない。 「手紙」「さまよう刀」「天空の蜂」など、 心情に苦しみ、時に大きな過ちを犯してしまう、 人間を描くという意味ではややエンターテイメントすぎるように思いました。 | ||||
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おもしろいです。一挙に読めました。 でも物足りなさが残る作品です。 すべてが予定調和的にハッピーエンドで終わる。 登場人物の怨念や愛憎はこんなものだったのでしょうか? あっさり納得してしまうほど、 みな「賢い」人間なのでしょうか。 リアルな人間が描かれているというより、 理想的な人間が出演した美しい作り物の物語、 という感じも否めない。 「手紙」「さまよう刀」「天空の蜂」など、 心情に苦しみ、時に大きな過ちを犯してしまう、 人間を描くという意味ではややエンターテイメントすぎるように思いました。 | ||||
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ただ単にフィクション小説に終わらず、 今の日本の医療の現状も厳しく突いた物語。 複雑な状況であるが故に、 主人公の心境にはリアルが潜んでおり、 読んでいる者を引き込ませる力があります。 欲を言えば、東野 圭吾には珍しく、 なぜかタイトルが覚えにくいので、 シンプルなタイトルでも良かったような…。 読んでしばらく経ってレビューを書こうとしたが、 タイトルが思い出せず本も見つからず苦労しました。 | ||||
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# 人間というのは、 # その人にしか果たせない使命というものを持っている、 # 誰もがそういうものを持って生まれてきているんだ。 主人公の父の言葉が心に響きました。 使命を全うする医師/看護師/警察官の心の強さ! 踏み違えた使命感を持って罪を犯してしまった犯人だが、 使命を全うすべく行動する彼等/彼女等に心を動かされていく。 東野圭吾の著書はこれまで20冊ほど読んできましたが、 個人的には、そのなかでも上位にランクインです! | ||||
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# 人間というのは、 # その人にしか果たせない使命というものを持っている、 # 誰もがそういうものを持って生まれてきているんだ。 主人公の父の言葉が心に響きました。 使命を全うする医師/看護師/警察官の心の強さ! 踏み違えた使命感を持って罪を犯してしまった犯人だが、 使命を全うすべく行動する彼等/彼女等に心を動かされていく。 東野圭吾の著書はこれまで20冊ほど読んできましたが、 個人的には、そのなかでも上位にランクインです! | ||||
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職業的使命感が重要なテーマになっているものの、使命を果たすために時には払わなければならない犠牲といったものとの葛藤がさほど描かれていない気がする。使命に忠実であったがために少年が死んだり、あるいは組織内で冷や飯を食わされたりといったケースが描かれているが、彼らの内面の苦悩、葛藤といったものは、実にあっさりと流されている。いっそのこと、例えば、使命を果たすことによって、身内の命が危険にさらされるかもしれない、といった極限状況を描いたらどうだったろうか。 もっともこんな些細なことが気になるのも、ひとえにあまりにわかりやすく、毒気のない終盤の展開のせいかもしれない。確かに緊迫感はあるし、読みやすい作品だが、あまりにきれいすぎる結末のせいか、いまひとつ響かなかった。 | ||||
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父親を動脈瘤の手術で亡くした娘が、その疑いを晴らすために医者になった。 娘の母と執刀医の男女関係、研修医となった娘の病院で起こった脅迫事件。 などなど、いろいろな事がおきながら、物語が真相に迫る。 東野氏ならではのテンポの良い展開が心地よいが、脅迫事件の犯人の同期が、捻りすぎなのかいまひとつのため星は4つにしました。 | ||||
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