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使命と魂のリミット
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使命と魂のリミットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全245件 161~180 9/13ページ
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あっという間に 引き込まれて読み切っちゃいました! 登場人物が複雑にも繋がってたなんて・・ 終盤の緊迫感に 人間の使命と 揺れる心 なんだか読んだ後も余韻が残ります☆ | ||||
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あっという間に引き込まれて読み切っちゃいました!登場人物が複雑にも繋がってたなんて・・終盤の緊迫感に人間の使命と揺れる心なんだか読んだ後も余韻が残ります☆ | ||||
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今回は最初から犯人は分かっているものの、その目的と動機を明らかにする過程はやはりおもしろくて引き込まれた。それに加えて、病気で亡くなった父の真相を解明するために医者になった夕紀のストーリーとも絡んで、医者、看護師、刑事とそれぞれの使命を全うする様子がしっかり描かれていたが、この著者にはどうしてもおもしろい作品を期待してしまうので、そういう意味では物足りなかった。 | ||||
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今回は最初から犯人は分かっているものの、その目的と動機を明らかにする過程はやはりおもしろくて引き込まれた。それに加えて、病気で亡くなった父の真相を解明するために医者になった夕紀のストーリーとも絡んで、医者、看護師、刑事とそれぞれの使命を全うする様子がしっかり描かれていたが、この著者にはどうしてもおもしろい作品を期待してしまうので、そういう意味では物足りなかった。 | ||||
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今年50歳になった東野圭吾は幅白い作風によって多くのファンを獲得している。東野圭吾による「医学サスペンス」というのは、私自身最初はピンとこなかった。しかしタイトルが心を揺さぶる。心臓血管外科の研修医である氷室夕紀が主人公=ヒロインだが、彼女の父親の口癖である「人間は生まれながらにして使命を与えられている」(105頁等)というのが本書を貫く主題だ。本書を「医学サスペンス」と書いたが、帝都大学病院で生じるさまざまな事件が1つの事件(いや復讐)に結実してゆくというシナリオであり、「使命」が鍵概念である以上、単なる医療のあり方のみを問うた作品では決してない。そうした意味でも本書は緊迫感に富み、私にはなかなかの好作品であった。 医学の知識には全く縁遠いゆえ、医学や手術のまつわる専門用語を織り交ぜた内容がどの程度の正確なものであるのかはわからない。しかしそのこと自体は大した意味を有していないと私は思う。医者は人間であって神様ではないのであり、本書は基本的には帝都大学病院を舞台にしているとはいえ、やはり醍醐味はそこで繰り広げられる熱い「人間ドラマ」であると思うからだ。自分の父親の手術に全力を尽くしたのか否か、そのことを自分の目で確認すべくその執刀医(西園教授)のもとで研修生活を送る夕紀。最後の「運命」のオペに立ち会った彼女は心から確信し、こう告げる。「あたし、先生のような医者になりたいと思います。尊敬します」(376頁)と。最後は執刀医を自分の父親としても素直に受け容れる。本書の内容は詳述できないが、一気に読み通させる、決して後悔のない作品と断言できる。 東野圭吾は大学で電気工学を学んだエンジニア。その知識が本書でも遺憾なく活用されている。彼にこうした作風の作品を書く能力があることを知っただけでも私には大きな衝撃があった。読了後、私はあらためて自分自答する。「自分の使命とは何であるのか」と。 | ||||
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今年50歳になった東野圭吾は幅白い作風によって多くのファンを獲得している。東野圭吾による「医学サスペンス」というのは、私自身最初はピンとこなかった。しかしタイトルが心を揺さぶる。心臓血管外科の研修医である氷室夕紀が主人公=ヒロインだが、彼女の父親の口癖である「人間は生まれながらにして使命を与えられている」(105頁等)というのが本書を貫く主題だ。本書を「医学サスペンス」と書いたが、帝都大学病院で生じるさまざまな事件が1つの事件(いや復讐)に結実してゆくというシナリオであり、「使命」が鍵概念である以上、単なる医療のあり方のみを問うた作品では決してない。そうした意味でも本書は緊迫感に富み、私にはなかなかの好作品であった。 医学の知識には全く縁遠いゆえ、医学や手術のまつわる専門用語を織り交ぜた内容がどの程度の正確なものであるのかはわからない。しかしそのこと自体は大した意味を有していないと私は思う。医者は人間であって神様ではないのであり、本書は基本的には帝都大学病院を舞台にしているとはいえ、やはり醍醐味はそこで繰り広げられる熱い「人間ドラマ」であると思うからだ。自分の父親の手術に全力を尽くしたのか否か、そのことを自分の目で確認すべくその執刀医(西園教授)のもとで研修生活を送る夕紀。最後の「運命」のオペに立ち会った彼女は心から確信し、こう告げる。「あたし、先生のような医者になりたいと思います。尊敬します」(376頁)と。最後は執刀医を自分の父親としても素直に受け容れる。本書の内容は詳述できないが、一気に読み通させる、決して後悔のない作品と断言できる。 東野圭吾は大学で電気工学を学んだエンジニア。その知識が本書でも遺憾なく活用されている。彼にこうした作風の作品を書く能力があることを知っただけでも私には大きな衝撃があった。読了後、私はあらためて自分自答する。「自分の使命とは何であるのか」と。 | ||||
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東野さんの作品が好きで白夜行、幻夜、天空の蜂…などたくさん楽しませてもらいましたが、 他の作品と比べ、人の良い面ばかりが浮き彫りにされている印象。 でもだからこそ読んだあと強く心に残りました。 心が弱くなったとき・何かに迷った時、ふと西園や父親の言葉が思い出されます。 おとぎ話かもしれないけど、先が読める展開も悪くない、そんな作品です。 蛇足ですが東野さんは、女の私ならこんな感じ方はしない、という文章が多いです…。 | ||||
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東野さんの作品が好きで白夜行、幻夜、天空の蜂…などたくさん楽しませてもらいましたが、 他の作品と比べ、人の良い面ばかりが浮き彫りにされている印象。 でもだからこそ読んだあと強く心に残りました。 心が弱くなったとき・何かに迷った時、ふと西園や父親の言葉が思い出されます。 おとぎ話かもしれないけど、先が読める展開も悪くない、そんな作品です。 蛇足ですが東野さんは、女の私ならこんな感じ方はしない、という文章が多いです…。 | ||||
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昔の日本人は使命感をもった人が社会の上部・下流あらゆる階層に職業に今より多く居たんだろうなぁ。前半は一気に読め、後半は最後まで犯人の意志を貫いてほしかったような気も… | ||||
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昔の日本人は使命感をもった人が社会の上部・下流あらゆる階層に職業に今より多く居たんだろうなぁ。前半は一気に読め、後半は最後まで犯人の意志を貫いてほしかったような気も… | ||||
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火曜サスペンス劇場の書き下ろしシナリオのような作品 東野節とはこうだ!といえるほどの数は読んでないけど 明らかにほかの東野作品と比べたら普通の出来に仕上がってます しかし相変わらず東野さんは文章で女性の美しさを表現するのが下手ですね 看護士の望は中の下、ヒロイン夕紀は清楚で凛とした伊東美咲のような女性のイメージなんでしょうが文章だけでは2人の容姿はまったく同列で違いのイメージがわきません | ||||
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火曜サスペンス劇場の書き下ろしシナリオのような作品 東野節とはこうだ!といえるほどの数は読んでないけど 明らかにほかの東野作品と比べたら普通の出来に仕上がってます しかし相変わらず東野さんは文章で女性の美しさを表現するのが下手ですね 看護士の望は中の下、ヒロイン夕紀は清楚で凛とした伊東美咲のような女性のイメージなんでしょうが文章だけでは2人の容姿はまったく同列で違いのイメージがわきません | ||||
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東野作品の中でベスト1だと思います。読み終わった後に、痛烈に考えさせられるものがありました。登場人物それぞれが(犯人でさえも)、それぞれ自分のなすべきことを自分の場所で懸命にやっている、その真摯さが胸を打ちます。「多分、こういう結末なんだろうなあ」というところから大きく外れはしない展開なのですが、それもまたよしです。(ちょっとした意外な展開はあったけれど…)東野さんは、『容疑者Xの献身』で直木賞をとらなくても、こちらで、充分、受賞できたと思います。レベルの維持がすごいですね。 | ||||
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東野作品の中でベスト1だと思います。読み終わった後に、痛烈に考えさせられるものがありました。登場人物それぞれが(犯人でさえも)、それぞれ自分のなすべきことを自分の場所で懸命にやっている、その真摯さが胸を打ちます。「多分、こういう結末なんだろうなあ」というところから大きく外れはしない展開なのですが、それもまたよしです。(ちょっとした意外な展開はあったけれど…)東野さんは、『容疑者Xの献身』で直木賞をとらなくても、こちらで、充分、受賞できたと思います。レベルの維持がすごいですね。 | ||||
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タイトルにあるスリルは味わえるし、ストーリーもテンポよく展開していくので、あっという間に読み終えてしまったが、東野作品としては凡庸に思う。 性善説に立ったかのようなきれいな結末であるが、毒のない登場人物ばかりなのがそれを暗示しており、先が読めてしまうという点でサスペンスとしては致命的。犯行にあたっても現実的にはまず不可能な手段であるし、あまりにも狭い範囲で人間関係がつながりあってるのは小説とはいえ、不自然さを感じる。人の「使命」とは何かを命題に描かれた作品のため、登場人物の心の揺れは念入りに表現されており、十分読ませてはくれるが、犯人が犯罪を決行するまでの過程がやや描写不足であり、舞台背景となる病院の描写も表面的で、重いテーマの割りに重量級の作品になり損ねた佳作といったところでしょうか。 | ||||
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タイトルにあるスリルは味わえるし、ストーリーもテンポよく展開していくので、あっという間に読み終えてしまったが、東野作品としては凡庸に思う。 性善説に立ったかのようなきれいな結末であるが、毒のない登場人物ばかりなのがそれを暗示しており、先が読めてしまうという点でサスペンスとしては致命的。犯行にあたっても現実的にはまず不可能な手段であるし、あまりにも狭い範囲で人間関係がつながりあってるのは小説とはいえ、不自然さを感じる。人の「使命」とは何かを命題に描かれた作品のため、登場人物の心の揺れは念入りに表現されており、十分読ませてはくれるが、犯人が犯罪を決行するまでの過程がやや描写不足であり、舞台背景となる病院の描写も表面的で、重いテーマの割りに重量級の作品になり損ねた佳作といったところでしょうか。 | ||||
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夕紀の抱え込んだ疑問。譲治の抱え込んだ悔しさ。 この二つの出来事が一つの物語の中で展開し、西園教授の手術という出来事で絡み合う。 西園教授に対する夕貴の疑惑。西園教授が執刀する患者、島原に対する譲治の恨み。 七尾刑事の最後の賭け。 それらが効果的にストーリーを構成していて、スリル満点の展開を満喫できます。 単なるサスペンス物というだけではなく、人間の持つ、人を愛する気持ちについても副題としてクローズアップさせているようです。 夕紀の最後の台詞、スッキリさせる結末となるわけです。 ドラマ化、映画化されるといいなと思います。ビジュアル的な効果が、この物語をさらに盛り上げるのではないかなと感じます。 | ||||
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夕紀の抱え込んだ疑問。譲治の抱え込んだ悔しさ。 この二つの出来事が一つの物語の中で展開し、西園教授の手術という出来事で絡み合う。 西園教授に対する夕貴の疑惑。西園教授が執刀する患者、島原に対する譲治の恨み。 七尾刑事の最後の賭け。 それらが効果的にストーリーを構成していて、スリル満点の展開を満喫できます。 単なるサスペンス物というだけではなく、人間の持つ、人を愛する気持ちについても副題としてクローズアップさせているようです。 夕紀の最後の台詞、スッキリさせる結末となるわけです。 ドラマ化、映画化されるといいなと思います。ビジュアル的な効果が、この物語をさらに盛り上げるのではないかなと感じます。 | ||||
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病院物とかお医者さん物といえば、渡辺淳一さんというイメージになりがちですが、この『使命と魂のリミット』は、かなりいいです・・・。 自分の父親の死をきっかけに本当の事が知りたくて、医者になった主人公氷室夕紀。 手術室という閉鎖的な空間では、日々どんなことが起きているのか? 夕紀が研修医として働いている大学病院に、脅迫状が・・。 犯人の目的は病院にあるのか?それとも他にあるのか? 事件が進むうちに、今まで夕紀が知らなかった父に関する出来事までわかってきて・・・。 読み出したら、なかなか止められません・・。 自分に与えられた使命ってなんだろう? 持って生まれた使命って? この本を読んで、私はこれから長い人生生きていくうえで、自分に与えられた使命って一体どんなことなんだろう?って考えるきっかけが出来たような気がします。 ただ何となく生きているようでも、私にだって何か与えられた使命がきっとあるはずだって。 そんな事を考えながら、読んでいました。 | ||||
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病院物とかお医者さん物といえば、渡辺淳一さんというイメージになりがちですが、この『使命と魂のリミット』は、かなりいいです・・・。 自分の父親の死をきっかけに本当の事が知りたくて、医者になった主人公氷室夕紀。 手術室という閉鎖的な空間では、日々どんなことが起きているのか? 夕紀が研修医として働いている大学病院に、脅迫状が・・。 犯人の目的は病院にあるのか?それとも他にあるのか? 事件が進むうちに、今まで夕紀が知らなかった父に関する出来事までわかってきて・・・。 読み出したら、なかなか止められません・・。 自分に与えられた使命ってなんだろう? 持って生まれた使命って? この本を読んで、私はこれから長い人生生きていくうえで、自分に与えられた使命って一体どんなことなんだろう?って考えるきっかけが出来たような気がします。 ただ何となく生きているようでも、私にだって何か与えられた使命がきっとあるはずだって。 そんな事を考えながら、読んでいました。 | ||||
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