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使命と魂のリミット
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使命と魂のリミットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全245件 181~200 10/13ページ
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医療現場の描写に突っ込みどころ満載で、読んでてちょっとしらけてしまいました。清潔区域ってこんなに広いの?手術室でデジカメ使っちゃだめ?麻酔導入時、患者に触っちゃだめ?大学病院の手術場に監視カメラないの?などなど。どうやって取材したんだろう。。。 ストーリーは無難で、驚きはないものの、読んで損したとは思いませんでした。 | ||||
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医療現場の描写に突っ込みどころ満載で、読んでてちょっとしらけてしまいました。清潔区域ってこんなに広いの?手術室でデジカメ使っちゃだめ?麻酔導入時、患者に触っちゃだめ?大学病院の手術場に監視カメラないの?などなど。どうやって取材したんだろう。。。 ストーリーは無難で、驚きはないものの、読んで損したとは思いませんでした。 | ||||
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帝都大学医学部の研修医 夕紀は、術中に亡くなった父と同じ病気の人を助けたいと思う一方で、手術の担当医であり、現在の彼女の指導教授でもある 西園。その西園が、彼女の母との交際相手でもあるといった事実を知り、あの時の手術は、万全の状態で行われたのか、父親が亡くなったのは故意によるものではないかとの疑念を抱いていた。 そんな折に、病院を破壊するとの脅迫文が届けられる。犯人の目的は・・・。 夕紀、西園、父と母、そして犯人と看護婦、因縁としか言い様の無い交錯する人間関係を背景に、医者として、親として、そして人としての使命とは何かを教えてくれます。 サスペンスという体裁は採っていますが、最近の著作に見られるヒューマンドラマ的な要素がより強く出ている作品だと思います。 | ||||
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病院が舞台になっているけれど、ミステリーとして捉えるより、 人の胸の内を描いたヒューマンものと思った方がいいと思う。 ある大手術を軸に、胸の内に拭えない疑惑や悔しさがある研修医夕紀と穣治が、 ラストに向けて心を揺らしていく。 人を恨んだままとか、疑ったままでいるのは、相手を許すより楽だけど、 胸にわだかまる苦しさは消えることが無い。 東野圭吾が、人には良心があると信じたい切望が、作家としてこの作品を描いたように読後感じた。 故に人にある滑稽さや、惨めな部分が欠如した綺麗な作品になってしまった。 皆がお互いを許しあう。 己の使命に気付く人たち。 使命に気付けずもがいてたり、許すことが出来ない自分を見ないようにしたりという、人にある弱さがあまりにも無いので肩透かしに感じる面は否めない。 | ||||
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帝都大学医学部の研修医 夕紀は、術中に亡くなった父と同じ病気の人を助けたいと思う一方で、手術の担当医であり、現在の彼女の指導教授でもある 西園。その西園が、彼女の母との交際相手でもあるといった事実を知り、あの時の手術は、万全の状態で行われたのか、父親が亡くなったのは故意によるものではないかとの疑念を抱いていた。 そんな折に、病院を破壊するとの脅迫文が届けられる。犯人の目的は・・・。 夕紀、西園、父と母、そして犯人と看護婦、因縁としか言い様の無い交錯する人間関係を背景に、医者として、親として、そして人としての使命とは何かを教えてくれます。 サスペンスという体裁は採っていますが、最近の著作に見られるヒューマンドラマ的な要素がより強く出ている作品だと思います。 | ||||
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病院が舞台になっているけれど、ミステリーとして捉えるより、 人の胸の内を描いたヒューマンものと思った方がいいと思う。 ある大手術を軸に、胸の内に拭えない疑惑や悔しさがある研修医夕紀と穣治が、 ラストに向けて心を揺らしていく。 人を恨んだままとか、疑ったままでいるのは、相手を許すより楽だけど、 胸にわだかまる苦しさは消えることが無い。 東野圭吾が、人には良心があると信じたい切望が、作家としてこの作品を描いたように読後感じた。 故に人にある滑稽さや、惨めな部分が欠如した綺麗な作品になってしまった。 皆がお互いを許しあう。 己の使命に気付く人たち。 使命に気付けずもがいてたり、許すことが出来ない自分を見ないようにしたりという、人にある弱さがあまりにも無いので肩透かしに感じる面は否めない。 | ||||
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作品の大きなテーマは「使命」。 人間は誰しもその人しか果たせない使命というものを持っている。 それを全うすることが「かっこいい生き方」である。 そして使命を放棄することは、 今まで生きてきた意味を失うことでもある。 しかし人間は完ぺきではない。 人としての感情(魂)が、使命を全うすることを拒むこともある。 そんな葛藤を打ち破って使命に突き進む人々は美しく輝いていた。 特に同じ女性として、 看護師の望がここまでの強さを見せたことには 自分の「使命」を知っている人間の強さを感じました。 期待していた大どんでん返しがなかった分、若干物足りない。 絶対何か秘密や裏がありそうなアヤシイ人物に 結局何もなかったことで肩透かしをくらった感じ。 しかしそうでなければ、この作品の主題はなりたたない。 彼に少しでも疑いを持ってしまった私や夕紀は 人としてまだ未熟だったということだと思う。 読後感はサイコーに良かった。 自分の使命はなんなのだろう?読者一人一人が問うことになるでしょう。 ミステリーではなく、人間ドラマとして読みたい作品。 | ||||
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作品の大きなテーマは「使命」。 人間は誰しもその人しか果たせない使命というものを持っている。 それを全うすることが「かっこいい生き方」である。 そして使命を放棄することは、 今まで生きてきた意味を失うことでもある。 しかし人間は完ぺきではない。 人としての感情(魂)が、使命を全うすることを拒むこともある。 そんな葛藤を打ち破って使命に突き進む人々は美しく輝いていた。 特に同じ女性として、 看護師の望がここまでの強さを見せたことには 自分の「使命」を知っている人間の強さを感じました。 期待していた大どんでん返しがなかった分、若干物足りない。 絶対何か秘密や裏がありそうなアヤシイ人物に 結局何もなかったことで肩透かしをくらった感じ。 しかしそうでなければ、この作品の主題はなりたたない。 彼に少しでも疑いを持ってしまった私や夕紀は 人としてまだ未熟だったということだと思う。 読後感はサイコーに良かった。 自分の使命はなんなのだろう?読者一人一人が問うことになるでしょう。 ミステリーではなく、人間ドラマとして読みたい作品。 | ||||
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テーマとしては、重すぎもせず、軽すぎもせずという感じか。しかし、読後感は実にさわやかである。内容に触れることになるので詳しくは書けないが、困難な状況の中でも手術を行い、患者を全身全霊を尽くして救おうとする医師たち、裏切られた傷を抱えながらも患者を救うために電話をかける看護婦…その自らの使命を懸命に果たそうとする姿勢には、なんともいえないすがすがしさを感じる。読後には、すっきりとした爽快感が広がる。 「使命」…これが、この小説のキーワードになる。果たして,どれだけの人間が、それを意識して仕事をしているだろうか。しかし、どんな職業にもそれは存在する。プロ棋士にはいい勝負をしてファンを楽しませるという使命が、お笑いタレントには人を笑わせ、楽しい気分にさせるという使命がある。そのような職業の人間には迷う時期があるらしい。将棋を指して何の意味があるのかと思い、ボランティア活動に参加した棋士もいたそうだ。だが、その時期を過ぎると、これが自分の天職だと思えるときがくるという。このとき、その人は本当の意味でその道のプロになり、使命を自覚できるようになったといえるのだろう。この小説の中心となる事件は、ある人物の使命感の欠如から起きる。そういう意味では、多くの社会人に意識してほしい2文字である。 | ||||
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テーマとしては、重すぎもせず、軽すぎもせずという感じか。しかし、読後感は実にさわやかである。内容に触れることになるので詳しくは書けないが、困難な状況の中でも手術を行い、患者を全身全霊を尽くして救おうとする医師たち、裏切られた傷を抱えながらも患者を救うために電話をかける看護婦…その自らの使命を懸命に果たそうとする姿勢には、なんともいえないすがすがしさを感じる。読後には、すっきりとした爽快感が広がる。「使命」…これが、この小説のキーワードになる。果たして,どれだけの人間が、それを意識して仕事をしているだろうか。しかし、どんな職業にもそれは存在する。プロ棋士にはいい勝負をしてファンを楽しませるという使命が、お笑いタレントには人を笑わせ、楽しい気分にさせるという使命がある。そのような職業の人間には迷う時期があるらしい。将棋を指して何の意味があるのかと思い、ボランティア活動に参加した棋士もいたそうだ。だが、その時期を過ぎると、これが自分の天職だと思えるときがくるという。このとき、その人は本当の意味でその道のプロになり、使命を自覚できるようになったといえるのだろう。この小説の中心となる事件は、ある人物の使命感の欠如から起きる。そういう意味では、多くの社会人に意識してほしい2文字である。 | ||||
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本書は大学病院内で発生した脅迫事件について、研修医の夕紀、刑事の七尾、犯人の穣治の3人の視点で描かれている。 捜査方針に歯向かい、一人たんたんと事件の核心に迫る七尾はもう少しかっこよくというか、なぜ七尾だけが核心に迫れたかを説得力あるように書いてくれるとよかったかも。 ミステリーというよりは人間ドラマという感じの内容なので、ひねったものが少し物足りない。もう少し意外性のある話だったらよかったかな。でも手術後の西園の告白シーンはちょっと意表をつかれた。一応ラストの展開も伏線はあったものの、夕紀の最後のセリフにそれほど感銘を受けれなかった。 でも1日で一気に読んでしまう面白さではある。 | ||||
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私は医療関係者ですが、この作品で展開されている医療にかかわるシーンについては非常によく描かれていることにびっくりしました。医療ものではプロとしてみると首をかしげる作品が多い中、大変よく取材されていると感心しました。まさに現場はあのとおりですね。ただ、内情を知るものとしては手術中に故意に患者に何かをするなど不可能である、ということをはじめから知っているだけにひとつの結末はある程度みえてしまい面白味が半減しました。東野作品でいつもみせてもらうどんでん返し、がなくミステリとしては残念、、。でも明るく終わったので読後感は悪くない。 | ||||
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私は医療関係者ですが、この作品で展開されている医療にかかわるシーンについては非常によく描かれていることにびっくりしました。医療ものではプロとしてみると首をかしげる作品が多い中、大変よく取材されていると感心しました。まさに現場はあのとおりですね。ただ、内情を知るものとしては手術中に故意に患者に何かをするなど不可能である、ということをはじめから知っているだけにひとつの結末はある程度みえてしまい面白味が半減しました。東野作品でいつもみせてもらうどんでん返し、がなくミステリとしては残念、、。でも明るく終わったので読後感は悪くない。 | ||||
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本書は大学病院内で発生した脅迫事件について、研修医の夕紀、刑事の七尾、犯人の穣治の3人の視点で描かれている。 捜査方針に歯向かい、一人たんたんと事件の核心に迫る七尾はもう少しかっこよくというか、なぜ七尾だけが核心に迫れたかを説得力あるように書いてくれるとよかったかも。 ミステリーというよりは人間ドラマという感じの内容なので、ひねったものが少し物足りない。もう少し意外性のある話だったらよかったかな。でも手術後の西園の告白シーンはちょっと意表をつかれた。一応ラストの展開も伏線はあったものの、夕紀の最後のセリフにそれほど感銘を受けれなかった。 でも1日で一気に読んでしまう面白さではある。 | ||||
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ミステリー、トリックとして読むなら今イチかもしれないけど、作者の作品のなかではすごくいい。真保裕一読む人ならはまると思うな。若干、きれいごとが多いかも。でもそこが好き。だって楽しませてくれなくちゃ。作者の作家ダマシイ、使命に、私は満点あげちゃいますね。楽しませてくれます、読まなくちゃ始まりませんよ。 | ||||
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ミステリー、トリックとして読むなら今イチかもしれないけど、作者の作品のなかではすごくいい。真保裕一読む人ならはまると思うな。若干、きれいごとが多いかも。でもそこが好き。だって楽しませてくれなくちゃ。作者の作家ダマシイ、使命に、私は満点あげちゃいますね。楽しませてくれます、読まなくちゃ始まりませんよ。 | ||||
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東野作品としては、比較的明るく、読者の期待をいい意味で裏切る書でした。 父の死について疑問を持つ娘が、その死の真相を知るべく、医者となり、執刀医の元で研修医として努めるという設定。もっと黒いどろどろしたものを期待していたのですが、実際には登場人物すべてが善良で、そこで起きる事件も悲惨な結末なく、感動的に幕を閉じます。 「使命」ということが大きなテーマとなっているのですが、東野ファンとしてはもうひとひねり欲しかったな〜と思います。 あと、東野作品全般に言えることですが、今回も本のタイトル、いまいちですね。「読みたい!」という意欲に駆られません。そんなわけで、ちょっと辛口の採点です。 | ||||
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東野作品としては、比較的明るく、読者の期待をいい意味で裏切る書でした。 父の死について疑問を持つ娘が、その死の真相を知るべく、医者となり、執刀医の元で研修医として努めるという設定。もっと黒いどろどろしたものを期待していたのですが、実際には登場人物すべてが善良で、そこで起きる事件も悲惨な結末なく、感動的に幕を閉じます。 「使命」ということが大きなテーマとなっているのですが、東野ファンとしてはもうひとひねり欲しかったな〜と思います。 あと、東野作品全般に言えることですが、今回も本のタイトル、いまいちですね。「読みたい!」という意欲に駆られません。そんなわけで、ちょっと辛口の採点です。 | ||||
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正直なところ、わたしは病院が舞台の小説は苦手です。 用語を理解しようとするあまり、本筋がわからなくなってしまうからです。 この本も最初は読むのをためらいましたが、 主人公が女性なので比較的すんなり入り込むことが出来ました。 外科医・夕紀の父が亡くなった真相を解き明かす事がテーマの作品ですが、 私としては事件を起こした穣治とその恋人・望の方に注目して読みました。 一見自信なさげで頼りない望が、思いの外芯が強く大変な働きをします。 そして穣治もそんな望に心を動かされるのです。 2人の距離感が次第に縮まって行くところが丁寧に描かれていて、 そこがとても良かったです。 最後の方の電話で話すシーンでは思わず涙してしまいました。 東野作品では久しぶりにラストがすっきり出来ました。 | ||||
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正直なところ、わたしは病院が舞台の小説は苦手です。 用語を理解しようとするあまり、本筋がわからなくなってしまうからです。 この本も最初は読むのをためらいましたが、 主人公が女性なので比較的すんなり入り込むことが出来ました。 外科医・夕紀の父が亡くなった真相を解き明かす事がテーマの作品ですが、 私としては事件を起こした穣治とその恋人・望の方に注目して読みました。 一見自信なさげで頼りない望が、思いの外芯が強く大変な働きをします。 そして穣治もそんな望に心を動かされるのです。 2人の距離感が次第に縮まって行くところが丁寧に描かれていて、 そこがとても良かったです。 最後の方の電話で話すシーンでは思わず涙してしまいました。 東野作品では久しぶりにラストがすっきり出来ました。 | ||||
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