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使命と魂のリミット



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【この小説が収録されている参考書籍】
使命と魂のリミット
使命と魂のリミット (角川文庫)

使命と魂のリミットの評価: 3.97/5点 レビュー 245件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全245件 61~80 4/13ページ
No.185:
(4pt)

感動の結末

先にテレビを観ていたので、ストーリーはわかっていたが改めて因果が絡み合って最後は感動の結末だった。
使命と魂のリミット (角川文庫)Amazon書評・レビュー:使命と魂のリミット (角川文庫)より
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No.184:
(5pt)

後半の展開が面白かった

父親の死の理由を見つけるために医者になった主人公。
その病院で事件は起こり、事件は意外な方向へと展開していく。
犯人がなぜその行為にいたるかがゆっくりと分かっていく。
後半のクライマックスは緊張感にあふれていて面白かったです。
医療に関する知識がふんだんにつかわれています。
自分の使命を見つけそれにまっすぐ向って生きたくなる物語です。
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No.183:
(4pt)

終わり方が好きです

病院を舞台にしており、専門用語も出てくるのですが、いわゆる医療ものとは一線を隔している作品です。
かと言って、ミステリー作品の枠にも納まらない。
大学病院に対する脅迫事件を軸に、人間関係を描き切る展開が見事です。

前半は少し冗長な感じがありますが、複雑に絡み合う人間関係が明らかになる後半の展開は、スピード感と緊迫感があります。
読者を一気に結末まで引っ張って行く筆力はさすがですが、東野圭吾らしい「最後のひと捻り」はありません。
東野ファンにとっては物足りないかもしれませんが、個人的には最後の終わり方は好きです。
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No.182:
(4pt)

TVドラマになってほしい小説です。

とにかく続きが気になって2日で読んでしまいました。

最後は涙、涙でした。

すぐにでもドラマにできるお話だと思います。

まあ、毒がないという意味でも(?)
一般受けする内容だとも思います。

ミステリーというより
人間ドラマ+医療ドラマという印象でしょうか。

お話はわりとシンプルなので
いろいろなエピソードを入れながら
主人公の葛藤を掘り下げていったら
十分ワンクールのドラマになると思う。
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No.181:
(5pt)

良かったそうです

入院した主人に 面白そうな本を持ってきて・・・と頼まれて この本を購入しました。 面白くて あっという間に読んでしまったそうです。 喜んでもらえて良かったです。 時間があったら 私も読んでみます。 中古本だけど とても綺麗な商品でした。 購入して良かったです。
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No.180:
(5pt)

引き込まれるように読み進めた

東野圭吾さんの病院を舞台にした小説。

主人公である氷室夕紀は実父の死の疑惑を抱いている研修医。
入院している島原総一朗の手術失敗を画策する直井穰治。
刑事の七尾の捜索。

3つの視点から物語は進んでいく。

本書を通じて病院独特の作りやルールも描写されていてリアリティがあって良い。
(手術室は滅菌を徹底していて手を使わず足を押すことで扉が開くなど)

最後はどうなるのか気になり引きこまれるようだった。
読むスピードも上がっていたことを実感した。

読後感は大変良い。
犯人も含め善人ばかりであったのも影響しているだろう。
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No.179:
(4pt)

自分の使命について考えてしまう

東野作品らしく、テンポよく、あっという間に読めてしまいます。
そのため、命や使命、といったテーマについて語っていますが、
とてもさわやかに、前向きになることができます。

そして、自分の使命とは何なのか?ということを、
ふと考え直せるきっかけにもなりました。
特に、主人公のお父さんのキャラクターは大好きになりました。

ただ、がっつりサスペンスを期待して読むとちょっとがっかりしてしまうかも。
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No.178:
(5pt)

【使命】を全うするということの尊さ

主人公の夕紀は、心臓外科の研修医。
彼女が中学生のころ、父親の心臓に不具合が見つかり、今の指導医が執刀した。
父親は術中死。
その手術の直前、ある喫茶店で自分の母親とその執刀医(現指導医)が話しているのを見てしまう。

その後、母親と執刀医が交際を始める。
夕紀が医師を目指した本当の理由は、術中死した父親の死の真相を知るためだった。

その夕紀の勤務する病院に、一通の脅迫状が届く。
犯人の目的がつかめないまま、嫌がらせが続く。
内部とつながりのある人間なのか。
それとも内部だけの問題なのか。

刑事が捜査を進めるうち、夕紀の父親と指導医との関係が見えてくる。
果たして、犯人の目的は何なのか。
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東野圭吾の話とあって、テンポがよく、読み進めたくなる物語だ。
【使命】というのは、人の命に関係する職業なら、絶対についてくるものだろう。
互いの使命を忠実に守ったことが、どれだけ相対する立場の人間に理解してもらえるか。
そういった事件を絡めつつ、今、起きている事件と人間関係を解いていく。

面白かった!

医療の物語というより、人間関係のほうが濃い。
看護師の人間性の豊かさ、温かさが素敵だ。
自分の身をもって【使命】を果たした指導医がカッコいい!
そして、その指導医が倒れたときの、夕紀の台詞がカッコいい!!
すべてを受け入れ、すべてを認めたからこそ出る、台詞だ。
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No.177:
(4pt)

読後感がさわやか

早い段階で核心部分が分かってしまうが、
東野さんの素晴らしいところは人間を書いていること。
そして登場人物達の台詞には文章ではなく、
血が通っているかのようです。
ラストはちょっとベタかなと思ったけど泣いてしまった。
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No.176:
(4pt)

読後感も良くさらっと読める一冊

おそらく登場人物に悪人が出てこないからでしょうか。
それぞれが背負った過去からくる負の感情に苦しみながらも、
未来に向かい進んでいくストーリーが読んでいて爽快でした。
伏線の回収も見事なんですが、
逆にキレイにまとまりすぎて残るものも少し薄かったかも…。
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No.175:
(4pt)

いい感じで泣ける

父親の死因に納得できないと言う理由で医学部に入れたり,
婚約者の死を,彼女を搬送した救急車の通路妨害をした車のエンジン制御の欠陥,
さらに,販促を言い渡した社長が欠陥車を放置したと考え,復讐を企てたりと
設定に少々無理があるのだが,
短いプロットでテンポよく進む物語が
「果たすべき使命」
をキーワードに,こうなるんだろうなぁと予想される終末に向かって
気持ちよく収束していく.

長年の誤解や,恨みが溶けていく過程を
うまく書けているから安心して喜びの涙が流せる.
医学ミステリーだけど,とても読みやすく
2〜3時間ほどで読めてしまうので
時間があるときに一気に読むのがお薦めです.
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No.174:
(5pt)

使命と魂のリミット

ドラマと平行して読みました。臨場感とストーリーの面白さに、久々に良い本を読んだと思いました。
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No.173:
(5pt)

東野圭吾の騙しの技術より, 東野圭吾の人間愛が上回った作品の1つ。

手術後に亡くなった父親を思い医者になった娘。
娘が勤務するのは,父親の手術を執刀した医師の勤める病院。

自動車会社の経営者が手術のために入院する。
自動車会社の不具合による怨恨がうずまく。

病院に対する脅迫状。
医師と看護婦の人間関係。

医師の父親は昔,警察官だったという。
当時の部下が,脅迫状の捜査に加わる。

人間模様が交錯し,
最後は1つのところに収束していく。

東野圭吾の騙しの技術より,
東野圭吾の人間愛が上回った作品の1つ。
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No.172:
(5pt)

ラスト10pが爽快&ほっこり

主人公夕紀に感情移入しながら読みました。長年抱いていた疑念が明らかになるラストはかなり爽快です。

医師、看護師、刑事、登場する人々みんなが使命をもち、奮闘する姿がすばらしかったです。

穣治と望はこれからどう生きていくのか、島原社長はこの事件を知りどんな考えをもつのか、今後が読者に委ねられています。あれこれ想像するのが楽しいです。

現実世界はもっとどろどろとした心の闇もあるでしょう。救えないものもあるでしょう。
でも私はこの本を読み、人としてこうありたい、生きていきたいという希望をもてた、とてもすばらしいものだったと思います。
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No.171:
(4pt)

伏線の張り方と解決法は今ひとつかな

本書がbad end になるかgood end はネタバレになるので書きませんが、主人公の人の言葉を単純に疑い、単純に信じる性格には性善説云々以前の知性のレベルを疑ってしまいます。
 もちろん、ストーリーテラーとしての力量は言うまでもないのですが。それでも(少し唐突ですが)伊坂幸太郎のアクロバティックな伏線の解決法にはやや劣ると言えるかもしれません。
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No.170:
(4pt)

性善説のロジック

東野先生が手がけると医療モノもこうなる。
医療ミステリー(サスペンス)というと海堂尊先生が思い浮かぶ。登場人物の腹の中、黒いところを見せてくれる海堂作品に対し、東野氏は性善説をとるところが対照的で、おもしろい。

主人公と犯人は、共に大切な人の死に呪縛されている。
主人公や、その周辺の人々の「使命」と「魂」は、同じ方向を向いている(ことが最後にはわかる)。
一方の犯人にとっての「使命」。それは死者に手向けた決意であるのだが、その遂行のために近づいた女性に生じた感情=「魂」と衝突する。

使命と魂、死者と生者。その狭間で苦悩する様はそれぞれに痛々しいが、主人公、犯人とも、最後には各々が解放される形で、リミットを解き放つ。
ハッピーエンドと言って良いかは難しいが、魂が救われたことは確かだと思う。
同時に、生とは、こういうものなんだろうと、強く感じた。

作者の人間に対する温かい視線が感じられる、医療サスペンス。
わかりやすい語彙、読みやすい文章、最小限の登場人物で、ぐいぐい読ませてくれる。物語に引き込まれ、正味5、6時間で読み終えた。
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No.169:
(1pt)

最後の1ページの惨さ

登場人物がみんないい人、お人よしで何の緊迫感もなく物事は進んでいく。
現実にはとうてい起こせそうもない犯罪も、順調に行われるが軽く解決されてしまう。
ラスト1ページにくるまではただの軽い小説で星2つか3つにできるが、
ラスト1ページの陳腐さがひどすぎるので、星1つ。
これより面白い東野圭吾の小説はいっぱいあると思う。
でも映画にはしやすそうかな。
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No.168:
(4pt)

一つの事件を軸に絡み合う様々な人間模様

タイトルにも出ているように今作品は「使命」というワードがキーになっているなと感じさせられた。人は生まれながらにしてそれぞれの使命を持っていて、それを果たすために生きている。ある登場人物のセリフですが、このセンテンスが大きな意味を持っていることは、読了後分かるはずです。クライマックスの手術シーンはその緊迫感が読者にも、ありありと伝わってきてその世界に引き込まれてしまうこと請け合いです。
だが、作者の他の傑作と比べると少しこじんまりしたというか、置きに来た印象も持ってしまう。
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No.167:
(5pt)

素晴らしき読後の爽快感

総合病院に「これまでの医療ミスを全て公表せよ」という脅迫状が届く。
後半はタイトル通り、息つく暇の無い医師達と犯人の戦いが描かれる。
感動の人間ドラマと緊迫のオペの様子を見事に融合させた、傑作医療サスペンス。

伏線の散りばめ方が良い意味で分かりやすく、記憶に残る。後半で少しずつ回収されていく様は、非常に気持ち良かった。

読書後の清清しさは格別。我が東野圭吾ランキングにてトップ3に入った。
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No.166:
(4pt)

「犯罪者側に立つ作品」です。

「犯人・加害者側」の心情を丁寧に描き、「犯罪が完遂出来るか否か」を描くストーリーは、「天空の蜂」や「さまよえる刃」と同様のプロットです。
読む側としては「犯人側」に感情を移入していき、何とかこの犯罪を達成させてあげたい、と切ない程応援したくなります。
しかしながらこの共感は道徳や法律、その他モラルに反するため、決して肯定してはいけない、という作者のメッセージがやはり隠されています。
そのメッセージは結局読者の共感を裏切る事になり、並みの作者であれば、読者側のこの忸怩たる思いを解消する事は難しく、読後の感想も最悪のモノとなる場合が多いと思います。

その点、この作者「東野圭吾」はやはり凄い。「仇討ち法」的な旧時代の復讐方法は決して認めず、しかし犯人側に感情移入している読者の鬱憤も解消させる、という絶妙な描写で貫き通します。
最後のヒロインの一言も、鳥肌が立つ程格好良いです。

お勧めです!
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4043718071

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