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使命と魂のリミット
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使命と魂のリミットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全245件 81~100 5/13ページ
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「犯人・加害者側」の心情を丁寧に描き、「犯罪が完遂出来るか否か」を描くストーリーは、「天空の蜂」や「さまよえる刃」と同様のプロットです。 読む側としては「犯人側」に感情を移入していき、何とかこの犯罪を達成させてあげたい、と切ない程応援したくなります。 しかしながらこの共感は道徳や法律、その他モラルに反するため、決して肯定してはいけない、という作者のメッセージがやはり隠されています。 そのメッセージは結局読者の共感を裏切る事になり、並みの作者であれば、読者側のこの忸怩たる思いを解消する事は難しく、読後の感想も最悪のモノとなる場合が多いと思います。 その点、この作者「東野圭吾」はやはり凄い。「仇討ち法」的な旧時代の復讐方法は決して認めず、しかし犯人側に感情移入している読者の鬱憤も解消させる、という絶妙な描写で貫き通します。 最後のヒロインの一言も、鳥肌が立つ程格好良いです。 お勧めです! | ||||
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感動しました! 終局でかなりいい話がありました。 医療ものは苦手であまり読まないのですが、この本は専門用語やグロテスクな描写はなく、とても読みやすかったです。 登場人物の心理に重きを置いているので、とても感情移入しやすく、のめり込みやすい本でした。 内容に合う、いいタイトルをつけたものだな、と思います。 | ||||
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感動しました! 終局でかなりいい話がありました。 医療ものは苦手であまり読まないのですが、この本は専門用語やグロテスクな描写はなく、とても読みやすかったです。 登場人物の心理に重きを置いているので、とても感情移入しやすく、のめり込みやすい本でした。 内容に合う、いいタイトルをつけたものだな、と思います。 | ||||
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お涙頂戴の感はあるが、東野作品としてはわりと面白かった。替え玉脅迫を使ったところが今までにない斬新さがある。 ただ犯人の人物像への迫りが少なくいつのまにか犯行計画が進んでいた点に不快感を感じる。 一般文学355作品目の感想。2011/03/22 | ||||
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お涙頂戴の感はあるが、東野作品としてはわりと面白かった。替え玉脅迫を使ったところが今までにない斬新さがある。ただ犯人の人物像への迫りが少なくいつのまにか犯行計画が進んでいた点に不快感を感じる。一般文学355作品目の感想。2011/03/22 | ||||
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今まで大半の東野作品を読んでいるが、面白くなかった。 何がテーマなのかはっきりしていない。 医療?恋愛?何かいろいろ詰め込みすぎて、失敗しているように感じた。 | ||||
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今まで大半の東野作品を読んでいるが、面白くなかった。 何がテーマなのかはっきりしていない。 医療?恋愛?何かいろいろ詰め込みすぎて、失敗しているように感じた。 | ||||
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読み終わったあと帯びの 「あの日なくしたものを取り戻すため、今日、私は命を賭ける」 を目にしたとき、なるほどと思いました。 散りばめられた人物描写を最後につなげていくところ描き手のすごさを感じます。 そして、一人一人の人物設定がしっかりしていて、最後はこいつだったらこうするだろ、 早く読ませろ。と思ってどんどん入り込んでしまう。 厚めだけど早く読み終わった。読み応えのある本でした。 欲を言うとちょっとくさいところが多くて、人間のディープな部分を描ききれてないかなたという点で星4つにさせて いただきました。 | ||||
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読み終わったあと帯びの 「あの日なくしたものを取り戻すため、今日、私は命を賭ける」 を目にしたとき、なるほどと思いました。 散りばめられた人物描写を最後につなげていくところ描き手のすごさを感じます。 そして、一人一人の人物設定がしっかりしていて、最後はこいつだったらこうするだろ、 早く読ませろ。と思ってどんどん入り込んでしまう。 厚めだけど早く読み終わった。読み応えのある本でした。 欲を言うとちょっとくさいところが多くて、人間のディープな部分を描ききれてないかなたという点で星4つにさせて いただきました。 | ||||
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安定感のあるストーリー展開が面白いと思います。 これは登場人物が全般的に善人が多いですね。 抜群の構成力とリーダビリティを持っているので 一気読みできました。 自分は医療ものがそれほど好きではありませんが この本書は面白かったです。 | ||||
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一個人として読む小説としてはパーフェクトです。全てにおいて隙がありません。 特に作品後半の、手術シーンの緊迫感は尋常ではありません。 まるで自分自身が現場に居合わせ、心臓が口から飛び出るくらいの緊張を強いられているような錯覚を起こすほどです。 読破した瞬間に深く息を吐き出すと、鳥肌が立つくらいの深い感動に包まれるとともに、あまりの緊張で暫く呼吸を忘れていたことも自覚しました。 東野さんの作品は毎回複数のテーマが込められていますが、本作品はタイトルの一部にもなっている「使命」が最重要キーワードです。 「人の使命」という哲学的テーマを核に、緻密な取材を重ねたであろう医療知識で固め、人物の細かな機微に触れるその描写力には、作者ならではと驚嘆するほかありません。 「使命」とは、「他人を思いやって」、「一生懸命勉強」して初めて分かってくるとのフレーズから、「他者を助け、他者の役に立つために、自分なりのどれだけの努力が出来るか」であると解釈しました。 恋人の復讐といった様な、利己的な欲望の成就など空しいものです。 本当の感動は、自己犠牲を強いてまで他者を助けることからやってきます。 如何に研鑽を積んで世の中の役に立つことができるか、貢献できるかが、人の果たすべき使命であると教わった気がします。 事件解決後のフォローも東野作品の魅力ですね。 締めくくりのセリフには思わず泣けてきます。 「リミット」については、一読しただけでは明確な答えがでませんでした。皆さんはどのような解釈をされるでしょうか。 | ||||
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東野氏ファンは、もっと、ミステリーのトリックや最後の驚きを期待するかも知れません。 でもね、たくさんのたくさんの医療小説が多くでている今、そういうテクニカルな医療知識をここまで追いつかせて、しかもストーリーとヒューマニティのある小説にできたひとはこれまでに彼だけだと思います。 予想しやすかった最後の展開とか、余りにストレートな正義感とか、現実はもっと複雑だとか、意見はたくさん有ると思います。 でも、絶対に一読に匹敵する一冊です。単純に感動しました。感動できる本に出会えてむしろうれしかった。 たくさんの人が医療ミスの問題を制度的な問題や労務環境や法制度の問題として社会的な問題として議論していますが、東野氏の言うように、医者が助けなかった命等というものはなく、助けられた命と助けられなかった命の二つしかないというのは衝撃的でした。 こういう言葉が、現実社会の議論のなかでも通り一遍等の言葉でなく、もっと心からの言葉としてできていいと思うし、それこそが社会を納得させるのではないかと思います。 テクニカルな取材は綿密で大変だったと思います。そこに東野氏の作家としてのなみなみならぬ執念と本気を感じるからこそ読者は本気で感動できるのではないでしょうか。 | ||||
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東野氏ファンは、もっと、ミステリーのトリックや最後の驚きを期待するかも知れません。でもね、たくさんのたくさんの医療小説が多くでている今、そういうテクニカルな医療知識をここまで追いつかせて、しかもストーリーとヒューマニティのある小説にできたひとはこれまでに彼だけだと思います。予想しやすかった最後の展開とか、余りにストレートな正義感とか、現実はもっと複雑だとか、意見はたくさん有ると思います。でも、絶対に一読に匹敵する一冊です。単純に感動しました。感動できる本に出会えてむしろうれしかった。たくさんの人が医療ミスの問題を制度的な問題や労務環境や法制度の問題として社会的な問題として議論していますが、東野氏の言うように、医者が助けなかった命等というものはなく、助けられた命と助けられなかった命の二つしかないというのは衝撃的でした。こういう言葉が、現実社会の議論のなかでも通り一遍等の言葉でなく、もっと心からの言葉としてできていいと思うし、それこそが社会を納得させるのではないかと思います。テクニカルな取材は綿密で大変だったと思います。そこに東野氏の作家としてのなみなみならぬ執念と本気を感じるからこそ読者は本気で感動できるのではないでしょうか。 | ||||
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事件は一つだがそれを取り巻く話が面白い。でも医療ものは文字だけだと難しい | ||||
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事件は一つだがそれを取り巻く話が面白い。でも医療ものは文字だけだと難しい | ||||
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テレビや映画になっていない作品と思いますが、いやいや最高です。 秘密で感動をした人には、お勧めかと思います。 秘密で味わった最後の感動が、同じくありましたよ。 登場人物が多いので、マインドマップのような簡易な相関表を作りながら読んだ方が効率的と思います。 | ||||
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テレビや映画になっていない作品と思いますが、いやいや最高です。秘密で感動をした人には、お勧めかと思います。秘密で味わった最後の感動が、同じくありましたよ。登場人物が多いので、マインドマップのような簡易な相関表を作りながら読んだ方が効率的と思います。 | ||||
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書評を見て期待して読んだがいまひとつ。 設定は面白いのだが、ご都合主義が多すぎて興醒め。 先読み出来すぎても面白くない。 残りページが少なくなってきて、どう考えても収拾には無理があるだろうなと思っていたら、誰でも予測出来そうな終わり方で不完全燃焼。 東野作品は好きなので残念。 それでも、先に進みたいと思わせるのはさすがだけれど。 | ||||
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書評を見て期待して読んだがいまひとつ。設定は面白いのだが、ご都合主義が多すぎて興醒め。先読み出来すぎても面白くない。残りページが少なくなってきて、どう考えても収拾には無理があるだろうなと思っていたら、誰でも予測出来そうな終わり方で不完全燃焼。東野作品は好きなので残念。それでも、先に進みたいと思わせるのはさすがだけれど。 | ||||
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う〜ん、ちょっと辛口になるけど、いかにも「箱庭」的な作品やなあ。 物語としての伏線を詰め込みすぎて、ご都合主義になってない? 例えば、橋の真ん中で自動車が故障で止まって道路をふさいだから、救急車が通れなくなったって言われても… いまどき東京の街中で、1車線だけの橋があって、故障車の立ち往生で道路が遮断されて迂回もできず、ってどう考えてもありえんやろ。 「片側1車線で故障車が横向きにふさいだんだろ」って?それでもすぐ迂回できるやろ? 何?患者が重体で一秒を争ってたから迂回できんかったって?…おいおい、キリないやんけ。 それに、登場人物がたばこを吸うシーンがやたら多いのも気になった。 作者が愛煙家で気持ちを落ち着けるのには煙草が一番なんやろな、というのはわかるよ。 でも煙草を持たさんと人物の行動や心理描写ができんのかって、変な勘ぐりすら入れたくなるよ。 あと、何ちゅうか、人物のキャラクター描写の幅が狭いよ。 直井穣治と七尾と、しゃべり方一緒やん。二人の会話の場面、どっちがどっちか区別つかんわ。 そこを微妙に書き分けて、それぞれの人物がもつ背景の違いを浮かび上がらせるのが、作家の本分とちゃうの? セリフやト書きでクドクドと説明せな人物描写ができんから、文庫本で450ページ以上にもなるんやろ。 この内容やったら300ページで十分やで。 …って友達に言ったら「ヘリクツ男!(-_-メ)」だって.. | ||||
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