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レイクサイド
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レイクサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全121件 81~100 5/7ページ
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東野圭吾の作品は何冊か読んだけど、相性が悪いのか?今のところ面白いと思ったのは一作品しかない。 何だか登場人物に魅力が無い。読んでいても他人事で(当たり前だけど)、話の展開だけ追う感じ。種明かしに驚かされても、なるほどなーって感心するだけで、思い入れが沸かないんだな。 | ||||
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タイトル通りなのですが、決してつまらないとか面白くないといった ことはありません。流石と言うべき完成度だと思います。 決して派手さのある作品ではないのですが、ページ数の割にはずしっ とした印象を残す作品でした。社会派ミステリィとも言えますね。 殺人のトリックや手法を完全に解き明かしたい人にはお勧めできませ んが、これは読む価値のある作品だと思います。是非。 | ||||
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軽い気持ちで読み始めたのですが、ラストが気になって途中で止めることができず、1時間余で読み終えました。 ミステリーですが、単なる謎解きに終わらせずにさまざまな社会的問題を投げかけてくる「東野ワールド」には今回も脱帽です。 ラストのおちのつけ方には思わず身震いしました。 | ||||
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著者の作品の中では割と分量は少ない方なのでささっと読めました。 内容としては「親子の絆」が核だ(と私は感じています)が、確かに親というものは子供に対して「そこまでやるか」というぐらい愛情を注ぐものと私は感じていますが(最近の虐待事件等を見ていると少し考え方が変わってきているんですが)この登場している親たち(除主人公)は実は“間違った”愛情を注いでいるなと感じました。 その点については読んでもらえればいいのですが、これから親になる(かもしれない)者にとっては実に参考になる良書だと思っています。 | ||||
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基本的に「殺人の門」や「白夜行」に比べて 薄い本でしたが、でも、読み終わったときには しっかりと本格派の本を読み終えた充実感がありました。 舞台は湖岸。事件自体は、場所が子供たちの勉強合宿の場 という事を除けば、よくありそうな話。 そんな話なのに、全然普通の殺人事件にはならず 物語は全然別の方向に進もうとする。 最初は登場人物のキャラクターが明らかでなく 読み進めるうちに徐々に分かっていくという 東野作品でよく見られる手法が今回も見事にマッチしていて 事件が起こった後も、主人公以外の登場人物の非日常的な 行動に驚かされつつも、次第にのめりこんでしまいました。 それにしても、伏線の張り方が上手いですね。 ボート、靴、坂崎の豹変。 もちろん他にもありましたが、私が気になったのはこの3つ。 この3つの伏線にどういう意味があるのだろうと推理しながら読んでいましたが、 物語最初からあった大きな謎と共に、最後にピタリと全てのピースが はまった瞬間は、やはり上手な魔術師にだまされたような 騙されたけど清清しい気分になりました。 この本は読んだほうがいいでしょう。 | ||||
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読み進めていくうちにいくつも「ん、これは?」という箇所が ありました。それらをつなぎ合わせてみると意外な真相が・・・。 ぜひ「名探偵の掟」と対にして読んで欲しい作品だと思いました。 これぞ「トリックスター」と言う作品だと思いました。 | ||||
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面白かったです。特に深く考えさせられるわけでもなく、楽しく読み進められました。買って損はないです。しかし、深い物語を期待しては駄目ですが。 子供達の残酷性、みたいな話はいろいろ存在してますけど、その残酷性を大人は完全に勘違いしているような気がします。大人を欺くような子供を描く小説が多いですが、実際には子供達の犯罪の根本は非常に単純で、たった一つの理由から行われている気がします。「大人に振り向いて欲しい」の1つです。その点について、この小説はあっさりとではありますが描いています。子供としてはそんなに深くてドロドロした理由なんてなくて、単純明快な思考でもって犯行に及んでいるんですよね。あっさりした描き口がその単純さを象徴しているような気がします。 それでも星が3つなのは、主人公がぽんぽんと調子よく推理しすぎな点ですかね。 | ||||
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読み始めて、退屈になった。 また、殺人事件が起こったにもかかわらず、あまりに淡々としすぎている登場人物に興ざめし、一度は読むのを放棄したほどだ。 しかし、直木賞作家の作品だ。そんなはずはないと思い直し読み進めた。 中盤にさしかかった頃だろうか。作品にグイグイと引き込まれ、いくつかの疑問が脳裏に残り始めた。そして、その疑問が解き明かされるのはいつだ、という具合に次から次へとページをめくされてしまった。後半に入り始める頃には、殺人事件が起こったというのに、淡々としていた登場人物の不可解な行動が次第に意味を持ち始め、ついには一つの結論に達した。 そして、唸った。これは傑作だ。 氏の作品は、「秘密」を読んで作風が好きになれず捨て置いたのだが、たまたまキャンペーンをやっていたので、手にした一冊がこれだった。 「秘密」とはうってかわって、情景描写、心理描写など一切省いている。しかも、主人公の腹の中さえも表現されていない。 これはもう、まったく新しいハードボイルドと言えるのではないだろうか。 人間模様や人物の深みという点では、何も感想はない。むしろ、味気ないほどだった。この点が星を一つ削った理由だが、この点が逆に本作品に強烈な個性を与えているのも事実と感じた。 | ||||
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この作品もそれなりには楽しめましたが、何か考えさせる感じがすると同時に親子関係のあり方であり、夫婦関係のあり方であり、子供社会のあり方であり、教育のあり方であり何か釈然としないような感想を持ちました。事件は、主人公並木俊介の愛人といわれる高階英里子が勉強合宿の最中に殺された。序盤は、死体をどうやって遺棄し、事件をどうやって隠蔽するかということについて、藤間夫妻の考えたシナリオに並木俊介はしぶしぶ従うことになる。並木俊介は、他人同士が隠蔽に向かってなぜ進んでいけるのかということに疑問を持つ。終盤には、並木俊介が真相を暴くことになるが、この真相に向けてまた、いろいろと考えることになるだろう。 本書を読んで、はっきり行ってハッピーエンドというような感じがしない。何か考えさせられるなあ。釈然としない思いというより、自分の中でどういう風に結論付けようかなというところで悶々としている。なぜ、そういう感情が芽生えるかというと、登場人物の性格ややっていることに共感していないことがあるからではないか。特に、教育はお金で買うみたいな話は共感できないなあと思う。 「俺たちの魂は、この湖畔から離れられない。」という言葉は、俺たちは、湖畔で起こったことを背負っていくとともに俺たち3人(俊介、美菜子、章太)が共に生きていくということの表われであろう。 | ||||
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俺は正直「東野にしては…」と傾首する珍しい物。大オチが以外性無くて。もっと娘を初めとする子供達の心情に触れて欲しかったです。そこは現代の子供(特に受験戦士)の無機質な不感情なのかなぁ…。親の擁護心なんかは流石ですが…やっぱ大オチが近年テレビで見掛ける様な「まさか少年犯罪とは…!!」では期待に添う内容では無かったです。 | ||||
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中学受験の合宿で起こった殺人事件。子供たちの将来に傷がつかぬよう、隠蔽しようとする大人達。そんな大人達に疑問を持つ主人公。 果たして真相はいかに? ページ数はさほど多くないので、さらりと読めるお手軽な作品です。 しかし、がっつり!ミステリーを楽しめます。ミステリーですけど、けっこう切ない作品だと思います。 結末は好き嫌いに分かれるかもしれませんが、どちらにしても後味は悪くならないと思いますよ。 最近なんかミステリー読んでないなぁとか、短くてもいいからなんか面白いもんが読みたいなぁ…と思っている方にお勧めです!! | ||||
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今まであまり家庭に関心のなかった主人公が、血のつながらない息子が合宿勉強をする避暑地へ参加した。 ところが、愛人がその避暑地に現れ、挙句に妻に殺されてしまう。 警察に通報しようとする主人公を止める、合宿の同行者たち。(他の子供の保護者たち) そこから、自分が今まで付き合いをしていなかった周りの人たちへの関心が増し、様々な疑惑も沸いてくる。 一体、この集まりは何の集まりなのか、どういった付き合いなのか、そして愛人を殺したのは本当に妻なのか。 どんどん進むストーリーに、息つく暇なく読ませます。 最後の最後の主人公の気持ちには、はっとさせられます。 | ||||
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直木賞受賞作家の東野圭吾著の作品は実は初めて読みました。 中学受験を控える4家族の避暑地での勉強合宿。 「お受験」は大変なんだなぁ・・・と最初は傍観的に読んでいましたが、ぐんぐんと引き込まれていくサスペンス小説でした。 まさか 勉強合宿に事件が起こるとは・・・ 主人公の妻が自分が殺した・・・と主人公に告白する。 しかし どこか変だ。隠蔽工作をし子供たちの将来にキズがつかないようにと配慮し 何もなかったかのように・・・ しかし 主人公の疑惑は強まるばかりだ。後半は主人公がまるで探偵に変貌していく。 血のつながりのない子供への愛情、受験戦争、愛人関係、家庭の和・・・親の愛情は子供にとっては 歪んだ愛情になっていないのか・・・ 本書の中でサスペンスではあるが 作者は読者にさりげなく問いかけているのではないかと思う。 殆ど心理描写がない。主人公もまた周りの登場人物に至ってまで 心の動きが描写されていない。外面的な面、行動などから憶測は可能ではある。 この手法が、作品を綿密にかつ完成度の高い作品に仕上ているように思う。ストーリー展開も十分に楽しませてくれる作品。読者を十分に惹きつける 東野氏の作品には 今後も期待したい。 (映画化された部分ではかなり切り落とされている箇所があるゆえ本書をお奨めしたいです。) | ||||
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「白夜行」ほどの大作ではありませんが、心理描写がなく、登場人物の「行動」や「語り」だけでストーリーが進み、事後の展開は読者にゆだねる東野氏独特の作風は全く同じで、長編としてはやや短い、278ページで完結してはいますが、実に中身の濃い作品になっています。 また、有名中学校の受験を控えた4家族の異様な連帯感や中学校の受験担当職員との間を取り持つ塾講師の存在は、年頃の子供を持つ親にとって実に現実的で身近な感じがします。特に4家族のうち主人公の子供だけが妻の連れ子だという設定が、ストーリーや事件のキーになっています。 さて、事件は合宿中の避暑地の別荘(この本のタイトルである湖のほとり)で起こるのですが、犯人は最後まで読まないと多分分からないと思います。 結末については賛否両論あるようですが、私は主人公の並木俊介が出した結論以外には考えられません。これが現実だったらどうかと問われるととても悩みますが、これは小説なんですから違う結論がでていたとしたら興ざめし、星2つにしていたかもしれません。 | ||||
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東野圭吾はやはり面白い。子供のいない私でも、お受験って、親同志の妙な連帯感や人間関係って、こんなものなのかなと思います。それに、やはり子供にとって、大好きなお父さんを取り上げる女はどこまでも消えてくれの存在なのかとつくづく思いました。こんな夏の日は、ごめんだけれども、レイクサイドで楽しく家族で過ごすのもいいでしょう。 | ||||
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昨年映画化された作品「レイクサイド マーダーケース」が、それほどの出来ではなかったこともあって、手に取るのを躊躇していたが、読んでみると、流石東野圭吾という作品だった。 全体の構成もそうだが、舞台劇を見るかのような語り口で、綿密に置かれた布石の数々と、最後まで真実を見せない書き方に、最後まで一気に読まざるを得なくなってしまった。 こうして見ると、映画は余りに大事なものを切り落として、表面的な映画化になっていたのだなとつくづく感じた。 | ||||
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子供の中学校受験のための合宿先で、引き起こされた殺人事件を描いたサスペンス小説。 事件を隠匿する親達の結束の強さに不信感を抱く主人公と親達の間に張り詰める緊張感が、物語の展開を終始引き締めている。 劇的な結末へと導く布石の配しかたも実に巧妙で、読み終えたあとは素直にうまく練られた作品という感想を抱いた。 湖畔の別荘地で起こる密室性を帯びた殺人事件、こうした題材はこれまでも多く用いられてきたが、親と子の関係をエッセンスにすることで、これまでにない作品に仕上げられている。 | ||||
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東野圭吾さんの作品も、サスペンス小説も初めて読んだのですが、とても読みやすかったです。 私は女だからか血のつながらない息子に対して、男の人はこんなにドライなのか、と少し悲しくなりました。 殺人事件にも関わらず、読んだ後はスッキリした気持ちになりました。 他の東野圭吾さんの作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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本作品は、警察が登場せず主人公が自ら推理して、事件の事実関係を明確にしていくというストーリーです。 単純な犯人当ての推理小説ではなく、家族、親子、受験勉強などに対して我々読者に考えさせるメッセージのようなものも含まれているように思えます。 東野圭吾氏の作品ならではの読みやすさ、先が読みたくなるストーリー展開はさすがと思います。思わず主人公を応援しながら読み進んでしまいました。 中学受験に対して、この小説のように過熱になるものなのかと...地方出身者にとっては、あまり現実的でないような気がしますが、時代背景や一部の都市や地方都市ではありえるのかもしれません。 また、ページ数も300ページ弱なので、手軽に読める一冊です。 | ||||
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東野圭吾さんの本に最近ハマり、「レイクサイド」も読んでみました。さらっと読めました。面白かったです。東野さんの作風なのか、読者の想像に任せる部分もあり、読み終わった後も想像にふけっていました。 おもしろかったです。私もはじめから、主人公のように周りの人間の行動に違和感を感じながら読み進めていったので、「なんでだろう?」って展開が気になり、一気に読めました。 結末は、私には意外でしたが、「うまいなぁ!!」と思ってしまいました。「へぇ〜」って。 | ||||
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