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レイクサイド
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レイクサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全121件 61~80 4/7ページ
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複線の張り方が絶妙.内面描写のない小説だが読み応えは十分. 何故,殺人の隠蔽に協力的なのか? 何故,非協力的だった人物が突然態度を豹変させ協力的になったのか? 異常なまでの結束力,不審な出来事,それらの理由が「なるほど」と納得できる形で描かれている.良作だ. | ||||
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他の東野圭吾作品と比べると物足りなさは否めない。 期待が大きすぎる分、落差は大きいと感じた。 おそらく、東野圭吾を全く知らない人が読んだら、 そこそこ面白いと感じると思います。 ある程度読みこなしている人だと落差は激しいです。 本当に「普通」「ん?」「あれ?」といった印象。 他の東野作品にあるような、読後のどっしりとした感じが 全く無い軽い作品です。 東野圭吾作品に共通する「重み」を求めるのであれば、 この作品はお勧めできません。 | ||||
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自分の息子を有名中学に入学させるため、夏休みを利用して合宿にきた四組の男女。 俊介は、子供の人生を親が決めてしまうことに釈然としないながらも、遅れてその合宿に参加することになる。 だがその晩、別荘の部屋の中には、自分の愛人の死体が転がっていた。殺したと告白したのは、妻。 だがほかの夫婦たちは、突然の殺人事件を、子供の将来のため、隠蔽しようと言い出して… 解説にもありますが、全編を通して独白がなく、誰の心情も語られることなく物語が終わります。 けれど、読んでいる間はほとんどそんなこと意識しなかった! なにかがおかしいな、という違和感はかなり早い段階で感じるものの、おもしろくて夢中で読んでしまいました。 四組の夫婦は、みんな現実にいそうな俗っぽさを持っていて、だからこそ怖い話だなあと思います。 終わり方は、個人的にはとても納得がいくものでした。 犯罪が明るみに出るのもどうかと思うし、だからと言ってここまでダークな話の中、最後だけ家族愛が復活するのも嘘っぽいし…ベストだと思います。 ただ、ここまで長い話じゃなくてもよかったかなあ、とは思いました。 | ||||
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プロットは緻密で良く出来たストーリー。 事件の真相が気になり、最後まで一気に読んでしまったが、 その結末に納得するかどうかは意見が分かれると思う。 また、主人公の家族たちがその後どんな生活を送ることになるのか、考えると気分が重くなる。 でも、オチがユニークで、そのアイデアは素晴しいと思う。 それだけに感動を誘うような結末を考えられなかっただろうかと、実に残念。 | ||||
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文庫約270ページの、短めの長編であるが、謎が緻密に散りばめられている。 冒頭の部分から、誰かが何かを企んでいる、と感じさせられる。 そして、全編を貫く謎が複数ある。 その謎の中には、全く予想も出来なかった事も含まれていた。 舞台は、私立中学受験の受験勉強合宿だ。 小学生のうちから、詰め込み学習というのも、しんどい話だ。 ミステリーとしての面白さだけではなく、こんな事も考えさせられた。 ただ、物語は、あまり子供の世界は描かない。 むしろ、大人社会の、泥沼の様な事柄に満ちている。 著者の作品としては、割合気楽に読む事が出来た。 本書は「泣けない」社会派ミステリーだ。 | ||||
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中学校受験のために避暑地の別荘で勉強合宿をしている4組の家族と塾の講師。そこに訪れた参加者の男の愛人が殺された。現場にいたその男の妻が犯人なのか。その4組の夫婦には妙な関係が感じられる。いったいどうなっているんだ?と2日で一気に読んでしまい、その謎解きと犯人には驚かされた。東野圭吾のミステリーは本当に読み応えがあるなと今更ながら思わせる作品である。東野圭吾ファンなら必読の作品である。 | ||||
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初めから終わりまで、心臓をバクバクさせながら、読んでしまえる本。(東野さんの作品を読破している家族に言わせると、この作品はベスト3に入るそう。) ある夏、湖畔で中学受験合宿をすることになった、数組の家族と講師。そのうちの一人、並木俊介は、子供の受験に積極的な妻に合わせて、初めてお受験家族の集まりに参加するが、そこでは妙な違和感を感じてばかり。 読者は彼の視線を共有し、心理的ホラーの世界に迷い込んでいく。 殺人現場という異常な状況において、妻も含め自分以外の人間がそろって不気味な行動をとり始めたら、あなたはどうするか? 決して狂気の人間などではなく、普通の人が妙に怖いというホラー。 どうして? どういうこと? の連続でした。 さらっと読めますが、『幻夜』などの長編ミステリーにも負けない存在感をもった作品です! | ||||
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中学受験を控え、湖畔の別荘で合宿を行う4組の家族。血のつながりのない息子のため、別荘を訪れた並木。彼をおいかけてやってきた、部下であり愛人でもある英里子が殺され、殺したのは、妻だという。4組の親達は、結束し、死体を湖に沈め、事件を隠そうとするのだが... わりと短い話なので、さらりと読めます。ミステリ好きの人には、展開は読めてしまうかもしれませんので、あまりミステリを読まない人にはお勧めです。個人的にこのラストは嫌いですが、納得できる部分もあり、その辺が辛いところ。登場人物たちのその後が気になります。 | ||||
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俊介は、妻・美奈子の連れ子の受験対策合宿に参加した。 親同士も仲が良く、ふだん参加しない俊介には不思議な程だ。 そんな中、俊介の愛人・絵里子が訪れ、殺される。 美奈子は自分が殺した、といい、 塾仲間の親たちとともに隠ぺい工作がすすめられるが。。。 人間関係が、濃厚に描かれています。 塾仲間の親たちは、なぜ殺人の事後共犯となってまで 美奈子の犯罪を隠そうとするのか。 そこに謎のメインがありますが、最後にはくるっと見える絵が変わり、 驚かされます。 大きな謎をはらんだままのラストですが、 倫理上の問題は別として、 ミステリーとしては満足のいく結末でした。 | ||||
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話全般は物語がなかなか進まず、歯がゆい感じ。 そのイライラ感を解消するだけの 意外な真犯人とそのからくりがわかる 最後の部分だけはおもしろい小説。 | ||||
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犯人を見つけて終わり、というオーソドックスなミステリではないです。すごいトリックがあるわけでもないし、読み終わっても、もやもやして何だか気持ちよくはない。人物の内面描写が全くなく、小説と言うよりはテレビドラマや演劇の脚本のようです。職人芸というか、東野さんってこういうこともできるんだなーと思いました。映像化前提の小説だったのかも。 お受験という題材も面白いですし、東野さんのバリエーションとしては面白いけど、カタルシスがないので、これ単体で見ると微妙な出来という気も。 | ||||
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表紙がきれいだったから購入してしまった。いわゆる「ジャケ買い」なのだが、期待は裏切らなかった。 親子4組できた中学受験合宿の夜、事件は起こる。主人公の愛人を妻が殺してしまう。しかし、子供たちの中学受験を控えた今、事件を公にするわけにはいかない。親たちはみんなで協力し、事件を隠蔽しようとする。 純粋にストーリーが面白い。ただただ夢中で読める。ただあらすじをたどっている前半も、ドキドキしてしまった。このあたりは著者の文章力であろう。さすがである。 しかし、そのままストーリーが展開されるわけがない。物語終盤では、大前提がひっくり返され、読みながらなんとなくわかっていたものも、さらに大きな真実をぶつけてくる。 ただ、東野作品にしては、少し淡白かなといった印象。ただ、この事件のみに焦点を当てているだけあって、ラストは強引さもなくスッキリしている。驚きよりも納得して迎えられるラストであった。 途中で「大前提がひっくり返される」と書いたが、意味がわからない人が多数と思う。そういう人はぜひ読んでみていただきたい。ミステリー小説入門として薦めたい一冊である。 | ||||
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東野作品を読むのは4作目。本当にハズレがないです。 きちんと伏線が張られてるし、それを解き明かす展開は絶妙です。グイグイと引き込まれ、一日で読み終わってしまいました。 ただし、内容としては私個人としては気持ち悪かった。(タネ明かしになるので書けませんが)子供のお受験のためになんでもする親たち、そして親同士の関係、本の中で登場人物が「異常だ」と言っていますが、確かに異常な世界が描かれている。そこは多少違和感がありました。 でも、面白く読めました。次は『探偵ガリレオ』に挑戦です。 | ||||
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ストーリーの運び、展開などはとても面白い、 おおっ!その謎はなんなんだい?と最後の最後まで 引っ張られてしまう所はさすが東野さん!って 感じで読ませて頂きました。 しかし、この本を読んで、かなり気持ち悪くなりましたね… 深く書いてしまうと読む方も興味が無くなるでしょうから 描きませんが、まあ、お受験とそれを取り巻く親心、 そしてそこまでするか?という親の気持を描写している 本だと感じました。 どんな手を使ってでも子供をいい学校に入れたい… それが上流階級の御家庭の親御さんのお気持ちなのでしょうが… 頭の回転というか機転というか、記憶力とか、 頭がいいという子はやっぱり特別であって、 そういう子供だからこそそういう学校に行くべきだし、 行っても楽しく過ごせるでしょうし… 素養の無い子を親の力でいい学校に入れたところで… 学校について行けなければ仲間外れになりますし、 その子供自身も楽しくないでしょうし、中退したら まさに意味なしですし、いい中学校出ようが、 いい高校出ようが、いい大学出ようが、親の力が 出せない場所で一人で勝負したら、素養の無い力の 無い奴なんてすぐにメッキが剥がれて、使えない奴 扱いされ、疎んじられ、結局は敗者として棄てられていくのに… | ||||
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4家族がそろって、子供たちの受験勉強の合宿をしていた。 そこで、主人公・並木俊介の愛人が殺される。。。 そしてその殺人は、自分の妻、美菜子がやったものだという。しかし俊介はそれを信じることが出来ず、謎を追っていく。。。! 最後まで読んでみて、親とは、子供のためにそこまで出来るのだろうか?と思ってしまった。ただ、一つだけ言えること。 もし自分が、この本の状態と同じようになってしまったら…? 自分の子供を信じたくても、信じられないような気分になってしまうのでしょうか。親の子供に対する思いや、逆に子供の、純粋な思いや行いの残酷さは考えさせられてしまいました。 本としては、同じ東野圭吾作の幻夜の方が、面白くて深かった気がします。ただ、さすが東野作品!と思わせる部分も多々あり、伏線が張られているのが解けていく様は、素晴らしいと思いました。 | ||||
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東野氏の作品は、これで3〜4冊目です。 ハマりました。 展開の速さと、テンポのよさ。そして、張り巡らされた伏線。 どの作品にも共通していることですが、それがまた面白い。 どのことが、どれにつながっているのか?と読み進めるのが、好きです。 中学受験を控えた夏。4組の親子が とある湖畔の別荘で勉強会を開く。 たった1組の親子だけ、母子での参加だった。 そこに、父親が現れる。そう、主人公俊介は、実の父親ではなかった。 そんな関係から、参加するとは思われていなかった俊介だった。 俊介は、4組の親たちの違和感に気付く。これは一体なんなのか・・・。 そこに、「忘れ物を届けに」と、俊介の愛人が現れ、 愛人の思惑を気付かないでいる俊介の目の前に、ある夜、愛人の死体が転がっていた。 「私が殺したの」と告白する妻。 他の親たちに説得され、隠ぺい工作に乗り出す俊介。 でも、何かが違う、何かがおかしい、と疑惑を持ち始めるのだった。 狂気の夏は、どう展開していくのか・・・ 親・人間、同じでありながら全く違う立場に立ってしまう物語。 親として生きるためにはどうしたらよいのか。 果たして、俊介たちの取った行動は、【人間として正しいのか】【親として正しいのか】 歪んだ社会と親子関係を考えさせる話です。 | ||||
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読み終えたあとの感想ですかね。 今ってこんな大人多いんだろうと思う。 子供のレールをつくってるけど、まず自分たちのレールを・・・。 東野作品はほんとにリアルで感情移入してしまいます。 ストーリーに引き込まれてスラスラ読めちゃいます。 | ||||
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四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件の話。事件は、主人公・俊介の妻が発した「あたしが殺したのよ」という一言から始まる。 前半は、事件を隠そうとする登場人物の行動や言動にスリルを感じる。後半は、事件の真相に迫り、徐々に明らかになる真相にハラハラドキドキする。 場面、場面の登場人物の不自然な対応や行動に違和感を覚えつつも、最終的にその不自然さが理解できるようになっている。この辺の著者のストーリ仕立ての巧妙さには脱帽である。 全270ページほどで、話の内容も分かりやすい。短時間で楽しめる作品である。お勧めの一冊である。 | ||||
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中学受験に向けて,湖畔の別荘での親子勉強合宿で起こった殺人事件。 精彩のない子供達,異様なまでの連帯感と隠蔽工作。いくらなんでもこんなの無理矢理じゃないかと思いながらページをめくっていたが,さすがに東野圭吾,不自然なシチュエーションに対し納得のいく真相を提示してくれた。名門校受験をめぐる悲喜こもごもと少年犯罪の若年齢化,テーマは非常に重たく,すっきりとしたカタルシスは得られないものの,読んで損はない。 文庫本で278ページと,一晩で読める手頃な分量なのも好感度大。 | ||||
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登場人物もかなり少ないため読みやすい。 そもそも中学受験のための合宿ってのに疑問を 感じていたが、実際にあるんだろうか? その意味わからないと思っていたこともこの作品を 観れば意味が理解できました。 物語の終わりに行き着くまであっという間でしたが 丁寧に描かれているためわかりやすいです。 お受験というもの自体 親の目的もわかるがあまり子供にとっては 強制力を元に動かされてる感じがしてあまり良い気は しませんね・・・。 | ||||
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