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レイクサイド



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【この小説が収録されている参考書籍】
レイクサイド
レイクサイド 新装版
レイクサイド (文春文庫)

レイクサイドの評価: 3.55/5点 レビュー 121件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.55pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全121件 61~80 4/7ページ
No.61:
(5pt)

何故

 複線の張り方が絶妙.内面描写のない小説だが読み応えは十分.
 何故,殺人の隠蔽に協力的なのか?
 何故,非協力的だった人物が突然態度を豹変させ協力的になったのか?
 異常なまでの結束力,不審な出来事,それらの理由が「なるほど」と納得できる形で描かれている.良作だ.
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No.60:
(1pt)

東野圭吾にしては・・・

他の東野圭吾作品と比べると物足りなさは否めない。
期待が大きすぎる分、落差は大きいと感じた。
おそらく、東野圭吾を全く知らない人が読んだら、
そこそこ面白いと感じると思います。
ある程度読みこなしている人だと落差は激しいです。
本当に「普通」「ん?」「あれ?」といった印象。
他の東野作品にあるような、読後のどっしりとした感じが
全く無い軽い作品です。
東野圭吾作品に共通する「重み」を求めるのであれば、
この作品はお勧めできません。
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4167110105
No.59:
(5pt)

計算されつくしてる気がします

自分の息子を有名中学に入学させるため、夏休みを利用して合宿にきた四組の男女。
俊介は、子供の人生を親が決めてしまうことに釈然としないながらも、遅れてその合宿に参加することになる。
だがその晩、別荘の部屋の中には、自分の愛人の死体が転がっていた。殺したと告白したのは、妻。
だがほかの夫婦たちは、突然の殺人事件を、子供の将来のため、隠蔽しようと言い出して…
解説にもありますが、全編を通して独白がなく、誰の心情も語られることなく物語が終わります。
けれど、読んでいる間はほとんどそんなこと意識しなかった!
なにかがおかしいな、という違和感はかなり早い段階で感じるものの、おもしろくて夢中で読んでしまいました。
四組の夫婦は、みんな現実にいそうな俗っぽさを持っていて、だからこそ怖い話だなあと思います。
終わり方は、個人的にはとても納得がいくものでした。
犯罪が明るみに出るのもどうかと思うし、だからと言ってここまでダークな話の中、最後だけ家族愛が復活するのも嘘っぽいし…ベストだと思います。
ただ、ここまで長い話じゃなくてもよかったかなあ、とは思いました。
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No.58:
(4pt)

緻密で良く出来たストーリー

プロットは緻密で良く出来たストーリー。
事件の真相が気になり、最後まで一気に読んでしまったが、
その結末に納得するかどうかは意見が分かれると思う。
また、主人公の家族たちがその後どんな生活を送ることになるのか、考えると気分が重くなる。
でも、オチがユニークで、そのアイデアは素晴しいと思う。
それだけに感動を誘うような結末を考えられなかっただろうかと、実に残念。
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No.57:
(4pt)

泣けない

文庫約270ページの、短めの長編であるが、謎が緻密に散りばめられている。
冒頭の部分から、誰かが何かを企んでいる、と感じさせられる。
そして、全編を貫く謎が複数ある。
その謎の中には、全く予想も出来なかった事も含まれていた。
舞台は、私立中学受験の受験勉強合宿だ。
小学生のうちから、詰め込み学習というのも、しんどい話だ。
ミステリーとしての面白さだけではなく、こんな事も考えさせられた。
ただ、物語は、あまり子供の世界は描かない。
むしろ、大人社会の、泥沼の様な事柄に満ちている。
著者の作品としては、割合気楽に読む事が出来た。
本書は「泣けない」社会派ミステリーだ。
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No.56:
(5pt)

一気読みできます

中学校受験のために避暑地の別荘で勉強合宿をしている4組の家族と塾の講師。そこに訪れた参加者の男の愛人が殺された。現場にいたその男の妻が犯人なのか。その4組の夫婦には妙な関係が感じられる。いったいどうなっているんだ?と2日で一気に読んでしまい、その謎解きと犯人には驚かされた。東野圭吾のミステリーは本当に読み応えがあるなと今更ながら思わせる作品である。東野圭吾ファンなら必読の作品である。
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No.55:
(5pt)

心臓がドキドキ

初めから終わりまで、心臓をバクバクさせながら、読んでしまえる本。(東野さんの作品を読破している家族に言わせると、この作品はベスト3に入るそう。)
ある夏、湖畔で中学受験合宿をすることになった、数組の家族と講師。そのうちの一人、並木俊介は、子供の受験に積極的な妻に合わせて、初めてお受験家族の集まりに参加するが、そこでは妙な違和感を感じてばかり。
読者は彼の視線を共有し、心理的ホラーの世界に迷い込んでいく。
殺人現場という異常な状況において、妻も含め自分以外の人間がそろって不気味な行動をとり始めたら、あなたはどうするか?
決して狂気の人間などではなく、普通の人が妙に怖いというホラー。 どうして? どういうこと? の連続でした。
さらっと読めますが、『幻夜』などの長編ミステリーにも負けない存在感をもった作品です!
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No.54:
(3pt)

普段、ミステリを読まない人にお勧めです。

中学受験を控え、湖畔の別荘で合宿を行う4組の家族。血のつながりのない息子のため、別荘を訪れた並木。彼をおいかけてやってきた、部下であり愛人でもある英里子が殺され、殺したのは、妻だという。4組の親達は、結束し、死体を湖に沈め、事件を隠そうとするのだが...
わりと短い話なので、さらりと読めます。ミステリ好きの人には、展開は読めてしまうかもしれませんので、あまりミステリを読まない人にはお勧めです。個人的にこのラストは嫌いですが、納得できる部分もあり、その辺が辛いところ。登場人物たちのその後が気になります。
レイクサイドAmazon書評・レビュー:レイクサイドより
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No.53:
(4pt)

演劇的。

俊介は、妻・美奈子の連れ子の受験対策合宿に参加した。
親同士も仲が良く、ふだん参加しない俊介には不思議な程だ。
そんな中、俊介の愛人・絵里子が訪れ、殺される。
美奈子は自分が殺した、といい、
塾仲間の親たちとともに隠ぺい工作がすすめられるが。。。
人間関係が、濃厚に描かれています。
塾仲間の親たちは、なぜ殺人の事後共犯となってまで
美奈子の犯罪を隠そうとするのか。
そこに謎のメインがありますが、最後にはくるっと見える絵が変わり、
驚かされます。
大きな謎をはらんだままのラストですが、
倫理上の問題は別として、
ミステリーとしては満足のいく結末でした。
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No.52:
(3pt)

最後だけはおもしろい

話全般は物語がなかなか進まず、歯がゆい感じ。
そのイライラ感を解消するだけの
意外な真犯人とそのからくりがわかる
最後の部分だけはおもしろい小説。
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No.51:
(3pt)

演劇的

犯人を見つけて終わり、というオーソドックスなミステリではないです。すごいトリックがあるわけでもないし、読み終わっても、もやもやして何だか気持ちよくはない。人物の内面描写が全くなく、小説と言うよりはテレビドラマや演劇の脚本のようです。職人芸というか、東野さんってこういうこともできるんだなーと思いました。映像化前提の小説だったのかも。
お受験という題材も面白いですし、東野さんのバリエーションとしては面白いけど、カタルシスがないので、これ単体で見ると微妙な出来という気も。
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No.50:
(4pt)

主観的ではあるが非常に納得できるラスト。

表紙がきれいだったから購入してしまった。いわゆる「ジャケ買い」なのだが、期待は裏切らなかった。
親子4組できた中学受験合宿の夜、事件は起こる。主人公の愛人を妻が殺してしまう。しかし、子供たちの中学受験を控えた今、事件を公にするわけにはいかない。親たちはみんなで協力し、事件を隠蔽しようとする。
純粋にストーリーが面白い。ただただ夢中で読める。ただあらすじをたどっている前半も、ドキドキしてしまった。このあたりは著者の文章力であろう。さすがである。
しかし、そのままストーリーが展開されるわけがない。物語終盤では、大前提がひっくり返され、読みながらなんとなくわかっていたものも、さらに大きな真実をぶつけてくる。
ただ、東野作品にしては、少し淡白かなといった印象。ただ、この事件のみに焦点を当てているだけあって、ラストは強引さもなくスッキリしている。驚きよりも納得して迎えられるラストであった。
途中で「大前提がひっくり返される」と書いたが、意味がわからない人が多数と思う。そういう人はぜひ読んでみていただきたい。ミステリー小説入門として薦めたい一冊である。
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No.49:
(4pt)

東野作品を読むのは4作目。本当にハズレがないです。
きちんと伏線が張られてるし、それを解き明かす展開は絶妙です。グイグイと引き込まれ、一日で読み終わってしまいました。
ただし、内容としては私個人としては気持ち悪かった。(タネ明かしになるので書けませんが)子供のお受験のためになんでもする親たち、そして親同士の関係、本の中で登場人物が「異常だ」と言っていますが、確かに異常な世界が描かれている。そこは多少違和感がありました。
でも、面白く読めました。次は『探偵ガリレオ』に挑戦です。
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No.48:
(3pt)

メッキが剥がれたら意味無いのに・・・しかし親心?

ストーリーの運び、展開などはとても面白い、
おおっ!その謎はなんなんだい?と最後の最後まで
引っ張られてしまう所はさすが東野さん!って
感じで読ませて頂きました。
しかし、この本を読んで、かなり気持ち悪くなりましたね…
深く書いてしまうと読む方も興味が無くなるでしょうから
描きませんが、まあ、お受験とそれを取り巻く親心、
そしてそこまでするか?という親の気持を描写している
本だと感じました。
どんな手を使ってでも子供をいい学校に入れたい…
それが上流階級の御家庭の親御さんのお気持ちなのでしょうが…
頭の回転というか機転というか、記憶力とか、
頭がいいという子はやっぱり特別であって、
そういう子供だからこそそういう学校に行くべきだし、
行っても楽しく過ごせるでしょうし…
素養の無い子を親の力でいい学校に入れたところで…
学校について行けなければ仲間外れになりますし、
その子供自身も楽しくないでしょうし、中退したら
まさに意味なしですし、いい中学校出ようが、
いい高校出ようが、いい大学出ようが、親の力が
出せない場所で一人で勝負したら、素養の無い力の
無い奴なんてすぐにメッキが剥がれて、使えない奴
扱いされ、疎んじられ、結局は敗者として棄てられていくのに…
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4167110105
No.47:
(3pt)

子供を思う親心

4家族がそろって、子供たちの受験勉強の合宿をしていた。
そこで、主人公・並木俊介の愛人が殺される。。。
そしてその殺人は、自分の妻、美菜子がやったものだという。しかし俊介はそれを信じることが出来ず、謎を追っていく。。。!
最後まで読んでみて、親とは、子供のためにそこまで出来るのだろうか?と思ってしまった。ただ、一つだけ言えること。
もし自分が、この本の状態と同じようになってしまったら…?
自分の子供を信じたくても、信じられないような気分になってしまうのでしょうか。親の子供に対する思いや、逆に子供の、純粋な思いや行いの残酷さは考えさせられてしまいました。
本としては、同じ東野圭吾作の幻夜の方が、面白くて深かった気がします。ただ、さすが東野作品!と思わせる部分も多々あり、伏線が張られているのが解けていく様は、素晴らしいと思いました。
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4167110105
No.46:
(4pt)

狂気という愛情

東野氏の作品は、これで3〜4冊目です。
ハマりました。
展開の速さと、テンポのよさ。そして、張り巡らされた伏線。
どの作品にも共通していることですが、それがまた面白い。
どのことが、どれにつながっているのか?と読み進めるのが、好きです。
中学受験を控えた夏。4組の親子が とある湖畔の別荘で勉強会を開く。
たった1組の親子だけ、母子での参加だった。
そこに、父親が現れる。そう、主人公俊介は、実の父親ではなかった。
そんな関係から、参加するとは思われていなかった俊介だった。
俊介は、4組の親たちの違和感に気付く。これは一体なんなのか・・・。
そこに、「忘れ物を届けに」と、俊介の愛人が現れ、
愛人の思惑を気付かないでいる俊介の目の前に、ある夜、愛人の死体が転がっていた。
「私が殺したの」と告白する妻。
他の親たちに説得され、隠ぺい工作に乗り出す俊介。
でも、何かが違う、何かがおかしい、と疑惑を持ち始めるのだった。
狂気の夏は、どう展開していくのか・・・
親・人間、同じでありながら全く違う立場に立ってしまう物語。
親として生きるためにはどうしたらよいのか。
果たして、俊介たちの取った行動は、【人間として正しいのか】【親として正しいのか】
歪んだ社会と親子関係を考えさせる話です。
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No.45:
(4pt)

酷い大人たち

読み終えたあとの感想ですかね。
今ってこんな大人多いんだろうと思う。
子供のレールをつくってるけど、まず自分たちのレールを・・・。
東野作品はほんとにリアルで感情移入してしまいます。
ストーリーに引き込まれてスラスラ読めちゃいます。
レイクサイド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:レイクサイド (文春文庫)より
4167110105
No.44:
(4pt)

事件の不自然さがミソ

四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件の話。事件は、主人公・俊介の妻が発した「あたしが殺したのよ」という一言から始まる。
前半は、事件を隠そうとする登場人物の行動や言動にスリルを感じる。後半は、事件の真相に迫り、徐々に明らかになる真相にハラハラドキドキする。
場面、場面の登場人物の不自然な対応や行動に違和感を覚えつつも、最終的にその不自然さが理解できるようになっている。この辺の著者のストーリ仕立ての巧妙さには脱帽である。
全270ページほどで、話の内容も分かりやすい。短時間で楽しめる作品である。お勧めの一冊である。
レイクサイド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:レイクサイド (文春文庫)より
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No.43:
(4pt)

親のエゴ

 中学受験に向けて,湖畔の別荘での親子勉強合宿で起こった殺人事件。
 精彩のない子供達,異様なまでの連帯感と隠蔽工作。いくらなんでもこんなの無理矢理じゃないかと思いながらページをめくっていたが,さすがに東野圭吾,不自然なシチュエーションに対し納得のいく真相を提示してくれた。名門校受験をめぐる悲喜こもごもと少年犯罪の若年齢化,テーマは非常に重たく,すっきりとしたカタルシスは得られないものの,読んで損はない。
 文庫本で278ページと,一晩で読める手頃な分量なのも好感度大。
レイクサイド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:レイクサイド (文春文庫)より
4167110105
No.42:
(4pt)

お受験合宿も考えものです。

登場人物もかなり少ないため読みやすい。
そもそも中学受験のための合宿ってのに疑問を
感じていたが、実際にあるんだろうか?
その意味わからないと思っていたこともこの作品を
観れば意味が理解できました。
物語の終わりに行き着くまであっという間でしたが
丁寧に描かれているためわかりやすいです。
お受験というもの自体
親の目的もわかるがあまり子供にとっては
強制力を元に動かされてる感じがしてあまり良い気は
しませんね・・・。
レイクサイド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:レイクサイド (文春文庫)より
4167110105

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