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レイクサイド
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レイクサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全121件 41~60 3/7ページ
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子供の中学事件の合宿が行わる湖畔を舞台にした殺人事件を、親たちは、運命共同体として偽装を試みる。 他人の起こした殺人を庇う異常な設定は、子供の将来、親同士の不倫、名門の中学校との不適切な関係、…と表向きの動機、裏向きの動機、さらに裏の裏の動機が、少しずつ解き明かされていきます。 子供のころの母の教育ママぶりを思い出しました。殺人は極端すぎますが、中学受験の異常性について良い問題提起となっています。 割と手の込んだミステリーですが、文書が非常に平易で、1時間程度でさくっと読めるので、気軽な読書におすすめです。 | ||||
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東野圭吾の名作は数多くありますが、本作もその1つに入れても良いと思います。 ミステリーの中に親子愛、家族愛を巧みに挿入するのは東野の得意とするところですが、 本作は珍しく子が親を思う気持ちを描いた作品であると思います。 親が子を思う視点でずっと話が進んでいくのですが、 最後に子から親の視点を描き、読者の驚きを促す構成はさすがです。 また、他の東野作品の類に漏れず簡潔な文章で非常に読みやすい。 あっと言う間に読み終わると思いますが、長く心地よい余韻が続くと思います。 | ||||
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主人公と妻、中学受験を控えた妻の連れ子が受験のための合宿に湖畔の別荘にやって来ます。 合宿に参加している4組の家族の微妙な距離感、そんななか別荘で主人公の愛人が殺害されて、、、 犯人探しよりも登場人物たちのぶっ飛んだ動機の方がおもしろい。 子供の将来のためとはいえそこまでしますかねえ、とついつい思いがちだけど、 そんな勘繰りを忘れさせるような展開が小気味よいです。 ところで、これはハッピーエンドなんでしょうか。 | ||||
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作品自体はよいと思います。 明らかにおかしい集団の中で主人公が真実に迫っていく展開は飽きさせない。 しかし、1つ内容におかしいところがある。 被害者がどのような手段で現場まで来たかが言及されていない。 この作品は隠蔽工作が見せ場のひとつでもあるのだが、電車なりタクシーなりで来たであろう被害者の足取りについては完全に無視されている。 その他については非常に配慮しているのに、関係者以外の最後の目撃者に対しては無頓着である。 その一点が最後まで気になった。 それ以外の対応策を丁寧に挙げていただけに目立ってしまった。 最後のどんでん返しに関わるのかと思いながら読んだこともあって少し残念。 | ||||
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殺人犯を集団で庇い保護する設定の作品であるが、犯人である少年の動機、殺意、行動などは全く描かれていなく期待外れ。作品を構成するための展開のみで殺人に関しての取り扱いが全く釈然としない。一般文学345作品目の感想。2011/03/08 | ||||
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コクのある重厚なミステリーは面白いけど、いつもそれじゃあ肩がこる。この作品は、上手くひねりの効いた、ミステリー&サスペンス小説ですが、それほど長くなく、軽く読めるところがいいですね。最初は人間関係がごちゃごちゃしてて、「こんなに登場人物が必要なの?」とも思えましたが、すぐに慣れます。異常な雰囲気もちゃんと理由があるので、後々でストレスになることもありません。日常のちょっと空いた時間に、ふと良くできた舞台やドラマを何気なく見て、「ああ面白かった」と楽しんだ、そんな読後感でした。 | ||||
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受験を控えた子供たちの塾の合宿とそこに集まった親たち.突然やってきた愛人が殺されて,それを隠蔽にするために親たちは一致団結するが・・・.真相はなかなか複雑で意外性もある.思わせぶりなミスリードもまあまあ機能しているがストーリーは短く,ちょっと軽いテイストである.真相に隠された,子供を思う親たちの心情がテーマになってはいるものの描きこみが足りないのか,衝撃はあまり大きくない.ちりばめた伏線をきっちり回収して破綻なくまとまっているがそれ以上の味わいには欠ける. | ||||
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犯人は想像もつかない人でした。 だけどそれは,いわばミステリーの邪道ともいうべき手法に近くて,風邪を引いてるポワロだったら大激怒するようなところだと思います。 そのあたりを置いておいたとしても,内容的にも,人間としてそういう結論を導いた主人公には,全くもって納得はいきません。 | ||||
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夫の愛人の死体を前に、『私が殺したのよ!』と妻が言う。 ミステリーであるから、犯人は妻じゃないと読者なら考えて読み進めていくだろう!! でも、いくつもの伏線に『?』があって、色んな思考が重なり合う!! 最後まで『?』を消すことなく、どんどん意識を湖畔の別荘へと運ぶ事が出来た。 最後まで引っ張られました!! | ||||
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伏線も張られていてなるほど、よくできているのですがあまりおもしろくないのです。ドロドロ感に少し引きます(自分はピュアだからなぁ)。映画化されてますが、映画は映画でおもしろいとか。 | ||||
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東野圭吾さんは、やっぱり 単純な筋書きにはしないようですね。 読者からしても、 登場人物たちが、犯罪的な行動をしているのを ちゃんと読んでるにもかかわらず、 何か変だな、何か隠されてるな 主人公の心情が、そのまま味わえるような そんな作りになっています。 あと、物語の終わり方も 読み進めている途中から、想像できてしまうような そんなラストではなかったです。 東野圭吾さんのファンが多いのも うなずけます。 | ||||
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東野圭吾デビューは、この本でした。 とても面白く、読みやすい。 2時間で読み切ってしまいました。 他の本に比べて薄いですが、内容は濃く 読み切った後、スグに友達に薦めました。 インターネットで調べたところ、 映画にもなっているという事でしたので、 スグ借りて観ましたが、本の方が断然面白いです!! | ||||
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謎解きというか事件の真実はありがち。しかしそれを主人公の視点で見るとミステリーになっているという内容は良くある。 これをワクワクどきどき読ませる筆力(すなわち事実が徐々に出てくる小出し感)が絶妙。 良作だけど二度読みはできない。 | ||||
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受験戦争が舞台で、親の子に対する曲がった愛情が根底に流れているのもあり、「なさそうでひょっとしたらあるかも」という部分もありますから、ある程度の「リアルな不気味さ」は感じますが、ラストは何だかスッキリしないです。何より、「巻き込む必要のない人々を巻き込んだ」という印象があります。 | ||||
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あっという間に読み終わりましたが、とても面白かったです。 どんなオチが待っているのかと、ドキドキしながら読んでいました。 事件の犯人は序盤で明らかになりますが、読み進めていくうちに新たな真実が…。 最後のシーンは思わず涙がこぼれました。 東野さんの作品が好きな方はぜひこちらも読んでみてください。 | ||||
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最初から最後まで実際にはあり得ない設定でイライラしました。東野圭吾作品にしては…? | ||||
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読書を習慣としていないので、はじめは不安でしたが、気がついたら一冊読み終えていました。面白かったです。 | ||||
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東野作品(長編)にしてはわりと薄めの1冊。 ミステリーだが同時に様々な社会的問題を投げかけている作品。 三人称でかなり淡々と語られてゆくストーリーで、 雰囲気は仮面山荘〜や白馬山荘〜に似ていてあまりパっとしない。 舞台は湖畔の別荘、殺人事件は一件、と特に劇的な展開も派手さもない。 中盤から主人公が探偵役となって仲間内に隠された秘密と謎に迫ってゆく。 読み進むうちに徐々に明かされてゆく真実、回収されてゆく伏線、 登場人物達の絡み合った複雑な心情には衝撃を受ける。 だが、登場人物の心情も、犯人の心情さえもきちんとは描かれないので、 全てを明確にしたい、という人にはあまりお勧めは出来ない作品。 | ||||
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映画版のレイクサイドマダーケースをテレビで見ていましたが 友人に進められて原作も読んでみました。 原作のほうが4割り増しでおもしろいと思いました。 東野圭吾さんの作品は他にガリレオをドラマで見ましたが 原作のほうが数倍おもしろいのかもしれない!と 他の著書も購入しようと思っています。 | ||||
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東野圭吾という作家の作品を初めて読みました。 とても人気がある作家なので、前々から読んでみたいと思っていました。 最初は「手紙」か「秘密」を読みたかったんですが、「レイクサイド」しかなく、 こちらを読みました。 一気に読めてしまうほど読みやすく、伏線の張り方や結末には面白さがあり、 内容も良かったのですが、人気作家にしては物足りなさを感じてしまいました。。。 最初に選んだ作品が悪かったのかもしれませんが、ものすごく期待していたので、 ちょっと残念でした。 でも他の作品にも挑戦してみたいとは思っています。 | ||||
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