■スポンサードリンク
レイクサイド
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
レイクサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全121件 21~40 2/7ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この方の作品は、難しい題材の時も本当に読みやすい文章だと思う。 当然、デビュー当時のものよりも作家としてのキャリアを経たものは洗練されているからそう感じるのだろう。 この小説では、回収しなかった伏線があったのか、それともくどくなるから止めたのか、 少年たちの描写は、そぎ落とされたかのようにあっさりしていて物足りなさを感じる人もいるのではないか!? 私個人としては、坂崎夫婦の扱いや描写が少し引っ掛かってすっきりしない。 旅行の合間に読むには手軽でページ数も適当かと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾先生の作品は色々と拝読させていただいていますがこれはなんというか 中学受験の為の勉強合宿中に起こった事件を描いた作品。 長編にしては少ないページ数ということもあり、人物背景などが要所要所で物足りないと感じることがありました。(各々の心理描写をあまり描かない形は淡々と物語が進むので作品の雰囲気には合っていましたが) 伏線の回収は見事になされていて、流石東野圭吾といったところですがちょっとヒントが多くて「やっぱりか」といった展開ばかりで少しお粗末な印象でした。 どんでん返しのはずだった犯人の正体すらも「やっぱりか」だったので。 犯人は分かるけど明言はされないところは面白いな。と感心しましたけれどね。 【以下、ネタバレを含む内容になります。】 受験戦争に翻弄される親の姿は滑稽でもあり、自身が人の親でもあるので痛く共感できる部分もありますが どちらかというと、この塾繋がりのママ友パパ友(一部級友)達の、ある事柄から起こるストレス(終盤には、犯人によって、このことは子供たちに告げられているのではないかと感じさせるような描写がある。そう想像すると痛々しい。)から解放されたいがために子供を裏切るようなことをしている状態に嫌悪。 先述のストレスの大元になってる事柄よりも(それだって充分傷つけるのに)親同士の秘密のパーティが子供にバレた瞬間に家庭崩壊するのが分からないのか⁈といった感じで 結局、彼らは子供の将来と家庭と自分何が大切なのかが全く見えていないんだなという風にしか読めなくて、同情よりも自業自得といった気持ちになりただただ不快なくだりでした。 また、私が作り話でも生理的に受け入れられないタイプの不倫(ただでさえ不倫自体が絶対許せないのに、奥さんと別れて愛人と結婚するよ〜とか言っちゃうやつ。本文中でも責められているけれど、もしかしたら奥さんも不倫しているかもしれないとなったら自分のことは棚にあげてキレるやつ。)をしている主人公に、本当に、全く、全然!感情移入ができず、ただ推理だけを読み進めていく形だったので個人的には余計に楽しめなかった部分もあったと思います。 主人公が終盤に少々強引に謎解きをしていく場面になると、もうその頃にはこちらはおおよその答えが分かっていたので、「なんだこいつ。得意げに」とちょっと萎えてすらいました。 主人公への感情移入って本当に大切なんだということを思い知りました。 結局、エンディングには合宿中に起こった事件も夫婦関係者ももう知ったことか!と奥さんもその連れ子も捨てて主人公が合宿所から出て行こうとするんですが、そこで思いがけないプレゼント(物はわからなくても、子供が用意していたことはお察し)を見つけ、それまではただ努力して接していただけの子供への気持ちが愛情に変わり始め、夫婦もお互いに共有の秘密を抱えていく決意をしたので、強い絆( )に結ばれたからこれからは再生に向かうのかなといった流れで終わりでしたが それもどうにかハッピーエンドっぽくしようと無茶して詰め込んだ感じでなんだかな〜でした。 奥さんとの間に自分の子供ができようができまいが、連れ子がいるとわかっている人との結婚は最初からそれ位の愛情と覚悟をもってから臨めよ! と余計に主人公にゲンナリしたシーンでもあります。 やはり、最後の最後まで主人公は好きになれませんでした。 東野圭吾さんの作品を読み尽くしちゃったからという方にはまぁ、読んでもいいんじゃない?といった感じで 個人的にはあまりオススメできません。 長文失礼しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾ファンなので。 ドキドキワクワクの1冊でした。 オススメ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
親と子、互いを想う気持ちが、時として恐ろしい現実を作ってしまう。 子供は子供でいる時間に、大人の想像をはるかに超える感情を持って生きているんだな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分さえ良ければいいという考えの先に幸福は待っていない。 話しの展開にはやや強引な印象を受けた。当時人物が多いので、それぞれの描写が少なく希釈になっている。 執筆が1997年なので、まだこの手の話しが受け入れられると思うが、現在読むと違和感を覚える。 そのくらい当時の時代背景をタイムリーに小説にしたものといえる。 どの登場人物にも共感できる要素が少ないため話しに入り込めず途中から流れが読めて飛ばし読みしてしまった。 東野圭吾はこれまで20作品よみましたが、ランクは下の方になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
社会的地位も高く分別もあるはずの人たちが、他人の殺人事件の証拠隠滅に協力してくれる。 最初は、現実離れした小説だなあと思った。 しかし、協力する理由がわかってからは、ある程度は納得した。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み進むたびに、「犯人はこいつか、いや、この人かも・・・」と想像しますが、 結局ハズレ。 鈍いのかな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大人の誰かではなく、子供たちが犯人だったというのは、いちおうの意外性がありそうですが、 「その愛人がなにか災いをもたらしそうだから殺しちゃう」という殺人の動機には無理がありすぎるし、 四人の子供たちがなぜその殺人を巡って絆を固くしたのか不明です。 あっというまに読んでしまいましたが、氏の作品としてはあまりに内容がスカスカだったせいだとおもいます。 何か勘違いな解釈をしてたらごめんなさいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーテリングはうまく、いかにも東野らしい運び方。しかし、結末が結末なので、なんとなく後味はよくなく、すっきりもできなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ただただ、それにつきます。本当に、受験戦争って、こわいなと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話の展開もよく練られ、著者にぐいぐい引っ張られるような形であっという間に読みきりました。 ただし、登場人物たちの異常性がやや気になり、あまり共感できなかったためか、 おもしろい割りに印象が薄い作品という印象を受けました。 もうちょっとページ数を増やして登場人物の心理面を綿密に描いて欲しかった。 評価が分かれそうな作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容がディープで、興奮の帰宅車内でした。ちなみに我が家のキャンプは家族のみでしか行ったことはありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
妻の起こした殺人を周りの家族と一緒に隠蔽しようとするが不自然な点にいくつか気づいて 真相にたどり着くというミステリで、ある程度読んでいくと大体事件の大枠が予想でき、 真相もそこから大差ないものなのでミステリとしては大した作品でもないが、 ページが厚くないこともあり読む分には気楽に楽しめる 傑作というレベルではないので、優先的に買う必要はあまりない作品かもしれない | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物の夫々の役割があり 終局に向けて際立っていく・・ 異常と思われる大人たちと勉強に追われる子供たち でも人間の気持ちは 変わらない・・ 夫々の家族の内幕をもう少し克明に知りたくなってしまう 何故 再婚したの? 坊やは医者にしたいの? 嫁と姑は? 家庭教師の屈折した感情は? などなど テ−マがありそうです・・ 軽く読めて面白かったです・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
子供の気持ちや親の気持ちがわかる。最後にはそうだよなーって納得させられる流れに凄さを感じた。良い作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
避暑地で起こった殺人事件をめぐる複数の家族の物語。 見事なオチもついていて読み応えがありました。 あっと驚いて声を出しそうになった。 子供の誰かが犯人となれば無理やり協力体制が出来るものなのかと。 主人公の並木俊介が終盤探偵役として謎を解き明かしていくのですが 不倫をやっているにもかかわらず妻には嫉妬するという身勝手さを 発揮する大胆さに閉口。 結局最後は自分の子供章大がやったかもしれないと言って警察へ 届けるのをやめるし。 けっこうふらふらした行動をしています。でもだからこそ人間らしくもある。 本書自体もそれほど長すぎずでさっと読めておすすめです。 中学受験のメリットデメリットも考えるきっかけにもなるかも。 小学生だと適切な問題意識を持つには早すぎるのかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾の作品を片っ端から読んでいます。 事件が起きるまで、あっという間に読んでしまいました。 事件が起きてから過去を振り返ってみたりして、ますます引き込まれ・・・。 それで、この先、どうなるのかと。 謎めいた部分は何なのか、と。 思って読み進めているうちに、あっという間に結末が。 夫婦の間のドロドロとした心情の描写がなく、 恋人間でもつれたというのもあまりなく、 なにか、淡々とミステリーの中に引き込まれていく感じ。 最初の方の、事件の真相を隠す顛末は、映像になってしまえば、 かなりおどろおどろしいのかもしれないのですが、 作者の意図は、「おどろおどろしさ」を描きたいのではなく、 殺人が起き、それを隠そうとする人がいて、その真実を知ろうとする人がいる。 その間のかけひき、のように思えました。 実際にそんなことがあるのかどうか、は別にして、 「軽い」ミステリーとしては、こういうのもあり、なのかな、と。 これは結構おもしろいよ、と推薦できる本です。 (結構というのは、高飛車で失礼ですね) 東野圭吾ファンなら、もちろん、おさえておくべき本だと思います。 どの本を読んでも、ほとんど「はずれ」は、ありませんけどね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中学受験準備のため、4つの家族が避暑地にに出かけるけど、 俊介は価値観の違いから浮いた存在となっている。 そんな中、俊介の妻が俊介の愛人を殺す事件が発生した。 しかし、全員が協力して殺人を隠そうとすることに俊介は違和感を持ち、 真相を探っていく。 丹念に読み進めたつもりだったけど、 動機のキーとなるメンバー間の異様な関係や受験問題などに ミスリードを誘うトラップが仕掛けられており、 見事に引っかかってしまった。 俊介の最後の決断はそれまでの言動と変わったけど、 俊介一家の心情を思うとこみ上げてくるものがありました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語はぐいぐい引き込まれ読みやすかった。 ただ、結局犯人の動機がわからなかった。 最後も、で??となった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
妻が自分の愛人を殺害する。塾の仲間達は自分の妻をかばって隠蔽してくれているようだが、何か様子がおかしい。彼らの奇妙な連帯感と作品を包む邪悪なオーラ。そこに隠された真実とは。 世界観が絶妙。皆が何かを隠し、庇おうとしている。それがダークな方にだけいくのではなく、奇妙な世界へ誘ってくれる。 昨今の傑作ミステリーと呼ばれる作品の多くは、500頁に亘る重厚な物語ばかりだが、この小説のように244頁と、割りと少ない頁数でも素晴らしい作品は多々ある。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!