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六花の勇者
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六花の勇者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 21~40 2/3ページ
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ファンタジーでありながら、「できること」と「できないこと」をきっちり決めて、 密室ミステリーとして成立させています。 スーパーダッシュの編集長が過去にヘビーライトノベルという造語を使っていましたが、 軽くもなく、かといって重くもないこの作品にはその呼び名がぴったりだと思います。 登場人物が6人もいるので、下手すれば誰が誰だか区別がつかないという事態になりかねませんが、 実力のある作者さんなので、キャラクターを一人ひとり立たせています。 いい意味でライトノベルっぽくない作品でした。 | ||||
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これは面白かった。 神に選ばれる6人の勇者たち、そこに敵の策謀により、本物の勇者に害をなそうとする偽の勇者が紛れ込み、7人が密室に閉じ込められる。 誰が7人目かわからない状態でのほかの勇者との駆け引きや、誰が7人目か推理する、ミステリー的な要素が入ったファンタジー。 他の勇者が特別の力を持っているのに対して、主人公がただの凡人で、知恵と勇気と経験でなんとかするのは熱い。 | ||||
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ファンタジーなんだけど人間ドラマ。 ファンタジーなんだけど推理小説。 アイデアはとても秀逸、面白く読ませて頂いた。 ☆5つでも良いと思ったんだけど、一つだけ気になった。 この作者さん、語彙が少なすぎる…。 だから子供の作文みたいな文章。 でも、その分読みやすいから、それはそれで良いのか(笑) もう少し表現力を身につけてくれれば、もっと奥行きのあるストーリーになっていく気がします。 頑張って、☆5つ付けさせてくれる続刊をお願いします! | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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ライトノベルには普段馴染みがありませんでしたが、書店で偶然手にとって、購入しました。 昨今のファンタジーブームによってライトノベルの隆盛いや増すばかりという時代になりましたが…言い方が悪いかもしれませんが、このジャンルのお話は内容の無いものばかりで、商業的にある程度アニメ化などして一定の収益があればそれで消滅、というような作品が多いように思われます。 ファンタジーは飽くまでも手段にすぎません。私が上記に書いたような作品は、作家さんが奇をてらって考え出した「設定」がそのままその世界で続けられていくのが至上命題になってしまって、ただドタバタラブコメディみたいな話がズルズル続くか、シリアスではあるが世界観が異常で理屈が多く、ついていけないような話か、イラストがかわいらしくてチョイエロであり、アニメにすりゃあ喰いつく者も出るだろう的な一発屋か、そんな話が多いという事です。 私がキチンと書いてあるなと思うファンタジーは、ファンタジーをイチ手段として、人間ドラマを書こうとする姿勢が貫かれている作品なのです。 そういう事からいえば、例えば古典や大河ドラマなどの時代劇も「異世界」という意味でファンタジーであり、その中で生きている人間の姿が読み手に共感を与え、感動を与える作品こそ、読まれるべきファンタジーだと私は思います。 で、この「六花の勇者」…作家さんが頑張って書いたというのがよく伝わってくるお話でした。変な恋愛話になるでもなく、キャラクターが自ら茶化してドラマを台無しにするでもなく、実際にこういう事が起こったら、渦中の人間の心はこういう風に揺れ動くだろうという描写がリアルでした。その揺れ動く気持ちの中から愛情が生まれてくる自然さも、素敵な描き方だと思いました。 イラストもアニメ化を意識したようなかわいすぎるものではなく、イラストレーターさんも作家さんの気持ちが分かって、あのキレイな絵が生まれたのだろうと思います。2巻以降の登場人物のイラストが、私はリアルでいいと思っていても、世間的には「ヘンテコ」なので、ライトノベルのアニメタッチな雰囲気になれてしまった人だと「何だこれ!?」と思われるかも知れません。私も若いころはファンタジー作品の選択基準はマンガチックなイラストにありました。 話の中身には触れられませんが、読んだ後にさわやかな風がスッと通り過ぎるような、解決はしていないが、一つの戦いが終わったととりあえず安心する主人公の気持ちが共感できる作品だと思います。私はそういうファンタジーが好きなのです。 いい感じで始まって、終わるときはスパッと終わる作品であって欲しいです。 | ||||
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本格的ミステリーとしてがっぷり四つに取り組もうとすると 登場人物に迂闊な判断や不審な挙動が多くて 全体的にイマイチかもしれないと感じました。 しかし、あくまで「青少年向けラノベ」として ゆっくりと異世界の冒険を楽しむのならば、 最高にワクワクする作品だと思います。 子供でも、もちろん大人でも。 私は100頁くらい読んだところで 「ふむ・・・犯人はこいつに違いない。 こんな序盤で分かってしまうとは 全くつまらない作品だ 」 などと思ったのですが ラスト全然当たってませんでした。 とても面白かったです(完全敗北)。 | ||||
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タイトル、表紙、あらすじに惹かれ、購入し読みましたが、 とても面白かったです。 良かった点としてまず、キャラクターが非常に魅力的です。 主人公をはじめ、主要キャラは性格や口調、戦い方が個性的で 読んでいて飽きませんし 大体の人は一人くらいお気に入りのキャラクターが見つかるはずです。 話は、王道ファンタジーを土台にし、ミステリー要素を加えた感じです。 ファンタジーが好きな人はまず、間違いなくはまると思います。 ミステリーが好きな人も推理しながら読めて楽しめると思います。 まだ、一巻ですが ぜひ、多くの方に読んでいただきたい作品です。 | ||||
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魔王が復活したので、勇者を集めて倒しに行く。 ここまではどこにでもあるようなファンタジーの設定なのですが、 そういうありきたりな設定をライトノベルという土壌で上手く斬新なものにしている点が非常に新鮮でした。 細かい設定や世界観が所々に散りばめられていて、それらが物語の必然性と密度を上げているように思います。 大筋に関しては手に汗握る展開で、純粋なエンターテイメントとしてよく出来ています。 ネタバレになるので、レビューであまり多くを語れないのが辛い所。 私が個人的に良いと思ったのは、個性的なキャラクター達です。アドレットの考え方や生き様は主人公として魅力的でした。 それらキャラクターと作者の文章力が上手くマッチしてかなり読みやすい作品となってまいます。 普段はファンタジーとかの設定がダラダラ書いてあるだけで投げちゃう時があるんですが、これは一気読みしちゃいました。 あと、挿絵が好みでした。ロマンシングサガや聖剣伝説、ファイナルファンタジー等、古き良きスクウェアゲームのデザインをなぜか思い出しました。 | ||||
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ストーリーや世界観、イラストが私の好みだったので試しに買ってみたらおもしろかったです ストーリーに長々とした説明が少なく、動的で、次々と話が展開されていきます 登場人物も個性的です めちゃくちゃおもしろいとは言えないけど、おもしろくて良いと思います | ||||
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面白過ぎる! ラノベでここまで読了感が半端ないのはこの作品だけではないだろうか。 ラノベ枠から越えすぎない限界ギリギリの至高の作品だと思います。 私はこの作者の前の作品は読んだことはないんですが、絵師の宮城さんは私が小学生の頃に初めて買ったラノベ『骨碑使いの鏡』という作品の絵師さんだったのでその思い入れで六花の勇者を買ったんですが、面白さに圧倒されてしまいまいた!絵師を否定されているかたがいますが、この作品に萌え絵は合わないでしょ…ていうか、萌え絵は飽きた…みんな同じ作品になっちゃうやん…しかも、宮城さんも有名だからね! とにもかくにも、ラノベ作品の膨大な数のなかでどうすれば目新しく読者受けするかを考え作ったのがこの作品だと思います! ファンタジーとミステリーの融合ここまで凄いとは… ストーリー構成から心理描写にページめくる度にドキドキワクワクして先の展開が全く読めない…私には漫画のH×Hを読んでいるような気分になれました! かといって、読みにくわけでもなく、スラスラ読めて中高生にもとっかかり安い作品となってるのでたくさんの人に読んでもらいたいですね! 多分、普通のラノベみたいに4ヶ月〜5ヶ月で一冊を刊行するには難しい作品だと思いますが次が待ち遠しい! そして最後に 少しずつ物語は進んで敵も明らかになってきて、どんどん面白くなってきてますが… 結局、7人目は誰だ! | ||||
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宮城さんのイラスト買いでしたが、読んでみると面白い。 割と王道な要素に溢れているけれど、それを感じさせない伏線、 表現力が感じられました。 人に薦めたい作品の1つです。 | ||||
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このシリーズ、もしこの巻で終わったら、ちょっとしたホラーになってしまうかも。 千年前、人間は存亡の危機に瀕していた。大陸に突然現れた一体の魔物、魔神が数多くの凶魔を生み出し、永世帝国ロハネを滅亡させたのだ。そこに現れたのは、一輪の花を武器として戦う聖者だ。彼女は魔神大陸の端まで追い詰め打倒し、封印することに成功した。しかしいずれ魔神は復活する。その時には、一輪の聖者の力を受け継ぐ六人の勇者が運命の神により選ばれ、魔神と戦うことになる。そんな彼らは六花の勇者と称された。 そんな勇者を選ぶ舞台となる神前武闘会に乱入したアドレット・マイアは、騎士たちが使わない様な秘密武器を使い、勝つためにはあらゆる手段を厭わない戦い方で勝利をおさめる。当然、乱入した罪で捕えられてしまうのだが、首尾よく六花の紋章を手に入れて解放され、同じ六花の紋章を持つピエナ王女、ナッシェタニア・ルーイ・ピエナ・アウグストラと共に、魔神の眠る魔哭領を目指す。 しかし事態は思わぬ方向に向かう。アドレットが旅の途中で出会った六花の勇者のひとりフレミー・スピッドロウは、聖者を殺害した六花殺しだという。そして、ようやく集合した六花の勇者、チャモ・ロッソ、モーラ・チェスター、ハンス・ハンプティ、ゴルドフ・アウオーラも含め、彼らは魔物を封じるための結界に逆に閉じ込められてしまうことになった。しかも、六人しかいないはずの勇者が七人いる! 誰が魔物の回し者である七人目か。互いに信じたり、疑ったりしながらも、事態は七人目が計画する通りに進み、アドレットがその命を狙われることになる。しかし彼は本物の六花の勇者、何とかそのピンチを切り抜けることが出来るのか? 魔神を倒しに選ばれた勇者が向かうというよくある筋書きなのに、味付けはぜんぜん違う。クローズドサークルの中で犯人を見つけ出すという、ミステリー風味の作品になっている。犯人として疑われた立場から、少しずつ自分を信じて来る仲間を生み出し、本当の犯人を暴いていくのだ。 だがもちろん、本来の筋である魔神退治もなくならない。今回の事件の背景にあるのはそれなのだから。そこに、魔物と人間のハーフやら、異端の思想やら、天才を凡人が努力で越えるやら、様々な視点を加えつつ盛り上げていく。 そして謎が解き明かされた最後に投下される爆弾は、本当にホラーの趣がある。ロロニア・マンチェッタとは何者か? | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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魔王討伐のため集められる勇者たち。しかし絶対に「六人」であるはずが、なぜか「七人」集まって…… 魔王の復活を企む偽物は一体誰なんだ? という導入です。戯言シリーズ同様、推理ものとしては少し弱いですが、キャラの強さや物語の面白さがそれを補って余ります。 また粗悪な部分が特に見当たらないというのも大事な点に思えます。悪くなければ良いものしか目に入りません。 そして、よく終わり良ければ全て良しという言葉を聞き、読書家の中にはこれに強く共感してらっしゃる方々もおられるので書いておきますが、 この物語の「落ち」は近年稀に見る完成度の高さがあるように見えます。 上辺だけ見ても面白いのですが、その言葉に何か裏は無いかと探ってみると――是非読了後このことを思い出し、少しだけ考えてみるとよろしいでしょう。 久し振りに中々のラノベに出会えました。最近新刊等見る度似たようなものが並んでいて溜息を吐いていたので非常に嬉しく思います。 | ||||
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かなり面白いです。 時間を意識しないで読めたのは久し振りでした。 | ||||
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あらすじを見たときの興奮と ファンタジー&推理という組み合わせ すぐさま購入いたしました。 初めに言っておきたいことは レビューはあまり見ないほうがいいということです。 推理要素といいますか 敵は誰なのか考えるところがありますので 大変ネタバレが怖い作品です。 なるべく本編に触れることなくレビューいたしますと 作者の話の作り方が大変上手です。 読者をそわそわさせてくれます。 緊迫した空気と常に誰かを疑う気持ちが手に取るように伝わってきて 途中読むのが辛く(悪い意味ではなく)なりました。 次巻も楽しみにしてます。 簡単なレビューでしたが 少しでも参考になれたら嬉しいです。 | ||||
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バトル描写がとても良く表現されていて読みやすかったです。 それにバトルだけではなくミステリーも加わっていてハラハラドキドキでした。 伏線の張り方も絶妙なので、最後の方になってくると「なるほど!」と思わず口に出してしまう程になっていました。 とにかく質の高い作品なので、是非手に取ってみてください。 | ||||
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面白い作品にしかレビューを付けないようにしているのですが……。 やられました。これは面白い! 今年読んだライトノベルでは1番だと、胸をはって言えます。 7人いる勇者の中に偽物が1人紛れ込んでいる、果たして敵は誰なのか。という事態をメインにして進んでいきます 読み始める前は硬派なファンタジーなのだろうかと思っていたのですが、意外に推理モノ もはやライトノベルというジャンルから遠ざかっているのではないか、というくらい本格的にミステリーが行われます ネタバレになる要素が多いため、あまり多くを語ることが憚られる作品です 主人公が窮地に陥るハラハラもあれば、どんでん返しも素晴らしい 読ませるほど読者を翻弄させていく作者の手際は見事と言わざるを得ません 決して理不尽な謎解きがあるわけではなく、頑張って考えれば分かるかも しかし、私がこんな状況に陥ったら人間不信に陥ってしまいそうです ストーリーとしても、暗くならない主人公がいるおかげで、サクサクと読み進めていくことができます ライトノベルの新たな可能性を感じました ぜひ、この作品が広まって色んな人に読んで欲しいと思います | ||||
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世界最強とうぬぼれる自意識過剰な主人公とか、世間知らずなお姫様とか、はじめはいかにもライトノベルのファンタジーだなあと思いながら読んでいましたが、途中から謎が深まってきておもしろくなりました。 魔神の復活が間近に迫った時代、それに唯一対抗できるのは六人の勇者たちのみ。選ばれた勇者には六花の紋章が身体の一部に現れる。だが、決戦に備えて集まって来た勇者は七人。一人偽物がいる! しかも、魔神と対峙する最前線の神殿で、誰かが結界を作動させてしまう。もともとこの結界は、魔神とその配下の凶魔たちを人間世界に来させないために作られたのだが、勇者たちが魔神の巣窟に入る前に作動したため、勇者たちは魔神の巣窟に行くことができずに足止めされてしまう。早く結界を解かないと、魔神が完全復活してしまう。 焦り、疑心暗鬼に取りつかれた勇者たちは互いに殺し合いをはじめる。だが、そもそも主人公がたった一つの出入り口である神殿の扉をこじ開けた時、すでに結界は作動していた。では、いったい誰がどうやって、誰もいないはずの神殿で結界を作動させたのか? 事態はこの密室の不可能犯罪の謎解きもからめて展開していきます。 この密室の謎そのものは、やはりそれしかないというトリックなわけで、早々とこの仮説が提示されますが、この仮説の検証をはばむために、この世界特有の魔法による大掛かりな「物理トリック」が仕掛けられています。しかも、それを主人公が(初歩的な)物理の知識で解くことになります。ファンタジーの文脈で、ファンタジーでしかありえないトリックですが、それが合理的に解決されるところに大変好感が持てます。著者会心の出来と言ってよいと思います。 ファンタジーとミステリの要素を併せ持つこの作品は、ライトノベルの文脈ではありますが、非常に面白いです! ランドル・ギャレットのダーシー卿シリーズ(『魔術師が多すぎる!』など)を思わせるこの作品、最後に意外な犯人が現れますが、物語はまだまだ続きそうです。期待して次回作を待ちましょう! | ||||
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設定に惹かれて買いました。 主人公が直情的で頭を使うタイプではなかったので、 主人公の心からの説得で頑張って、頑張って、頑張って解決する様な感じの話でした。 結局、主人公が正直に話して、それに同調する仲間がでてきて・・・ 設定を読んだ時は、狡賢い主人公が心理戦などで相手を追い詰めていく感じの話を想像していたので、 正直、もうちょっと駆け引きや騙し合いがあっても良かったかなと思いました。 面白かったには面白かったんですが、それは主に、誰が七人目なんだ、という点にあった気がします。 | ||||
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