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片想い
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片想いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全148件 21~40 2/8ページ
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頭にストーリーが入って来ない、読み進めるのに努力がいって途中でやめた。東野圭吾でもランクは下の方と思う。 | ||||
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なかなか難しい題材を作品にしたなというのが、まず第一の感想です。そして何より、時間は過ぎたが、この事件のためアメフト部のメンバーが最後まで仲間を助ける展開に感動しました。約15年前の作品なので、携帯電話に係る捜査や、個人情報保護法の観点の取り扱いなど、現在とは異なる点もありますが、それなりに楽しめました。個人的満足度は100点満点中79点といったところです(^_^) | ||||
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これはつまらん。ファンだが、話がいささか強引で非現実的に感じた。ミステリーは現代ドラマでもあるので、もう少し臨場感の欲しいところだ。 | ||||
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ドラマを観て原作を読みたくなりました。やはり原作を読んでよかった!ジェンダーとは?男女の違い?メビウスの帯?考えらせられました。 | ||||
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まず自分が本作を読んだ動機が不純で… というのは自分はまだ、東野圭吾の小説はこれが2作目。 当初『危険なビーナス』を読む予定だったのだが、1ページ目からの軽薄なノリに思わずリタイア。 で、この作家はセクハラ上等、女性蔑視上等なのかとつい早合点し、では、そんな軽薄な作家が書く、しかもジェンダーを題材にした作品って如何なものかと、ついイジワルな気持ちで手に取ったことがきっかけだったのだが、今回はいい意味で期待を裏切られた。 あとがきにもあるが、この作品が生まれたのは1999年から2000年。 今でこそ、オネエと呼ばれる人達が市民権を得つつあり、某アイドルやら芸人やらが、バイセクシャルをごくカジュアルにカミングアウトし、LGBTや性同一性障害という言葉も一般的に認知されつつあるが、1999〜2000年当時どれだけの人がセクシャルマイノリティに対し、バイアスなく理解し受け入れていただろう、と考えれば、本作の完成度、東野圭吾の先見性やセクシャルマイノリティに対する深い配慮にただただ感動。 本作の主人公の1人、男でもあり女でもあるという二面性を持つ日浦美月、また周りを固める他のセクシャルマイノリティの方々(末永睦美、相川冬紀、嵯峨正道)も魅力的。彼ら彼女らの発言のいちいちに、毎度自分なりの気づきがあった。 また本作の根幹を成す、戸籍をトレードするという着想も、見事と思う。 いくつかケチを付けるとすれば、LGBT以外の主要人物達。学生時代の友達ゴッコなノリの延長で、人のデリケートな問題に土足で踏み込もうとする哲郎理沙子夫妻にイライラ。 美月を守る、中尾を救うと言っておきながら、何故あの時、早田に情報をリークするのか。リークしておきながらのこのこ三浦海岸まで探しに行くクライマックスには少々鼻白んだ。 また、美月を匿う上で、女に戻れと強要する理沙子にも全く共感できなかった。 なんとなく理沙子は女性であることの生き辛さと、性同一性障害の悩みを同一視してるようで。 最近ドラマ化したんですね。やはり美月役は中谷美紀しかいないよね。ドラマも観てみたい。 | ||||
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この作者の作品は、ミステリーとして全くはずれがありません。 そして、同時に、この分野を超える作品でいつも楽しませてくれます。 本作品も、夫婦として互いに語れないこと、友人として語れないことが、更には10年の時を超えて、「謎」が「謎」を呼び、ミステリーの醍醐味を満喫させてくれます。 本作品の大きなテーマは、「ジェンダー」です。 「男」であることと「女」であること、「男らしさ」と「女らしさ」とは。 身体と心が異なる性同一性障害の話なら、いろんな作品が書かれてきています。 しかし、この本はそれさえも大きな「ジェンダー」の問題の一つの現象として描いています。 「男」と「女」の区別と言うことでは、オリンピックなどで採用されているセックス・チェックが頭に浮かびますが、これも完全なものでなく例外となる人々が多くいるということです。 それだけではなく、「半陰陽」と言う、今まで全く知らなかった人も登場します。 更には、「去勢」や「性転換」の人も登場します。 そうした中で提起されるのは、100%の「男」、100%の「女」と言うのは存在するのかと言うことです。 この本の中で、その例示として「メビウスの帯」の話が出てきます。 誰でもが、「メビウスの帯」の様に、表と裏を同時に持っていると言う話です。 その立ち位置によって、100%に近ければ、典型的な「男」或いは「女」として存在することになる訳です。 しかし、それが逆方向に振れていれば、身体と心が分離し性同一性障害となると言うのです。 確かに、どんな人でも男っぽい側面を持った「女」や女っぽい側面を持った「男」は存在します。 ただ、作者はそこに留まらず、こうした「ジェンダー」にまつわる様々な人々を、同じ見方ができないか?と問いかけています。 ちょうど血液型が違っても、何ら差別されることなく社会生活を送れる様に。 この本を読んで、いろいろ考えさせられました。 そもそもこの「ジェンダー」の問題から、男女差別の問題は始まっているのですから。 作者は、そうしたいろんな人が差別されることのない社会が来ることを、未来に向かって望んでいるのでしょう。 | ||||
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学生時代の女子マネージャーに、数年ぶりに会ったら男だと告白される。 ストーカー殺人の行方と共に描かれる、身体の性と心の性が不一致な人達の生活。 周囲の理解が得られない性同一性障害に悩み、秘密の行動に出る。 殺人事件を追ううちに、暴かれる秘密。 片想いとは、心が追い求める性には辿り着けない意味なのか。 今なお解決されていないLGBTの問題を扱いながら、スピード感のあるサスペンスに仕上げている。 | ||||
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わ け が わ か ら な い よ 「QB」が「キュゥべぇ」にしか見えなかったのは私だけじゃないはず。 ミステリーを読みたくて買ったので、イマイチ盛り上がりに欠けました。 終盤に意外なあの人が!とか、ここで伏線が回収されるのか!みたいな驚きもほぼ無し。。。 主人公の妻 理沙子が個人的に最も苦手とするタイプの人間で、読んでいてきつかったです。 悪い意味ですっごく女性的なキャラでした。 メビウスの帯、グレーの石、グラデーションの間を揺れ動く・・・ このあたりの話はしっくり来ました。 LGBTが認知されるようになったものの、性同一性障害以外は体と中身が一致している問題ない人たち的な扱いをされていて、ずっと居心地が悪かったのです。 性同一性障害じゃなくても、体と中身が微妙に一致していなくて苦労している人はたくさんいますよね。 紛れもなく女性だけど、いわゆる男性脳に近くて女性とうまく友達になれなかったり。 そんなもの苦労のうちに入らないと怒られそうですけど、本人は割と大変だったりするので。 肉体的な性差はどうしようもないから、完全な平等は無理でしょう。 でも、中身に関しては、グラデーションになっている捉え方が浸透したら今より生きやすくなるのかなと思いました。 長いしセックスの話が何度も出てきて嫌だったけど、読んでよかったです。 | ||||
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東野作品の幅広さを感じます。 性同一性障害に対してリアリティを持たせながら、さらに重いテーマを重ね合わせながら、話は展開していきます。 | ||||
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私もLGBTなので、すっごく考え込んでしまった。なぜ人はそこまで染色体を気にして生きているのだろうかと考えさせられる。 | ||||
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東野圭吾の文庫本を予備知識なしにここまで15冊読んできた。 15冊目のこの小説の題名には興味が引かれなかったのだが、Amazonの商品説明をよく読んで、今まで読んできた小説とかなりかけ離れたLGBTとその根源の複雑な問題を素材にした物語だと気づいた。 東野圭吾はLGBTとその根源に内包される問題のすべてを物語の対象にし、読者にLGBT問題の根深さと影響の大きさ、それぞれの問題解決の難しさを訴えかけている。 これらの問題は一般的には精神的な面が強調されていて、私は個人的な問題なのかと考えていたのだが、東野圭吾が示す具体的な問題は、解決方法が永遠に見つからないのではないかと感じるほどだ。 また半陰陽など、検索するとすぐに具体的な形状図が見つかることにも驚いた。 | ||||
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現代的な深いテーマをサスペンスのなかに織り込んでいる作品でした。 | ||||
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アマゾンのレビューでとても高評価が多かったのと、ドラマ化するということで とりあえず原作を見てみようと思い、購入しました。 結構なボリュームですが、今現代でも問題となるLGBTにつながる 男女感、性的な問題を問題に組み込んでいる巧みな構成にやはり東野先生! と思わせてくれました。期待は裏切りませんよ!! | ||||
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連載時から既に17年近く経っているとのことなので時代もあるのでしょうが、ジェンダーをテーマとした作品としても、ミステリーとしても、詰めが甘い印象です。 この作品に於いて性差観も含めた内面の掘り下げは読者に共感を抱かせる為の重要なファクターだと思いますが、美月や末永睦美など特殊な背景を背負った人物以外の描写が凡庸の域を出ず、設定頼みの印象が強いです。特に美月の親友という重要な立ち位置にも関わらず、序盤の理沙子の無神経な発言の数々には苛立ちを通り越して呆れました。 (カメラマンという職業柄、もう少しLGBTの内面に理解があっても良さそうなものですが) 正直、美月はこんな人間的に薄っぺらで高飛車な女性の何にそんなに惹かれているのだろうと疑問に感じます。西脇にしろ、美月が「男として」憧憬の念を抱く存在としてはキャラが弱い。テーマを意識しすぎて、性差を超えた「人間」としての魅力が薄くなってしまっています。 他の方のレビューでも触れられていましたが、西脇夫婦の過去、女性側がつけてないことに気づかないというのは理沙子の性格的にも不自然。一応合意だった形にしないと、読者が探偵役の西脇に感情移入しづらくなるという判断だったのでしょうか。後半で明らかになる中尾の母親のエピソードも、こういう過去を持つ男性が「たまたま」学生時代に同じような境遇の恋人を持つというのは流石にご都合主義過ぎないでしょうか。こういう積み重なった不自然さが目につき、そのたびに興醒めしてしまいました。 犯人も早い段階で目星がついてしまいますし、トリックや動機探しなどミステリーとしての要素は少なめ。そちらが主体で無いのはわかりますが、ジェンダーを主体とした作品としては前述のように詰めの甘さが目立つので、もう少し推理ものとしての面白さを追求してもよかった気がします。 「男女とは何か」「人がそれらを超越して生きることは可能なのか」という壮大なテーマや「永遠の片想い」という発想は面白いと思います。ただ皮肉にも、物語を通じて「ヘテロ男性」としての東野先生自身の固定観念が透けて見えてしまい、それが女性の立場からすると鼻につくんですよね…その象徴が、ラスト付近の中尾と西脇の会話だと思います。この二人、色々理屈をつけてはいますが、結局女としての美月にしか魅力を覚えていないのでは? 小説としては、東野作品ならもっと面白いものがあると思います。オススメ度は低いです。 | ||||
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プロットなどについての感想は省きます。 えー、どうしても理解できない (たぶん作者が男性で、私が女性だからでしょう) 箇所について。 1.理佐子が妊娠したのは夫がわざと避妊をしなかった、 避妊フィルムを使わなかった、という箇所について。 .......相手が(というか自分が、だよな)フィルムを使ったかどうか、自覚がない人っているのか? その時あんた眠ってたのか? 2.サンタクロースがおばさんだったら、というジョークについて .......えーと.......生理が始まるとなんでサンタクロースの仕事が出来ないのでしょうか? 体育の授業とかフツーにやってましたけど?長距離トラックの運転手とかいますけど? 田部井淳子さんの編集した本で、エベレストに登頂した女性にインタビューしたものがあり、 そこでも生理について語られていますが、登頂時生理だった方もいますよ当然。 特に1に関しては、もうこれ、アウトでしょう。 作家自身が女性に対して強い固定観念を持っていて、 作家であるのにそれを疑う作業が未熟だと思いました。 | ||||
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東野ファンとして読んでおかなければと購入しました。なかなか面白かった。 | ||||
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ヘテロは正常で、ホモは異常っていう考え方は、視野を狭くする。 すべての境界は曖昧なものであり、ちょっとしたことで、変わりうる。 〇〇だから、●●でなければならない。 自分たちのモノサシから外れたものを排除し(無意識に)、問題視する、それが正しいことなのか? 異質なものを受け入れない社会の問題。 誰でも、幸せになる権利を有する。 だから排除ではなく、理解しようとする気持ちを。 顔、形、性格が違うように、みんな違っていいんだよ。 いろんな人がいるから楽しい、人生は。 | ||||
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それなりに面白かったが、設定や展開に 無理があったか?あまり共感できなかった。 | ||||
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本の題名とは似ても似つかない内容で、ずっと心ドキドキズキズキしながら読んでます | ||||
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昔習った基本を思い出すために購入しました。ただ10年前以上に習ったことそのままですのでもしかしたら既に内容が古いかも知れません。それと説明が簡易なので応用が利く方なら凄く役に立つ本だと思います。 | ||||
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