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片想い
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片想いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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ムダにダラダラと長すぎると思います。 今まで読んだ東野さんの作品の中で、 多分間違いなく最低最悪の作品です。 「白夜行」「幻夜」「ナミヤ雑貨店」 「流星の絆」「時生」「夢幻花」 といったページをめくる手を 止めるのが難しいぐらいスリリングで面白い 作品を何十作も書いている天才的な作家さんでも 時にはこんな駄作を書く時があるのですね。 まず、「体は女性だが、心は男性」という主人公の 美月に私は全く感情移入できませんでした。 私は、何処にでもいる男性の異性愛者ですし。 あ、誤解を避けるために申し上げておきますが、 美月みたいな性的傾向のある人を、私は 差別も軽蔑もしてませんからね。 これからは日本も多様性が重んじられる 社会になっていくでしょうし。 ただこの作品が死ぬほどつまらなかった、と 申し上げたいだけです。 こりゃあたしが大嫌いな平野の啓クンや、 啓クンほどじゃないけど、やっぱり好きじゃない 辻村深月さんの小説と大差ないクオリティの作品だと 思いますよ。 あと、名前も思い出したくないけど、 「十二人の死にたい子どもたち」の作家さんとか。 とにかく「1999年に大ブレイクした『秘密』以来は、 当たり外れなく素晴らしい作品を書き続けている、 才能も有り、努力も人一倍している名作家」 という私の中に在った「東野像」を完膚なきまでに ぶち壊すぐらいつまらない作品でした。 350頁ぐらいで読むのを止めます。 こんな低クオリティの作品、あと250頁近くも ラストまで読むなんてほとんど拷問ですから。 | ||||
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だらだら長いし、途中でやめた | ||||
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頭にストーリーが入って来ない、読み進めるのに努力がいって途中でやめた。東野圭吾でもランクは下の方と思う。 | ||||
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これはつまらん。ファンだが、話がいささか強引で非現実的に感じた。ミステリーは現代ドラマでもあるので、もう少し臨場感の欲しいところだ。 | ||||
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連載時から既に17年近く経っているとのことなので時代もあるのでしょうが、ジェンダーをテーマとした作品としても、ミステリーとしても、詰めが甘い印象です。 この作品に於いて性差観も含めた内面の掘り下げは読者に共感を抱かせる為の重要なファクターだと思いますが、美月や末永睦美など特殊な背景を背負った人物以外の描写が凡庸の域を出ず、設定頼みの印象が強いです。特に美月の親友という重要な立ち位置にも関わらず、序盤の理沙子の無神経な発言の数々には苛立ちを通り越して呆れました。 (カメラマンという職業柄、もう少しLGBTの内面に理解があっても良さそうなものですが) 正直、美月はこんな人間的に薄っぺらで高飛車な女性の何にそんなに惹かれているのだろうと疑問に感じます。西脇にしろ、美月が「男として」憧憬の念を抱く存在としてはキャラが弱い。テーマを意識しすぎて、性差を超えた「人間」としての魅力が薄くなってしまっています。 他の方のレビューでも触れられていましたが、西脇夫婦の過去、女性側がつけてないことに気づかないというのは理沙子の性格的にも不自然。一応合意だった形にしないと、読者が探偵役の西脇に感情移入しづらくなるという判断だったのでしょうか。後半で明らかになる中尾の母親のエピソードも、こういう過去を持つ男性が「たまたま」学生時代に同じような境遇の恋人を持つというのは流石にご都合主義過ぎないでしょうか。こういう積み重なった不自然さが目につき、そのたびに興醒めしてしまいました。 犯人も早い段階で目星がついてしまいますし、トリックや動機探しなどミステリーとしての要素は少なめ。そちらが主体で無いのはわかりますが、ジェンダーを主体とした作品としては前述のように詰めの甘さが目立つので、もう少し推理ものとしての面白さを追求してもよかった気がします。 「男女とは何か」「人がそれらを超越して生きることは可能なのか」という壮大なテーマや「永遠の片想い」という発想は面白いと思います。ただ皮肉にも、物語を通じて「ヘテロ男性」としての東野先生自身の固定観念が透けて見えてしまい、それが女性の立場からすると鼻につくんですよね…その象徴が、ラスト付近の中尾と西脇の会話だと思います。この二人、色々理屈をつけてはいますが、結局女としての美月にしか魅力を覚えていないのでは? 小説としては、東野作品ならもっと面白いものがあると思います。オススメ度は低いです。 | ||||
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プロットなどについての感想は省きます。 えー、どうしても理解できない (たぶん作者が男性で、私が女性だからでしょう) 箇所について。 1.理佐子が妊娠したのは夫がわざと避妊をしなかった、 避妊フィルムを使わなかった、という箇所について。 .......相手が(というか自分が、だよな)フィルムを使ったかどうか、自覚がない人っているのか? その時あんた眠ってたのか? 2.サンタクロースがおばさんだったら、というジョークについて .......えーと.......生理が始まるとなんでサンタクロースの仕事が出来ないのでしょうか? 体育の授業とかフツーにやってましたけど?長距離トラックの運転手とかいますけど? 田部井淳子さんの編集した本で、エベレストに登頂した女性にインタビューしたものがあり、 そこでも生理について語られていますが、登頂時生理だった方もいますよ当然。 特に1に関しては、もうこれ、アウトでしょう。 作家自身が女性に対して強い固定観念を持っていて、 作家であるのにそれを疑う作業が未熟だと思いました。 | ||||
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実際に著者がそうしたのかは知らないが、緻密な関係図に基づいて厳密に設計された小説、という感じが、ぎこちなさとして特に前半ににじみ出ているような気がする。 性同一性障害についても資料を駆使して描いたという感じで共感できない、というか著者自身の思いではないものが、最大多数(あるいはメディア)の共感を得られるだろうという計算の結果として描かれているように感じられた。 一体、著者はこの小説で何を言いたかったのだろう? 大上段に振りかざしたものの、結局のところ女の姿をしている人間には女であって欲しかっただけなのではないのか? エンターテインメントとして最大公約数を外せないのは分かるが、計算をしすぎた結果、ただ読み捨てられるだけの作品となってしまったように思える。 | ||||
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手紙や秘密に比べると、内容も薄くつまらない。 もっといい本に時間を費やしたほうがいいのでは? | ||||
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性同一性障害というテーマ自体は面白かったけれども、なんとなく話自体には引き込まれませんでした。いつもより話の展開が単調だったような気がします。ただ、男と女という線引きだけにとどまらず、より大きな目線で書かかれており、東野作品らしさも感じることもできます。 | ||||
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