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レオナルドの扉
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レオナルドの扉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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面白い本です。 | ||||
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祖父のベルナルドとともにおだやかな生活を営んできた若き時計職人ジャン。だが、彼の住む小さな村にフランス軍が侵攻する。狙いは、レオナルド・ダ・ヴィンチが遺した秘密のノートだった。そのノートは本当に存在するのか?また、何が書かれているノートなのか?ジャンの秘密とは? 天才レオナルド・ダ・ヴィンチのノートを、さまざまな人間が追い求める。その中には、かの有名なナポレオンもいた。そのノートさえあれば世界征服も夢ではないのだ。追う者、追われる者、両者の攻防は手に汗握る緊迫感がある。レオナルドのアイディアを使い、ジャンが敵の包囲網から脱出する描写は爽快だった。 素晴らしい道具は人々を幸せにする力がある。だが使い方を間違えると、それは恐ろしい兵器になる・・・。ジャンが必死で守ろうとしたのは人々のささやかな幸せなのだ。ラストはどうなるかと思ったが、まあ納得できるものだった。 作者があとがきでも触れているが、アニメにしたら面白いのではないだろうか。子供が喜びそうな作品になると思う。 | ||||
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中世のイタリア。時計職人のわんぱくな少年、ジャンが主人公。彼とその仲間たちは子供らしい夢を追いながら日々を過ごしている。そんなある日、フランス軍が村にやってくる。狙いはジャンとベルナルド(ジャンの祖父)で、何かを聞き出したいらしい。連行されそうな2人。と、そこへ謎の修道女、ビアンカが彼らを助ける。彼女は何者なのか?そして、フランス軍とビアンカが求めるダ・ヴィンチのノートとは―?カギとなるのはあるタペストリー。ここから始まる冒険活劇。 というと面白そうに思えるが、実際はそうでもない。この設定を知って、映画のインディー・ジョーンズを思い出した。どこかで聞いたような、ありがちな設定である。これが初めて読んだ冒険小説だったなら、夢中になって読めただろう。しかし、「インディー・ジョーンズ」シリーズというインパクトの強い映画を見ていたため、どうしてもそれと比較してしまうのだ。従来の冒険物語の二番煎じ、という感が否めない。 それでも、真保裕一の特徴である重厚な文体ではなく、スラスラと読みやすい。内容的にも、先入観がなければ面白い。アクションシーンなどがふんだんに盛り込まれているので、映像化もしやすいと思われる。アニメーション会社に勤めていただけのことはある。 冒険小説を読み慣れた人や、インディー・ジョーンズシリーズを見てしまった人には勧められないが、あまりこの手の小説になじみがない人は十分に楽しめるだろう。 | ||||
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