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パラレルワールド・ラブストーリー
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パラレルワールド・ラブストーリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全186件 161~180 9/10ページ
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序章の、電車の中から一人の女性に対する想いは共感を呼ぶ。誰しもそんなセンチメンタルな過去があるからではないだろうか。 そして行動を起こすときに限って相手も同様の行動をしてしまい、逢えずに平行線をたどる。これが本作のすべてを物語っている。結局交わることはできなかった相手なんだと・・・。 友の犠牲、記憶の改編により一目ぼれした女性麻由子と同棲し始めた崇史は、徐々に記憶に誤りがあることに気づき出すというストーリー。全体に面白いが、読んでいて麻由子の苦悩がもう少し書かれてもいいのではと思った。ハッピーエンドでないのは仕方が無いにしろ、読後にモヤモヤ感が残った。 | ||||
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とにかく主人公の男が最悪。 人として共感できない。 今までたくさんの東野圭吾作品を読んできたけど、これほどイライラした主人公は初めてでした。 『なに悲劇の主人公気取ってんのっ!?』と喧嘩を売りたいくらい…。 これから東野圭吾作品を読んでいこうかな…と思っている人は、絶対にこれを最初にしちゃダメでしょ。 他にたくさん良い作品はありますから。 | ||||
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東野圭吾さんの作品は友人に薦められていてこの本が初東野圭吾でした。ミステリーとかあまり読まないので「タイトル」に「ラブストーリー」がついてたので読みやすいかな?って思いこれを選びました。やぱり読みやすく、最終結末が知りたくてすぐ読んでしまいました。友情をとるか、愛をとるか、の選択はありきたりのストーリーだが、主人公は友人の恋人を好きになり、心の中で葛藤し続ける。「恋は盲目」というように、好きな気持ちが強くなると理性を失ってしまうことがある。そんな心境が、リアルに描かれています。三角関係は最終的には誰かが傷つく結果になる。だれも傷つかないで終わる方法はないのだろうか?その方法がこのストーリーの最終結末であります。途中読んでいるうちに、二つの違った展開が交互に描かれていて混同してしまいますが、最終的には二つに分かれていた展開が一つにつながって、そういうことだったのか!と、すっきりしました。こんな不思議な展開なのにすらすら読めて、すっきりした作品は初めてです。面白かった! | ||||
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理想と現実、夢想と覚醒の間で行き来する不安定な心の兆しが、ほんのかすかに伺える様を、よく描いている作品だと思います。誰しも、あの時こうしていればという思いにかられるでしょうが、その思いが昂じた行き着く先の世界を明示している、これもまた筆者の臨界小説のひとつだと思います。今日の社会生活においては、職場においても家庭においても、人は様々な役割を併行で使い分けながら生活しているわけですが、そんな使い分けの行き過ぎた先としての警鐘の役割も果たしているような気がします。筆者の作品の中で、推薦したい本TOP3に入ります。 | ||||
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東野作品、とても好きです。しかしこれは私にとってはハズレでした。「脳と記憶」という題材や物語が交互に展開していく手法はとても面白かったです。しかし、主人公の男性が何とも気持ちが悪く、暑苦しい人なので一気に引きます。結末にしても、望んでいたものとは違ったし解決が解決策として成り立っていないだろうと話の矛盾を感じずにはいられないので、ストーリーには不満が残ります。ちなみに言えば「東野圭吾は女性を描くのが下手である」と確信してしまった作品です。 | ||||
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東野氏の本は、傑作が多いが、これはその中でもいい出来だと思う。しかし単なるラブストーリーを期待して読まないで欲しい。と言っても、東野氏の本だからその心配はしなくても、そう思っては読まないだろう。題材は今日、いろいろな人の興味の対象になっている、理系の事柄なので、そのテーマに興味のない、あるいは、苦手意識のある人は面白くないかもしれない。 切なさあり、揺れ動く心の動きも手に取るように読み取れ、どんどん読んでいってしまう。 | ||||
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推理小説は嫌いだ。そんな食わず嫌いな気持ちから、これまで20年間読んでこなかった東野圭吾の作品であるが、本作を読んで一気にファンになってしまった。無論本作はミステリーには属さないと思うが。目を見張るべきは記憶改編に関する技術の描写。現代医学をもってすればありえるのではないかと思わされるほど(そうかもしれないが)慎重に描かれている。ラブストーリーなんて甘っちょろいものではひとくくりに出来ない。読み始めたら止まらない、ラストまで一気に読ませる魅力が毎頁に染み渡っている。その驚愕のラストシーンには、さすがに涙してしまった。ぜひ読んで欲しい一作です。 | ||||
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東野圭吾氏の作品は現実離れしてるけど、ストーリーや文章には光るものがあって読者を惹きつける力は最高ですね。読み出したら止まらないので「金曜日の夜」に読むことをお勧めします。このパラレルワールド・ラブストーリーも全く違う記憶が実は両方とも現実だったというところがおもしろいです。あんまり言うとこれから読まれる方の興味が半減するんでここでやめておきます。とにかく一気に読まないと、後が気になって、気になって、仕事が手につかなくなるんで私も東野圭吾氏の作品を読み始めるのは金曜日の夜からにしています。土日に予定がある時は読まないほうがいいかもしれませんよ!? | ||||
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タイトルで敬遠される男性陣も多いかと思いますがどうぞ読んでみてください!甘ったるい恋愛小説なんかじゃございませんから。途中、頭がこんがらがりそうになりながら一気に読みました。面白かった!近未来、こんなことが現実となるかも?いや、もう知らないところで実用化されてたり・・・?そんなことも考えつつ、男同士の友情ってやつに泣きましたね~ | ||||
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これぞ東野圭吾、というような予想だにしないストーリーです。友情と愛情という究極のテーマに沿った感動のラブストーリー。ぜひ読んでみてください! | ||||
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崇史と智彦と麻由子による三角関係を核として、会社員となってからの崇史と、学生(研究生)時代の崇史、2人の崇史の行動が交互に繰り返され、それは互いに矛盾する。どちらが正しくて、どちらがおかしいのか、それを考えながら先へ先へと手が進んだ。結末自体は、恐らくは殆どの人が途中で創造できてしまうと思うのだが、構成の妙、そして、印象的な序章など見所の多い作品だと思う。 | ||||
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私は読書は通勤途中に読んでいるのですが、この本は、読み始めて止まらなくなってしまい、仕事中にちょっと抜けて読んだり、帰宅してからも読みつづけて結局1日で読んでしまいました。そのくらい魅力あふれる小説でした。小説のテーマは"記憶"。それに、"愛をとるか友情をとるか"という永遠のテーマみたいなものも複雑に絡み合っています。ある記憶は、一人称の"俺"が語っているのに対し、もうひとつの記憶は3人称の"彼"を使用しているので読者は混乱せずに読むことができます。わたしは読み進めながら、「きっと裏切りとかの悲しい結末なんだろうな」と思ったのですが、思ったよりもさわやかな結末で読後感もとってもよかった。著者は、理工系ご出身ということで、記憶の概念が科学的に説明されていて説得力もあります。読みごたえのある作品です。 | ||||
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申し訳ありませんが、話題の作品だったので楽しみにして読み始めたわりには、話が意外と陳腐でありきたり、びっくりするような展開もなく終わってしまいました。期待が大きかった分、ハズレた気分が大きかったのでしょうか。SF並みの科学的な発想はさすがですが、ストーリーとしてもう一ひねりが欲しかったところです。 | ||||
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物語の序章がとにかくうまい!最初の1頁目を読んでこの本の続きが気にならない人はいないんじゃないかな。何気なく手に取った本ですが吸い込まれるように読み進めました。おそらく悲しい結末が待っているんだろうな、と思いつつもパラレルに進行する物語が一つになっていく過程からは目が離せませんでした。「秘密」もそうですが、記憶にまつわるミステリーは筆者の得意分野みたいですね。すごく好きな作品です。 | ||||
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私が最初に読んだ東野作品で、ハマるきっかけになった本です。今までになかったような話の構成に引き込まれました。実際にはありえないことだとは思いますが、近い将来には起こりうることかも・・・。おもしろかったです。 | ||||
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主人公が願っていたありえないはずの世界、それと現実世界が同時に展開していきます。なぜパラレルワールドが存在するのか、という疑問は読み進めるうちに明らかになります。この先どうなるの?といった先が気になる展開はかなり良いです。2つの話が同時に進行するということで、村上春樹氏の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」に通ずる所もあると思うのですが、やはり後半における2つの話が収束していく辺りは同じように楽しめました。SF小説と恋愛小説どちらなのかと聞かれれば、どちらも楽しめる小説だといえます。 | ||||
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前フリの通り、展開していく。「こうなるんじゃないのかな?」「やっぱりそうだ!」という展開は、『手紙』や『殺人の門』と同種であるといえよう。このパターンの読み手は「こうなるんじゃないのかな?」と思い、読み進んでいく。そうすると思っていた通りに話が進む。その感覚が気持ちよくて頁をめくる手がとまらなくなってしまうのだろう。「この先どうなるんだろう?」という気持ちとは違う気持ちで読み手をコントロールしてしまう著者の得意とする変化球だ。前出の『手紙』や『殺人の門』のほかに『白夜行』、『幻夜』もこの変化球と同種だろう。 内容は、三角関係のもつれから話が展開する。中学以来の親友である敦賀崇史と三輪智彦はともに「仮想現実」を研究するバイテック社に入社した。ある日、智彦が彼女を紹介すると連れてきた津野麻由子は崇史が学生の頃に一目惚れした女性であった。しかし、次の段落では麻由子は崇史の彼女として、二人は同棲していた。この「三角関係」と「仮想現実」が絡み合い話は展開する。そしてキーワードとなるのが「友情」と「記憶の改編」。崇史と智彦の友情はこわれてしまうのか!? いったい、麻由子は崇史と智彦のどちらの彼女なのか!? いまいち、分かりにくくて最後の展開も拍子抜けの感が否めない。理系の読み手にはきっちりする展開なのだろうが‥‥。どっちつかずで中途半端な気がして、東野作品では初の☆3つしかつけていない。相変わらず、アッという間に読んでしまったのだが‥‥。 | ||||
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ある時、主人公・崇史は自分の記憶の矛盾に気付きます。片方の記憶では自分はある女性と付き合っていますが、一方では親友の恋人であるその女性に恋心を抱いています。そして周りでは不思議な事が起こり、主人公はその謎に迫ります。東野圭吾らしい科学的な作品で、読み終わった時に謎がわかってすっきりしました。期待を裏切らない作品だと思います。 | ||||
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初めて東野さんの本を読ませていただいたのがこの本でした!友人に薦められて読んだんですが、忙しいなんて言ってられない程本に入りきって読んでしまいました。始めの方は現実の世界と非現実な関係の狭間で混乱もありましたが、読むにつれて本が進む進む。謎が1つ1つ解明されていきどの部分も新しい発見があり面白いです。 | ||||
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ストーリー自体は他の人によって示されている通りです。 この本の良さを言うならば、登場人物たちの感情の流れではないでしょうか?本自体の書き方が斬新な手法になっており、一度で理解するのは難しいかもしれませんが、この本は何度読んでも飽きず、また新たな感情を読み取る事が出来ます。ラストへと読み進む…、知っていたはずのラストの「言葉」、読み返す毎にまた違った“味”を与えてくれます。 自分にとってこの作品が東野デビューであり、彼に魅了される起因となりました。過去何度も読み返し、そして毎度涙を流しています。本を読んで“泣く”、なかなか良いものですよ? | ||||
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