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パラレルワールド・ラブストーリー
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パラレルワールド・ラブストーリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全186件 61~80 4/10ページ
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この物語も複雑でどんでん返しが多いが、いつもながらシナリオがしっかりしており、興味深く読むことができた。しかしこの物語は、恋愛に関して読み続けるのが辛くなる部分もあり、この作家の描写能力の才能と勇気に改めて気づかされた。 ストーリは、脳科学の最新技術の一分野として脳に直接電気信号を送って実際の記憶を都合の良い架空の内容に書き換える研究をする三人を中心に描かれる。二人の親友関係の男性と、この二人が好意を持っている一人の魅力的で美しい女性である。女性も二人に好意を持っている。 恋愛感情による友情の裏切り、そしてその間で苦しむ女性。駆け引きで三人がそれぞれの事情で苦しみ解決方法を模索した結論は、記憶の書き換え技術を利用することだった。記憶を書き換える技術を完成させた男性が自分の記憶を書き換える決意をしたが、書き換えた結果は技術を完成させた男性が仕組んだエラーとなり、この男性は眠り続ける状態になってしまう。 この結果を重視した研究所はこのことを秘密にするため、研究所の勝手な判断で親友関係のもうひとりの男性の記憶も書き換えることになった。この男性は記憶を書き換えたあと眠り続けることはなかったが、未完成の技術を利用したことはその後異常現象が続き、実際の記憶と書き変えた架空の記憶の両方が継ぎはぎ状の記憶として思い出され、どちらの記憶が事実なのか判断できないパラレルワールドに苦しむことになる。 | ||||
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十年近く前に読み今でも気に入ってます。一時期貪る様に東野作品を読んでいた時期があります。 その作品の中では、今も印象的な作品です。東野氏のSFワールドと男女間の描写力、自分は推理小説より、こういったジャンルが好きなのかもしれない。 | ||||
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設定からして、記憶を人為的に改変する技術が開発され、主人公は記憶を改変されているらしいと、すぐにわかる。 そこから、SF的に話が発展すれば、『追憶売ります』をはじめ、フィリップ・K・ディックの作品のようになるわけだが。 東野作品にそれを期待しても無理であることは、明らか。 はたしてミステリ的に何か面白い仕掛けがあるのだろうか・・・と読み進めたが、徒労に終わった。 | ||||
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『これも割と自信作です。』 『東野圭吾公式ガイド』〔講談社文庫〕にも掲載されている、本作に係る東野氏の自作解説コメントの第一文。 読了後の私自身、僭越ながらこのコメントに大いに納得です。 ネタバレ回避の観点からあまり多くは書けないながら... SFと科学の境界線を巧みに渡り歩く東野ワールド。 それでいて、登場人物の葛藤を含め、心象描写もしっかりと。 また、パラレルワールドのそれぞれの世界を異なる視点で語る効果に、読書素人の私でさえも感心。 そしてなにより、2つの世界をつなぐ・つながっていく場面展開にすっかり引き込まれてしまいます。 面白かった! もっかい読もう! | ||||
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とても面白かったです。時間軸がずれて話が平行に進んでるのは途中で気づきました。追いついてると表現したほうがいいのでしょうか、記憶がなくなった時とそれを取り戻す瞬間が到着駅ということなのでしょうか。一本の映画を見てる様な感覚になりました。 これを読む前に読んだ本がとてもつまらなかったので余計面白かったです。東野圭吾先生のすごさを改めて実感しました。 | ||||
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想いだしたくない忌まわしい記憶、忘れたい過去を、無意識的に上書きする。 しかも、自己の都合の良いように。 これを、弱い人間のやることであり、逃げること避難することは簡単だか、そんな強い人間ばかりではない。 進化の過程で不要なモノは削ぎ落としてきた最新型が、今現在の我々。 っていうことは、この能力は生きる上で必要なアイテム。 本能の為せる技。 それを、人為的にやることは道義的に問題というより、一種の犯罪。 他者を洗脳して、利益を貪る。 | ||||
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小説は半分読者の思ったとおり、半分は思いもしないストーリーにするそうである。 この小説は読み始めて最後がうっすらと想像できた。 記憶改変のシステムはやや無理がある感じであるが 流石に3人の心の動きの表現は見事である。 特に麻由子が判っているのだけど言えない、 その部分は特に良かった。 映画かドラマなら石橋杏奈が良いかな。 | ||||
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昔読んだ小説のストーリーって憶えていますか?僕は全然ダメで、いわゆる名作でも単純なストーリーのもの以外すっかり忘れます。 2回目の読書でした。 前に読んだのは確か5年以上前だったが、ストーリーはすっかり忘れていた。 というかタイトルからして、最近はやりのロマンチックな小説かな~と思って、再度読み出しました。 最初の電車のシーンから序章までは少しロマンチックなもの彷彿さえますが、第1章に入っていきなり序章と違う場面展開でてきて、 あーこの小説はあの東野圭吾の作品だっと気付かされます。 そこからは、混沌の物語と謎解きが始まるのですが、最後に力技の状況説明と手紙による心象披露もありクローズし、もちろん他の東野作品同様独特な世界堪能できます。 記憶の改編について説明する件は、昔読んだ小説すっかり忘れる僕だから、それあるかもと思った。 不満といえば、その記憶の改変についての大掛かりな説明など行わなかったら、全く別なロマンチックな小説になったのではないかという点です。このタイトルなら、もっと、ロマンチックな内容の「パラレルワールド・ラブストーリー」読みたい思うのは僕だけかな。 | ||||
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序章の電車の場面だけがいいだけの小説。 これ麻由子に腹が立ったのは私だけでしょうか? 悲劇のヒロインぶってるところが心底気持ち悪かった。 少なくとも後味は良くない、智彦が可哀想なだけの小説。 | ||||
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記憶改編ができる装置が発明されたら怖すぎる。 ある意味ホラー映画より怖いよ。 智彦が一番気にかかるので、彼は救われてほしいね。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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愛情、友情、近未来テクノロジー。この3つの要素で物語ができています。さらに掘り下げるとしたら、三角関係、嫉妬、葛藤、あたりでしょうか。読んでいてほぼモヤモヤした気持ちになります。スカッとすることはほとんどありません。それでも★5の評価なんです。日本の建前社会だからこその物語だと感じました。海外オープンな感じであれば最後の結末にはなりません。産まれも育ちも日本でなければ理解できない物語です。ただそれでも★5つです。 | ||||
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これまで東野作品は短編しか拝読しておりませんでした。たまたま勧められたこともあって、読んでみたのですが、正直大人の恋愛と言える内容ではありませんでした。まるで、NHKでやっていた中学生日記(中学生の葛藤、友情、恋愛等を題材としたベタドラマ)の東野版でした。ただ、作者の飽きさせない筆致は流石です。登場人物についてですが、主人公達の感情にふり回されたあの女性は、もう被害者としか言いようがありません(普通ならとっくに会社辞めてます)。もう哀れでしか無いです。それと、題名。パラレルワールドでも何でも無くて、色々マシンを使ってましたけど、結局全て主人公の勘違いって言い方もできますよね?構成としては、三人称と一人称の文体が交互に出る章立てが、記憶を辿る形になってて良かったです。加えますと、結末は最初の段階である程度予期できましたし、それを上回るものでもなかった所が非常に残念。20年も前の作品なので、別のものとは比較できないですが、長編には今後手を出すことはないと思います。 | ||||
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「変身」 とはまた違う、脳科学もの(ちょっと違うか?)。 ちょっとややこしい感じがしたので、もう一度読んでみよう。 | ||||
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こういう作品を待っていました!!! 読むのは遅い方ですが、読む手が止まりませんでした! 最初は二つの世界があって、主人公が全く別の生活を送っているのだと思ってましたが、読んでいくうちに実は二つの世界は繋がっていたということが分かります。 こういうAとBの話を交互にしていって最終的に二つが繋がる話大好きです! 親友との友情、親友の彼女への想い そこにミステリーがマッチして とても面白かったです! | ||||
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東野圭吾は何を書かせてもうまく書く。 こんなに生々しく三角関係を描けるのはすごい。 そして、最後は切ない。 誰が悪いわけでもない。 たかし、ともひこ、まゆこそれぞれに感情移入できます。 一つ言えるのは障害者は人一倍強いということか。 | ||||
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私が読んだ東野さんの作品の中では これが一番嫌いです。 小説としてはさすがに理系の東野さんだな、と感心させられますが ストーリーとしては フィクションとわかっていても 到底 受け入れられるものではありません。 後味の悪さだけが残って もう一度 読みたいとは決して思えません。 しかし 逆に言えば それだけインパクトの強い作品でもあるのです。 近年 科学はめざましく進歩を遂げ 神の領域にまで踏み込もうとしています。 この作品のようなことも現実になる日が来るのかもしれません。 それは とても恐ろしいことです。 以前に読んだ 変身は脳移植により人格が変わってしまう というこれもまた やりきれないストーリーでしたが この作品はさらに不快感を感じさせるものでした。 なので作品としてはしっかりとした作品ですが 高評価はできませんでした。 | ||||
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東野圭吾さんのラブストーリーが読みたくて手にとりました。 読み始めたら止まらず、切ない物語に胸がいっぱいになりました。 ぜひ映画でも見てみたいです。 ミステリーも好きだけど、東野さんの恋愛小説も好きです。 | ||||
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愛とは何かを思い知らされる物語でした。とても面白かったです。 | ||||
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普通に面白かったです。 題名がラブストーリーという事でベッタベタのラブストーリーに東野圭吾らしい近未来化学ミステリーを混ぜたストーリーで個人的には新鮮で面白かったです。 ただ化学の話がややこしいので読んでいて、めんどくせーwと思い、読むのがめんどくさくなりましたw あと東野圭吾さんにしては珍しくバッドエンドではないというか・・・その後のストーリーは明確には語られませんが、この話に乗っとっていうなら恐らく主人公たちは自身のしたことに苦しみながら生きて、そのうちそれもいい思い出だったと勝手に脳が脚色していくんではないでしょうか。 いやー面白かったです! | ||||
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