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パラレルワールド・ラブストーリー
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パラレルワールド・ラブストーリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全186件 141~160 8/10ページ
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表題の通り二つの世界が同時並行して進んでいくので、 一気に読まなかったためかちょっと分かりづらかったです。 私の読解力がないだけかも知れませんが・・・・ ストーリーそのものはとても面白かったのですが、 ヒロイン麻由子の魅力がどうも伝わってきませんでした。 主人公の2人の男性は非常に魅力的に描かれているのに、その2人に 想いを寄せられる麻由子の人物にどうも魅力を感じられなかったので、 なんか少し納得いきませんでした。私だけでしょうか・・・ | ||||
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崇史は智彦から麻由子を奪ってしまったことになるの? なんか崇史って嫌な感じ。ついでに麻由子も。 | ||||
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親友である智彦の恋人を紹介されることになった崇史は、その相手を見て驚く。 彼女、麻由子は、かつて自分が一目惚れした相手だった。 智彦の幸せを喜びながらも、複雑な思いを抱え始める崇史。 だがある日目を覚ますと、麻由子は自分の恋人として隣にした… 崇史の記憶の混乱と、智彦への友情、麻由子への恋慕に板挟みになっている様子と、両方にはらはらしました。 (そのせいでちょっと、話の主軸がわかりにくくもなりましたけど…) どちらかといえば記憶が矛盾する不思議より、彼らの人間関係が面白かったです。 ときどき出てくる智彦との、本当に大切な親友同士だったエピソードが、とても切なくてよかった。 最終的な智彦の決断も、冷静になってみるとちょっとどうかと思うけど、読んでいる最中はじんわりきました。 ただ、麻由子が何を考えてるのかが、微妙にわからなかったです。 智彦も崇史もすばらしいを連発するけど、どのへんが… なにより、崇史との恋人シーンを思い返すと、ちょっと神経を疑います。 | ||||
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東野作品にしては序盤から読みやすく、それでいてドンドンひきつけられていきました。 ですが終盤は涙がとまらず、読んでいて本当に辛くなりました。 今でも時々、主人公たちの今後のことをふと考えてしまいます。 | ||||
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さっと物語に引き込まれた。 冒頭はよくあるロマンチックなラブストーリーだが、その後の展開に大きな衝撃をもたらす。 2つの世界(正確に言えば元々ひとつだが)がひとつに向かって進むストーリーは何故か読んでいて鳥肌が立った。 2つの世界の共通するキーワードにより自分が推理しているような感覚に陥ったせいかもしれない。 読み手に期待や緊張感を持たせた上で楽しませる良作だと思う。 脳に関する科学技術に関しては、未来に期待しすぎたやや非現実的な内容だったように思えます。 | ||||
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東野さんの小説は始まりがとにかくいい。 少し読んだところでまず引き込まれます。 そして、話の全体像をおぼろげに見せながら、少しずつ情報を出してきて、全然飽きさせてくれません。 登場人物の会話のテンポがいいので、すごく読みやすく思っています。 後、読み終わった後の自分の気持ちを考えた時に、もう一度「あれ?それでいいのか?」と考えさせられました。 こういう事を感じさせてくれるのも東野さんの小説の特徴のような気がしました。 | ||||
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ラブストーリーを本軸として、脳の記憶を書き換えるというパラレルワールドが展開されていく。崇史と智彦は唯一無二の親友だ。二人が麻由子という一人の女性を愛することから、このパラレルな世界が形成されていく。三人とも優秀な脳科学研究者だ。親友の彼女を愛してしまうというどうしようもなくせつない恋愛模様も描いている。物語はそれぞれシーンにわかれていて、主人公崇史の本当の自分と記憶を書き換えた自分が対比されながら書かれていく。 初めのほうはどちらが本当なのかわからないので、なんともいえない違和感を抱えながら真相に迫っていくのだ。最後の智彦の手紙には目頭が熱くなった。身を引くことでしか人を愛せない人もいるのだ。せつないミステリーに乾杯。 | ||||
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とりあえず、電車に乗る時は外を見ていたくなるような本です笑“記憶”がテーマになるこの作品。途中難しいな〜とか思ったけど本当よかった!傑作です。 | ||||
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読んでいる間はとてもわくわくして読んでいたのだけれど、 結末にたどり着いたとき、ちょっと、「あれ、これだけ?」と思ってしまった。 もうひとひねりあったらよかったんですけど、期待しすぎました。 ただ、最後あたりの「俺は弱い人間だ」という言葉が、何故だかわからないけど ズシンと心に落ちました。 読んでいる間は面白かったし、上記の言葉が心に残ったので 星四つ。 | ||||
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2つの世界が入り組む実におもしろい作品! 特に「LASTSCENE」の問題提起は秀逸だ。 もし記憶を改編できる装置があったら・・・ 悪い記憶を背負って生きるべきなのか、 悪い記憶を持ち続けることがいいことなのか。 近未来シミュレーション物語としても、 SFミステリー小説としても最高の作品。 | ||||
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この作品を読んで、 「なかなかいい作品だなぁ、しかし・・・<ネタバレ禁止>」というところで、 星4つぐらいの評価がつきました。 そして、先日、別の本を読んでいると、 その作者の松田綾子さんは、 なんと、パラレルワールドの歩き方を提案し、 しかも、その歩き方ゆえに大成功をおさめたという。 つまり、 虚構世界が、現実世界と接点を持つことが理解できるようになってしまった。 しかも、うさんくさくない形で。 すると、たちどころにこの小説の価値は上がり、 星5つをつけても文句が出ないことになりました。 順番に読むなら、 1.東野圭吾さん『パラレルワールド・ラブストーリー』(講談社) 2.松田綾子さん『幸運を呼ぶサイエンス』(グラフ社) 3.ロンダ・バーンさん『ザ・シークレット』(角川書店) *2番を読んでからだと関連性がわかります。 の順で読んでみてください。 必ずや新発見があります。 | ||||
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冒頭から最後まで「饒舌なフィリップ・K・ディック」と言う印象がいつまでも抜けなかった。ディックに比べると恋愛がらみで情緒的な面が強いのだが、立派なSF作品だ。SF的な着想や仕組みはそれほど大がかりではないが、良くできていると感じた。 時系列が錯綜した構成で、更に虚実が混じっているので、読んでいても疑心暗鬼にかられてしまう。そこが非常に面白い。 タイトルがややソフトすぎるのと、この作家のファンが本書をSFとして読んでくれるのかどうかが心配だ。 | ||||
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なんか障害者に関するステレオタイプを押し付けられてるようで、つまらなかった。それが東野圭吾の限界だったのかなぁと思いました。正直、この作品を書く前に障害者に対して取材をしたのかという疑問が残ります。あの程度の障害だったら、別にあんなことないですよ。実際、親戚に足を引きずりながらスポーツして、大恋愛して結婚してる人間もいるので…。色々あるけど、あそこまで卑屈に描くのってすごくひどいと思う。 なので、ウザイ一人語りを聞かされたような後味の悪さが残って、全く共感出来ませんでした。 二つの世界が最後に一つにという手法だったら、村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の方がずっと面白いし、読ませるので、取り立てて新しいという感じはしなかった。 正直、星はつかないです。 | ||||
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大好きな作家である東野圭吾先生の作品の中でもお気に入りの一つです。 既にタイトルからして只ならぬ感じを受けたのですが、内容も素晴らしい です。これほど気持の良い違和感を感じた小説は初めてです。 このストーリーは過去と現在という時間軸を平行(パラレル)に進めてい くのですが、これが非常に面白い。二つの全く別のようなストーリーが繋 がったときの瞬間はあまりの感動に震えました。 東野圭吾先生の作品「秘密」「変身」「レイクサイド」「手紙」などは映 画化されていますが、個人的にはこの作品も映画化して欲しいです。是非。 ps.主人公の親友、三輪智彦のキャスティングが重要ですね♪ | ||||
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なんか気持ちが悪い、辻褄が合わない。今の幸せよりも真実を知りたい。真実を知るのは怖いけど止まらない。読み出すとこちらにいる読者も真実が知りたくなり止まらなくなります。 | ||||
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主人公の気持ちがすごいよくわかる。うばっちゃうのね。 記憶、人格、世界っていうテーマがストーリー中の恋愛劇と相俟って。うまく構成されている。 初めて読んだ時、交互に現れるパラレルな世界を追いつつ推理をしていく感覚がものすごく面白かった。 ぜひどうぞ。 | ||||
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過去の記憶があいまいで、突然思い出したかのようによみがえる記憶。でもその記憶ははたして真実なのか?主人公が真実を探っていくという点が、テンポよく読みやすかったです。クライマックスの、智彦の想いに切なくなりました。 | ||||
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主人公の男が情けない性格のように読めるが この本を読んでいる男の多くは主人公の気持ちが分かるはずだ。 友達であり恋のライバルである相手と正々堂々と対峙したいのに 心のどこかでライバルの不幸を望んでしまう感情。 しかもこの作品の導入部分で山手線と京浜東北線が暫く並行して走る区間を パラレルにかけている「さわり」がとても綺麗な出来。 この本の「感覚」が気に入ったら 岡嶋二人の「クラインの壺」を読んでみるのもいいかも 現実世界とパラレルワールドにどっぷり浸ってみるのもいかがかな。 | ||||
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恋愛小説としてみると、たまらなく陳腐であるが、その背景にあるミステリ部とSF部がそれを補い、魅力ある作品となっている。 記憶に関する話である。ふと過去を思い出し、その確実だと思っていた記憶が事実と異なっていたとき。そんな恐怖と恋愛を融合させた話。 こういう話は大好きだ。ただ、今考えてみると、結末は少し陳腐かもしれない。 | ||||
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「記憶」ってなんなんでしょうか。 自分が「いま」考えていることは一瞬のうちに「過去」のことになってしまい、そして「過去」を思い出すには自分の「記憶」を頼りにするしかない。 自分がこの世に生まれてから「いま」の時代を生きるようになるまでの過程は詳細は曖昧にせよ、確かなものであると断言できるはずです。 しかしもしもその記憶が間違っていたら?今まで自分が真実だと思っていたことが本当は全然違っていたら・・・自分の記憶を疑ったとき、人はまるでパラレルワールドの中を生きているように感じる。何が真実で何が嘘なのか。自分の愛した人は本当に自分が愛した人なのか・・・ 世界が交錯し、初めは何のことだかわかりませんでしたが、読み進めるうちに解き明かされていく謎・・・ 東野さんの作り出したパラレルワールドに引き込まれてはいかがですか? | ||||
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