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入れ替わった双子
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入れ替わった双子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ジョージェット・ヘイヤーの、秘めた情熱や抑えた表現のロマンスが好きなのですが、 これは最近(1963年)書かれた作品のせいか、ロマンスの方はドライにさらっと描かれ、 双子の兄弟が入れ替わった(というか、弟が兄のふりをするしかなかった)ことで 混乱した状況をいかに収めるか、という話に重きが置かれていました。 そういう意味ではちょっと物足りなかったのですが、 様々な人物が、目の前にいるかのようにいきいきと描かれ 双子の若い母親の、子供のようでいてお茶目なふるまいに笑わされ 登場人物が互いを思いやる様子に、温かい気持ちになりました。 | ||||
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双子の兄が行方不明。 兄が結婚を考えている女性の家族との顔合わせの晩餐会をすっぽかし、 彼の評判と落とし、先方に辱をかかせる訳にはいかない。 どうせ、いつものごとく約束をすっかり忘れているのだろうと、キットは一晩だけ兄に成りすますこと同意しますが…。 双子でも、爵位を受け継ぐ長男と、政治家になるため育てられた次男とでは、性格が違い、 互いを補い合う、双子の絆がステキです。 それ以上に、双子の母親が大好きです。 年を取らない、明るく楽しい、金銭感覚皆無のトラブルメーカー。 嫌なことはすぐ忘れ、突拍子もないことを思いついては、周囲を振り回します。 どうしようもない人なのに、憎めない感じで、最後まで笑わせてくれます。 兄と母親に反比例するように、地に足をつけていくキット。 優しく、堅実、ユーモアたっぷりのヒーローです。 | ||||
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