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入れ替わった双子
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入れ替わった双子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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これまでに翻訳されたジョージェット・ヘイヤーの作品と比べると、正直読みづらかった。 それに、じわじわくるものがないんです。 (私には・・・) でも、50もの作品を残したヘイヤーの、ほんの一部しか日本では翻訳はされていなので、これからもっともっと紹介されることを願っています。 他のレビューにも書かれていましたが、MIRA文庫の表紙のほうが趣きがあって、好きなんですが、・・・なんでMIRA文庫から出版されなかったのでしょうか? | ||||
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ジョージェット・ヘイヤーの、秘めた情熱や抑えた表現のロマンスが好きなのですが、 これは最近(1963年)書かれた作品のせいか、ロマンスの方はドライにさらっと描かれ、 双子の兄弟が入れ替わった(というか、弟が兄のふりをするしかなかった)ことで 混乱した状況をいかに収めるか、という話に重きが置かれていました。 そういう意味ではちょっと物足りなかったのですが、 様々な人物が、目の前にいるかのようにいきいきと描かれ 双子の若い母親の、子供のようでいてお茶目なふるまいに笑わされ 登場人物が互いを思いやる様子に、温かい気持ちになりました。 | ||||
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双子の兄が行方不明。 兄が結婚を考えている女性の家族との顔合わせの晩餐会をすっぽかし、 彼の評判と落とし、先方に辱をかかせる訳にはいかない。 どうせ、いつものごとく約束をすっかり忘れているのだろうと、キットは一晩だけ兄に成りすますこと同意しますが…。 双子でも、爵位を受け継ぐ長男と、政治家になるため育てられた次男とでは、性格が違い、 互いを補い合う、双子の絆がステキです。 それ以上に、双子の母親が大好きです。 年を取らない、明るく楽しい、金銭感覚皆無のトラブルメーカー。 嫌なことはすぐ忘れ、突拍子もないことを思いついては、周囲を振り回します。 どうしようもない人なのに、憎めない感じで、最後まで笑わせてくれます。 兄と母親に反比例するように、地に足をつけていくキット。 優しく、堅実、ユーモアたっぷりのヒーローです。 | ||||
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大好きなジョージェット・ヘイヤーの新刊ですが、今作はMIRA文庫からではなく、マグノリアからの出版に不安を感じつつ、本書を手に取りました。 センスの無い表紙にギョッとして、ムッとして不満の種が…、 そんな思いを振り払うために、深呼吸して気を落ち着けてから読み始めました(^_^;) 物語は、双子の兄・イヴリンの危険を感じた弟・キットがウィーンから帰国する所から始まります。 イヴリンの行方が分からずオロオロする母・アマベルの頼みで、キットは仕方なく兄の婚約者クレシーの晩餐会にイヴリンとして出席する事となります。 その夜、誰からも怪しまれることなく兄に成りすましたキットは、これ以上はスキャンダルになると懸念し、ロンドンを離れ田舎に身を潜めるのですが、そこにアマベルとクレシー、クレシーの祖母、そしてアマベルを熱烈に崇拝しているサー・ボナミーが現れて…、さあ大変!! イヴリンは一体どこに? あぁ、可哀想なボナミー!! 何てお気の毒なんでしょう!!(笑)と、 お馴染みの騒動が展開して行きます♪ しかし、人物が入れ替わる物語が多いい作家だなあと思いながらも、読者を飽きさせないのは流石です。 訳者の翻訳が拙くて原作の面白さを上手く表現仕切れていない為、今回は一気読み出来ず、何度か中断してしまいましたが、それでも最後までそこそこ楽しく読めたのは、原作の力によるところが大きいからだと思います。 好みの問題かもしれませんが、私はMIRA文庫の表紙の方が趣があるし、後藤先生や、細郷先生の翻訳の方が上手ですし、好きですね…。 本書もどちらかの先生の翻訳で読みたかったです(ToT) と言う訳で、翻訳と表紙がマイナスで、★3つとなりました。 | ||||
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