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11文字の殺人



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11文字の殺人の評価: 3.42/5点 レビュー 48件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.42pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全48件 41~48 3/3ページ
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No.8:
(3pt)

それなりには楽しめる

「無人島より殺意をこめて」
その11文字に込められた思いは何なのか?恋人の川津は
なぜ殺されたのか?手がかりをつかむことはなかなかできない。
やっとの思いであるできごとにたどりつくが・・・。ラストに
明かされる犯人の動機にはちょっと納得できないものがあった。
また、きっかけとなったあるできごとについても、現実味に
欠けるのではないかと思う。ネタバレになるのであまり詳しくは
書けないが、いくらリスクがあるからといって、本当にそんな
ことを要求するだろうか?とても疑問に感じる。読後感もあまり
いいとは言えないが、まあそれなりに楽しめる作品だと思う。
11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)より
4334027377
No.7:
(4pt)

要求と代償の相対性

 話の進行のスムーズで読みやすかった。毎回謎が出ては、主人公の持ち前の行動力で解決してく。しかし後半の殺人の動機の部分は、不十分であった。というか、動機として成立していない。あなたねー、いくら憎いからといって簡単に連続殺人しませんよ。まとめ、作品としては不完成ながらも文章力(登場人物の魅力、描写力、展開力)はあり、最後まで読める。まあまあといえる。
 引用「なにもしなかったあなた方に何も言う事はできない。彼が無理な要求をしたからといってリスクを承知で行動した彼のどこがいけない」
 俺は彼の意見を言うタイプかな。無理な要求をしなくても、代償は求めるかもしれない。ありがとうですむことと、すまないことはあると思う。
11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)より
4334027377
No.6:
(3pt)

勇気ある女流作家の行動

恋人を殺人事件で殺された推理小説の女流作家が、友人と共に事件を推理するというストーリーです。当然、危険な目に遭ったりするのだが、ちょいと無謀とも思える行動力で、事件の真相に迫ります。
最近の東野氏の作品に比べると、まだまだ荒さが目立つが、犯人の動機付けなどは、きちんと説明されています。
11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)より
4334027377
No.5:
(3pt)

愛のダブルリベンジ

 恋人から命を狙われていると聞いた翌日、それが真実だったことに気付かされた女流作家。そして恋人の手帳から不自然な書き込みを発見。さらに彼の遺品を執拗に追い回すかつての仕事仲間。それら不振な点から彼女は犯人探しを決意して調査を進める。すると、ある水難事故が浮かび上がってきた。そして、水難事故の生存者が次々と殺されていく…。水難事故の裏に隠された真実とは!?  タイトルから、ダイイングメッセージか暗号解読ものだと想像したが、違った。本書は「未必の故意」を問う愛の復讐劇である。
11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)より
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No.4:
(4pt)

転換を遂げた5作目

1~4作を全て密室トリックで通して来た東野圭吾は、5作目にあたる本作で初めてそこから離れました。密室に代わるものとしてアリバイ・トリックが使われています。しかし、このアリバイ・トリックはさほど気合の入ったものではなく、むしろトリッキーな作風から離れて人間心理のみに焦点を当てる作品を書いたと言うべきでしょう。犯人の動機のみならず、犯人を殺人へと追い込んだ人々の側の事情もうまく描かれています。たいていの推理小説では悪人は一人しか出て来ません。殺人者が悪人か、殺人者を殺人へと追い込んだ者が唯一の悪人です。中には悪人が一人も出てこない推理小説もあるくらいです。ところが本作では大部分の登場人物がなんらかの意味で“悪”なのです。しかし、読者は彼らを単純に糾弾することはできません。彼らの“悪”は私たち誰もが抱えているような性質のものだからです。その点を突いたこの作品は、非常に読後感が悪く、“ドキリ”とさせられます。
11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)より
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No.3:
(5pt)

悲しい犯人

犯人であって欲しくない、と自分が個人的に思っていた人が犯人だっただけに、なんだか泣けてしまった。事件は全て仕組まれて起こるものではないんだなあと。偶然がいくつも重なって、誰かが誰かを殺してしまう。必然と偶然の境目って、紙一重だよね。大切な人はそれぞれ違うから、だから事件は起きてしまったのかもしれない。一気に読めてしまうけれど、読後はなんかちょっと悲しみが残った。
11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)より
4334027377
No.2:
(4pt)

深いです

東野氏の本は犯人が一度分かっても、そこから一転、二転するものが多く、この本もそういう感じだと思います。人を殺すってどういう感じなんだろう?できれば、一生感じたくない気もするのですが、いろんな感情や動機があって行動に移すものなのでしょうか?人を殺すなんて、一切肯定してはいけないのでしょうが、殺すほうにも理由があるんだろうな‥なんて思ってしまいました。
11文字の殺人 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:11文字の殺人 (光文社文庫)より
4334712541
No.1:
(3pt)

自分vs自分以外

殺人事件がおきると必ず、動機が話のポイントになるわけですが、この話の場合誰が悪いかなんて、言えないんじゃないかしら?恋人を失った悲しみ。救えなかった悔しさ、って人から責められるものじゃないんだし。犯人をかばいたくなるような、心境に陥るお話です。
11文字の殺人 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:11文字の殺人 (光文社文庫)より
4334712541

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