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11文字の殺人
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11文字の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 1~20 1/3ページ
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東野圭吾作品としては、あまりいいデキじゃないねぇ。 | ||||
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主人公や、旧学生街の人たちの描写が生き生きと感じられて引き込まれました。 1987年の携帯もスマホも、まだない頃の作品なのに、AIの近未来のことも出てきました。2021年の今では、もう着いていけないとこまできているようですが・・(最先端は) 本が厚いだけに、ビリヤードのことや、(ここは興味がなかったので二人の勝敗が着いたところから読み進めた)コンピューター関連のスパイのこととかで中身も濃くて緻密でした。 一応事件が解決したようにみえた、またそのあとの展開が見ものでした。 1年ぶりに再会した光平の父親の言葉、「小さなあやまちをいくつも繰り返しながら、一生というものは終わっていくもの」とか、「償う気持ちを宝にしてその後のことにあたるべきだろうね」は、心に残る良い教訓でした。 作者の初期の意欲作と思われます。お勧めです。 | ||||
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何も関係無い者が、巻き添えで、殺されるなんて悲劇。 | ||||
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ただの推理小説。赤い指などのように考えさせられるところが何も無く淡々と人が死んで明るみになっていくというただそれだけの作品。 | ||||
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東野圭吾書記の作品、面白なくはないが。さすがにまだ、荒削りのストリーで、先が読める展開。 | ||||
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東野圭吾は間違いない❗️ | ||||
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ミステリーというものは。関係しない人間は中々表舞台に立たない傾向にある様です。 この作品は、まずそこから。「何故その人は居るのだろう?」 と思うと思います。 次に、時系列的に、誰が犯人かはなんとなく察せてしまうのですが。 動機の詳細部分が気になる! そんな作品です。 ミスリードに敏感な人は、早めに犯人とやんわりした動機理由は思い浮かべると思うのですが。 途中で、意外な展開があります。 そして。多分最後までを読んだ時に、「あー!!」 と、思うと思います。 | ||||
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東野圭吾の初期のサスペンス系ミステリ長編。 書かれたのが1987年ということで30年余り前である。当たり前だが、現在だれもが持っているあのガジェットは登場しないし、「ワープロ」なんていう古語も登場するが、テクノロジー系のネタや小道具はあまり盛り込んでいないストーリーなので古典として違和感なく読める。 表題の11文字とは、「無人島より殺意をこめて」という11文字。以前に無人島でおきたとある事件が発端となって、語り手である「あたし」の周りで事件が次々に起きるのだ。女流推理作家でもある「あたし」は、自分の担当編集者でもある旧友の冬子と謎の解明に乗り出すのだが・・・という話。 読み終えて、ちょっと凝ったトリック(90年代以降は定番になってしまった感もありますが)が施されていたりして、おぉーと思ったラストの謎解き。 で、そこは良い感じなのですが、どうも登場人物の動きというか雰囲気がすごく作り物めいていて、舞台で上演されている推理劇を観客席から鑑賞しているような気分になったのが残念なところ。なんとなく、女性の登場人物のせりふのテキストが、わざとらしい女性言葉になっているのがひっかかったようにも思える。地の文で「あたし」と呼称するのは、なにかの仕掛けかなあなどと受け止めたけれど、女性同士の会話で「~だわ」とか「~のよ」「~わよ」「そうよ」などなどの連発。以前に二階堂黎人の~マジックシリーズでも同様のことを思ったのだが、1980年代の若い女性ってこういう言葉づかいでしたっけ?(もう忘却の彼方です。) 解説では宮部みゆきが絶賛しているのだが、時代を経たせいなのか、ちょっと共感できず。伏線とかトリックはいろいろ工夫はある感じなのですが、本質的にいわゆる本格ではなくサスペンスだから、だったのかもしれません。「新本格」より前ですし、いわゆる時代の話なんでしょう。 | ||||
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(ネタバレあり) 東野圭吾の作品は読みやすくて面白いですが、続けて何作か読んだせいもあるのか新鮮さはなく、普通の推理モノという感じでした。 今作は真相が色々強引でモヤリ。 過去のクルーザーの事件で溺れかけた人間を事件関係者みんなが助けに行かなかった、その後ろめたさがあり真相を隠していたという話でしたが、水難事故で「救助しない」ことはそんなに世間に非難されるようなことか?と。よほど泳ぎに自信がなければ行っても被害者を増やすだけだし大人数も要らない。さらにライフジャケットを着ていたというなら素人が行くよりちゃんとした救助を待つ方が安全だと思う。 冬子の犯行もあの状況でそこまで怨みを募らせるほどのものか?と思うし毒やら凶器やらの入手経路で全く足がつかなかったというのはうーん… 色々ご都合主義すぎるかなぁと感じました。 | ||||
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女流推理作家が名探偵役で、親交の深い女性編集者と共に真相を追う、と言うのは新鮮な設定で面白かった。犯人の意外さが作品のキモと思うが、如何にも怪しそうな人物が次々に殺されて、確かにまさかの真犯人だった。そこは十分に作者の仕掛けを味わう事が出来たと思う。 しかしながら、あまりにも作り物過ぎて、さすがに不自然さを感じる人間関係は気になった。又、真犯人が凶行に及んだ動機付けにかなり疑問を感じる。男女間のことは人されぞれの価値観があるから、一概には言えないとは思うが。 作者らしいテクニックの光る、技巧的な佳作と評価したい。 | ||||
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続きが気になる展開なのであっという間に読み終わった。 時間つぶしには丁度いいが、殺しの動機や、人物や背景など全般的に魅力がほとんどない。 面白い!おすすめ!とは決して言えない内容。 | ||||
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人物像も全員あっさりしている感じで、切っ掛けとなる事件の発生にもリアリティが無い。読んでて途中、「そんなタイムリーに人が意識を失ったり、命を落とすかよ〜」と突っ込みたくなりました。もっと緻密でドロドロとしたスリルを求めていただけに…。 まあ平成が始まったばかりの頃に発表された初期作品ですから、いまのクオリティは未だ見えてないですね。 | ||||
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とても良かったと個人的に思いました。 特にこの本は、人物同士の設定や一人一人の設定が、丁寧で良かったです‼︎ また東野圭吾さんは、とても人物の心情の表し方が上手で、読んでくうちにだんだん引き込まれてきました‼︎ 普段解説などは読まないのですが、宮部みゆきさんということで、読ませていただきましたが、 これまたとても良かったです‼︎ この本は大切に本棚に入れておきたいと思いました! もし気になってよんでみたいなぁ、と思う方はぜひ迷わずに読んでください‼︎ 最後の終わり方も、スッキリしてて良かったです! | ||||
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非現実的な部分は多少あるが、小説なので面白く一気に読み終えた。 | ||||
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東野圭吾45冊目でした。 主人公の行動にリアリティが感じられず最後まで乗り切れませんでした。 事件の真相について興味は掻き立てられたので、結末を知りたくて最後まで読んだ感じです。 | ||||
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恋人を想う気持ちが、過剰防衛に走り、面倒に関わることを恐れ、みんなで隠蔽に。 嘘が嘘を呼ぶ。 所詮は、自分が可愛く、身内以外は信じられない。 権力に物言わせ、口裏を合わさせる。 真実を知りたいという欲求により、相手が傷付くことさえ正当化し。 真相究明とばかりに、盲目の天使をも利用する。 誤魔化して。 ボタンの掛け違いから、悲劇は始まる。 | ||||
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先日見かけて、読んでなかったので買って読んでみたが、止めておけばよかった。 初期の段階でミステリー感がなくなって、どう展開して落とすのだろうか?無理があるのでは・・ と思いながら進んだ。編集者は何も言わなかったのかなとか無駄なことばかり考えてしまって残念です。 | ||||
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なかなかコメントしづらい作品のように感じます。 事件に関わる様々な事実関係が断片的に描写され、最後の謎解きでそれぞれの事実関係が何らかの線で結ばれていくというのが基本構造だと思うのですが、その「何らかの線」を、どのような線で、どのくらいの太さで、どんなドラマや説得力を持たせて結んでいくか… その線を読み込んでいくことが、ミステリー作品を味わう上での一つのポイントなのかもしれませんね。 今のワタクシでは、本作のその「線」を読み込むことが難しかったようです... ただ、すべてを読み終わった後、あらためて4編に分かれている「モノローグ」を読んでみましたが、その重量感と迫力はすさまじいものでした。 | ||||
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主人公の「あたし」は推理作家の女。付き合っていた川津という男が殺された。そして、彼は誰かに命を狙われていると主人公に言っていた。警察の捜査が始まるが、「あたし」も自分なりに川津のことを調べ始める。川津が行っていたスポーツクラブの社長にも会う。そのうち、「あたし」の部屋に誰かが侵入し、川津の残した資料の中から「何か」を奪っていったようだ。そして「あたし」が怪しいと思っていた人物も殺される。 犯人はすぐには推測できないが、事件の枠組みと、犯人がどういう人間かはストーリーの半分も行かないうちに分かってしまう。半分を過ぎたころには、犯人の目星も付いてしまう。 しかし、さすがに東野圭吾、真相は別のところにあった。事件はもっと複雑だったのだ。単純に犯人を責めることはできない。 この小説を読むと、この頃から著者は善悪が簡単に決められない、人間の複雑さを描いた作品を書いていたということが分かる。 そして最後には更なる意外な事実が!最後の最後まで楽しませてくれるこの小説、読んでみて損はない。 | ||||
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意外性を売りにする東野圭吾だけに、その東野圭吾節の片りんは見せていたが、あたり会ではなかったという印象である。 主人公や登場人物の行動に不自然な部分があり、その不自然さを拭いきれない。 普通そんな怖いことが起こったら、その後の行動を抑制したり、怖がったりするのではないだろうか。密室であるが自宅に人が入ったことがわかればもっと騒ぐのではないだろうか。 主人公は次の日から普通に過ごしている。 ほか登場人物の行動も普通ではありえないところが見られる。 さらにタイトルの11文字の殺人だが、このタイトルでいいのか、最後ちょっと出てきただけのなんのキーワードでもない言葉である。 宮部みゆきが最後の解説を述べているが、この作品以外を褒めているような感じである。 この作品を批判したいわけではなく、東野圭吾にはもっと面白い作品あるぞと言いたいのである。 | ||||
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