(短編集)

プラナリア

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評判

プラナリアの評価:

3.86/5点 レビュー 97件。 B ランク

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平均点3.86pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全291件 141〜160 8/15ページ
No.151
(5pt)

等身大の好短編集

直木賞を受賞した山本文緒の短編集である。
 5作中4作が女性の主人公であるが、背伸びをせず等身大のキャラクターが描かれており好感が持てる。いずれもストーリーそのものというよりも登場人物の境遇や心理の変化が作品の軸となっており、読者は感情移入しながら物語を読み進めることができる。
 例えば4作目の「囚われ人のジレンマ」は、長年恋人関係を続けている彼氏のプロポーズに戸惑う女主人公が描かれているが、彼女がどうするのかどうしたいのかは最後まで分からない。何とも煮え切らないストーリーが多いものの、読んでいて不快感はなく、女性読者の支持を得るのもそのためであろう。
 個人的に最も気に入ったのは5作目の「あいあるあした」であった。この作品だけ男性が主人公であり、他の作品に比べストーリー構成も緻密であるように思われる。
 主人公の「俺」は離婚後会社を辞め、小さな居酒屋を営んでいる。そこへ来た女性客の一人すみ江と同棲しているが、関係は微妙であり他の客にも内緒にしている。
 ある日俺は「人が来るから」と言って一時的にすみ江を追い出し、いつになくおめかしして「俺の女」を駅まで迎えに行く。三ヶ月に一度しか会えないその「女」とは……。
 不覚ながら涙が出そうになった。その後すみ江がいなくなり物語は一瞬緊張状態を迎えるが、最後はまずまずのハッピーエンドに落ち着く。自分ならすみ江がいなくなったところで物語を終わらせるだろうなと思いながらも、主人公への感情移入からハッピーエンドに安堵しているもう一人の自分もいる。読んでいて楽しい、良質な短編集である。
プラナリア (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プラナリア (文春文庫)より
4167708019
No.150
(3pt)

ラストの短編で実力を確信しました

女性が主人公の話は、いったい何が言いたいのかわからなかった。
それでも新しい小説的実験をしているのだろうなあ、くらいは思ったのですが、
さいごの短編で居酒屋を経営する中年男が実に見事に描けていて、素晴らしいと思いました。
今度は長編を読んでみたいです。
プラナリア Amazon書評・レビュー: プラナリアより
4163196307
No.149
(3pt)

ラストの短編で実力を確信しました

女性が主人公の話は、いったい何が言いたいのかわからなかった。
それでも新しい小説的実験をしているのだろうなあ、くらいは思ったのですが、
さいごの短編で居酒屋を経営する中年男が実に見事に描けていて、素晴らしいと思いました。
今度は長編を読んでみたいです。
プラナリア (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プラナリア (文春文庫)より
B009DED92U
No.148
(3pt)

ラストの短編で実力を確信しました

女性が主人公の話は、いったい何が言いたいのかわからなかった。
それでも新しい小説的実験をしているのだろうなあ、くらいは思ったのですが、
さいごの短編で居酒屋を経営する中年男が実に見事に描けていて、素晴らしいと思いました。
今度は長編を読んでみたいです。
プラナリア (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プラナリア (文春文庫)より
4167708019
No.147
(3pt)

共感と反感と

勧められて数年。どれもが1999年から2000年にかけて、雑誌に発表されたものである。そのため、今ならおそらく携帯電話となりそうなところがPHSだったりして、懐かしさを感じた。
自分が傷ついているからと言って、他者を傷つけていいのか。そうではないだろう。それはないだろう。だけど、自分もしたことがないとは言い切れない。そういう醜さを敢えて描き出すような露悪的な短編が収められている。
そこに共感するか、反感を持つかは、読み手しだいであろう。私だったら自分を重ね合わせてしまうとその醜悪さに凹みたくなる。が、自分だけではないと安心を感じる人もいるのだろうか。
5編あるうちの、女性が主人公である4編はそういう心地悪さがどこかしらにあったが、男性が主人公である5編目は少し雰囲気が違って感じて、ちょっとほっとした。
プラナリア Amazon書評・レビュー: プラナリアより
4163196307
No.146
(3pt)

共感と反感と

勧められて数年。どれもが1999年から2000年にかけて、雑誌に発表されたものである。そのため、今ならおそらく携帯電話となりそうなところがPHSだったりして、懐かしさを感じた。
自分が傷ついているからと言って、他者を傷つけていいのか。そうではないだろう。それはないだろう。だけど、自分もしたことがないとは言い切れない。そういう醜さを敢えて描き出すような露悪的な短編が収められている。
そこに共感するか、反感を持つかは、読み手しだいであろう。私だったら自分を重ね合わせてしまうとその醜悪さに凹みたくなる。が、自分だけではないと安心を感じる人もいるのだろうか。
5編あるうちの、女性が主人公である4編はそういう心地悪さがどこかしらにあったが、男性が主人公である5編目は少し雰囲気が違って感じて、ちょっとほっとした。
プラナリア (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プラナリア (文春文庫)より
B009DED92U
No.145
(3pt)

共感と反感と

勧められて数年。どれもが1999年から2000年にかけて、雑誌に発表されたものである。そのため、今ならおそらく携帯電話となりそうなところがPHSだったりして、懐かしさを感じた。
自分が傷ついているからと言って、他者を傷つけていいのか。そうではないだろう。それはないだろう。だけど、自分もしたことがないとは言い切れない。そういう醜さを敢えて描き出すような露悪的な短編が収められている。
そこに共感するか、反感を持つかは、読み手しだいであろう。私だったら自分を重ね合わせてしまうとその醜悪さに凹みたくなる。が、自分だけではないと安心を感じる人もいるのだろうか。
5編あるうちの、女性が主人公である4編はそういう心地悪さがどこかしらにあったが、男性が主人公である5編目は少し雰囲気が違って感じて、ちょっとほっとした。
プラナリア (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プラナリア (文春文庫)より
4167708019
No.144
(4pt)

ものすごくリアル

冷徹な心理描写で綴られる、女性の孤独や空しさや生きることへに対する辛さ、諦め、そういった日常の、生きている限り終わらない「生活」を見事に表現している。
あまりにリアルで、もし同じような境遇の人が読むと、どよん、としてしまいそう。
救いや明るい未来の兆しはない。
でも、どこか笑ってしまう。悲劇と喜劇は紙一重だな〜と。
でも、それが、普通の人生、だよね。
プラナリア Amazon書評・レビュー: プラナリアより
4163196307
No.143
(4pt)

ものすごくリアル

冷徹な心理描写で綴られる、女性の孤独や空しさや生きることへに対する辛さ、諦め、そういった日常の、生きている限り終わらない「生活」を見事に表現している。
あまりにリアルで、もし同じような境遇の人が読むと、どよん、としてしまいそう。
救いや明るい未来の兆しはない。
でも、どこか笑ってしまう。悲劇と喜劇は紙一重だな〜と。
でも、それが、普通の人生、だよね。
プラナリア (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プラナリア (文春文庫)より
B009DED92U
No.142
(4pt)

ものすごくリアル

冷徹な心理描写で綴られる、女性の孤独や空しさや生きることへに対する辛さ、諦め、そういった日常の、生きている限り終わらない「生活」を見事に表現している。
あまりにリアルで、もし同じような境遇の人が読むと、どよん、としてしまいそう。
救いや明るい未来の兆しはない。
でも、どこか笑ってしまう。悲劇と喜劇は紙一重だな〜と。
でも、それが、普通の人生、だよね。
プラナリア (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プラナリア (文春文庫)より
4167708019
No.141
(3pt)

恐怖、

「プラナリア」という短編小説はショックでした。非常に短絡的に感じる主人公の心の乱れや、孤独感や憔悴感をまわりに当り散らす感じがスゴイです。自分で消化しなければならないもののぶちまけ方が。不快にもさせますが、そこを狙っているのだと思うと秀逸ともいえます。

その他の短編も上手いし読ませますが、とにかく「プラナリア」はショッキングな内容でした。

ショッキングなものを読んでみたい方にオススメ致します。
プラナリア Amazon書評・レビュー: プラナリアより
4163196307
No.140
(3pt)

恐怖、

「プラナリア」という短編小説はショックでした。非常に短絡的に感じる主人公の心の乱れや、孤独感や憔悴感をまわりに当り散らす感じがスゴイです。自分で消化しなければならないもののぶちまけ方が。不快にもさせますが、そこを狙っているのだと思うと秀逸ともいえます。

その他の短編も上手いし読ませますが、とにかく「プラナリア」はショッキングな内容でした。

ショッキングなものを読んでみたい方にオススメ致します。
プラナリア (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プラナリア (文春文庫)より
B009DED92U
No.139
(3pt)

恐怖、

「プラナリア」という短編小説はショックでした。非常に短絡的に感じる主人公の心の乱れや、孤独感や憔悴感をまわりに当り散らす感じがスゴイです。自分で消化しなければならないもののぶちまけ方が。不快にもさせますが、そこを狙っているのだと思うと秀逸ともいえます。

その他の短編も上手いし読ませますが、とにかく「プラナリア」はショッキングな内容でした。

ショッキングなものを読んでみたい方にオススメ致します。
プラナリア (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プラナリア (文春文庫)より
4167708019
No.138
(4pt)

買いですが・・・。

内面に欠損した部分があるために不可避的に周囲との齟齬を生じてしまう、数人の女性を主人公に据えた、いくつかの物語です。細部に読ませる工夫がいくつも仕込まれていて、読みながらかゆいところに手が届くような巧さが随所で光ってはいるのですが、読んだ後いつまでも記憶に残る作品であるかと問われれば、答えは否と答えざるを得ないように思います。
プラナリア Amazon書評・レビュー: プラナリアより
4163196307
No.137
(4pt)

買いですが・・・。

内面に欠損した部分があるために不可避的に周囲との齟齬を生じてしまう、数人の女性を主人公に据えた、いくつかの物語です。細部に読ませる工夫がいくつも仕込まれていて、読みながらかゆいところに手が届くような巧さが随所で光ってはいるのですが、読んだ後いつまでも記憶に残る作品であるかと問われれば、答えは否と答えざるを得ないように思います。
プラナリア (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プラナリア (文春文庫)より
B009DED92U
No.136
(4pt)

買いですが・・・。

内面に欠損した部分があるために不可避的に周囲との齟齬を生じてしまう、数人の女性を主人公に据えた、いくつかの物語です。細部に読ませる工夫がいくつも仕込まれていて、読みながらかゆいところに手が届くような巧さが随所で光ってはいるのですが、読んだ後いつまでも記憶に残る作品であるかと問われれば、答えは否と答えざるを得ないように思います。
プラナリア (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プラナリア (文春文庫)より
4167708019
No.135
(3pt)

少々時代が変わりすぎたかも

この著者の文章は、小気味良くて割と好きだ。出てくる女性も、自分と物すごく重なる部分が多く、苦笑しつつも共感する。
 ただ、書かれた時代を極端に反映しているので、今の女性が読んでも、わけのわからないところがあるかもしれない。要するにバブル期の、ちょっと働けばそれ以上の報酬が期待できたころの話が多いわけで、30代のプーのおばさんが2,000万円の貯金を持っていたりする。今はどんなに優秀で頑張ったって、これは無理だろう。
 バブルのころってこうだったんだというお勉強にはなるかもしれない。
プラナリア Amazon書評・レビュー: プラナリアより
4163196307
No.134
(3pt)

少々時代が変わりすぎたかも

この著者の文章は、小気味良くて割と好きだ。出てくる女性も、自分と物すごく重なる部分が多く、苦笑しつつも共感する。
 ただ、書かれた時代を極端に反映しているので、今の女性が読んでも、わけのわからないところがあるかもしれない。要するにバブル期の、ちょっと働けばそれ以上の報酬が期待できたころの話が多いわけで、30代のプーのおばさんが2,000万円の貯金を持っていたりする。今はどんなに優秀で頑張ったって、これは無理だろう。
 バブルのころってこうだったんだというお勉強にはなるかもしれない。
プラナリア (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プラナリア (文春文庫)より
B009DED92U
No.133
(3pt)

少々時代が変わりすぎたかも

この著者の文章は、小気味良くて割と好きだ。出てくる女性も、自分と物すごく重なる部分が多く、苦笑しつつも共感する。
 ただ、書かれた時代を極端に反映しているので、今の女性が読んでも、わけのわからないところがあるかもしれない。要するにバブル期の、ちょっと働けばそれ以上の報酬が期待できたころの話が多いわけで、30代のプーのおばさんが2,000万円の貯金を持っていたりする。今はどんなに優秀で頑張ったって、これは無理だろう。
 バブルのころってこうだったんだというお勉強にはなるかもしれない。
プラナリア (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プラナリア (文春文庫)より
4167708019
No.132
(1pt)

気だるい。。。

帯に書いてある一言を読むと、「働かないって、いけないこと?」と。絶句。
物語の出だしは面白いんですが、
とにかく、社会からドロップアウトした中年女性の話なので、気だるさが抜けない。
一番面白かったのは、「囚人のジレンマ」という短編。
この理論はとても興味深く、米ソの冷戦問題や写真プリント代が0円になってしまったのもこの理論だそうです。
全般的に気だるいので、マッタリしたい方にはお勧めかもしれません。
プラナリア Amazon書評・レビュー: プラナリアより
4163196307