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予知夢
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予知夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全100件 61~80 4/5ページ
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ガリレオのあだ名を持つ物理学者湯川がさまざまな難事件をその知識と論理的思考力を駆使して解決してゆくシリーズの第2弾。 「探偵ガリレオ」はドラマ化されるずっと以前に読んでいたが、この本はドラマが終わった後に読んだ。原作と違い、ドラマには多少のアレンジがされている。湯川のところに事件を持ってくる刑事は男から女になり、湯川の推理シーンでは一心不乱に数式を書きなぐるという設定が加えられている。原作は男ばかりで色気がないので、刑事を女にしたのは分かる。しかし、数式を書きなぐる場面は、はっきりいってしらけてしまった。科学的なトリックを解くときに数式を書くのはまだ分かるが、この本に収録されている「夢想る」のように、事件の真相がまったく科学とは関係ない時まで数式を書き散らすのにはついていけなかった。すでに原作を読んで、湯川のイメージが出来上がっていたので、よけいに数式を書くシーンが気になった。まあ、ああいうアレンジはテレビ的ではあるし、原作を読んでいなければ楽しめたと思うのだが。 このシリーズらしく、よく考えられたトリック、理系の専門知識、湯川のあざやかな推理によって事件は解決していく。一見ありえない現象を科学を切り口として解き明かしていくのがこのシリーズの読みどころ。この本でも、それは見事に継承されている。東野作品には当たりはずれが少なく、安心して読める。これからも、このガリレオシリーズを書き続けてほしいものである。 | ||||
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短編集なのもあるだろうが、東野先生の展開力ならどの作品を読んでもそれなりに楽しめると思う。これもその1つ。 | ||||
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謎を解く過程が大変面白かった。ただ、ナトリウムで水柱が立つほど爆発しないとは思うが… | ||||
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東野さんの作品は、どれを読んでも面白いです。 スラスラ読めちゃいます。 この本は一応繋がりはありますが、5話に分かれた短編なので、サラッと読めちゃいます。 著者が理系出身だけあって、トリックも理系っぽくて、さすがだなと思います。 まだ『探偵ガリレオ』を読んでいないのですが、読んでなくても違和感なく読めます。 と言うか、これが2作目であることは知りませんでした。 これってあの有名ドラマの原作なんでしょうか? | ||||
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『探偵ガリレオ』シリーズの二作目。ミステリー・マニアの間ではすでにトリックは出尽くしたと言われているらしいのだが、最新の科学の成果を絡めていくとどんどん新しいトリックが可能になる。科学ミステリーは、もしかするとミステリーの救世主になるかも。 ドラマの湯川準教授はすぐに「面白い。実に面白い」と食い付きが早いが、原作の湯川はずっと冷めている。「それは単なる偶然だろう」などと、ごく常識的な推理をする。名探偵の湯川の第一観と俗物の部長刑事の推理がたいてい一致するというところも、ドラマにはない愛嬌がある。 シリーズがずっと続いてくれることを祈る。 | ||||
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今作は前作と違って事件に関わった超常現象を解明し事件を解決する話なのです!!!!草薙のイジられシーンは今作ではあまりありません・・・しかし草薙がいるというだけで何か良く感じてしまうなぁ・・・とりあえず、前作よりも事件よりその人間関係や人間性に重点を置いた作品です・・・よ!それでもトリックを解くのは楽しいぜーっ!!みんなもぜひ激読してくれ!!!! | ||||
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事件にまつわる不思議な事件をかかえて 刑事・草薙が友人の科学者・湯川を訪ねる。 湯川の手によって、一見怪奇現象に思われたできごとが 科学的に解明される、短編連作推理小説、第二作。 五作いり。 大きな賞をとる以前の東野圭吾作品に多い、 シンプルな推理小説の形を取っています。 草薙刑事と湯川というコンビが安定していて 落ち着いて推理内容を楽しめます。 こういうスタイルの小説のほうが好きなので 続編、待望です。 | ||||
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『ガリレオ探偵』の続編。超常現象とも思える奇妙な事件を、刑事の友人である物理学者が論理的に解決する推理小説。一話が50ページ前後の短編で構成される。本書の特徴は、一見単純な事件のウラに潜む真実を見逃すな、ということのよう。 人の世に起こる不思議なことは単純な事象の積み重ねであることが多く、複合的に考えると理解困難なことが多い。しかし、理解困難なことに対してあっさりと思考をあきらめてしまうと、真実を見通すことができなくなってしまう。そのような思考停止をした者の逃げ道がオカルトである。予知夢が確率論で語れる点についての具体的な考証は本書でも紹介されているが、『誰かのことを考えた5分以内にその人が死ぬ(虫の知らせ)』という偶然は1年間で日本だけでも数千件は起こっているし、ユリ・ゲラーの壊れた時計を直す超能力のトリックも確率論で簡単に暴かれたことは有名である。思考の短絡化は、稚拙なコールドリーディングを背後霊の言葉と信じ込んでしまったり、エスカレートするとテロと無関係な国への戦争を神の名の下に正当化したりする。 本書が前作と比較して進化している点は、短絡的思考の矛先を不思議現象のみに向けただけではなく、たとえ不審な点があってもそれを無視し、事件そのものを単純視して片付けようとする安易な姿勢に対しても向けている点である。警察の捜査やマスコミ報道には、最初から事件の犯人を決めつけたような行動がしばしば見られるが、もちろんその通りであることもあるにせよ、事実をひとつずつ積み重ねて真実を導く姿勢が重要である。 著者のメッセージは『思考停止するな』だ。各話には伏線が多めにちりばめられていて、読んでる間になんとなく結末が見えることも多いが、それでも十分楽しめたし、あっという間に読み終えた。本書に対して低い評価をする者は、予知夢などを否定されて不満に思うような読者のような気がする。中学生以上であれば十分読める内容であり、若い者には是非勧めたいし、本書をきっかけに、安斎育郎氏や菊池聡氏の教養書に発展してほしいと感じる。個人的には、各話とも種明かし前にトリックがほぼわかってしまったので星4つまでの評価。 | ||||
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福山雅治主演ドラマの原作ですが、ドラマは本書をかなり脚色して有るので、本書を読んでいると、ワクワク間が倍増しました。 もちろん、ドラマを見終わった後に本書を読んで、ガリレオになりきって別視点から事件を解決していくのもOK! | ||||
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テイストは同じですが、個々の短編の終わり方に異なった印象をうけました。読者に後味を想像させる余地をもたせると言いますか、余韻の残る終わり方をしていたのではないかと思います。それが人によって、違った印象を与えることになるのだと思いますが、私はこちらの方が心地よい後読感を味わうことが出来ました。前作同様とても面白かった。 東野氏の作品は、巻末の解説にも記されている通り、「科学」という言葉抜きには語れないのだと思います。素人には踏み込めぬ領域の科学的知識が、うまく機能しながら―その科学的な根拠が私には現実のものなのかということすらわかりませんが―物語が展開してゆく様は見事としか良いようがありません。 本書の他にも東野氏の作品には多くの科学的要素が取り入れられており、『白夜行』、『秘密』などとは違ったテイストが楽しめるのも、東野氏の凄さだと思いました。 ドラマでは福山雅治さんがガリレオこと湯川教授を演じていますが、本来のイメージは佐野史郎だそうです。ドラマではイメージが多少違いますが、ドラマを面白いと思える方ならば、本書を読んでも、それ以上に楽しめると思います。一見の価値ありです。 | ||||
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「インスタントコーヒー飲むかい?」「いや結構」 このフレーズが脳裏に残るガリレオ続編。前作よりもさらにオカルト色の高まった今作だがやはり短編なだけあってあっさり感がいなめない。3作目で初となる長篇「容疑者Xの献身 」ではどんな東野節となっているんだろうか。 | ||||
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ミステリは種をあかすことができないので、お読みになっていないかたには どーーもーーすみませーーん。 とくに、よかったので、わたしの口からレビュアーなのに宣伝しかできません。 まーよくある子供の頃の憧れが現実味をおびてきて事件はおきます。 湯川先生はまためがねに手をかけて方程式なんかで、実験みたいなもので といてゆきます。それは前作とおなじですよね。TVとちがいますので草薙さん相手で だからといって、こおちゃんがいなくてもたのしめる。 でも、湯川さんのプライバシーのぞいてみたくなりました。 TVと比べて読むのもいいかもですが、TV終わってから読んだ方が よりたのしめます。 どうか本買って湯川助教授の動向をたのしんでください。 | ||||
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1話が60〜70ページで構成されているので まとまった時間がない人でも読みやすいかと。 事件が起こるたびに、助っ人で湯川助教授が 謎を科学で解明していくが、凡人の私にはまったく 想像もつかない解明のしかたで鮮やかに事件解決に導く。 一緒に謎解きを楽しむことはできないミステリーである。 『探偵ガリレオ』に比べあっさりと言うか淡々と言うか そんな感じはあるが『容疑者Xの献身』の前の1冊と思うとつい読みたくなる。 | ||||
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「探偵ガリレオ」に比べると、登場人物の心理面がよりドラマチックになっていて、文系人間には本書のほうが満足度が高いのでは? トリックの仕組みは、文章で書かれてもよくわからない部分もあって、「これはテレビで確認するしかないか」と読み飛ばした章もありました。 ドラマでは3話で早速本書から「騒霊ぐ(さわぐ)」が登場するとか。皆さん、急いで2冊を読破しましょう。 | ||||
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ガリレオがらみということではなく、タイトルで引っかかって購入。始めの話に引き込まれどうなるんだろうと楽しみにしていたら、急に種明かしの場面になりせかすようなありきたりな展開。2話目からは特に引き込まれる話でもなく、トリックも本や実際のニュースで聞いたような特に関心するものでもなく。 悪書かというとそうではなく、楽しめはします。ただ、トリックの解決する所は面白くもなくその他の所が良いという感じ。 むしろもっと面白い小説になるのにといささか残念な気が・・・ | ||||
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「探偵ガリレオ」の続編。 科学的な現象で事件を解決していく手法は前作と変わりませんが、トリックが複雑化し且つ各章の最後は読者の想像に委ねる部分が増えてきています。 各章1話完結となっているので本書だけ読み通すこともできますが、現在放送中のドラマ「ガリレオ」はこの作品からも採られているので、ぜひ「探偵ガリレオ」とセットでの購入をおススメします。 | ||||
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科学がオカルトを凌駕するというか、視点を変えることで物事を解決していく点ではとても面白い。後半に行くほど、心に訴える内容になってくる。ドラマは順番をムシして進むだけに残念な気持ちになる。 | ||||
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探偵ガリレオシリーズの第2短編集。 第1短編集の『探偵ガリレオ』は、レーザー光線、衝撃波、超音波、光の屈折…と物理学者・湯川学の活躍の場に事欠かない題材だったが(必ずしも物理学とは関係なかったかもしれないが)、第2作の『予知夢』はちょっと違う感じ。 表題作とも言うべき「夢想る(ゆめみる)」にしても、真相は確かに驚くような話ではあるのだが、科学とはあまり関係がない。偶然が生んだ一種の心理トリックで、物理学者でなくても、推理力のある探偵なら解明できる謎だろう。 幽霊?ネタの「霊視る(みえる)」も、中心はアリバイトリックだしね。全体的に普通のミステリーの範囲内の話が多く、物理学者が主人公である必然性が薄くなったような気はする。 まあ、「ポルターガイスト」の原因を突き止める「騒霊ぐ(さわぐ)」のように、科学ネタも消えてしまったわけではないし、東野圭吾の話術の確かさで、一つずつの話が楽しく読めるのは間違いないけれど。 第3作で長編の『容疑者Xの献身』は、いくら面白くても、さらにシリーズ本来の楽しさから離れた作品だし、今後もこのシリーズが続くなら、第1作の原点に戻ってほしいと、ファンとしては思うのだが。 | ||||
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ドラマ化された作品なのだけど、確かに収められている話はどれもパターンは決まっているし、話し自体かなりオーソドックスな物なのでドラマ化し易いのかも。 作者が理系出身だということも有ってか、主人公は物理学の教授で警察に頼まれて事件を解決しようとし、キーとなるトリックがどれも理系的な要素を持っている、という感じ。 そのトリック部分が少し分りにくい気がするが、東野作品の一つの醍醐味だと思う「何かしらの驚き」はどの話にもあるため、読んでいて飽きる事は、まあ無い。 ただ東野圭吾の作品には他にもっと面白いものがあるのも事実で、ドラマをきっかけに読まれる方は他の作品も読むのが良いんじゃないかと思います。 ちなみに個人的には面白さは普通くらいだと思うので、ドラマになっても面白いのかな?と思います。 | ||||
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警察が解けないオカルト的な事件でも、ガリレオこと湯川助教授にかかれば科学的に立証されてしまう。メインの主人公は草薙刑事(殺人課)だと思うのですが、湯川の前では無知なイメージがついてしまう。これは探偵物の刑事の悲しい宿命か。それでも草薙は不可解な難事件を解決すべく、理工学部物理学科第十三研究室のドアを開ける。 今回も事件には予知夢や幽霊といったオカルト的な出来事が起こっている。短編なだけに少し読み進めれば犯人が誰かわかってしまうが、内容は短編ミステリとしては面白いと思う。読み出せば一気に読めてしまうが、一気に読めるのは面白い証拠なのでは? ガリレオシリーズの続編は長編ミステリなので、そちらも読みたくなった。長編で草薙と湯川の活躍が楽しみです。 | ||||
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